『Eダンスアカデミー』のもう一つの魅力は、毎シーズン登場するEダンスキッズの成長でした。
出演する子どもたちは、単にダンスを披露するだけではありません。レッスンやゲーム、さまざまなチャレンジを経験しながら、少しずつ表現力を身につけていきました。
最終シーズンのEダンスキッズ8人2022年の最終シーズンに出演した主なキッズは次の8人です。
- ニコル:吉野仁香瑠
- ユウト:手塚悠翔
- マリイ:小野真里衣
- ミツキ:岡光輝
- エマリ:エマリ・パーティントン
- ルナ:新井琉月
- レナ:石川令菜
- カズマ:竹下司馬
2022年3月の最終回告知でも、講師陣とともにこの8人の姿が紹介されました。彼らは9年間の番組の最後を飾ったメンバーです。なお、歴代キッズ全員を網羅した公式の卒業生名簿とは区別する必要があります。(TOKYO HEADLINE、2022年3月19日)
卒業生の現在① 新井琉月新井琉月(あらい・るな)
新井琉月は、シーズン8・9にEダンスキッズとして出演した人物です。
その後も子役・タレントとして活動し、NHK Eテレ『天才てれびくん』では2023年度・2024年度のてれび戦士を務めました。
ドラマでは『ちむどんどん』や『仮面ライダーギーツ』などへの出演歴もあります。
所属事務所の2026年掲載プロフィールには、2026年度の秀英予備校パンフレットモデルとしての仕事も紹介されています。
Eダンスアカデミーでの経験から、その後もテレビや広告など幅広い分野で活動を続けている卒業生の一人です。(所属事務所Ima-wo公式プロフィール)
卒業生の現在② 石川令菜石川令菜(いしかわ・れな)
石川令菜も最終シーズンまで出演したEダンスキッズです。
所属事務所アヴァンセのプロフィールでは、HIPHOPやLOCKなどのダンス経験が紹介されています。
また、2023年放送の『おいしい給食 season3』や、2025年のテレビ東京ドラマ『レプリカ 元妻の復讐』への出演歴も掲載されています。
番組で培ったダンス経験を持ちながら、俳優としても活動していることが分かります。(アヴァンセ公式プロフィール)
歴代キッズ全員が芸能界に進んだわけではないEダンスキッズの卒業後の進路は一様ではありません。
芸能活動を続ける人もいれば、ダンスを続けながら別の分野に進む人もいます。
特に、番組出演時は小学生だったメンバーが多いため、現在の活動状況を全員について継続的に確認できるわけではありません。
大切なのは、番組への出演歴だけで、その後の職業や芸能活動を決めつけないことです。
確認できる所属事務所のプロフィールや出演作品を基準に見ると、卒業生の歩みはそれぞれ異なっていることが分かります。
【放送終了理由を検証】なぜ9年間続いた番組が終わったのか?

『Eダンスアカデミー』は、一定の人気と知名度を獲得していたにもかかわらず、2022年3月に終了しました。
そのため、放送終了理由について気になっている視聴者も少なくありません。
NHKやLDHが公表した終了情報2022年3月19日、LDHの公式ニュースでは、番組が3月26日の放送をもって9年間の歴史に幕を下ろすことが告知されました。
同時に、最終回と特別編の放送日時、出演講師、テーマソングなども案内されています。
一方、この終了告知には、番組を終了する具体的な経営上・制作上の理由は記載されていません。
したがって、視聴率の低迷や出演者の事情、制作費の問題などを終了の原因として断定することはできません。
ダンス必修化が終了理由だったのか?番組の開始と学校教育におけるダンス必修化には、明確な関係があります。
ただし、学校でダンスが必修化されたことと、番組が終了したことは別の話です。
必修化されたダンスを子どもたちに楽しく伝えるという番組の目的は、9年間の放送を通じて継続されました。
しかし、教育的な役割を果たし終えたから番組を終了した、という公式説明は確認できません。
番組終了と教育制度の変更を直接結びつけるのは適切ではありません。
番組終了後もダンス教育は続いている興味深いのは、講師陣が番組終了後も子どもたちへのダンス普及に関わっていることです。
TETSUYAはEXPG高等学院の学長を務め、ÜSAもDANCE EARTHを通じてダンスの魅力を発信しています。
加えて、小森隼もGENERATIONSの活動を続けながら、子ども向けエンターテインメントプロジェクトEXILE B HAPPYに参加しています。
つまり、番組という一つの枠組みは終了しましたが、出演者たちのダンスや教育に関する活動まで終わったわけではありません。(LDH公式アーティストプロフィール)
Eダンスアカデミーのオーディションは現在も開催されている?Eダンスキッズは、シーズンごとのオーディションによって選ばれていました。
そのため、過去には出演を希望する子どもたちにとって、番組出演がダンスや芸能活動への一つのきっかけになっていました。
ただし、応募倍率や合格率について、信頼できる公式統計は確認できません。
2026年現在は番組自体が終了しているため、Eダンスアカデミーの新規キッズ募集や出演オーディションも実施されていません。
過去の募集情報を現在も有効なオーディション情報として紹介するサイトには注意が必要です。
【名物企画を振り返る】EXダンス体操と主題歌HELLO! HALO!の魅力
『Eダンスアカデミー』を思い出すとき、講師陣のレッスンと並んで印象に残るのがEXダンス体操や番組のテーマソングです。
EXダンス体操とは?EXダンス体操は、EXILE ÜSAが考案したオリジナルのダンス体操です。
ラジオ体操のように気軽に身体を動かしながら、ダンスの基本的な動きを学べるように設計されています。
エイベックスの公式プロフィールによると、EXダンス体操は22種類の動きで構成されています。
主な特徴は次のとおりです。
- ダンス初心者でも取り組みやすい。
- 子どもから大人まで楽しめる。
- 準備運動としても活用できる。
- ダンスの基本的な身体の動かし方を学べる。
番組内で紹介されただけでなく、2014年8月6日にはEXILE ÜSAのシングルとしても発売されました。
また、LDHが主催するフットサル大会「EXILE CUP」でも、参加者が準備運動として踊る取り組みが行われていました。
EXダンス体操は、番組の教育的なコンセプトを象徴する企画だったのです。(エイベックス公式プロフィール)
HELLO! HALO!はGENERATIONSの楽曲番組終盤を彩った楽曲が、GENERATIONS from EXILE TRIBEの「HELLO! HALO!」です。
2021年、シーズン9に向けて制作された番組初のテーマソングで、ダンス・笑顔・人とのつながりをテーマにしています。
この楽曲は、ÜSAやTETSUYAとGENERATIONSのメンバーが関わって制作されました。
特に振り付けは、番組の世界観を意識しながら共同で考えられたもので、サビの「ハロハロダンス」も見どころとなりました。
TETSUYAは振り付けについて、GENERATIONSのメンバーと曲の雰囲気や歌詞の表現を話し合いながら制作したことを明かしています。
また、佐野玲於が衣装や楽曲の世界観のディレクションに関わったことも紹介されています。
小森隼にとっても、番組とGENERATIONSのつながりを象徴する楽曲となりました。(Real Sound、2021年3月/TVガイドWeb)
番組で親しまれたEXILEの楽曲番組では、テーマソングだけでなく、EXILEの代表的な楽曲を使ったダンスレッスンも行われていました。
代表的な楽曲には次のようなものがあります。
- 「Choo Choo TRAIN」
- 「Rising Sun」
- 「I Wish For You」
- 「VICTORY」
これらの楽曲を通じて、子どもたちは振り付けを覚えるだけでなく、音楽に合わせて身体を動かす楽しさを学んでいました。
大人にとって懐かしいEXILEの楽曲が、子どもたちにとって新しいダンスとの出会いになっていた点も、この番組ならではの魅力です。
【Eダンスアカデミー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:Eダンスアカデミーは2026年現在も放送していますか?
A1:いいえ。2022年3月26日に最終回を迎え、レギュラー放送は終了しています。2026年11月現在、新シリーズの放送予定も確認されていません。
Q2:Eダンスアカデミーの最終回はいつ放送されましたか?
A2:2022年3月26日(土)午前9時30分です。さらに3月31日(木)午後6時55分から、未公開シーンを加えた45分拡大版の特別編が放送されました。
Q3:Eダンスアカデミーの終了理由は何ですか?
A3:2022年の終了告知では、9年間の放送終了が発表されましたが、具体的な終了理由は公表されていません。視聴率低迷や出演者の問題などが原因だったとする確かな根拠もありません。
Q4:歴代Eダンスキッズで現在も芸能活動をしている人はいますか?
A4:います。例えば、新井琉月は『天才てれびくん』やドラマなどに出演し、石川令菜もドラマ出演などの活動歴があります。ただし、卒業生全員の現在の進路が公開されているわけではありません。
Q5:EXダンス体操は現在も踊れますか?
A5:EXダンス体操はÜSAが考案した22種類の動きからなるオリジナル体操です。番組終了後も、楽曲や過去の教材などを通じて内容を調べることができます。ただし、公式の常設レッスンが継続しているという意味ではありません。
まとめ:Eダンスアカデミーが残した9年間の功績と2026年の現状
『Eダンスアカデミー』は、2013年4月から2022年3月まで、約9年間にわたってNHK Eテレで放送されたダンス教育番組です。
EXILE ÜSAとTETSUYAが中心となり、後半にはGENERATIONSの小森隼も講師として参加。歴代Eダンスキッズとともに、子どもたちへダンスの楽しさを届けてきました。
2026年現在の状況を整理すると、次のようになります。
- 番組の放送:2022年3月に終了。
- 再放送:過去には実績があるが、2026年の新たな放送予定は未確認。
- 見逃し配信:NHK ONEの通常の7日間配信では過去の全話を視聴できない。
- 歴代キッズ:新井琉月や石川令菜など、卒業後も芸能活動を続ける人がいる。
- 出演者:ÜSA、TETSUYA、小森隼はそれぞれの分野で活動を継続。
- オーディション:番組終了に伴い、新規募集も終了。
【プロの結論】
この番組の価値は、単にEXILEのメンバーが子どもたちにダンスを教えたことだけではありません。
ダンス経験のない子どもが、音楽に合わせて身体を動かし、人前で表現する楽しさを知っていく。その成長過程を9年間にわたってテレビで伝えたことに、大きな意義があります。
また、ÜSAのEXダンス体操、TETSUYAの教育分野での活動、小森隼とGENERATIONSの参加など、エンターテインメントと学校教育を結びつけた点も特徴的でした。
過去の放送をもう一度見たい人は、NHKの公式配信サービスや番組検索、当時のNHK出版教材を確認するのが現実的です。
番組そのものは終了しましたが、そこで育ったキッズたちの活動や、講師陣が続けるダンス教育には、今もその9年間の経験がつながっています。