ホーム スポーツ 【2026年レギュラーシーズン成績】ナ・リーグ中地区の順位にも表れた実力差

【2026年レギュラーシーズン成績】ナ・リーグ中地区の順位にも表れた実力差

天海 修平 天海 修平 • 更新: • 公開: • 読了約 11 分
目次

直接対決の11勝2敗を理解するには、両チームの2026年レギュラーシーズン全体の成績も確認する必要がある。

MLB公式の最終順位によると、ブルワーズは103勝59敗でナ・リーグ中地区1位。一方、カージナルスは77勝85敗で同地区4位だった。

両チームの勝利数には26勝もの差がある。

2026年のチーム成績を比較
比較項目 ブルワーズ カージナルス
レギュラーシーズン勝敗 103勝59敗 77勝85敗
勝率 .636 .475
中地区順位 1位 4位
総得点 832 720
総失点 618 749
得失点差 +214 -29

ブルワーズは得点832、失点618で、得失点差はプラス214。攻撃力だけでなく、失点を抑える面でも優れたシーズンを送った。

対するカージナルスは720得点、749失点。得失点差はマイナス29で、得点よりも失点が多かった。

26勝差が示す両チームの立ち位置

両チームの勝率を比較すると、ブルワーズの.636に対してカージナルスは.475。シーズン全体を通じた安定感に明確な差があった。

もちろん、チーム全体の成績だけで13試合の勝敗を説明することはできない。直接対決では先発投手の組み合わせ、ブルペンの状態、打線のつながりなど、試合ごとの要素も影響する。

それでも、ブルワーズが地区優勝を果たし、カージナルスが負け越しでシーズンを終えたという事実は、11勝2敗という対戦成績の背景を理解する重要な材料だ。

2026年は、地区内の順位争いでも直接対決でもブルワーズが優位に立ったシーズンだった。

【直近3連戦を深掘り】9月25~27日の3連勝に見るブルワーズの強さ

ブルワーズ対カージナルス

2026年最後のブルワーズ対カージナルスは、9月25日から27日までの3連戦だった。

結果はブルワーズの3連勝。スコアは8対4、3対2、6対4で、3試合すべてを4点差以内で勝利している。

9月25日:8対4、終盤の集中攻撃で勝利

初戦は序盤からブルワーズが得点を重ねたが、カージナルスも反撃。7回には4対4の同点に追いついた。

しかし、ブルワーズは8回裏に4得点を挙げて再びリードを広げ、そのまま8対4で勝利した。

先発のロバート・ガッサーは6イニングを投げ、1失点、9奪三振。試合を組み立てる投球を見せた。

この試合の要点は、相手に追いつかれた後も攻撃の手を緩めず、終盤に試合を決めたことだ。ブルワーズは一度失ったリードを取り戻し、シリーズ初戦を制した。

9月26日:3対2、ブライス・トゥランの一発が決勝点

第2戦は3対2の接戦だった。

カージナルスが序盤に2点を先行したものの、ブルワーズは3回に1点を返す。そして5回裏、ブライス・トゥランが2ラン本塁打を放ち、3対2と逆転した。

その後は追加点が入らない展開となり、ブルワーズが1点のリードを守り切った。

MLB公式Gamedayの記録でも、トゥランはこの試合の主要な活躍選手として取り上げられている。

8安打を記録したブルワーズに対し、カージナルスの安打は3本。接戦ながら、攻撃面ではブルワーズが上回っていた。

9月27日:6対4、最終戦も勝利して3連勝

最終戦ではブルワーズが初回に3点を先制。さらに3回に2点、4回にも1点を加え、6対0とリードを広げた。

カージナルスは8回に4点を返して追い上げたが、反撃は届かず、ブルワーズが6対4で勝利した。

この試合でブルワーズは10安打を記録。先発投手のミジオロウスキーはシーズン16勝目を挙げた。

最後まで簡単には勝たせてもらえない展開だったものの、ブルワーズは序盤に築いたリードを生かして逃げ切った。

最終3連戦から見える3つのポイント

- 試合の主導権を握る力: 3試合すべてでブルワーズが勝利した。
- 終盤の得点力: 初戦は8回に4得点し、最終戦は序盤の6得点が勝利につながった。
- 接戦への対応: 第2戦は3対2という僅差を守り切った。

この3連戦は、2026年のブルワーズが持っていた攻撃力と試合運びの安定感を象徴する結果だった。

【通算対戦成績】2026年はブルワーズ優勢でも歴史的にはカージナルスがリード

2026年の結果だけを見ると、ブルワーズがカージナルスを圧倒している。しかし、長期的な直接対決の記録では事情が異なる。

Sports ReferenceのStatheadによる1997~2026年のレギュラーシーズン集計では、両チームの対戦成績は次のようになっている。

- ブルワーズ:215勝252敗
- カージナルス:252勝215敗
- レギュラーシーズンの対戦数:467試合

プレーオフではブルワーズが5勝8敗。こちらもカージナルスが上回っている。

レギュラーシーズンとプレーオフを合わせると、ブルワーズ220勝、カージナルス260勝となる。

2026年の11勝2敗は歴史的な転換点なのか

2026年のシーズンシリーズだけなら、ブルワーズが圧倒的に優位だった。しかし、通算成績では依然としてカージナルスが40勝リードしている。

ここで押さえたいのは、1シーズンの直接対決と長期的な球団間の対戦成績は、別の指標だということだ。

2026年の11勝2敗は、ブルワーズがこのシーズンにおいてカージナルスを上回った明確な証拠である。一方で、これだけを理由に両球団の歴史的な力関係まで完全に逆転したと判断するのは早い。

過去の成績を踏まえると、2026年はブルワーズが直接対決で大きく差をつけた特別なシーズンとして位置づけられる。

【プロの結論】ブルワーズの11勝2敗をどう評価するべきか

2026年の対戦結果を総合すると、ブルワーズの勝ち越しには3つの特徴がある。

1. ホームとアウェーの両方で勝ち越した

ホーム6戦全勝という数字は際立っているが、より重要なのは敵地でも5勝2敗だった点だ。

特定の球場に依存した成績ではなく、ブッシュ・スタジアムでも勝利を重ねた。13試合という対戦数を考えれば、開催地が変わっても優位を維持したことは評価できる。

2. 得点力だけでなく接戦を制する力もあった

13試合の総得点は66対37。1試合平均に換算すると、ブルワーズは約5.08得点、カージナルスは約2.85得点だった。

ただし、ブルワーズの11勝のうち4勝は1点差だった。

大量得点で試合を決めるだけでなく、2対1、4対3、3対2といった僅差の試合も勝利している。こうした結果は、対戦成績を考えるうえで見逃せない。

3. シーズン終盤まで優位を維持した

5月に4勝1敗、7月に4勝1敗、9月に3勝0敗。特定の月だけ勝ち越したのではなく、対戦したすべての月でブルワーズが上回った。

とりわけ9月の最終3連戦をスイープしたことは、シーズンシリーズの締めくくりとして印象的だった。

今後の両チームを比較するときの判断基準

次の対戦を予想したり、両チームの実力を比較したりする場合には、次の項目を確認するとよい。

- 先発投手: 登板予定、直近の投球内容、対戦相手との相性。
- ブルペン: 連投状況、救援投手の登板数、終盤の失点傾向。
- 打線: 主力選手の出場状況、得点圏での成績、長打力。
- 開催球場: アメリカンファミリー・フィールドかブッシュ・スタジアムか。
- 直近のチーム成績: 2026年の通算成績だけでなく、直近の試合内容も確認する。

特に注意したいのは、2026年の11勝2敗を、そのまま次シーズンの勝敗予測に当てはめないことだ。選手構成や投手陣の状態はシーズンごとに変化するため、直接対決の過去データは判断材料の一つとして扱うべきだ。

【ブルワーズ対カージナルス】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年のブルワーズ対カージナルスの対戦成績は?

A1:レギュラーシーズン全13試合で、ブルワーズが11勝2敗と大きく勝ち越した。総得点もブルワーズ66点、カージナルス37点だった。

Q2:ブルワーズはどちらの球場で強かった?

A2:アメリカンファミリー・フィールドでは6戦全勝。ブッシュ・スタジアムでも5勝2敗で勝ち越している。両球場でブルワーズが優位だった。

Q3:2026年最後のブルワーズ対カージナルスの試合結果は?

A3:9月27日の最終戦はブルワーズが6対4で勝利した。9月25日の8対4、26日の3対2に続く3連勝で、最後の3連戦をスイープした。

Q4:ブルワーズとカージナルスの通算対戦成績は?

A4:Sports Referenceの集計では、1997~2026年のレギュラーシーズンはカージナルス252勝、ブルワーズ215勝。プレーオフを含めるとカージナルス260勝、ブルワーズ220勝となる。

まとめ:2026年はブルワーズが直接対決を圧倒したシーズン

2026年のブルワーズ対カージナルスは、全13試合でブルワーズが11勝2敗という結果に終わった。

5月は4勝1敗、7月も4勝1敗、9月は3戦全勝。アメリカンファミリー・フィールドでは6戦全勝を記録し、敵地ブッシュ・スタジアムでも5勝2敗と勝ち越した。

加えて、両チームのシーズン全体の成績を比較しても、103勝59敗で地区1位のブルワーズと、77勝85敗で地区4位のカージナルスには明確な差があった。

一方、通算対戦成績ではカージナルスが依然としてリードしている。2026年の結果は、長い歴史の中でもブルワーズが大きく優位に立ったシーズンとして記憶されるだろう。

2026年の両チームを比較するうえで最も重要なのは、11勝2敗という数字だけではない。ホームとアウェーの両方で勝ち越し、月をまたいで優位を保ち、最後の3連戦まで勝ち切ったという一連の結果である。 これこそが、2026年のブルワーズとカージナルスの力関係を端的に示している。

同じカテゴリの記事

天海 修平

映画配給会社の広報を経て取材記者に。作品の公式サイトと配給発表、映画祭のプログラミングを公式発表として確認し、興行成績は興行通信社の数字のみを引用します。

おすすめの関連記事