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歴代M-1王者一覧【2001〜2025年】連覇・最多記録と2026年最新動向を徹底解説

黒田 亮 黒田 亮 • 更新: • 公開: • 読了約 20 分
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歴代M-1王者を振り返ると、初代王者の中川家から、前人未到の2連覇を達成した令和ロマン、そして2025年大会を制したたくろうまで、漫才界の勢力図が大きく変化してきたことがわかる。2001年に始まったM-1グランプリは、2011年から2014年までの休止期間を挟み、2025年までに21大会を開催。数々の人気芸人を生み出してきた、日本を代表する漫才賞レースだ。

2026年10月30日現在、歴代最多優勝回数は令和ロマンの2回。2025年王者のたくろうは、優勝後の2026年春に東京進出を果たした。加えて、開催中のM-1グランプリ2026ではエントリー数が過去最多の12,663組に到達している。歴代優勝コンビと年度別得点、連覇の歴史、各王者のその後、そして2026年大会の最新状況を整理する。

【2001〜2025年】歴代M-1王者一覧と優勝年度・得点を完全網羅

歴代m1王者

M-1グランプリの初代王者が誕生したのは2001年。第1回大会から2025年の第21回大会まで、優勝コンビは合計20組となっている。2023年と2024年に令和ロマンが連続優勝したため、大会数21回に対して優勝コンビ数は20組だ。

以下は、M-1グランプリ公式サイトの「大会の歴史」に掲載されている決勝戦結果を基にした年度別一覧である。得点は各年度の優勝コンビがファーストラウンドで獲得した点数を記載した。

開催年 歴代優勝コンビ 得点 主な記録・位置づけ
2001年中川家829点初代王者
2002年ますだおかだ612点第2代王者
2003年フットボールアワー663点第3代王者
2004年アンタッチャブル673点第4代王者
2005年ブラックマヨネーズ659点第5代王者
2006年チュートリアル664点全審査員が最終決戦で投票
2007年サンドウィッチマン651点敗者復活戦から初優勝
2008年NON STYLE644点第8代王者
2009年パンクブーブー651点第9代王者
2010年笑い飯668点休止前最後の王者
2011〜2014年開催休止―大会休止期間
2015年トレンディエンジェル825点大会復活後の初代王者
2016年銀シャリ470点第12代王者
2017年とろサーモン645点第13代王者
2018年霜降り明星662点大会史上最年少王者
2019年ミルクボーイ681点当時の大会最高得点
2020年マヂカルラブリー649点第16代王者
2021年錦鯉655点大会史上最年長王者
2022年ウエストランド659点第18代王者
2023年令和ロマン648点トップバッター優勝
2024年令和ロマン850点大会史上初の2連覇
2025年たくろう861点第21代王者

※得点に関する注意:上記は優勝コンビのファーストラウンドの得点であり、最終決戦の投票数ではない。また、審査員の人数や採点方式は年度によって異なるため、異なる年の点数を単純に比較して漫才の優劣を判断することはできない。

2001〜2010年:初期M-1を彩った歴代王者

初期10大会は、漫才の実力と知名度を兼ね備えたコンビが次々と頂点に立った時代だ。

2001年の初代王者は中川家。兄の剛と弟の礼二による兄弟漫才は、日常の人物描写や巧みなものまねを生かしたスタイルで高い評価を受けた。

2002年にはますだおかだ、2003年にはフットボールアワー、2004年にはアンタッチャブルが優勝。翌2005年にはブラックマヨネーズ、2006年にはチュートリアルが王者となった。

2007年大会では、敗者復活戦から勝ち上がったサンドウィッチマンが優勝するという歴史的な展開が生まれた。決勝進出を逃したコンビが、最後のチャンスから頂点まで駆け上がったのである。

続く2008年はNON STYLE、2009年はパンクブーブーが優勝。2010年には笑い飯が悲願の初優勝を果たし、休止前最後の大会を締めくくった。

2011〜2014年:M-1が開催されなかった4年間

2010年大会を最後に、M-1グランプリは2011年から2014年まで休止した。この期間は別の漫才賞レースである「THE MANZAI」が開催されており、M-1の歴代優勝者には含まれない。

2015年に大会が復活すると、出場資格も変更された。休止前は結成10年以内だった対象期間が、復活後は結成15年以内に拡大。プロ・アマを問わず、より幅広い漫才師に挑戦の機会が生まれた。

2015〜2025年:新世代の王者と令和ロマンの登場

復活初年度の2015年はトレンディエンジェルが優勝。2016年には銀シャリ、2017年にはとろサーモンが続いた。

2018年には霜降り明星が史上最年少王者となり、2019年にはミルクボーイが681点という当時の大会最高得点を記録。2020年はマヂカルラブリー、2021年は錦鯉、2022年はウエストランドがそれぞれ優勝した。

そして2023年・2024年には令和ロマンが連続優勝。2025年にはたくろうが新王者となり、連覇の流れに終止符を打った。

【史上初の快挙】令和ロマンはなぜM-1で2連覇できたのか

歴代M-1王者を語るうえで、最大の転換点となったのが令和ロマンによる2連覇だ。

令和ロマンは髙比良くるまと松井ケムリによるコンビ。2018年に結成し、2023年の第19回大会で初優勝を果たした。

2023年:トップバッターから初優勝

2023年大会で令和ロマンが注目された理由の一つは、決勝戦のトップバッターという順番だった。

トップバッターは、後続の漫才と比較される前に会場の空気をつくる役割を担う。審査員にとっても基準を定める最初の組となるため、後半の出場者と比べて不利だと考える視聴者も少なくない。

令和ロマンはその状況を突破し、ファーストラウンド648点で最終決戦へ進出。ヤーレンズ、さや香との争いを制して優勝した。

公式大会記録によると、トップバッターからの優勝は初代王者の中川家以来となる快挙だった。

2024年:前年王者として再び頂点へ

2024年大会では、令和ロマンが前年優勝者として再び決勝に登場。エントリー数10,330組の頂点を争う大会で、見事に連覇を達成した。

ファーストラウンドでは850点を獲得。バッテリィズの861点を下回ったものの、上位3組による最終決戦で勝利を収めた。

2023年と2024年の2大会連続優勝によって、令和ロマンはM-1史上初の連覇コンビとなった。

この記録が特別なのは、単に2年続けて高得点を獲得したからではない。前年の優勝ネタや知名度が比較対象となり、視聴者や審査員からの期待も高まるなかで、改めて優勝を勝ち取った点にある。

優勝経験そのものが大きなプレッシャーとなる賞レースで、前年王者が再び頂点に立ったことは、漫才の完成度と大会への適応力を示す記録となった。

【歴代記録を比較】M-1最多優勝回数・最高得点・注目の記録

歴代王者の記録を比較すると、優勝回数だけでは見えてこないM-1の特徴が浮かび上がる。連覇、得点、年齢、敗者復活戦など、各大会には異なるドラマが存在する。

歴代最多優勝回数は令和ロマンの2回

2025年大会終了時点で、M-1グランプリの複数回優勝を達成しているのは令和ロマンだけだ。

中川家、アンタッチャブル、サンドウィッチマン、笑い飯、ミルクボーイなど、各時代を代表するコンビが優勝してきたが、同じコンビによる2度の優勝は令和ロマンが初めて達成した。

そのため、最多優勝回数のランキングは次のようになる。

  • 1位:令和ロマン・2回
  • 2位:その他の歴代優勝コンビ・各1回

2025年のたくろうは、令和ロマンに続く新たな王者として歴史に名を刻んだ。

2019年ミルクボーイの681点は当時の大会最高得点

2019年大会でミルクボーイが獲得した681点は、当時の大会最高得点として大きな話題になった。

コーンフレークや最中を題材にした独特の掛け合いは、繰り返しの構成と予想を裏切る展開が特徴。初見の視聴者にも伝わりやすい漫才で、審査員から高い評価を受けた。

ただし、2024年の850点や2025年の861点と直接比較するのは適切ではない。採点方式や審査員数が変わっているためだ。年度別得点を見る際には、数字だけでなく、その大会の審査制度も確認したい。

年齢に関する記録もM-1の魅力

2018年の霜降り明星は大会史上最年少王者、2021年の錦鯉は大会史上最年長王者として知られている。

若い世代の勢いだけでなく、長年舞台に立ち続けた芸人が評価されることもM-1の特徴だ。2021年の錦鯉の優勝は、芸歴や年齢に関係なく挑戦できる賞レースとしての存在感を強く印象づけた。

敗者復活戦から優勝したサンドウィッチマン

2007年のサンドウィッチマンは、敗者復活戦を勝ち抜いて決勝に進出し、そのまま優勝した最初のコンビとして知られている。

決勝に残れなかった芸人にも、敗者復活戦を通じて優勝への道が残されている。M-1が最後まで目を離せない大会である理由の一つだ。

【2025年王者】たくろうの優勝理由と2026年の現在

2025年12月21日に開催されたM-1グランプリ2025で優勝したのは、お笑いコンビのたくろうだ。

第21回大会には過去最多となる11,521組がエントリー。数多くの漫才師が参加した激戦を制し、たくろうが第21代王者に輝いた。

ファーストラウンドでは2位、最終決戦で優勝

2025年の決勝戦では、ファーストラウンドの採点でエバースが870点を獲得して1位となった。

たくろうは861点で2位、ドンデコルテは845点で3位。この3組が最終決戦へ進出した。

最終決戦では、たくろうが審査員9人中8票を獲得。ドンデコルテの1票を上回り、優勝を決めた。エバースは0票だった。

この結果は、ファーストラウンドの得点が最終順位を直接決めるわけではないことを示している。最初のラウンドで上位3組に入ることと、最終決戦で審査員の支持を集めることは、別の勝負なのだ。

たくろうのメンバーと結成から優勝まで

たくろうは、赤木裕ときむらバンドによるお笑いコンビ。吉本興業所属で、2016年に結成された。

2025年大会では初めて決勝に進出し、そのまま優勝を達成した。前年まで準決勝止まりだったコンビが、結成10年目の節目に日本一の称号を獲得したことも注目された。

長年にわたって予選に挑戦し続け、決勝進出を果たした年に頂点まで到達したという経歴は、M-1が一度の挑戦だけで決まる大会ではないことを物語っている。

2026年春に東京進出を発表

たくろうは2026年2月、コンビのYouTube生配信で東京進出を発表した。テレビ朝日系の報道によると、同年4月から活動拠点を東京へ移すことを明らかにしている。

大阪のよしもと漫才劇場を中心に活動してきた2人にとって、M-1優勝は活動範囲を広げる大きな転機となった。

優勝後の仕事や活動拠点の変化は、歴代王者に共通する注目ポイントでもある。賞レースでの結果が、劇場出演、テレビ出演、全国的な知名度にどのような影響を与えるのか。たくろうの今後の活動も注目される。

【歴代M-1王者の現在】優勝後の活動と芸能界での存在感

M-1で優勝したコンビのその後は一様ではない。テレビで活躍するコンビ、劇場での漫才を大切にするコンビ、個人での活動を広げる芸人など、それぞれ異なる道を歩んでいる。

初期王者はテレビ・劇場を中心に活躍

中川家は、初代王者として知られるだけでなく、テレビ番組や劇場で長年漫才を披露してきた実力派コンビだ。礼二は大会復活後のM-1でも審査員を務め、競技者から審査する側へと役割を広げてきた。

ますだおかだは、岡田圭右のバラエティー出演や増田英彦の芸能活動など、それぞれの個性を生かした活動を続けている。

フットボールアワーは、後藤輝基の司会・バラエティー出演、岩尾望のテレビ出演など、コンビ活動と個人活動の両面で存在感を示している。

アンタッチャブルやサンドウィッチマンも、テレビを中心とした幅広い活躍で知られる。特にサンドウィッチマンは、漫才だけでなく情報番組やバラエティー番組でも親しまれている。

2010年代の王者は個性を生かして活動

NON STYLEは、石田明の漫才に関する活動や井上裕介のテレビ・SNSでの発信など、それぞれの個性を生かしている。

トレンディエンジェル、銀シャリ、とろサーモンも、テレビ出演や舞台での活動を続けている。霜降り明星は、せいやと粗品の個人活動も大きく、音楽やバラエティーなど複数のジャンルで存在感を発揮している。

ミルクボーイは、独自の漫才スタイルを武器に劇場やテレビで活動。マヂカルラブリーも、野田クリスタルのゲーム・筋肉関連の活動を含め、従来の漫才師の枠に収まらない展開を見せている。

2020年代の王者は新たな漫才シーンを形成

錦鯉の優勝は、年齢を重ねた芸人が再び大きな注目を集めるきっかけとなった。長谷川雅紀と渡辺隆のコンビとしての活動に加え、テレビ出演などを通じて幅広い層に知られる存在となった。

ウエストランドは井口浩之と河本太によるコンビで、毒舌を生かした漫才が特徴。令和ロマンは大会史上初の連覇を達成し、M-1の歴史に新たな記録を加えた。

2025年王者のたくろうは、2026年の東京進出によって新たな活動段階に入った。

このように、M-1の優勝歴はコンビのキャリアにとって大きな節目となる。一方、現在の所属事務所や出演番組、個々の芸能活動は時間とともに変わるため、優勝年度と現在の活動状況は分けて確認することが大切だ。

【2026年最新】M-1グランプリの開催状況と今後の注目点

2026年のM-1グランプリは第22回大会にあたる。2025年のたくろうに続き、どのコンビが新王者になるのか、漫才ファンの注目が集まっている。

エントリー数は過去最多の12,663組

2026年10月5日付のABCマガジンの発表によると、M-1グランプリ2026のエントリー数は12,663組となった。

2025年の11,521組と比較すると1,142組の増加で、大会史上最多記録を更新している。この数字には再エントリーも含まれる。

2026年大会では、従来の開催地域に加えて長野・熊本が新たに予選会場に加わった。全国各地から挑戦する漫才師が増えていることも、エントリー数の記録更新につながった背景の一つだ。

10月30日現在は3回戦が進行中

2026年10月30日現在、M-1グランプリ2026は予選の3回戦が進行している。

  • 8月1日〜10月3日:1回戦
  • 10月12日〜21日:2回戦
  • 10月29日〜11月4日:3回戦
  • 11月以降:準々決勝・準決勝などの予定
  • 12月:敗者復活戦・決勝大会の予定

10月30日には大阪のドーンセンターで3回戦が開催されている。続いて11月2日から4日にかけて東京会場でも3回戦が予定されている。

決勝大会は2026年12月にABCテレビ・テレビ朝日系列で全国生放送される予定だ。10月30日時点では、2026年の優勝コンビはまだ決まっていない。

2026年大会で注目したいポイント

今年の大会で注目されるのは、まず過去最多となったエントリー数だ。参加者が増えることで、予選を突破する難しさも増していく。

また、2025年大会のファイナリストがどのような結果を残すのかも見どころとなる。たくろう、ドンデコルテ、エバース、真空ジェシカ、ヤーレンズなど、前年の決勝を経験したコンビが再び上位に進めるかが注目される。

加えて、2011年結成のコンビにとっては、現行の結成15年以内という出場資格に関わる節目の大会でもある。ラストイヤーを迎える実力派がどこまで勝ち進むかも、2026年大会の重要な見どころだ。

【歴代M-1王者】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:M-1グランプリの歴代最多優勝コンビは誰ですか?
A1:令和ロマンです。2023年と2024年に連続優勝し、M-1グランプリ史上初の2連覇を達成しました。2025年大会終了時点で、優勝回数は2回です。

Q2:M-1グランプリの初代王者は誰ですか?
A2:2001年の第1回大会で優勝した中川家です。兄の剛と弟の礼二による兄弟コンビで、829点を獲得して初代王者となりました。

Q3:M-1グランプリ2025の優勝者は誰ですか?
A3:たくろうです。ファーストラウンドでは861点を獲得して2位で通過し、最終決戦では9人の審査員から8票を獲得して優勝しました。

Q4:M-1グランプリ2026の優勝者は決まりましたか?
A4:2026年10月30日時点では決まっていません。3回戦が進行中で、12月に決勝大会が開催される予定です。

Q5:M-1グランプリはなぜ2011年から2014年まで開催されなかったのですか?
A5:2010年大会を最後に一度休止したためです。この期間にはTHE MANZAIなど別の漫才賞レースが開催され、M-1グランプリは2015年に復活しました。

Q6:M-1グランプリの歴代最高得点は何点ですか?
A6:2019年のミルクボーイが獲得した681点は、当時の大会最高得点として記録されています。ただし、その後は審査員数や採点方式が変わっているため、年度をまたいだ得点比較には注意が必要です。

まとめ:【プロの結論】歴代M-1王者から読み解く漫才界の変化

2001年の中川家から2025年のたくろうまで、M-1グランプリは21大会にわたって漫才界の歴史を築いてきた。

歴代最多優勝は令和ロマンの2回。2023年・2024年の史上初連覇は、長い大会の歴史においても特別な記録となった。そして2025年には、初の決勝進出から頂点まで駆け上がったたくろうが新たな王者となった。

歴代王者を比較するときに押さえておきたいのは、単純な得点や優勝回数だけではない。敗者復活戦からの逆転、トップバッター優勝、最年少・最年長記録、そして連覇など、各年度の決勝には異なる価値がある。

また、M-1の優勝は芸人のキャリアにおける大きな転機だが、その後の活動はコンビごとに異なる。テレビでの活躍だけでなく、劇場での漫才や個人活動も含めて見ることで、歴代王者の魅力をより深く理解できる。

2026年大会はエントリー数12,663組という過去最多の規模に到達した。次の王者が令和ロマンの記録に迫るのか、それとも新たな歴史をつくるコンビが登場するのか。12月の決勝戦に向けて、予選から目が離せない。

歴代王者を知ることは、M-1の過去を振り返るだけでなく、次の漫才スターが誕生する瞬間をより深く楽しむことにもつながる。

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SEOスペシャリスト 黒田 亮
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スポーツ紙で15年の記者歴。試合結果と記録は球団・リーグの公式記録とNPB発表で照合し、移籍報道は球団の公式コメントが出るまで断定しません。

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