2026年の直接対決は、5月、6月、7月、9月の4期間に分かれて行われた。開催地はペトコ・パークとドジャー・スタジアムの2球場。合計13試合の結果を時系列で整理すると、ドジャースが序盤から中盤にかけて勝ち星を積み重ね、パドレスが9月の最後の2試合で巻き返した流れが分かる。
2026年の全試合結果以下はパドレス側から見たスコアである。
| 日付 | 開催球場 | パドレス | ドジャース | 勝者 |
|---|---|---|---|---|
| 5月18日 | ペトコ・パーク | 1 | 0 | パドレス |
| 5月19日 | ペトコ・パーク | 4 | 5 | ドジャース |
| 5月20日 | ペトコ・パーク | 0 | 4 | ドジャース |
| 6月26日 | ペトコ・パーク | 7 | 1 | パドレス |
| 6月27日 | ペトコ・パーク | 3 | 15 | ドジャース |
| 6月28日 | ペトコ・パーク | 2 | 4 | ドジャース |
| 7月2日 | ドジャー・スタジアム | 7 | 12 | ドジャース |
| 7月3日 | ドジャー・スタジアム | 3 | 4 | ドジャース |
| 7月4日 | ドジャー・スタジアム | 0 | 3 | ドジャース |
| 7月5日 | ドジャー・スタジアム | 5 | 2 | パドレス |
| 9月22日 | ドジャー・スタジアム | 0 | 7 | ドジャース |
| 9月23日 | ドジャー・スタジアム | 5 | 1 | パドレス |
| 9月24日 | ドジャー・スタジアム | 4 | 2 | パドレス |
最終成績:ドジャース8勝5敗、パドレス5勝8敗。
4つのシリーズを分けて見ると、さらに興味深い傾向が浮かび上がる。
- 5月の3連戦:パドレス1勝、ドジャース2勝
- 6月の3連戦:パドレス1勝、ドジャース2勝
- 7月の4連戦:パドレス1勝、ドジャース3勝
- 9月の3連戦:パドレス2勝、ドジャース1勝
特に7月の4連戦では、ドジャースが最初の3試合を連取した。対照的に9月の3連戦では、初戦を7対0で落としたパドレスが残り2試合を取り返している。
2026年の対戦成績から分かる3つの数字| 比較項目 | ドジャース | パドレス |
|---|---|---|
| シーズン直接対決の勝利数 | 8 | 5 |
| 勝率 | 61.5% | 38.5% |
| 直接対決の総得点 | 60 | 41 |
| ペトコ・パークでの勝利数 | 4 | 2 |
| ドジャー・スタジアムでの勝利数 | 4 | 3 |
この数字で注目したいのは、ドジャースが13試合で合計60得点を挙げ、パドレスの41得点を大きく上回ったことだ。
勝ち越しは単に接戦を拾った結果ではない。6月27日の15対3、7月2日の12対7など、大量得点を記録した試合もシーズン成績を押し上げた。
一方、パドレスは最後の2試合で合計9得点を記録し、ドジャースを2試合連続で破った。シーズン全体の得点力ではドジャースが優勢だったものの、終盤の直接対決ではパドレスが上回った。
【球場別に検証】ペトコ・パークとドジャー・スタジアムで何が違った?

パドレス対ドジャースの対戦を分析するうえで、開催球場は欠かせない要素だ。
ペトコ・パークはパドレスの本拠地で、ドジャー・スタジアムはドジャースの本拠地。2026年は両球場で異なる勝敗の傾向が見られた。
ペトコ・パーク:ドジャースが4勝2敗5月18日から20日までの3連戦では、パドレスが初戦を1対0で制した。
しかし、2戦目は4対5、3戦目は0対4で敗戦。最初のカードを1勝2敗で終えた。
6月26日から28日の3連戦では、パドレスが初戦を7対1で快勝した。ウォーカー・ビューラーがドジャースの先発を務め、ロキ・ササキから勝利を挙げた試合でもある。
ところが、翌27日にはドジャースが15対3で圧勝。6回だけで9得点を奪う猛攻を見せ、シリーズの流れを一変させた。最終日の28日もドジャースが4対2で勝利している。
結果として、ペトコ・パークでの6試合はドジャース4勝、パドレス2勝だった。
ドジャー・スタジアム:パドレスは3勝4敗7月の4連戦は、ドジャースが本拠地の利点を生かしたシリーズだった。
7月2日は12対7、3日は4対3、4日は3対0。ドジャースが3連勝し、打線と投手陣の両面で優位に立った。
しかし、7月5日はパドレスが5対2で勝利。4連戦のスイープを阻止した。
9月の3連戦でも、ドジャースは初戦を7対0で制している。ところが、パドレスが翌日5対1、最終日4対2で連勝した。
ドジャー・スタジアムでの通算成績はドジャース4勝、パドレス3勝。パドレスは敵地でも互角に近い戦いを展開した。
【9月22日~24日】最終3連戦でパドレスが巻き返した理由
2026年の直接対決を振り返るうえで、最も象徴的なのが9月22日から24日までの3連戦だ。
このカードは、ドジャースが初戦を圧倒した後、パドレスが2連勝するという展開になった。
9月22日:ドジャースが7対0で完封勝利初戦はドジャースが7対0で勝利した。
先発のジャスティン・ロブレスキーが勝利投手となり、パドレス打線を5安打無得点に抑えた。攻撃面ではフレディ・フリーマンが3打点を記録し、トミー・エドマンも本塁打を放った。
パドレスの先発マイケル・キングは敗戦投手。得点を奪えなかった打線にとっても厳しい試合だった。
9月23日:パドレスが5対1で反撃2戦目はパドレスが5対1で勝利した。
4回に2点、5回にも2点を追加。終盤にも1点を加え、ドジャースに主導権を渡さなかった。
特に存在感を示したのがマニー・マチャドだ。3打点を挙げ、チームの得点を大きく支えた。
先発はパドレスがロビー・レイ、ドジャースが山本由伸。山本は敗戦投手となり、パドレスはシリーズの勝敗を1勝1敗に戻した。
9月24日:パドレスが4対2で連勝を完成最終戦はパドレスが4対2で勝利した。
両チームとも序盤5イニングは無得点。試合が動いたのは6回だった。
パドレスは犠牲フライで先制すると、7回に3点を追加。オースティン・ヘイズ、エイサン・サラス、フェルナンド・タティスJr.らが得点に絡み、4対0とリードを広げた。
ドジャースも8回と9回に1点ずつ返したが、逆転には至らなかった。
この試合の投手成績は次のとおり。
- パドレス先発:ニック・ピベッタ、4回2/3、無失点
- ドジャース先発:タイラー・グラスノー、6回1/3、3失点
- 勝利投手:松井裕樹
- 敗戦投手:タイラー・グラスノー
- セーブ:メイソン・ミラー
グラスノーは11奪三振を記録したものの、パドレス打線に得点を許した。パドレスは6安打ながら効率よく得点を重ね、少ないチャンスを結果につなげた。
MLB公式の試合記録では、この日のパドレスは6安打、ドジャースは7安打。安打数では大きな差がなかったものの、得点効率の違いが勝敗に表れた。
また、MLB公式のハイライトでは、この勝利によってパドレスが3年連続のポストシーズン進出を決めたことも伝えられた。
【2024年との比較】パドレス対ドジャースの歴史的ライバル関係
両チームの対戦を語る際、2024年のMLBナ・リーグ地区シリーズ(NLDS)は外せない。
この年のポストシーズンでは、ドジャースとパドレスが5試合にわたって激突した。
| 試合 | 結果 | 勝者 |
|---|---|---|
| 第1戦 | ドジャース7-5パドレス | ドジャース |
| 第2戦 | パドレス10-2ドジャース | パドレス |
| 第3戦 | パドレス6-5ドジャース | パドレス |
| 第4戦 | ドジャース8-0パドレス | ドジャース |
| 第5戦 | ドジャース2-0パドレス | ドジャース |
最終的にドジャースが3勝2敗でシリーズを制した。
パドレスは第2戦、第3戦を連取してシリーズをリードしたが、ドジャースが第4戦を8対0で制し、第5戦も完封勝利。逆転でリーグ優勝決定シリーズへの進出を決めた。
このシリーズは、両チームの対戦が単なる地区内の順位争いにとどまらないことを示した。
2024年はポストシーズンでドジャースが勝利し、2026年のレギュラーシーズンは8勝5敗でドジャースが優勢。それでも、2026年9月の最後の2試合ではパドレスが連勝している。
なお、2024年のNLDSはポストシーズンの対戦であり、2026年の13試合には含まれない。レギュラーシーズンの成績とポストシーズンの勝敗は分けて把握する必要がある。
【プロの結論】8勝5敗だけでは分からない2026年の本当の勝負
2026年のパドレス対ドジャースを評価する際、最も大切なのはシーズン全体の結果と短期決戦の結果を区別することだ。
ドジャースは13試合中8試合で勝利し、総得点でもパドレスを19点上回った。数字のうえでは明確な優勢だった。
しかし、9月の最後の2試合を連取したパドレスには、異なる強さが表れていた。
勝敗を分けたポイント1:大量得点を生み出すドジャース打線6月27日の15得点、7月2日の12得点は、ドジャースの攻撃力を象徴する試合だった。
一度打線がつながると大量得点に結び付けられることは、長いレギュラーシーズンで大きな武器になる。
勝敗を分けたポイント2:接戦を得点につなげたパドレス9月24日の4対2は、パドレスの効率的な攻撃を象徴する試合だった。
7回の集中打で3点を追加し、ドジャースの反撃を2点に抑えた。安打数が相手を下回っていても、得点機会を生かせば勝利できることを示した。
勝敗を分けたポイント3:先発投手と救援陣の組み合わせ13試合のような短い直接対決では、先発投手の出来だけでなく、救援投手への継投も勝敗に影響する。
最終戦ではピベッタが無失点で試合を作り、松井裕樹が勝利投手となり、最後はメイソン・ミラーがセーブを記録した。
投手を適切な場面で投入し、相手の反撃を食い止めることが勝利につながった。
2026年の対戦データを読むときの注意点野球の対戦成績を見るときは、次の3点を意識したい。
- レギュラーシーズンとポストシーズンの数字を混同しない。
- シーズン全体の勝敗と最後の数試合の勢いを分けて評価する。
- 勝利数だけでなく、得点差、球場別成績、先発投手の内容も確認する。
8勝5敗という数字はドジャースの優位を示す一方、パドレスが終盤に2連勝した事実も見逃せない。シーズン全体の安定感と短期決戦での勝負強さは、必ずしも同じ尺度では測れないのである。
【よくある質問】パドレス対ドジャースの試合に関するFAQ
Q1:2026年のパドレス対ドジャースは何勝何敗?
A1:全13試合でドジャースが8勝5敗と勝ち越した。パドレス側から見ると5勝8敗である。
Q2:2026年9月24日の試合結果は?
A2:パドレスがドジャースに4対2で勝利した。松井裕樹が勝利投手、タイラー・グラスノーが敗戦投手、メイソン・ミラーがセーブを記録した。
Q3:2026年の最後の2試合はどちらが勝った?
A3:パドレスが2連勝した。9月23日は5対1、9月24日は4対2でドジャースを破った。
Q4:2026年の対戦はどの球場で行われた?
A4:パドレスの本拠地ペトコ・パークで6試合、ドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムで7試合が行われた。
Q5:2026年の球場別成績は?
A5:ペトコ・パークではドジャースが4勝2敗、ドジャー・スタジアムではドジャースが4勝3敗だった。
Q6:2024年のNLDSではどちらが勝った?
A6:ドジャースが3勝2敗でパドレスを破った。第5戦はドジャースが2対0で勝利している。
Q7:2026年のパドレス対ドジャースの最新スコアは?
A7:2026年11月2日時点で、今季最後の直接対決は9月24日のパドレス4対2ドジャース。2026年のレギュラーシーズンにおける直接対決13試合はすべて終了している。
まとめ:2026年はドジャースが勝ち越し、最後はパドレスが意地を見せた
2026年のパドレス対ドジャースは、全13試合でドジャースが8勝5敗。総得点も60対41でドジャースが上回り、シーズン全体では優位を保った。
一方、最後の3連戦はドジャースが初戦を7対0で制した後、パドレスが5対1、4対2と連勝。特に9月24日の最終戦は、松井裕樹やメイソン・ミラーら投手陣の働きと、7回の集中打が印象に残る試合だった。
2024年のNLDSでも激しい攻防を繰り広げた両チーム。2026年の対戦結果はドジャースの勝ち越しという形で決着したが、最後に連勝を飾ったパドレスの存在感も際立った。
2026年の対戦を一言で表すなら、シーズン全体の安定感はドジャース、最終盤の勢いはパドレス。 この両面を押さえることが、両チームのライバル関係を正しく理解するポイントになる。
主な参照資料:MLB公式Gameday・MLB Film Room・各球団公式スコアボード、Baseball-Referenceの2026年試合記録、MLB公式2024年ポストシーズン記録。