2026年のMLBナショナルリーグ(ナ・リーグ)は、ミルウォーキー・ブルワーズが103勝59敗、勝率.636という圧倒的な成績でレギュラーシーズンを終えた。2位はロサンゼルス・ドジャースの100勝62敗、3位はアトランタ・ブレーブスの94勝68敗。東・中・西の3地区それぞれで異なる戦いが繰り広げられ、ワイルドカード争いも最後まで順位表を左右する重要な要素となった。
2026年10月30日時点ではポストシーズンも終了している。ブルワーズはドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)を4勝0敗で制し、さらにタンパベイ・レイズとのワールドシリーズも4勝1敗で制覇。球団史上初のワールドシリーズ優勝を成し遂げた。この記事では、ナ・リーグ順位の2026年最終結果を全15球団の勝敗数・勝率・ゲーム差から整理し、地区優勝チーム、ワイルドカード進出チーム、ポストシーズンの結果まで詳しく解説する。
【2026年最新】ナ・リーグ順位の最終結果を読み解く3つのポイント

2026年のナ・リーグ順位で最も目立ったのは、ブルワーズ、ドジャース、ブレーブスの3球団が、それぞれ100勝前後の高い成績を残したことだ。
特にブルワーズは103勝を挙げ、勝率.636でナ・リーグ全体の首位に立った。ドジャースも100勝を達成しており、リーグ上位の競争力は非常に高かった。
2026年のナ・リーグ地区優勝チーム- 東地区:アトランタ・ブレーブス(94勝68敗)
- 中地区:ミルウォーキー・ブルワーズ(103勝59敗)
- 西地区:ロサンゼルス・ドジャース(100勝62敗)
この3球団が各地区の頂点に立った。なかでもブルワーズとドジャースは、ともに100勝を突破。地区優勝争いだけでなく、リーグ全体の最高勝率をめぐる競争でも存在感を示した。
2026年の順位を理解するための基礎知識MLBの順位表を見る際には、勝敗数だけでなく、勝率とゲーム差も確認したい。
- 勝敗数:シーズン中に記録した勝利数と敗戦数。
- 勝率:勝利数を試合数で割った数値。例えば103勝59敗なら.636。
- ゲーム差(GB):同じ地区の首位球団から何ゲーム離れているかを示す数値。
- ワイルドカード差(WCGB):ワイルドカード最後の進出枠を基準にした差。
地区ゲーム差とワイルドカードゲーム差は別の指標だ。地区2位でもリーグ全体の成績が高ければ、ワイルドカードでポストシーズンに進出できる。2026年のカブスやフィリーズは、その仕組みを理解するうえで分かりやすい例となっている。
【完全順位表】ナ・リーグ全15球団の勝敗・勝率・ゲーム差一覧
以下は2026年レギュラーシーズン終了時点のMLBナショナルリーグ順位表だ。東・中・西の3地区に分け、全15球団の勝敗数、勝率、地区ゲーム差、ワイルドカードゲーム差をまとめた。
| 地区 | 順位 | 球団 | 勝敗 | 勝率 | 地区GB | WCGB | ポストシーズン |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 東 | 1 | ブレーブス | 94勝68敗 | .580 | - | - | NLDS敗退 |
| 東 | 2 | フィリーズ | 88勝74敗 | .543 | 6.0 | 進出 | NLWC敗退 |
| 東 | 3 | マーリンズ | 80勝82敗 | .494 | 14.0 | 8.0 | 進出なし |
| 東 | 4 | ナショナルズ | 77勝85敗 | .475 | 17.0 | 11.0 | 進出なし |
| 東 | 5 | メッツ | 74勝88敗 | .457 | 20.0 | 14.0 | 進出なし |
| 中 | 1 | ブルワーズ | 103勝59敗 | .636 | - | - | ワールドシリーズ優勝 |
| 中 | 2 | カブス | 89勝73敗 | .549 | 14.0 | 進出 | NLWC敗退 |
| 中 | 3 | パイレーツ | 82勝80敗 | .506 | 21.0 | 6.0 | 進出なし |
| 中 | 4 | カージナルス | 77勝85敗 | .475 | 26.0 | 11.0 | 進出なし |
| 中 | 5 | レッズ | 75勝87敗 | .463 | 28.0 | 13.0 | 進出なし |
| 西 | 1 | ドジャース | 100勝62敗 | .617 | - | - | NLCS敗退 |
| 西 | 2 | パドレス | 91勝71敗 | .562 | 9.0 | 進出 | NLDS敗退 |
| 西 | 3 | ダイヤモンドバックス | 86勝76敗 | .531 | 14.0 | 2.0 | 進出なし |
| 西 | 4 | ジャイアンツ | 65勝97敗 | .401 | 35.0 | 23.0 | 進出なし |
| 西 | 5 | ロッキーズ | 58勝104敗 | .358 | 42.0 | 30.0 | 進出なし |
※地区GBは各地区首位とのゲーム差。WCGBは3番目のワイルドカード進出枠を基準とした差で、進出球団は「進出」と表記。順位・勝率は2026年レギュラーシーズン最終記録。
全15球団の順位から見える特徴最も高い勝率を記録したのはブルワーズの.636で、2位のドジャースは.617。両球団の勝利数は100勝を超えた。一方、東地区の最下位メッツは74勝88敗、西地区の最下位ロッキーズは58勝104敗だった。
また、同じ77勝85敗でも、ナショナルズは東地区4位、カージナルスは中地区4位となっている。地区ごとの順位は、単純な勝率ランキングとは異なるため、ナ・リーグ順位表を見るときは地区別の位置付けも確認する必要がある。
【地区別分析】ナ・リーグ東・中・西地区の2026年順位と戦況
ナ・リーグ東地区:ブレーブスが94勝で首位東地区はアトランタ・ブレーブスが94勝68敗、勝率.580で地区優勝を果たした。
2位フィリーズは88勝74敗で、首位とのゲーム差は6.0。88勝という十分に高い成績を残しながら地区優勝には届かなかったが、ワイルドカードを獲得してポストシーズンに進出した。
3位マーリンズは80勝82敗、4位ナショナルズは77勝85敗、5位メッツは74勝88敗。ブレーブスとメッツの勝利数には20勝の開きがあり、同じ東地区でも明確な差が生まれたシーズンだった。
ナ・リーグ中地区:ブルワーズが103勝で圧倒2026年の中地区は、ブルワーズが103勝59敗というリーグ最高成績で制した。
2位カブスも89勝73敗と健闘したが、首位とのゲーム差は14.0。勝率.549という数字自体は高水準でも、ブルワーズの安定した勝ち星には及ばなかった。
3位パイレーツは82勝80敗で勝率5割を超えたものの、ワイルドカード最後の枠には届かなかった。カージナルスは77勝85敗、レッズは75勝87敗で地区下位に終わった。
中地区で注目すべきなのは、ブルワーズが単なる地区優勝球団にとどまらず、MLB全体でも最高のレギュラーシーズン成績を残した点だ。103勝という数字は、その後のポストシーズンでも大きな期待を集める根拠となった。
ナ・リーグ西地区:ドジャースが100勝で頂点西地区ではドジャースが100勝62敗、勝率.617で地区優勝を達成した。
2位パドレスは91勝71敗で、首位とのゲーム差は9.0。パドレスも90勝を超える好成績を残し、ワイルドカードからポストシーズンに進出した。
3位ダイヤモンドバックスは86勝76敗。勝率.531と健闘したが、ワイルドカードの最後の枠には2ゲーム届かなかった。
4位ジャイアンツは65勝97敗、5位ロッキーズは58勝104敗。ロッキーズはナ・リーグ全体でも最下位となり、ドジャースやパドレスとの実力差が順位に表れた。
西地区は上位2球団がともに高い勝率を残した一方、下位球団との開きも大きかった。特にドジャースとパドレスの争いは、地区優勝だけでなくポストシーズンの組み合わせにも影響する重要な要素となった。
【ワイルドカード順位】MLBポストシーズン進出6球団と最終結果
2026年のナ・リーグでは、3地区の優勝球団に加え、地区優勝を逃した球団のうち成績上位3チームがワイルドカードで進出した。
2026年のワイルドカード進出チーム- 1位:サンディエゴ・パドレス 91勝71敗、勝率.562
- 2位:シカゴ・カブス 89勝73敗、勝率.549
- 3位:フィラデルフィア・フィリーズ 88勝74敗、勝率.543
4番手のダイヤモンドバックスは86勝76敗で、最後の進出枠まで2.0ゲーム差だった。パイレーツは82勝80敗で6.0ゲーム差。マーリンズは8.0ゲーム差で続いた。
ここで押さえたいのは、地区2位や3位でもポストシーズンに進出できるという点だ。2026年のフィリーズは東地区2位、カブスは中地区2位、パドレスは西地区2位だったが、いずれもワイルドカードを獲得した。
2026年ポストシーズンの主な対戦結果レギュラーシーズン終了後のワイルドカードシリーズでは、ブレーブスがフィリーズを2勝1敗で破り、パドレスはカブスに2勝0敗で勝利した。
続く地区シリーズでは、ドジャースがブレーブスを3勝1敗で下し、ブルワーズもパドレスを3勝1敗で退けた。
その後のナ・リーグ優勝決定シリーズでは、ブルワーズがドジャースを相手に4連勝。2026年10月11日から15日に行われたシリーズを4勝0敗で制し、ナ・リーグ王者となった。
ワイルドカードから勝ち上がる道は厳しいが、レギュラーシーズンの順位だけで最終的な優勝球団が決まるわけではない。短期決戦での投手起用、打線の集中力、守備の安定性が結果を大きく左右することを示したポストシーズンだった。
【成績徹底比較】ブルワーズ・ドジャース・ブレーブスは何が違った?
ミルウォーキー・ブルワーズ:103勝でリーグ最高から世界一へ2026年のブルワーズは103勝59敗、勝率.636。ナ・リーグだけでなくMLB全体でも最高のレギュラーシーズン成績を残した。
得点832、失点618、得失点差はプラス214。攻守の総合力を示す数字でも、非常に優れたシーズンだった。
しかし、ブルワーズの2026年を特別なものにしたのは、レギュラーシーズンの強さだけではない。ポストシーズンではパドレス、ドジャースを破り、ワールドシリーズではレイズを4勝1敗で撃破した。
2026年10月28日の第5戦ではレイズに4対1で勝利。球団史上初となるワールドシリーズ制覇を実現した。ミルウォーキーの球団にとって、長年待ち望んだ歴史的なタイトルとなった。
ロサンゼルス・ドジャース:100勝を達成するもNLCSで敗退ドジャースは100勝62敗、勝率.617で西地区を制した。得点801、失点600、得失点差プラス201という数字も残している。
レギュラーシーズンではブルワーズに次ぐ成績を記録し、ポストシーズンでもブレーブスを地区シリーズで破った。しかし、NLCSではブルワーズに4連敗。ワールドシリーズ進出はならなかった。
2024年、2025年とナ・リーグを制してきたドジャースにとって、2026年は3年連続のリーグ優勝を逃したシーズンとなった。
100勝という好成績を残しても、短期決戦では相手の勢いや試合ごとの展開が結果を変える。ドジャースの敗退は、レギュラーシーズンの順位とポストシーズンの最終結果が必ずしも一致しないことを象徴している。
アトランタ・ブレーブス:94勝で東地区を制覇ブレーブスは94勝68敗、勝率.580で東地区優勝を果たした。得点742、失点626、得失点差はプラス116。地区を代表する強豪として安定した成績を残した。
ワイルドカードシリーズではフィリーズを2勝1敗で破ったが、地区シリーズでドジャースに1勝3敗で敗退。NLCS進出には届かなかった。
ブレーブスの2026年を評価する際は、東地区優勝という成果と、ポストシーズンでの敗退を分けて見る必要がある。レギュラーシーズンで94勝を積み上げた実績は、地区内での競争力を示す確かな結果だ。
3球団の比較で分かる2026年の勢力図ブルワーズは勝率と得失点差の両方でリーグ最高水準に達し、最後は世界一まで上り詰めた。ドジャースは100勝を挙げながらNLCSで敗れ、ブレーブスは東地区優勝を果たしたものの地区シリーズで姿を消した。
この3球団を比較すると、地区優勝、リーグ優勝、ワールドシリーズ優勝はそれぞれ異なる到達点であることが分かる。順位表の数字だけでシーズン全体を評価せず、その後のポストシーズンまで追うことが、2026年のMLBを理解するポイントとなる。
【歴代優勝チーム】ナ・リーグの近年の王者と2026年ブルワーズの意味
ナ・リーグの歴代優勝チームを振り返ると、ドジャースを中心に、ブレーブス、フィリーズ、ダイヤモンドバックスなどがリーグの頂点に立ってきた。
ここでは、リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)を制した球団をナ・リーグ優勝チームとして整理する。
2016年から2026年までのナ・リーグ優勝チーム- 2026年:ミルウォーキー・ブルワーズ
- 2025年:ロサンゼルス・ドジャース
- 2024年:ロサンゼルス・ドジャース
- 2023年:アリゾナ・ダイヤモンドバックス
- 2022年:フィラデルフィア・フィリーズ
- 2021年:アトランタ・ブレーブス
- 2020年:ロサンゼルス・ドジャース
- 2019年:ワシントン・ナショナルズ
- 2018年:ロサンゼルス・ドジャース
- 2017年:ロサンゼルス・ドジャース
- 2016年:シカゴ・カブス
この一覧からも分かるように、ドジャースは近年のナ・リーグで特に存在感を示してきた。2024年と2025年には連続でリーグ優勝を達成している。
2026年はブルワーズが球団史を塗り替えたシーズン2026年のブルワーズの優勝には、特別な意味がある。
球団はミルウォーキー移転後57年目のシーズンで、フランチャイズ史上初のワールドシリーズ制覇を達成した。前回のワールドシリーズ出場は1982年で、実に44年ぶりの大舞台だった。
MLB公式の優勝報道によると、ブルワーズは2026年のポストシーズンで11勝2敗という成績を残した。レギュラーシーズン103勝という実績に加え、10月の短期決戦でも高い勝率を維持したことが、球団初の世界一につながった。
歴代のナ・リーグ優勝チームを比較すると、2026年はドジャースの連覇をブルワーズが止め、新たな王者が誕生した転換点として記憶されるシーズンになった。
【よくある質問】ナ・リーグ順位2026年に関するFAQ
Q1:2026年のナ・リーグ1位はどの球団ですか?
A1:ミルウォーキー・ブルワーズです。103勝59敗、勝率.636でナ・リーグ全体の最高成績を記録しました。
Q2:2026年のナ・リーグ地区優勝チームはどこですか?
A2:東地区がアトランタ・ブレーブス、中地区がミルウォーキー・ブルワーズ、西地区がロサンゼルス・ドジャースです。
Q3:2026年のナ・リーグのワイルドカード進出チームは?
A3:サンディエゴ・パドレス、シカゴ・カブス、フィラデルフィア・フィリーズの3球団です。レギュラーシーズンの成績は順に91勝、89勝、88勝でした。
Q4:ドジャースの2026年最終成績は?
A4:100勝62敗、勝率.617で西地区優勝を達成しました。ただし、NLCSでブルワーズに4連敗し、ワールドシリーズ進出は逃しています。
Q5:2026年のナ・リーグ優勝球団とワールドシリーズ優勝球団は同じですか?
A5:同じです。ブルワーズがNLCSでドジャースを4勝0敗で破り、ワールドシリーズでもレイズを4勝1敗で下しました。
Q6:ナ・リーグ順位のゲーム差とワイルドカードゲーム差は何が違いますか?
A6:地区ゲーム差は各地区首位との勝敗上の差、ワイルドカードゲーム差はワイルドカード最後の進出枠との勝敗上の差です。地区2位でもワイルドカードで進出する場合があるため、両方の数値を確認することが大切です。
まとめ:2026年ナ・リーグ順位から分かる勢力図と今後の注目点
2026年のナ・リーグは、ブルワーズが103勝59敗でリーグ最高の成績を残し、ドジャースが100勝、ブレーブスが94勝を記録したシーズンだった。
地区別では東地区ブレーブス、中地区ブルワーズ、西地区ドジャースが優勝。ワイルドカードではパドレス、カブス、フィリーズが進出し、合計6球団がポストシーズンを戦った。
最終的にはブルワーズがNLCSでドジャースを4連勝で退け、ワールドシリーズでもレイズを4勝1敗で撃破。103勝のレギュラーシーズンから球団史上初の世界一まで、一貫して結果を残した。
2026年のナ・リーグ順位を正しく理解するには、地区順位だけでなく、勝率、ゲーム差、ワイルドカード、そしてポストシーズンの結果を一緒に見ることが重要だ。レギュラーシーズンの数字が示す実力と、短期決戦で生まれる結果の違いこそ、MLBの順位表を読み解く最大の見どころといえる。
主な事実確認資料: MLB公式2026年順位表・ポストシーズン記録、Baseball-Referenceの最終成績、AP配信の歴代ナ・リーグ優勝記録。