NPB(日本野球機構)の2026年度セ・リーグ公式記録によると、DeNAと中日の年間対戦成績は次のとおりだ。
2026年・直接対決25試合
横浜DeNAベイスターズ16勝

中日ドラゴンズ8敗
引き分け
1試合
DeNAの勝率
.667
25試合でDeNAが16勝を挙げたということは、直接対決の約3分の2を制した計算になる。中日にとっては、同じセ・リーグのライバルとの対戦で大きく負け越したシーズンだった。
16勝8敗1分が示す両チームの相性この数字で注目したいのは、DeNAが単に最終戦を勝っただけではなく、シーズン全体を通して中日を上回った点だ。
両球団は横浜スタジアムとバンテリンドーム ナゴヤを中心に対戦した。異なる本拠地で25試合を戦い、最終的に8つの勝ち越しを確保したことは、年間を通じた相性の差を示している。
加えて、DeNAは最終戦の前までに中日戦6連勝を重ね、9月23日の勝利で7連勝に伸ばした。TBS NEWS DIGも、2017~2018年の8連勝以来となる中日戦7連勝と報じている。
【最終戦を完全解説】9月23日の25回戦は戸柱のサヨナラ弾で決着
JERA セ・リーグ公式戦 第25回戦
中日ドラゴンズ3
11安打・1失策
横浜DeNAベイスターズ4×
7安打・1失策
開催球場
横浜スタジアム
試合時間
4時間18分
観客数
30,897人
決勝本塁打
戸柱恭孝・12回裏
NPB公式試合記録より
試合が動いたのは3回だった。
中日の福永裕基がDeNA先発・深沢鳳介から左中間へのソロ本塁打を放ち、先制に成功。さらに村松開人の安打などで好機を広げ、花田旭の適時二塁打で2点目を加えた。
中日は序盤から攻撃の形をつくり、試合の主導権を握った。
4回裏:DeNAが林琢真の適時三塁打で逆転追いかけるDeNAは4回裏に反撃する。
エンカーナシオンの二塁打と勝又温史の安打で一、三塁とすると、林琢真が右中間への2点適時三塁打を放った。
さらに戸柱恭孝の二ゴロの間に三塁走者が生還。DeNAはこの回に3点を奪い、3対2と逆転した。
6回表:中日が再び同点に追いつく中日も簡単には引き下がらない。
6回には石伊雄太の二塁打などからチャンスをつくり、相手の守備の乱れも絡んで同点に追いついた。
ここから試合は膠着状態に入る。
7回から11回まで両チームとも得点を挙げられず、勝敗は延長戦に持ち越された。
12回裏:戸柱恭孝が松山晋也からサヨナラ本塁打そして迎えた12回裏。
DeNAは先頭打者として戸柱恭孝が打席に立った。中日のマウンドには松山晋也。延長戦の均衡を破る一打が求められる場面だった。
戸柱は松山の投球を捉え、右翼スタンドへサヨナラソロ本塁打を放った。
スコアは4対3。DeNAが劇的な勝利を手にした。
NPB公式記録では戸柱の本塁打は今季1号。日刊スポーツは、この一発が戸柱にとってプロ野球人生初のサヨナラ本塁打だったと報じている。
勝利投手は馬場皐輔、敗戦投手は松山晋也だった。
この試合では戸柱が攻撃面で逆転につながる打点を挙げ、最後には決勝本塁打も記録した。捕手としての出場に加えて、試合の重要な局面で存在感を示したことが印象的だった。
【人物・記録の関係】中日対DeNA最終戦のキープレーヤー
9月23日の25回戦を理解するうえで、注目すべき人物と記録を整理しておこう。
| 選手・球団 | 試合での役割・記録 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 横浜DeNA | 16勝8敗1分 | 年間対戦を制した |
| 中日ドラゴンズ | 8勝16敗1分 | 直接対決で負け越し |
| 戸柱恭孝 | 12回裏サヨナラ本塁打 | プロ初のサヨナラ弾 |
| 林琢真 | 4回裏2点適時三塁打 | 逆転のきっかけをつくる |
| 福永裕基 | 3回表ソロ本塁打 | 中日の先制点を記録 |
| 松山晋也 | 12回裏に登板 | 決勝本塁打を許し敗戦投手 |
| 馬場皐輔 | DeNAの救援投手 | 勝利投手 |
この日の戸柱は、単に最後の一発を放った選手ではない。
4回裏には二ゴロで勝ち越し点を挙げ、9回裏には二塁打で出塁。そして12回裏には試合を終わらせるサヨナラ本塁打を記録した。
日刊スポーツの試合後報道では、戸柱が捕手2人制の中でフル出場し、試合後も映像やチャートを確認する準備を続けていたことが紹介された。
一試合の結果だけで選手を評価するのは難しいが、この日は攻守両面での準備と集中力が結果につながった試合だった。
【2026年セ・リーグ最終順位】DeNAは3位、中日は6位
年間対戦成績だけでなく、両チームが最終的にどの位置でシーズンを終えたのかも確認しておきたい。
NPB公式の2026年度セ・リーグ勝敗表では、全143試合終了時点で次の順位が確定している。
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝敗 | 勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 阪神 | 143 | 79勝62敗2分 | .560 |
| 2位 | 巨人 | 143 | 76勝64敗3分 | .543 |
| 3位 | DeNA | 143 | 71勝69敗3分 | .507 |
| 4位 | 広島 | 143 | 61勝78敗4分 | .439 |
| 5位 | ヤクルト | 143 | 61勝80敗2分 | .433 |
| 6位 | 中日 | 143 | 60勝81敗2分 | .426 |
DeNAは71勝69敗3分、勝率.507で3位となった。
勝ち越しでシーズンを終えたものの、首位阪神との差は7.5ゲーム。優勝には届かなかった。
注目したいのは、DeNAが中日に16勝8敗1分と大きく勝ち越していた一方、交流戦では5勝13敗と苦戦していた点だ。
つまり、中日戦での強さがそのままリーグ全体の優位につながったわけではない。特定の対戦相手に対する相性と、143試合を通した総合力は分けて考える必要がある。
中日は6位でシーズンを終える中日は60勝81敗2分、勝率.426で最下位の6位だった。
9月23日の試合直後には4位だったが、その後の残り試合を経て最終的に6位まで順位を下げた。
中日側にとって、DeNAとの直接対決での8勝16敗1分という結果は、シーズンを振り返る際の課題の一つとなる。
ただし、最下位の原因をDeNA戦だけに求めることはできない。阪神戦11勝14敗、巨人戦10勝15敗など、他球団との対戦結果も含めた総合的な成績が最終順位に反映されている。
【勝敗を分けたポイント】DeNAの攻撃力と中日の課題
2026年の対戦結果をもう一歩深く理解するには、両チームの年間成績を比較することが有効だ。
1. チーム打撃成績には明確な差があったNPB公式のチーム打撃成績によると、2026年の両チームには次のような違いがあった。
| 指標 | DeNA | 中日 |
|---|---|---|
| チーム打率 | .246 | .228 |
| 総得点 | 557 | 478 |
| 総安打 | 1,192 | 1,071 |
| 本塁打 | 125 | 121 |
| 出塁率 | .310 | .300 |
特に注目すべきなのは総得点だ。
DeNAは557得点を記録したのに対し、中日は478得点。79点の差がついていた。
本塁打数は125本と121本で大差がない一方、打率や安打数には差があった。長打だけに依存せず、安打を重ねて得点機会をつくる力がDeNAの特徴として表れている。
2. 投手力だけでは説明できない対戦結果一方、チーム防御率を見ると、DeNAは3.27、中日は3.28だった。
数字だけを比較すれば、投手陣全体の防御率にはほとんど差がない。
この点から、2026年の両チームの違いを投手力だけで説明することはできない。
DeNAの打撃成績が中日を上回っていたこと、そして直接対決で勝ち切る試合を多く積み重ねたことが、16勝8敗1分という結果を読み解く手掛かりになる。
3. 11安打を放った中日が敗れた最終戦の教訓9月23日の試合は、年間成績の特徴を象徴するようなゲームだった。
中日はDeNAを上回る11安打を放ちながら、得点は3点。対するDeNAは7安打で4点を奪った。
野球では安打数が多いチームが必ず勝つわけではない。
重要なのは、走者を得点圏に進めた場面で適時打や犠牲フライなどの結果を出せるか、そして相手の反撃をどこまで防げるかという点だ。
中日は序盤に2点を先制しながら、4回に逆転を許した。6回に同点に戻したものの、最後は延長12回に一発を浴びた。
この展開は、接戦での一つのミスや一打が最終結果を左右することを示している。
【プロの結論】中日対DeNAの2026年は何が違ったのか
2026年の両チームの対戦を総括すると、最も重要なのは直接対決の相性とシーズン全体の順位を混同しないことだ。
DeNAは中日に16勝8敗1分と大きく勝ち越した。しかし、最終順位は3位であり、優勝には届かなかった。
中日は6位に終わり、DeNAとの直接対決でも苦戦した。
この結果から読み取れる要点は3つある。
- 対戦相性: DeNAは中日との25試合で勝ち越し、年間を通じて優位に立った。
- 攻撃力: DeNAはチーム打率、安打数、得点で中日を上回った。
- シーズン総合力: 直接対決の勝ち越しだけでは優勝や上位進出は保証されない。
また、9月23日の最終戦は、戸柱恭孝のサヨナラ本塁打という印象的な結末を迎えた。
年間対戦成績だけを見るとDeNAの圧勝だが、最後の試合は中日が11安打を放つ接戦だった。こうした試合内容まで振り返ることで、単なる勝敗表では見えてこない両チームの特徴が浮かび上がる。
【中日対DeNAに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年の中日対DeNAの対戦成績は?
A1:DeNAが16勝8敗1分で勝ち越した。25試合を戦い、DeNAは中日に8つの勝ち越しを記録している。
Q2:2026年9月23日の中日対DeNAの試合結果は?
A2:DeNAが4対3で勝利した。延長12回裏、戸柱恭孝が松山晋也からサヨナラ本塁打を放って試合を決めた。
Q3:戸柱恭孝のサヨナラ本塁打は何回に出た?
A3:12回裏に出た。NPB公式記録では戸柱の今季1号本塁打で、日刊スポーツによるとプロ初のサヨナラ本塁打だった。
Q4:2026年の中日とDeNAの最終順位は?
A4:DeNAは71勝69敗3分でセ・リーグ3位、中日は60勝81敗2分で6位だった。
Q5:2026年の中日対DeNAの最終戦はどこで開催された?
A5:横浜スタジアムで開催された。9月23日の25回戦で、試合時間は4時間18分、観客数は30,897人だった。
Q6:中日対DeNAの2026年最終戦の前日はどんな結果だった?
A6:9月22日の24回戦ではDeNAが7対3で中日に勝利した。牧秀悟が30号2ラン、福永裕基が9号2ランを放っている。翌23日の最終戦もDeNAが勝ち、2連勝で直接対決を締めくくった。
まとめ:中日対DeNAの2026年は直接対決16勝8敗1分で決着
2026年の中日ドラゴンズ対横浜DeNAベイスターズは、DeNAが16勝8敗1分という成績でシーズンを終えた。
9月23日の最終戦では、延長12回に戸柱恭孝がサヨナラ本塁打を放ち、4対3で勝利。中日は11安打を記録しながら、最後の一打に泣く結果となった。
年間順位はDeNAが3位、中日が6位。直接対決の勝敗だけでなく、チーム打撃成績や交流戦を含むシーズン全体の結果にも両チームの違いが表れている。
今回の対戦を振り返る際に押さえておきたいのは、次の3点だ。
1. 年間対戦成績はDeNAの16勝8敗1分。
2. 最終戦は戸柱恭孝の12回裏サヨナラ本塁打で決着。
3. 最終順位はDeNAが3位、中日が6位。
2026年の中日対DeNAは、年間を通じたDeNAの優位と、最後まで勝敗が分からなかった接戦の両方が印象に残るシーズンとなった。
主な記録参照:日本野球機構(NPB)2026年度公式戦勝敗表・チーム打撃成績・チーム投手成績・9月23日公式試合速報、横浜DeNAベイスターズ公式試合記録、中日ドラゴンズ公式試合記録、TBS NEWS DIG、日刊スポーツ。