さかなクンがサックスを演奏している姿を見て、「本当に吹けるの?」「あの大きな楽器は何?」「スカパラのメンバーになったの?」と驚いた人も多いのではないだろうか。
話題になったのは、2016年2月に公開されたキリン「氷結」のプロモーション映像。東京スカパラダイスオーケストラと共演した謎のサックスプレーヤー「GYO」の正体が、実はさかなクンだった。手にしていた楽器は、一般的なアルトサックスやバリトンサックスではなく、珍しい大型管楽器のバスサックスである。しかも、使用した楽器は本人の私物だった。
中学時代のトロンボーン、高校時代のバスクラリネット、20本以上の管楽器を所有していたという音楽へのこだわりも見逃せない。さらに2026年にはスカパラとの新曲でも共演。過去のCMから現在まで、さかなクンの演奏歴と楽器の魅力を整理する。
【正体を解明】さかなクンが2016年に演奏したのはバスサックス!

「さかなクンサックス」という検索で最も多くの人が探しているのは、2016年のキリン氷結CMに登場した黒い衣装の演奏シーンだろう。
この映像に登場した「GYO」は、東京スカパラダイスオーケストラとの期間限定コラボレーション企画のために登場したキャラクター。その正体がさかなクンであることは、2016年2月20日に公開されたウェブムービーなどを通じて明らかになった。
白衣とハコフグ帽子から黒いスーツへ変身普段のさかなクンといえば、白衣とハコフグ帽子がトレードマーク。ところがCMでは、黒いスーツと黒いハコフグ帽子に身を包み、普段とはまったく異なるクールな姿を披露した。
スカパラのメンバーが演奏する中、中央に立って大型のサックスを構える姿は、いつもの明るく親しみやすいキャラクターとのギャップが際立つ演出だった。
当時の音楽メディアや広告関連メディアでも、この意外性のある姿は大きく取り上げられた。単に珍しい楽器を持っていたからではなく、実際に演奏していたことが驚きを広げた理由の一つだ。
演奏していた楽器はバスサックスGYOが演奏していたのは、サックスの中でも大型で低い音域を担当するバスサックス(Bass Saxophone)である。
一般的に吹奏楽やジャズで見かけるアルトサックスと比べて管体が大きく、低音を響かせるための構造になっている。見た目にも存在感があり、通常のサックスとは異なる迫力を持つ。
2016年3月の音楽メディア「耳マン」のインタビューでは、さかなクン本人がバスサックスを選んだ理由について語っている。スカパラの谷中敦がバリトンサックス、GAMOがテナー・ソプラノサックスを担当していたため、音域が重ならない楽器を希望したという。
当初はアルトサックスを吹く予定だったが、本人は以前から低音楽器が好きだったこともあり、バスサックスを担当することになった。
【スカパラ共演の経緯】キリン氷結CM「GYO」が誕生した理由
さかなクンと東京スカパラダイスオーケストラの共演は、単なる話題づくりではなかった。そこには、長年スカパラを好きだったさかなクン自身の音楽的な背景と、キリン氷結の広告キャンペーンが重なっていた。
高校時代にスカパラの音楽と出会っていた耳マンのインタビューによると、さかなクンがスカパラの音楽に強く惹かれたのは高校時代。
CDショップで買い物をしていた際、店内に流れていた独特の裏打ちリズムとメロディーに興味を持ち、店員に曲名を尋ねたところ、スカパラの音楽だと教えられたという。
その場でCDを購入して以来、東京スカパラダイスオーケストラのファンになった。つまり2016年の共演は、本人にとって以前から憧れていたバンドとの念願のセッションだったのである。
キリン氷結「あたらしくいこう」キャンペーン今回の共演を企画したのは、キリンの缶入りチューハイ「氷結」の新プロモーション「あたらしくいこう」だった。
いつものイメージを打ち破り、新しい一面を見せるというキャンペーンの趣旨に、さかなクンの変身企画はぴったりだった。
広告制作会社TYOの制作実績にも、2016年のテレビCM「氷結 あたらしくいこう『さかなクン』篇」が記録されている。
CMだけでなく、ウェブ限定のスペシャルムービーも制作され、東京スカパラダイスオーケストラとGYOがセッションする姿が公開された。
演奏曲は「Paradise Has No Border」共演映像で演奏された楽曲は、東京スカパラダイスオーケストラの代表的なインストゥルメンタル曲の一つである「Paradise Has No Border」。
この曲は2016年6月22日発売のシングル「道なき道、反骨の。」のカップリングに収録され、キリン氷結のCMソングとしても紹介された。
さらに2017年3月8日発売のアルバム「Paradise Has NO BORDER」には、正式に「Paradise Has No Border feat.さかなクン」として収録されている。
一時的なCM出演にとどまらず、音源としてもコラボレーションが残されたことは、この共演の大きな成果だ。
【吹奏楽部の経歴】中学はトロンボーン、高校はバスクラリネット
さかなクンがサックスを吹ける理由を理解するには、学生時代の吹奏楽経験を知る必要がある。
ヤマハ株式会社が2017年に発表した「ブラス・ジャンボリー2017」の出演者プロフィールでも、中学時代のトロンボーンと高校時代のバスクラリネットについて紹介されている。
吹奏楽部に入った理由は「水槽」と「吹奏」の勘違いさかなクンが中学1年生のとき、部活動見学で吹奏楽部を知った際、「吹奏」を「水槽」と勘違いしたことが入部のきっかけだった。
魚が大好きなさかなクンらしいエピソードだが、この偶然が、その後の音楽人生につながっていく。
本人の2016年のインタビューでは、入部当初はパーカッションに興味があったものの、中学3年間はトロンボーンを担当したことも明かされている。
中学時代のトロンボーン経験愛用楽器の一つとして紹介されたのは、ヤマハ製のテナーバストロンボーン。中学時代に購入した思い出の楽器である。
本人はスライドを伸縮させて音程を変える仕組みや、トロンボーンならではの表現豊かな音色を気に入っていた。
ただし、最初から優秀な吹奏楽部員だったわけではない。合奏中に眠ってしまったり、スライドを勢いよく伸ばして抜いてしまったりと、失敗も経験している。
中学2年生では吹奏楽コンクールに出場できず、3年生になってようやく参加できたという。本人がインタビューで振り返ったこの経験からも、演奏技術を身につけるまでに努力を重ねていたことがうかがえる。
高校時代は念願のバスクラリネット高校では、当初は吹奏楽部の存在を知らず、登山部に入部していた。
しかし、歴史の先生からヤナーチェクの作品など、バスクラリネットが活躍する音楽を教わったことをきっかけに、再び管楽器への興味が高まった。
その先生から、学校に吹奏楽部があり、部員が不足していることを教えられ、念願のバスクラリネットを始めることになった。
このように、さかなクンの楽器歴はサックスから始まったものではない。トロンボーンとバスクラリネットを通じて、管楽器の基礎や低音の魅力に親しんできたのである。
さかなクンの楽器歴・共演の年表| 時期 | 楽器・出来事 | 内容・関係性 |
|---|---|---|
| 中学時代 | トロンボーン | 吹奏楽部に入部。3年間担当 |
| 高校時代 | バスクラリネット | 吹奏楽部に入部し、憧れの低音楽器を担当 |
| 2016年2月 | バスサックス | 氷結CMでGYOとしてスカパラと共演 |
| 2016年6月 | Paradise Has No Border | 氷結CMソングとしてシングルのカップリングに収録 |
| 2017年3月 | アルバム参加 | スカパラのアルバムにfeat.さかなクンとして収録 |
| 2026年4月 | ソプラノサックス | スカパラの新曲で演奏を担当 |
| 2026年5月 | シンフォニックツアー | 東京公演のゲストとして出演が発表された |
こうして見ると、さかなクンの音楽活動は、学生時代の吹奏楽からCM出演、音源制作、そして大規模なコンサートへと広がってきたことが分かる。
【愛用楽器を調査】バスサックスの重さは約8kg!珍しい楽器の魅力
さかなクンの楽器コレクションは、一般的な管楽器愛好家と比べても興味深い。2016年の耳マンのインタビューでは、当時20本以上の管楽器を所有していたことが紹介されている。
バスサックスは本人所有の愛用楽器CMで使用されたバスサックスは、撮影用に用意された借り物ではなく、さかなクン自身が所有する楽器だった。
耳マンの取材記事では、その重量は約8kgと紹介されている。一般的なアルトサックスと比べても、持ち運びや演奏姿勢に大きな負担がかかる大型楽器だ。
本人もインタビューで、長時間構えることによる首への負担に触れている。撮影は約10時間に及び、実際に吹いているうちに演奏が楽しくなり、重さも気にならなくなっていったという。
なお、約8kgという数値はCMで使用された本人所有の楽器についての取材情報であり、すべてのバスサックスが同じ重量という意味ではない。
バスサックスの特徴と音域バスサックスは、サクソフォンの中でも低音を担う大型の楽器。バリトンサックスよりさらに低い音域を担当し、テナーサックスより約1オクターブ低い音域が基本となる。
そのため、通常のサックスとは異なる重厚な響きが得られ、アンサンブルでは低音の土台を支える役割を担う。
- サイズ:アルトやテナーより大型で、演奏時の取り回しに工夫が必要。
- 音域:低音域が中心。テナーサックスより約1オクターブ低い。
- 音色:深く厚みのある響きが特徴。
- 演奏姿勢:重量を支えるため、ストラップやエンドピンなどを活用する。
- 希少性:一般的な吹奏楽部や楽器店で目にする機会は少ない。
さかなクンが演奏する姿で注目されたのは、単純に楽器が大きいからではない。スカパラの軽快なリズムの中に、バスサックスの重厚な低音が加わることで、音楽全体に独特の存在感が生まれていた。
約100年前のC.G. Conn社製という貴重な楽器さかなクンのバスサックスについては、楽器店の展示記録も残っている。
2020年のセントラル楽器の展示案内では、本人の厚意によって愛用楽器が店頭展示され、CMで使用されたものは約100年前のC.G. Conn社製と紹介された。
現在では製造されていない古いモデルであり、数あるコレクションの中でも貴重な一本として扱われていた。
古い楽器を所有するだけでなく、その構造や音色に興味を持ち、実際の演奏に使っている点も、さかなクンの楽器へのこだわりを示している。
バスサックス以外のコレクションも豊富さかなクンが愛用しているのは、バスサックスだけではない。2016年のインタビューでは、次のような楽器が紹介された。
- テナーバストロンボーン:中学時代に使用したヤマハ製の思い出の楽器。
- バスクラリネット:高校時代から憧れていた低音楽器。ビュッフェ・クランポン製を愛用。
- コントラバスクラリネット:セルマー製の木製モデルなど、希少な楽器も所有。
- バスサックス:氷結CMで使用した大型サックス。
- アルトサックス:吹奏楽や演奏活動でも使用するサックス。
特に低音楽器が多い理由について、本人は自分の声が高いため、声では表現できない低い音に魅力を感じると説明している。
楽器を単なる演奏道具ではなく、それぞれ異なる個性を持つ存在として捉えているところに、さかなクンらしさが表れている。
【演奏は本当に上手い?】アルトサックスやバスクラリネットの実力を検証
さかなクンのサックス演奏を見て、最も気になるのが実際の演奏技術だろう。
CMの演出だけで評価するのではなく、学生時代からの経験、実際の演奏活動、音源への参加などを合わせて考えると、その実力が見えてくる。
20年以上の管楽器経験と演奏活動2016年のインタビューでは、中学時代から管楽器に親しみ、20本以上の楽器を所有していたことが紹介された。
加えて、楽器を使い分けながら吹奏楽団での演奏、ゲストライブ、CD録音などにも参加していたという。
つまり、氷結CMに出演するためだけに楽器を手にしたわけではない。長年にわたって演奏を続けてきた経験が、あの演奏シーンにつながっている。
アルトサックスの演奏実績もあるさかなクンの演奏楽器として見落とせないのがアルトサックスだ。
NHK「みんなのうた」で紹介された楽曲「コイシテイルカ」のアーティストプロフィールでは、さかなクンの担当として歌、イラストに加え、管楽器演奏が記載されている。
演奏楽器にはアルトサキソフォン、バスクラリネット、コントラバスクラリネットが挙げられている。
ヤマハの公式プロフィールでも、現在は時折アルトサックスやバスクラリネット、コントラバスクラリネットを演奏していると紹介されていた。
このことから、さかなクンはバスサックスだけを演奏する人物ではなく、複数の木管楽器を扱う演奏経験者であることが分かる。
CMの演奏動画で注目したいポイント2016年の氷結CMやウェブ限定スペシャルムービーを見返す際には、次の3点に注目すると演奏の魅力を理解しやすい。
1. 大型楽器を安定して構える姿勢
約8kgと紹介された楽器を構え、演奏しながらリズムに合わせて身体を動かしている。大型のバスサックスを扱うには、演奏技術だけでなく姿勢や身体の使い方も必要になる。
2. スカパラの演奏との一体感
ソロ演奏ではなく、バンドの一員として音楽に参加している点が重要だ。低音楽器は目立つメロディーを担当しない場面も多いが、リズムやアンサンブル全体の厚みを支える役割がある。
3. 楽器ごとの音色の違い
アルトサックスとバスサックス、バスクラリネットでは音域も音色も異なる。さかなクンが複数の楽器を使い分ける背景には、それぞれの個性を理解していることがある。
プロの結論:単なるCMの演出を超えた演奏経験者さかなクンのサックスの実力を評価する際には、プロのサックス奏者と同じ基準で比較することと、管楽器を長年続けてきた演奏者として評価することを分けて考えたい。
公開されている経歴から確認できるのは、学生時代からの吹奏楽経験、複数の管楽器の所有と演奏、吹奏楽団やゲストライブへの参加、そしてCD録音への参加である。
一方、プロのサックス奏者として専門的な演奏活動を中心にキャリアを築いてきたという情報とは異なる。
したがって、最も適切な評価は長年の経験と複数の楽器への深い理解を持ち、実際の音楽活動にも参加している実力ある管楽器演奏者というものだろう。
CMでの演奏が印象的なのは、意外性だけではなく、その裏側に積み重ねてきた経験があるからだ。
【2026年最新】さかなクンとスカパラの共演は現在も続いている?
2016年の氷結CMで大きな話題を呼んださかなクンとスカパラの関係は、その後も続いている。
2026年には新たな楽曲への参加や、フルオーケストラとの共演企画でも名前が挙がった。ここでは2026年の動きを整理する。
2026年4月8日「グッドラック!マイフレンド」に参加2026年4月8日、東京スカパラダイスオーケストラは新曲「グッドラック!マイフレンド feat.ムロツヨシ & さかなクン」を配信リリースした。
同曲はNHK Eテレのテレビアニメ「ねずみくんのチョッキ」の主題歌として制作された作品である。
エイベックスの公式発表によると、さかなクンは今回、ソプラノサックスを担当。ムロツヨシらとともに作品に参加している。
ここで注目したいのは、2016年のバスサックスとは異なる楽器を担当していることだ。
低音のバスサックスだけでなく、高音域を担当するソプラノサックスでもスカパラの作品に参加している。複数のサックスを演奏する経験が、現在の活動にもつながっている。
2026年5月のシンフォニックツアーにも出演が発表された加えて、2026年3月27日には、東京スカパラダイスオーケストラの「billboard classics Symphonic Tour 2026」東京公演に、さかなクンがゲスト出演することが発表された。
東京公演は2026年5月12日、東京国際フォーラム ホールAで開催される公演で、東京フィルハーモニー交響楽団とスカパラが共演する企画だった。
音楽監修・指揮・編曲を服部隆之が担当し、スカパラとフルオーケストラを合わせた総勢約70名の編成が予定されていた。
さかなクンは中納良恵とともに東京公演のゲストとして発表されている。
2016年のCMから約10年。広告企画をきっかけにした共演が、楽曲制作や大規模なコンサートへと広がってきたことは興味深い。
2026年の活動から分かること2026年のスカパラとの活動を振り返ると、さかなクンの音楽活動はバスサックスのイメージだけにとどまっていない。
ソプラノサックスを担当した新曲への参加は、演奏する楽器の幅を示す具体的な実績だ。
2016年の「GYO」が一度きりの変身企画だったと考えると、現在まで続く音楽活動は意外に感じられるかもしれない。しかし、学生時代からの吹奏楽経験や、長年の楽器への関心を考えれば、自然な延長線上にある活動といえる。
【よくある誤解を整理】さかなクンのサックスに関する疑問
Q1:さかなクンが2016年のCMで演奏していたサックスは何ですか?
A1:バスサックスです。キリン氷結の「あたらしくいこう」キャンペーンで、GYOというキャラクターとして東京スカパラダイスオーケストラと共演しました。
Q2:GYOはスカパラの正式メンバーだったのですか?
A2:正式なレギュラーメンバーではありません。2016年の氷結プロモーションに伴う期間限定のコラボレーションでした。
Q3:さかなクンのバスサックスは何kgですか?
A3:2016年の耳マンのインタビューでは、本人所有のバスサックスは約8kgと紹介されています。
Q4:さかなクンは中学・高校で何の楽器を担当していましたか?
A4:中学時代は3年間トロンボーン、高校時代はバスクラリネットを担当していました。
Q5:さかなクンはアルトサックスも演奏できますか?
A5:はい。ヤマハのプロフィールや「コイシテイルカ」のアーティスト情報にも、アルトサックスの演奏が記載されています。
Q6:さかなクンは楽器を何本持っていますか?
A6:2016年のインタビューでは20本以上の管楽器を所有していると紹介されました。現在の正確な所有本数は公表情報からは判断できません。
Q7:2026年のスカパラとの共演では何の楽器を担当しましたか?
A7:2026年4月8日発売の「グッドラック!マイフレンド」ではソプラノサックスを担当しています。5月のシンフォニックツアーについては、ゲスト出演が発表されています。
まとめ:さかなクンのサックスは長年の吹奏楽経験から生まれた本物の演奏
「さかなクンサックス」の正体は、2016年のキリン氷結CMで東京スカパラダイスオーケストラと共演したバスサックスだった。
GYOという黒い衣装のキャラクターが話題になったが、その背景には中学時代のトロンボーン、高校時代のバスクラリネットという長い吹奏楽経験があった。
加えて、本人所有の約8kgのバスサックス、20本以上の管楽器を所有していたというコレクション、アルトサックスやコントラバスクラリネットなどへの幅広い関心も明らかになっている。
2017年にはスカパラのアルバムに参加し、2026年4月には「グッドラック!マイフレンド」でソプラノサックスを担当。音楽活動は今も続いている。
さかなクンの魅力は、魚の知識だけでなく、興味を持った対象を深く学び、長く楽しみ続ける姿勢にもある。バスサックスの演奏が多くの人を驚かせたのは、珍しい楽器を持っていたからだけではない。長年の経験と、低音楽器への愛情が演奏に表れていたからだろう。
今後もどのような楽器を手にし、どんな音楽家との共演を見せてくれるのか。魚の世界と同じように、さかなクンの音楽の世界にも、まだまだ知られていない魅力がありそうだ。