M-1グランプリの歴代優勝者を振り返ると、初代王者の中川家から、サンドウィッチマン、ミルクボーイ、令和ロマン、そして2025年の新王者・たくろうまで、日本のお笑い界を代表する漫才師が名を連ねています。2001年に始まった大会は、2011〜2014年の休止期間を経て復活し、2025年には第21代王者が誕生しました。
特に注目したいのが、2023年・2024年に史上初の2連覇を達成した令和ロマンと、過去最多の11,521組が参加した2025年大会を制したたくろうです。2026年11月2日時点の最新状況、歴代21大会の優勝者・決勝順位・ファーストラウンド得点、最終決戦の投票結果まで、公式大会記録をもとに整理します。
【2026年最新】M-1グランプリの歴代王者と最新優勝者は?

2025年のM-1グランプリ優勝者は、たくろうです。
赤木裕ときむらバンドによるお笑いコンビで、2025年12月21日に開催された決勝戦で、ドンデコルテ、エバースとの最終決戦を制しました。
2025年大会のエントリー数は過去最多の11,521組。たくろうは決勝初進出で優勝を果たし、第21代王者に輝きました。
最終決戦では審査員9人中8人がたくろうに投票。2位のドンデコルテが1票、3位のエバースは0票という結果でした。圧倒的な支持を集めた優勝だったことが、投票結果からも読み取れます。
【出典:M-1グランプリ2025公式大会記録・決勝結果】
2026年のM-1グランプリは現在どうなっている?2026年11月2日時点では、M-1グランプリ2026は開催途中です。
公式エントリー情報によると、2026年大会は以下のスケジュールで進行しています。
- 1回戦:8月1日〜10月3日
- 2回戦:10月上旬〜下旬
- 3回戦・準々決勝・準決勝:10月下旬〜12月上旬予定
- 敗者復活戦・決勝大会:12月予定
11月2日から4日には東京で3回戦が予定されています。決勝の日程については、公式サイトで順次発表される予定です。
つまり、2026年の王者はまだ確定していません。現時点で歴代最新王者として紹介すべきコンビは、2025年優勝のたくろうです。
なお、2026年大会の出場資格は結成15年以内で、2011年1月1日以降に結成された2人以上の漫才師が対象です。プロ・アマチュアや所属事務所の有無は問いません。優勝賞金は1,000万円です。
【出典:M-1グランプリ2026公式エントリー情報・日程】
【完全まとめ】M-1グランプリ歴代優勝者一覧2001〜2025年
M-1グランプリは、2001年の第1回大会から2025年までに21回開催されています。
2011〜2014年は大会が開催されていないため、2025年までの開催回数は25年分ではなく21大会です。
以下は、公式大会史に記載された歴代優勝者と決勝上位3組の一覧です。
※得点は各年度のファーストラウンドの得点。最終順位は最終決戦の結果を反映しています。得点は優勝・2位・3位の順に記載。
出典:M-1グランプリ公式サイト「大会の歴史」各年度の決勝戦結果。2001年大会は上位2組のみが最終決戦に進出し、3位以下はファーストラウンドの順位です。
歴代優勝者を年代別に振り返る2001〜2010年:初期M-1を築いた王者たち
初期のM-1では、中川家、ますだおかだ、フットボールアワー、アンタッチャブル、ブラックマヨネーズなど、現在も知名度の高い実力派コンビが次々と優勝しました。
2007年には、敗者復活戦から勝ち上がったサンドウィッチマンが初優勝。敗者復活組が大会を制した初めてのケースとして、歴史に残る結果となりました。
2015〜2020年:大会復活と新しい漫才スタイルの台頭
2015年に大会が復活すると、トレンディエンジェルが優勝。続く2016年は銀シャリ、2017年はとろサーモン、2018年は霜降り明星が王者になりました。
2019年にはミルクボーイが681点という当時の史上最高得点を記録。2020年にはマヂカルラブリーが独自のスタイルで優勝し、漫才の表現方法の幅広さを印象づけました。
2021〜2025年:世代を超えた王者と連覇の時代
2021年は錦鯉、2022年はウエストランドが優勝。2023年と2024年は令和ロマンが連覇し、2025年にはたくろうが新王者となりました。
この時期は、ベテランの経験、独自の表現力、若手の新鮮な発想など、異なる魅力を持つ漫才師が頂点に立っています。
【近年の決勝戦を徹底分析】令和ロマンの連覇とたくろうの優勝
歴代M-1を語るうえで、特に重要なのが2023〜2025年の3大会です。
令和ロマンの連覇とたくろうの優勝は、ファーストラウンドの点数だけでは勝敗を説明できないことを示しています。
2025年:たくろうが8票を獲得して第21代王者に2025年大会は、エントリー数11,521組という過去最多規模で行われました。
ファーストラウンドではエバースが870点で1位。たくろうは861点で2位、ドンデコルテは845点で3位でした。
ところが、最終決戦では順位が逆転します。
- たくろう:8票
- ドンデコルテ:1票
- エバース:0票
ファーストラウンド1位だったエバースではなく、2位だったたくろうが優勝したのです。
この結果は、M-1が単なる合計得点の競争ではなく、最後のネタで審査員の評価をどれだけ獲得できるかが重要な大会であることを端的に表しています。
【出典:M-1グランプリ2025公式決勝結果】
2024年:令和ロマンが史上初の2連覇を達成2024年の第20回大会では、令和ロマンが2年連続で優勝しました。
2023年に初優勝したコンビが翌年も頂点に立つという、M-1史上初の快挙です。
2024年のファーストラウンドでは、バッテリィズが861点で1位、令和ロマンは850点で2位、真空ジェシカが849点で3位でした。
しかし、最終決戦では令和ロマンが5票、バッテリィズが3票、真空ジェシカが1票を獲得。令和ロマンが再び優勝しました。
異なるタイプの漫才を披露し、2本目でも審査員の支持を集めた点が連覇の大きな見どころでした。
【出典:M-1グランプリ2024公式決勝結果】
2023年:トップバッターから令和ロマンが優勝2023年は令和ロマンが初優勝した大会です。
ファーストラウンドの順位は次のとおりでした。
- 1位:さや香(659点)
- 2位:ヤーレンズ(656点)
- 3位:令和ロマン(648点)
ファーストラウンドでは3位だった令和ロマンが、最終決戦で逆転優勝を果たしました。
公式大会史によると、最終決戦の投票差はわずか1票。加えて、トップバッターから優勝するのは第1回大会以来の出来事でした。
この初優勝が、翌年の史上初連覇につながっていきます。
【出典:M-1グランプリ2023公式大会記録】
【大会の歴史と転換点】中川家からサンドウィッチマンまでの歩み
M-1グランプリは、単なる漫才コンテストではありません。
若手漫才師が全国的な知名度を獲得するきっかけとなり、優勝を境にテレビや劇場での活躍が広がるケースも多くあります。
2001年:中川家が初代王者に記念すべき第1回大会の優勝者は中川家でした。
剛と礼二による兄弟コンビで、初期M-1の歴史を象徴する存在です。
2001年大会では、中川家が829点、ハリガネロックが809点を獲得。最終決戦に残った2組の争いを中川家が制しました。
現在のように3組が最終決戦へ進む方式とは異なり、第1回大会は上位2組による最終決戦でした。
2007年:サンドウィッチマンが敗者復活から優勝2007年の優勝者はサンドウィッチマンです。
この大会の大きな特徴は、決勝進出を敗者復活戦から勝ち取ったことでした。
一度は準決勝で敗れながらも、敗者復活戦を勝ち抜き、最後には優勝までたどり着きました。
この出来事は、M-1のドラマ性を象徴するエピソードとして現在も語り継がれています。
2011〜2014年:大会の休止期間2010年大会を一区切りとして、M-1グランプリは一度休止しました。
公式大会史では2010年の次に2015年大会が掲載されています。
この4年間はM-1の歴史における空白期間です。2015年の復活によって、再び若手漫才師が全国的な注目を集める舞台が戻ってきました。
2015〜2019年:漫才の新しい魅力が広がる復活後は、トレンディエンジェル、霜降り明星、ミルクボーイなど、個性の異なるコンビが王者となりました。
特に2018年の霜降り明星は、公式大会史でも史上最年少王者として紹介されています。
2019年のミルクボーイは681点という高得点を記録。大会史に残る高評価を受け、優勝後も幅広いメディアで活躍する存在となりました。
こうした歴代王者の変化を見ると、M-1が漫才の技術だけでなく、時代ごとの笑いの感覚を映し出す大会でもあることが分かります。
【M-1グランプリ歴代優勝回数ランキング】連覇したコンビは?
M-1グランプリの優勝回数を比較すると、特別な記録を持つのが令和ロマンです。
2001〜2025年の21大会を対象にすると、優勝回数は次のようになります。
- 1位:令和ロマン(2回)
- 2位:その他の歴代王者(各1回)
令和ロマンは2023年と2024年に連続優勝。2025年のたくろうが新王者になったことで、連覇記録は2大会で一区切りとなりました。
歴代王者の主な関係と大会での転換点| コンビ | 優勝年度 | 大会史における位置づけ |
|---|---|---|
| 中川家 | 2001年 | 初代王者 |
| サンドウィッチマン | 2007年 | 敗者復活戦からの初優勝 |
| 笑い飯 | 2010年 | 第1期大会の最後の王者 |
| 霜降り明星 | 2018年 | 史上最年少王者 |
| ミルクボーイ | 2019年 | 681点の高得点を記録 |
| 錦鯉 | 2021年 | 史上最年長王者 |
| ウエストランド | 2022年 | 令和ロマン連覇前の王者 |
| 令和ロマン | 2023・2024年 | 史上初の2連覇 |
| たくろう | 2025年 | 第21代王者・初の決勝進出で優勝 |
この関係から見えてくるのは、M-1の歴史が一つの漫才スタイルに固定されていないことです。
正統派のしゃべくり漫才、テンポの速い掛け合い、独創的な設定を用いた漫才など、異なるアプローチが評価されてきました。
ウエストランドと錦鯉は何年に優勝した?この2組は優勝年度を混同しやすいため、整理しておきましょう。
- 錦鯉:2021年優勝
- ウエストランド:2022年優勝
錦鯉は長年の活動を経て頂点に立ったコンビとして話題になり、翌年にはウエストランドが優勝しました。
また、2020年のマヂカルラブリー、2019年のミルクボーイ、2023年・2024年の令和ロマンと合わせると、優勝者が毎年異なる時期と、連覇が生まれた時期の両方を確認できます。
【決勝戦の得点を正しく理解】ファーストラウンドと最終決戦の違い
M-1グランプリの結果を見るとき、特に注意したいのがファーストラウンドの得点と最終決戦の投票結果の違いです。
この2つを混同すると、優勝者の決まり方を誤解してしまいます。
ファーストラウンドは審査員の合計得点で決定ファーストラウンドでは、各組が漫才を披露し、審査員が採点します。
その合計点によって順位が決まり、上位3組が最終決戦に進出します。
2025年大会を例にすると、ファーストラウンドの順位は以下のとおりでした。
| 順位 | コンビ | 得点 |
|---|---|---|
| 1位 | エバース | 870点 |
| 2位 | たくろう | 861点 |
| 3位 | ドンデコルテ | 845点 |
この段階ではエバースが1位でした。
最終決戦は投票によって優勝者が決まる最終決戦では、進出した3組が改めて漫才を披露します。
その後、審査員が最も面白かったと思う1組に投票し、最多票を獲得したコンビが優勝します。
2025年のたくろうは8票を獲得し、優勝しました。
つまり、ファーストラウンドの得点が最も高いコンビが、そのまま優勝するとは限りません。
歴代得点を単純比較してはいけない理由もう一つ知っておきたいのが、年度によって審査方式や審査員の人数が異なる点です。
例えば、2019年のミルクボーイは681点、2025年のたくろうは861点を獲得しています。
しかし、2025年は9人の審査員による採点であり、2019年とは得点の仕組みが異なります。
2016年はファーストラウンドの最高点が500点満点の方式でした。
そのため、歴代王者の強さを得点だけで比較するのは適切ではありません。
本当に比較したい場合は、次の3点を確認するのがおすすめです。
1. 同じ大会内でのファーストラウンド順位
2. 最終決戦で獲得した投票数
3. 審査員数や採点方式などの大会条件
こうした情報を組み合わせることで、数字だけでは分からない各大会の競争の激しさが見えてきます。
【M-1グランプリの歴代優勝者】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:M-1グランプリの歴代優勝者で最も新しい王者は誰ですか?
2025年大会の優勝者であるたくろうです。2025年12月21日の決勝戦で、ドンデコルテとエバースを破り、第21代王者に輝きました。2026年大会は11月2日時点で進行中です。
Q2:M-1グランプリで連覇したコンビは誰ですか?
令和ロマンです。2023年と2024年に2年連続で優勝し、M-1史上初の連覇を達成しました。歴代優勝回数でも唯一の2回優勝コンビです。
Q3:M-1グランプリの初代王者は誰ですか?
2001年の第1回大会で優勝した中川家です。兄の剛と弟の礼二による兄弟コンビで、ハリガネロックとの最終決戦を制しました。
Q4:M-1グランプリの歴代最高得点は何点ですか?
2019年のミルクボーイが獲得した681点は、当時の大会公式記録で史上最高得点として紹介されました。ただし、年度によって審査員数や採点方式が異なるため、異なる大会の得点を単純比較することはできません。
Q5:M-1グランプリは毎年開催されていますか?
毎年ではありません。2001年に始まり、2010年まで開催された後、2011〜2014年は休止しました。2015年に復活し、2025年までに21大会が開催されています。
Q6:2026年のM-1グランプリ優勝者は決まっていますか?
2026年11月2日時点では、まだ決まっていません。大会は予選が進行中で、決勝大会は12月に予定されています。決勝の日程や結果は公式発表で確認できます。
まとめ:M-1グランプリ歴代王者から見える漫才の進化と2026年の展望
M-1グランプリは、2001年の中川家から2025年のたくろうまで、21大会にわたって数々の名勝負を生み出してきました。
歴代王者を振り返ると、特に押さえておきたい要点は次のとおりです。
- 初代王者は2001年の中川家。
- 2007年はサンドウィッチマンが敗者復活戦から初優勝。
- 2019年はミルクボーイが681点を記録。
- 2021年は錦鯉、2022年はウエストランドが優勝。
- 2023年・2024年は令和ロマンが史上初の2連覇。
- 2025年はたくろうが過去最多11,521組の頂点に立った。
- 2026年大会は11月時点で予選が進行中。
M-1の歴代王者を比較するときに大切なのは、優勝回数やファーストラウンドの得点だけで判断しないことです。
敗者復活からの逆転優勝、ファーストラウンドからの順位逆転、連覇、初決勝進出での優勝など、それぞれの王者には異なるドラマがあります。
そして2026年大会では、新たなファイナリストたちが次の王者を目指しています。
次の歴代優勝者一覧に、どのコンビの名前が加わるのか。 2025年王者のたくろう、史上初の連覇を成し遂げた令和ロマン、そして過去の名王者たちが築いてきた大会の歴史を踏まえて、2026年の決勝戦にも注目したいところです。
主な資料:M-1グランプリ公式サイト「大会の歴史」「2023〜2025年大会アーカイブ」「2026年エントリー情報・日程」。