日本のファンにとって見逃せないのが、現地時間と日本時間の違いだ。
MLBの公式日程では米国現地時間が基準となるため、日本では原則として翌日の日付になる。2026年の主要日程を日本時間で整理すると次のようになる。
2026年ポストシーズン主要日程| ラウンド | 米国現地日程 | 日本時間 |
|---|---|---|
| ワイルドカード | 9月29日~10月1日 | 9月30日~10月2日 |
| 地区シリーズ | 10月3日~10月10日 | 10月4日~10月11日 |
| NLCS | 10月11日~15日 | 10月12日~16日 |
| ALCS | 10月12日~19日 | 10月13日~20日 |
| ワールドシリーズ | 10月23日~28日 | 10月24日~29日 |
実際のワールドシリーズは第5戦で決着したため、第6戦と第7戦は開催されなかった。
特に注目したいのは、ワールドシリーズの日程だ。
- 10月24日(土):第1戦
- 10月25日(日):第2戦
- 10月26日(月):移動日
- 10月27日(火):第3戦
- 10月28日(水):第4戦
- 10月29日(木):第5戦・優勝決定
MLB公式日本語版が発表した日程でも、ワールドシリーズは7戦4勝制、ホーム・アウェーを2-3-2で組む方式となっていた。
日本での放送・配信サービス2026年のポストシーズンは、日本国内でも複数のテレビ局・配信サービスで中継された。
| サービス | 主な中継内容 |
|---|---|
| NHK総合 | ドジャース戦を中心とした注目試合 |
| NHK BS | 各シリーズの対象試合を生中継 |
| J SPORTS | 各シリーズの対象試合、ワールドシリーズ録画中継 |
| SPOTV NOW | ポストシーズン全試合をライブ配信 |
| Amazon Prime Video内SPOTV NOW | ワイルドカードは1日1試合、ワールドシリーズは全試合 |
特にSPOTV NOWは、ワイルドカードシリーズからワールドシリーズまで全試合を日本語実況付きで配信する予定を発表していた。見逃し配信やハイライトも用意され、リアルタイム視聴が難しいファンにも対応していた。
NHK総合・BSとJ SPORTSはシリーズごとに中継対象が異なるため、テレビで観戦する場合は各局の番組表を確認する必要があった。
なお、これらは2026年大会の放送実績・発表内容であり、今後のMLBシーズンの放送契約を保証するものではない。
【初心者向け】MLBポストシーズンの勝ち上がり方式とシード順位の仕組み

MLBのプレーオフは、単純な12球団の一発勝負ではない。
ア・リーグとナ・リーグがそれぞれ独立したトーナメントを戦い、最後に各リーグの優勝球団がワールドシリーズで対戦する。
1. 出場条件は各リーグ6球団出場資格を得るのは以下の球団だ。
- 各地区の優勝球団:3球団
- ワイルドカード獲得球団:3球団
合計12球団が出場する。
地区優勝を逃しても、リーグ内で高い勝率を残せばワイルドカードで進出できる。
2. 第1・第2シードには初戦免除の特典各リーグのシード順位は、地区優勝球団とワイルドカード球団を分けて決定する。
- 第1シード:最も成績の良い地区優勝球団
- 第2シード:2番目に成績の良い地区優勝球団
- 第3シード:3番目の地区優勝球団
- 第4~第6シード:ワイルドカード球団を成績順に配置
第1・第2シードはワイルドカードシリーズを免除され、地区シリーズから登場する。
2026年はブルワーズとレイズがそれぞれのリーグの第1シードを獲得した。
一方、アストロズは81勝81敗ながら地区優勝によって第3シード。93勝のヤンキースはワイルドカード枠の第4シードだった。
この違いが、MLBのシード制度を理解するうえで要点だ。
3. 各ラウンドの試合形式- ワイルドカードシリーズ:3試合制、2勝先取
- 地区シリーズ:5試合制、3勝先取
- リーグ優勝決定シリーズ:7試合制、4勝先取
- ワールドシリーズ:7試合制、4勝先取
ワイルドカードでは第3シード対第6シード、第4シード対第5シードが対戦する。
第1・第2シードは、それぞれの組み合わせの勝者を地区シリーズで迎え撃つ。
地区シリーズ以降は勝ち抜き方式となり、負ければその時点でシーズン終了。リーグ優勝決定シリーズで勝った2球団だけが、最後のワールドシリーズに進める。
なお、地区シリーズは5試合制、リーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズは7試合制。上位シードにはリーグ優勝決定シリーズでのホーム開催上の優位性もある。ワールドシリーズではレギュラーシーズンの成績が良い球団にホーム開催の優先権が与えられる。
4. よくある誤解:ワイルドカードは1試合で決まらない以前のMLBでは、ワイルドカードゲームという一発勝負の制度が採用されていた時期がある。
しかし、現在の12球団制では3試合制のワイルドカードシリーズが採用されている。
そのため、初戦を落としても翌日の試合で勝てばシリーズを五分に戻せる。
2026年のブレーブス対フィリーズは、その典型例だった。ブレーブスは第2戦を落としたが、第3戦で勝利し、地区シリーズ進出を決めている。
また、レギュラーシーズン終了時に勝率が並んだ場合も、現在は第163戦を開催せず、直接対決や地区内成績などのタイブレーク規則によって順位を決める。
【ポストシーズントーナメント表】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のMLBワールドシリーズ優勝球団はどこですか?
A1:ミルウォーキー・ブルワーズです。2026年10月28日(米国現地時間)の第5戦でタンパベイ・レイズを4-1で下し、シリーズ4勝1敗で球団史上初のワールドシリーズ制覇を達成しました。
Q2:ドジャースはなぜ2026年のポストシーズンで敗退したのですか?
A2:ナ・リーグ地区シリーズではブレーブスを3勝1敗で下しましたが、優勝決定シリーズでブルワーズに4連敗しました。先発投手陣の失点、得点圏での打撃不振などが重なり、3連覇の夢は途絶えました。
Q3:2026年のポストシーズンは日本時間でいつ開催されましたか?
A3:ワイルドカードシリーズは9月30日から10月2日、地区シリーズは10月4日から11日、リーグ優勝決定シリーズは10月12日から20日、ワールドシリーズは10月24日から29日でした。いずれも日本時間です。
まとめ:2026年のMLBはブルワーズが頂点へ、次のシーズンにも注目
2026年のMLBポストシーズンは、ブルワーズの歴史的な優勝によって幕を閉じた。
今季の主要な結果を振り返ると、次のようになる。
- ワールドシリーズ優勝:ミルウォーキー・ブルワーズ
- ワールドシリーズ準優勝:タンパベイ・レイズ
- ア・リーグ優勝:タンパベイ・レイズ
- ナ・リーグ優勝:ミルウォーキー・ブルワーズ
- ドジャース:ナ・リーグ優勝決定シリーズで4連敗
- ワールドシリーズMVP:ウィリアム・コントレラス
特に注目すべきは、ブルワーズが100勝以上の実力を発揮しながら、ドジャースをスイープし、最後はレイズを4勝1敗で破ったことだ。
レイズもア・リーグで優勝するまでの過程でヤンキースをスイープし、ガーディアンズとの激戦を制した。準優勝に終わったものの、2026年を代表する強豪球団の一つだった。
日本人選手では、大谷翔平の打撃成績、山本由伸の登板結果ともに、ドジャースの敗退と切り離せない話題となった。次のシーズンでどのような巻き返しを見せるかも注目される。
2026年のトーナメント表を振り返る際は、単に優勝球団だけを見るのではなく、シード順位、対戦相手、各シリーズの勝敗、そして勝ち上がりの過程を確認することが大切だ。 それぞれの球団がどのような道のりを経て最後の舞台に立ったのかを知れば、MLBポストシーズンの面白さはさらに深まる。
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