2026年のナショナルズ対ドジャースは、4月と9月に行われたレギュラーシーズン全6試合で、ロサンゼルス・ドジャースが6戦全勝を達成した。4月のワシントン遠征では打線が爆発し、9月のドジャースタジアムでの3連戦では接戦を連続して制するなど、異なる展開でナショナルズを圧倒した。
特に注目を集めたのが、2026年9月6日のシリーズ最終戦だ。ナショナルズが5対4とリードする8回裏、ムーキー・ベッツが逆転3ランホームランを放ち、ドジャースは7対5で勝利。CJエイブラムスのシーズン30号本塁打や、ボビー・ミラーの復帰登板、大谷翔平の欠場状況など、見逃せないポイントも多かった。
【2026年最新】ナショナルズ対ドジャースの試合日程は4月・9月の全6試合

2026年のワシントン・ナショナルズとロサンゼルス・ドジャースは、レギュラーシーズン中に2度、3連戦を戦った。
最初の対戦は4月3日から5日までの3試合。舞台はナショナルズの本拠地、ナショナルズ・パークだった。ドジャースは初戦から打線の勢いを見せ、3試合すべてで勝利を収めた。
2度目の対戦は9月4日から6日まで。今度はドジャースタジアムにナショナルズを迎えた。こちらもドジャースが3連勝し、シーズンを通じた対戦成績を6勝0敗とした。
両球場での対戦結果を整理すると、次のようになる。
- 4月3日~5日:ナショナルズ・パークでドジャースが3連勝。
- 9月4日~6日:ドジャースタジアムでドジャースが3連勝。
MLB公式の試合記録と2026年のチーム別日程によれば、今回の6試合が両チームのレギュラーシーズンにおける全対戦となる。
【全試合一覧】ナショナルズ対ドジャース2026年の最終スコアと勝敗
2026年の対戦結果を日付順に確認しよう。6試合すべてでドジャースが勝利しているが、試合内容には大きな違いがあった。
| 試合日 | 開催球場 | 最終スコア | 勝利投手・主な出来事 |
|---|---|---|---|
| 4月3日 | ナショナルズ・パーク | ドジャース13-6ナショナルズ | エメット・シーハン。大谷翔平が今季初本塁打。 |
| 4月4日 | ナショナルズ・パーク | ドジャース10-5ナショナルズ | タイラー・グラスノー。CJエイブラムスが2ラン本塁打。 |
| 4月5日 | ナショナルズ・パーク | ドジャース8-6ナショナルズ | ジャック・ドライヤー。6点差から逆転。 |
| 9月4日 | ドジャースタジアム | ドジャース5-3ナショナルズ | ブレイク・スネル。6回無失点、7奪三振。 |
| 9月5日 | ドジャースタジアム | ドジャース6-5ナショナルズ | アレックス・ベシア。トミー・エドマンの逆転3ラン。 |
| 9月6日 | ドジャースタジアム | ドジャース7-5ナショナルズ | ボビー・ミラー。8回にベッツが逆転3ラン。 |
6試合の合計得点は、ドジャースが49点、ナショナルズが30点。ドジャースは19点の得点差をつけてシーズン対戦を終えた。
ただし、6試合すべてが一方的な展開だったわけではない。4月5日は2点差、9月4日は2点差、9月5日は1点差、9月6日も2点差だった。つまり、全6試合のうち4試合は2点以内の接戦だったことになる。
【4月の3連戦】大谷翔平の今季初アーチとCJエイブラムスの反撃
4月3日:大谷翔平とベッツの本塁打で13対6の快勝4月3日の初戦は、ドジャースが13対6で勝利した。
試合序盤はナショナルズが主導権を握った。1回裏、CJエイブラムスがエメット・シーハンから3ラン本塁打を放ち、ナショナルズが3対0と先行する。
しかし、3回表に試合の流れが変わった。大谷翔平が3ラン本塁打を放って同点に追いつくと、続くムーキー・ベッツも2ラン本塁打を記録。ドジャースはこの回だけで5点を奪い、逆転に成功した。
さらにアンディ・パヘス、フレディ・フリーマン、カイル・タッカーにも本塁打が飛び出した。ドジャースはこの試合で合計5本塁打を記録し、16安打13得点という圧倒的な攻撃力を披露した。
シーハンは5回2/3を投げて4失点、2奪三振で勝利投手となった。ナショナルズの先発マイルズ・マイコラスは4回1/3で11失点を喫し、ドジャース打線を止められなかった。
この試合は、大谷翔平にとって2026年シーズン第1号本塁打という節目の一戦でもあった。
4月4日:グラスノーが9奪三振、エイブラムスも2ラン第2戦もドジャースが10対5で勝利した。
先発タイラー・グラスノーは6回を投げ、4安打2失点、9奪三振。序盤から三振を奪い、ナショナルズ打線に反撃のきっかけを与えなかった。
打線ではフレディ・フリーマンが4打点、アンディ・パヘスが3打点を記録。ドジャースは16安打を放ち、序盤から得点を積み重ねた。
一方、ナショナルズのエイブラムスも存在感を示した。8回裏にベン・キャスパリアスから2ラン本塁打を放ち、これで開幕から3試合連続の本塁打となった。
この一発は、ナショナルズが試合終盤まで攻撃の姿勢を崩さなかったことを示す場面でもある。ただし、序盤に開いた点差を埋めるには至らなかった。
4月5日:6点差をひっくり返したドジャースの終盤攻勢4月の3連戦で最も劇的だったのが、4月5日の第3戦だ。
ナショナルズは中盤までに6対1とリード。ドジャースは大量失点を許し、連勝が止まる可能性もあった。
しかし、ドジャースは6回以降に反撃を開始。8回表にはサンティアゴ・エスピナルの2点適時打などで追い上げ、カイル・タッカーの打点で同点に追いついた。
さらに大谷翔平の犠牲フライで勝ち越しに成功。9回にはテオスカー・ヘルナンデスがソロ本塁打を放ち、最終的に8対6で逆転勝利を収めた。
この試合では、救援投手のジャック・ドライヤーが勝利投手となり、エドウィン・ディアスがセーブを記録した。
4月の3連戦は、ドジャースの長打力だけでなく、劣勢からでも試合をひっくり返せる攻撃の厚みを示したシリーズだった。
【9月の3連戦】ベッツの逆転3ランでドジャースが6戦全勝を完成
9月4日:ブレイク・スネルが6回無失点の好投9月4日の初戦は、ドジャースが5対3で勝利した。
先発ブレイク・スネルが6回を投げ、5安打無失点、7奪三振という安定した内容を披露。ナショナルズ打線に得点を許さず、試合の主導権を握った。
打線では3回にベッツの適時打とテオスカー・ヘルナンデスの2点適時二塁打で3点を先取。4回にも相手の守備のミスから追加点を挙げた。
6回にはカイル・タッカーが本拠地で久々となるソロ本塁打を記録し、5対0とリードを広げた。
ナショナルズは9回に3点を返したものの、ジャック・ドライヤーが最後を締めて試合終了。ドジャースは接戦を逃さず、シリーズ初戦をものにした。
9月5日:エドマンの3ランが試合を動かす第2戦はドジャースが6対5で勝利。こちらも簡単には決着がつかない展開となった。
ドジャースは序盤に2点を先取したものの、その後ナショナルズに逆転され、追いかける立場になった。
試合を動かしたのは7回裏だ。トミー・エドマンが3ラン本塁打を放ち、ドジャースが逆転に成功した。さらに8回にも追加点を奪い、6対4とリードを広げた。
9回にはナショナルズが1点差まで迫ったが、最後はタナー・スコットが後続を抑えて勝利。アレックス・ベシアが勝利投手となり、スコットは21セーブ目を記録した。
この試合は、大谷翔平が欠場するなかでも、エドマンを中心とした打線が勝負どころで機能した一戦だった。
9月6日:ベッツが8回に逆転3ラン、最終スコアは7対52026年のナショナルズ対ドジャースで最も象徴的な試合が、9月6日の最終戦だ。
ドジャースは3回にベッツの内野ゴロの間に先制したものの、4回にナショナルズが反撃。CJエイブラムスのソロ本塁打、ハリー・フォードの2点適時二塁打などで一挙4点を奪い、試合を4対1とした。
5回にはドジャースが3点を返して同点としたが、6回にナショナルズが再び勝ち越し。試合は5対4となり、ドジャースは1点を追う状況で終盤を迎えた。
そして8回裏、試合を決定づけるプレーが生まれた。
この回の先頭打者ハリー・フォードが右翼方向へ大きな打球を放ったが、カイル・タッカーがフェンス際でジャンピングキャッチ。ナショナルズの追加点を防いだ。
その裏、ドジャースは2アウトからアレックス・コールの安打とエドマンの四球で好機を作る。ここで打席に立ったベッツが、ナショナルズのウィル・ディオンから逆転3ランホームランを放った。
この一発でドジャースは4対5から7対5へと逆転。9回はエドガルド・エンリケスが締め、最終スコア7対5で試合が終了した。
ベッツはこの試合で4打点を記録。MLB公式の試合記録でも、この8回の本塁打はシリーズ最終戦の決勝打として扱われている。
また、エイブラムスはこの試合の4回にソロ本塁打を放ち、2026年シーズン30号に到達。チームは敗れたものの、個人としては大きな記録を残した。
【選手別分析】大谷翔平・CJエイブラムス・投手陣の活躍
大谷翔平の出場状況は?4月と9月で異なる存在感大谷翔平は4月の3連戦では打線の中心として活躍した。
4月3日にはシーズン初本塁打となる3ランを放ち、4月5日には逆転につながる犠牲フライを記録。長打だけでなく、得点圏での役割も果たした。
一方、9月の対戦では状況が異なった。左膝と右上腕二頭筋の不調を抱えていた大谷は、9月6日のナショナルズ戦で欠場。直前から欠場が続いており、ドジャースは健康状態を考慮した起用を続けていた。
AP通信などの報道によると、大谷は9月6日時点で直近4試合を欠場していた。ドジャースは大谷が不在でも9月の3連戦をすべて制しており、打線全体の選手層が勝利を支えた。
CJエイブラムスは本塁打でナショナルズの意地を見せたナショナルズ側で注目したいのがCJエイブラムスだ。
4月3日の初戦では3ラン本塁打を放ち、4月4日にも2ラン本塁打を記録。開幕直後の3試合連続本塁打という勢いを見せた。
さらに9月6日の最終戦ではシーズン30号に到達。ジェームズ・ウッドとともに30本塁打以上を記録し、若い主力選手としてナショナルズの攻撃を牽引した。
ドジャースとの対戦ではチームの勝利につながらなかったものの、エイブラムス個人の長打力は6試合を通じて際立っていた。
ブレイク・スネルとボビー・ミラーの投球成績投手陣では、9月4日のスネルと9月6日のミラーが重要な役割を担った。
スネルは9月4日の試合で6回無失点、7奪三振。試合序盤からナショナルズ打線を封じ、ドジャースに勝利の土台を作った。
一方のミラーは、右肩の不調による長期離脱を経て、9月6日に2026年シーズン初登板を果たした。先発ではなく救援として登板し、3イニングを投げて1失点、2奪三振。1安打に抑えて勝利投手となった。
ミラーにとっては、単なる1勝以上の意味を持つ登板だった。復帰後の実戦で長いイニングを任され、チームのブルペンを支えたことが大きい。
主な選手の役割を整理すると、次のようになる。
- 大谷翔平:4月3日に今季初本塁打。4月5日は逆転につながる犠牲フライ。9月6日は欠場。
- ムーキー・ベッツ:4月3日に2ラン、9月6日に決勝の逆転3ラン。
- CJエイブラムス:4月の連続本塁打に加え、9月6日にシーズン30号。
- ブレイク・スネル:9月4日に6回無失点、7奪三振。
- ボビー・ミラー:9月6日の復帰登板で3回1失点、2奪三振。
- トミー・エドマン:9月5日に逆転の3ラン本塁打。
【プロの結論】ドジャース6戦全勝を支えたのは打線だけではない
2026年の対戦成績だけを見ると、ドジャースがナショナルズを一方的に圧倒したようにも見える。しかし、試合内容を細かく確認すると、6勝の背景には複数の要素があった。
1. 得点力の高さと終盤の集中力4月の3連戦では、ドジャースは13得点、10得点、8得点と大量得点を記録した。大谷、ベッツ、フリーマン、パヘス、タッカーらが本塁打を放ち、複数の打者が得点に絡んだ。
対して9月は5得点、6得点、7得点と、4月ほどの大量得点ではなかった。それでも接戦を3試合連続で勝ち切った点に、チームとしての成熟が表れている。
2. 先発投手と救援投手の役割分担スネルの6回無失点、グラスノーの奪三振、ミラーの復帰登板など、投手陣もシリーズを支えた。
特に9月6日は、ミラーが3イニングを消化したことによって、試合終盤の投手運用にも余裕が生まれた。タッカーの好守とベッツの逆転弾だけでなく、失点を最小限に抑えた投手陣の仕事も勝利の要因だった。
3. 6戦全勝でもナショナルズの攻撃力は侮れないエイブラムスが複数の本塁打を放ち、9月6日には30号に到達したことは、ナショナルズ打線の危険性を示している。
実際、9月6日は4回に4点を奪い、6回にも勝ち越しに成功した。9月5日も終盤まで1点差を争っている。
したがって、6戦全勝という数字を、そのまま両チームの実力差が大きかった証拠として扱うのは適切ではない。ドジャースは攻撃力だけでなく、接戦での守備、継投、勝負どころの集中力によって勝ち切った。
試合結果を評価する際は、勝敗だけでなく、得点経過、投手の投球回数、失点、終盤の決定的なプレーまで確認することが大切だ。
【よくある質問】ナショナルズ対ドジャース2026年に関するFAQ
Q1:2026年のナショナルズ対ドジャースの対戦成績は?
A1:ドジャースが6勝0敗で全勝した。4月にナショナルズ・パークで3連勝、9月にドジャースタジアムで3連勝を記録している。
Q2:2026年9月6日の最終スコアは?
A2:ドジャースが7対5でナショナルズに勝利した。8回裏にムーキー・ベッツが逆転3ラン本塁打を放ち、試合を決定づけた。
Q3:CJエイブラムスはドジャース戦で本塁打を打った?
A3:打っている。4月3日に3ラン、4月4日に2ランを放ち、9月6日にはシーズン30号となるソロ本塁打を記録した。
Q4:大谷翔平は9月6日の試合に出場した?
A4:出場していない。左膝と右上腕二頭筋の不調を抱えており、直前から欠場が続いていた。
Q5:ブレイク・スネルとボビー・ミラーの投球成績は?
A5:スネルは9月4日に6回無失点、7奪三振。ミラーは9月6日の復帰登板で3回1失点、2奪三振を記録した。
Q6:2026年の対戦はどちらの球場で開催された?
A6:4月3日から5日はワシントンのナショナルズ・パーク、9月4日から6日はロサンゼルスのドジャースタジアムで開催された。
まとめ:ナショナルズ対ドジャース2026年はベッツの逆転弾で幕を閉じた
2026年のナショナルズ対ドジャースは、4月と9月に行われた全6試合でドジャースが6戦全勝という結果に終わった。
4月は大谷翔平のシーズン初本塁打や打線の爆発、6点差からの逆転劇が印象的だった。9月はブレイク・スネルの好投、トミー・エドマンの3ラン、ボビー・ミラーの復帰登板など、投打両面で見どころが続いた。
そしてシリーズを締めくくったのが、9月6日のムーキー・ベッツによる8回の逆転3ランだ。CJエイブラムスの30号本塁打やカイル・タッカーの好守も含め、最終戦は2026年の両チームの対戦を象徴する試合となった。
6勝0敗という結果の裏には、ドジャースの得点力だけでなく、接戦を制する投手運用、守備力、そして重要な局面で結果を残す主力選手の存在があった。2026年の対戦を振り返るうえでは、最終スコアとともに、こうした試合内容にも注目したい。
主な照合資料:MLB公式試合記録・ゲームリキャップ、Baseball-Referenceの2026年日程・ボックススコア、AP通信、Reuters。