2026年10月31日現在、女子第38回全国高等学校駅伝競走大会に向けた都道府県予選が各地で進んでいます。すでに札幌山の手、青森山田、花巻東、仙台育英、埼玉栄、大阪の薫英女学院などが全国大会への出場権を獲得。北海道では、都道府県代表の札幌山の手に加え、地区代表として旭川龍谷も都大路への切符を手にしています。
2026年大会の出場枠は、都道府県代表47校と地区代表11校の合計58校です。10月31日には福島、茨城、群馬、千葉、山梨、熊本、宮崎などでも予選が行われ、11月には残る都道府県大会と地区大会が続きます。12月20日の京都での全国大会に向け、確定した学校、予選タイム、出場回数、今後の決定日程を整理します。
【2026年最新】高校駅伝女子の出場枠は58校!代表選出の仕組み

2026年の女子全国高校駅伝は、第38回大会として開催されます。出場するのは全国58校。都道府県予選を勝ち抜いた47校と、各地区大会で代表権を獲得する11校で構成されます。
この仕組みを理解するうえで注意したいのが、都道府県代表と地区代表は別枠だという点です。県大会で優勝した学校が都道府県代表となり、地区代表は原則として県大会の2位以下の学校などが地区大会で競い合って決まります。
都道府県代表47校の選出方法北海道から沖縄まで、各都道府県の予選会で優勝した学校が全国大会への出場権を獲得します。
予選会では女子5区間、総距離21.0975kmを走り、各校が襷をつなぎます。県によって競技日程や開催コースが異なり、優勝タイムも一律の条件で計測されるわけではありません。
そのため、予選タイムは各校の仕上がりを知る重要な材料ですが、異なる県の記録だけで全国大会の順位を決めつけることはできません。
地区代表11校の選出方法地区代表は、北海道、東北、北関東、南関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、北九州、南九州の11ブロックから選ばれます。
北海道については、北海道大会の2位校が地区代表となる仕組みです。2026年は札幌山の手が北海道代表、2位の旭川龍谷が北海道地区代表として出場を決めています。
このため、北海道からは2校が全国大会に出場します。札幌山の手と旭川龍谷を同じ種類の代表として扱わないことが、出場校一覧を正しく読むポイントです。
【10月31日現在】高校駅伝女子の出場校一覧!予選タイムと出場回数
ここでは、2026年10月31日までに学校発表や大会結果報道などで出場決定を確認できた学校をまとめます。10月31日開催の予選については、速報の更新状況に差があるため、結果が確認できた学校と結果公表待ちの県を区別しています。
都道府県代表の確定校10月30日までに確定した代表校には、北海道の札幌山の手、宮城の仙台育英、埼玉の埼玉栄、大阪の薫英女学院など、全国大会の実績を持つ学校が並びます。
特に注目したいのは、仙台育英の35年連続35回目、青森山田の34年連続34回目という継続的な出場実績です。山形中央のように初出場を決めた学校や、長崎商業のように久しぶりの出場を果たした学校もあります。
| 都道府県・地区 | 学校名 | 2026年予選タイム | 出場回数・区分 |
|---|---|---|---|
| 北海道 | 札幌山の手 | 1時間11分19秒 | 3年連続3回目・県代表 |
| 青森 | 青森山田 | 1時間09分20秒 | 34年連続34回目 |
| 岩手 | 花巻東 | 1時間13分56秒 | 5年連続17回目 |
| 宮城 | 仙台育英 | 1時間06分42秒 | 35年連続35回目 |
| 秋田 | 横手清陵学院 | 1時間15分09秒 | 2年連続2回目 |
| 山形 | 山形中央 | 1時間11分22秒 | 初出場 |
| 栃木 | 宇都宮文星女子 | 1時間14分13秒 | 7年連続9回目 |
| 埼玉 | 埼玉栄 | 1時間10分42秒 | 4年連続30回目 |
| 新潟 | 新潟明訓 | 1時間11分32秒 | 4年連続13回目 |
| 大阪 | 薫英女学院(大阪薫英女学院) | 1時間08分23秒 | 21年連続21回目 |
| 長崎 | 長崎商業 | 1時間12分36秒 | 8年ぶり2回目 |
| 沖縄 | 名護 | 1時間19分24秒 | 6年ぶり11回目 |
| 宮崎 | 小林 | 1時間12分49秒 | 8年連続25回目 |
| 熊本 | ルーテル学院 | 速報記事では未掲載 | 3年ぶり4回目 |
| 北海道地区 | 旭川龍谷 | 1時間14分20秒 | 2年ぶり14回目・地区代表 |
上記は10月31日時点で確認できた代表校の一覧であり、58校すべてが出そろった最終名簿ではありません。残る県代表と地区代表は、今後の大会結果によって追加されます。
10月31日に新たに注目された代表校10月31日の予選では、熊本県でルーテル学院が3年ぶり4回目の優勝を達成しました。RKK熊本放送の報道によると、女子は18校が参加し、ルーテル学院が1区で先頭に立った後、2区から5区までリードを守って全国大会出場を決めています。
宮崎県では小林が1時間12分49秒で優勝。2位の宮崎日大に差をつけ、全国大会への出場権を獲得しました。
また、茨城、群馬、福島、千葉、山梨、富山、奈良、和歌山、鳥取、島根、鹿児島なども10月31日に県予選を予定しています。各大会の正式リザルトが掲載されるタイミングには差があり、学校名や総合タイムの確定情報は順次反映される状況です。
【注目校を徹底比較】札幌山の手・旭川龍谷・仙台育英・埼玉栄・薫英女学院
2026年の女子高校駅伝で注目したいのは、全国大会での優勝経験や連続出場記録を持つ伝統校です。予選結果だけでなく、各校がどのような位置づけで全国大会に臨むのかを整理します。
札幌山の手|北海道予選を制した3年連続の代表校札幌山の手は10月11日の北海道高校駅伝で1時間11分19秒を記録し、優勝しました。これにより3年連続3回目の全国大会出場を決めています。
北海道代表としての出場権を確保しただけでなく、同大会では2位の旭川龍谷にも全国大会への切符が与えられました。札幌山の手が都道府県代表、旭川龍谷が地区代表という構図です。
北海道勢は2校が出場するため、全国大会では道内の異なる強豪校がどこまで上位に食い込めるかも見どころになります。
旭川龍谷|北海道地区代表として14回目の都大路へ旭川龍谷は北海道予選で1時間14分20秒を記録して2位となり、北海道地区代表に決まりました。出場回数は2年ぶり14回目です。
札幌山の手とは代表枠が異なりますが、全国大会への出場権を得たことに変わりはありません。都道府県代表の一覧だけを見ていると見落としやすいため、地区代表の欄も確認する必要があります。
仙台育英|35年連続35回目という圧倒的な継続実績宮城県の仙台育英は、10月24日の県予選で1時間06分42秒を記録しました。35年連続35回目の全国大会出場となります。
今回確認できた代表校の中でも予選タイムは際立っています。加えて、全国高校駅伝女子の歴代優勝回数では最多の5回を誇ります。
過去の全国優勝経験と毎年の出場実績を持つ仙台育英は、2026年大会でも優勝争いを考えるうえで外せない学校です。
埼玉栄|30回目の出場を決めた伝統校埼玉栄は10月21日の埼玉県予選で1時間10分42秒を記録し、4年連続30回目の出場を決めました。
歴代優勝校としても知られ、1995年から1997年にかけて全国大会3連覇を達成しています。長年にわたり女子高校駅伝を代表する存在であり、2026年も伝統校としての走りに期待が集まります。
薫英女学院|大阪予選21連覇で全国大会へ大阪の薫英女学院は10月30日に開催された大阪府高校駅伝で1時間08分23秒を記録し、21年連続21回目の全国大会出場を決めました。
大阪薫英女学院の公式発表によると、1区では主将の村井和果選手が19分14秒で区間賞を獲得。2位の東大阪大敬愛に27秒のリードをつくり、その後も襷をつないで優勝しました。
同校は2025年の全国大会でも2位に入った実績があります。県予選での安定感と全国大会での上位実績を兼ね備えた存在として、2026年のレースでも注目されます。
【未決定県はいつ決まる?】高校駅伝女子の予選日程と地区代表決定日
10月31日までに決まらない学校も、11月上旬の都道府県予選と中旬以降の地区大会で順次決定します。
都道府県代表は各県の優勝校が基本です。一方、地区代表は地区大会の結果で決まるため、県大会が終わった段階では全国大会への出場が確定していない学校もあります。
都道府県予選の今後の日程主な今後の開催予定は次のとおりです。
- 11月1日(日):長野、石川、福井、静岡、岐阜、滋賀、京都、兵庫、岡山、広島、山口、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、大分。
- 11月3日(火・祝):東京、神奈川、徳島。
- 11月7日(土):愛知。
- 11月8日(日):三重。
特に東京と神奈川は11月3日に予選が予定されています。強豪校が集まる地域でもあり、県代表の決定は全国大会の勢力図を考えるうえで大きなポイントです。
地区代表11枠の決定日程- 11月14日(土):東北地区・中国地区。
- 11月15日(日):北信越地区・近畿地区・四国地区。
- 11月19日(木):北関東地区・南関東地区。
- 11月21日(土):北九州地区・南九州地区。
- 11月22日(日):東海地区。
北海道地区代表はすでに旭川龍谷に決定しているため、残る地区代表10枠がこれらの大会で決まります。
地区大会では、県大会の優勝校だけでなく、惜しくも2位以下となった学校にも全国大会への道が残されています。県大会の順位だけで各校のシーズンが終わるわけではありません。
【歴代優勝校から見る勢力図】仙台育英・長野東・薫英女学院の実績
全国高校駅伝女子の歴史を振り返ると、時代ごとに優勝校が変化してきたことが分かります。1989年に始まった女子大会では、市立船橋や仙台育英、埼玉栄などが初期から存在感を示しました。
歴代優勝回数で最多は仙台育英月刊陸上競技の歴代優勝記録によると、女子全国高校駅伝で最も多く優勝しているのは仙台育英で、通算5回です。
主な歴代優勝校と実績は次のとおりです。
- 仙台育英:通算5回。1993年、1994年、2017年、2019年、2021年に優勝。
- 豊川:通算4回。2008年、2009年、2011年、2013年に優勝。
- 埼玉栄:通算3回。1995年から1997年に3連覇。
- 長野東:通算3回。2022年、2024年、2025年に優勝。
- 筑紫女学園:通算3回。
- 立命館宇治:通算3回。
- 薫英女学院:通算2回。2014年、2016年に優勝。
- 神村学園:通算2回。2018年、2023年に優勝。
前回の第37回大会では、長野東が1時間06分30秒で優勝しました。2年連続3回目の全国制覇で、歴代総合記録でも2位に相当する好タイムでした。
2位は仙台育英、3位は薫英女学院。歴代の優勝経験校が上位に並び、2026年大会に向けてもこの3校の系譜は重要な比較材料になります。
ただし、過去の優勝回数は2026年の勝敗を保証するものではありません。高校駅伝は学年交代による戦力変化が大きく、同じ学校でも年度ごとにメンバー構成が異なります。過去の実績と今年の予選タイム、最終的な区間配置を合わせて見ることが大切です。
【12月20日開催】全国高校駅伝女子2026の日程・会場・コース
女子第38回全国高等学校駅伝競走大会は、2026年12月20日(日)に京都府京都市で開催されます。会場は、たけびしスタジアム京都とその付設駅伝コースです。
全国大会の基本情報- 大会名:女子第38回全国高等学校駅伝競走大会
- 開催日:2026年12月20日(日)
- 会場:たけびしスタジアム京都
- 女子スタート:午前10時20分
- 女子の距離:21.0975km
- 女子の区間数:5区間
- 出場校:58校
- 開会式:12月19日(土)午後3時
主催は日本陸上競技連盟、全国高等学校体育連盟、毎日新聞社、京都府、京都市などです。大会は雨天決行と案内されています。
女子5区間の構成女子はハーフマラソンと同じ21.0975kmを5人でつなぎます。1区は6km、2区は4.0975km、3区と4区はそれぞれ3km、5区は5kmという構成です。
最長区間となる1区は、チームの流れを左右する重要な区間です。ここで先頭集団に位置できるかどうかが、その後のレース展開にも影響します。
一方、最終5区は5km。中盤までのリードを守り切る力と、最後まで粘り強く走る力が大切です。各校のエース配置や選手層が順位を左右するポイントになります。
なお、正式な区間エントリーや補欠選手の登録情報は大会が近づいてから確認する必要があります。現段階の県予選オーダーと全国大会の最終オーダーは別の情報です。
【高校駅伝女子出場校2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の全国高校駅伝女子は何校が出場しますか?
A1:合計58校です。都道府県代表47校と地区代表11校で構成されます。
Q2:札幌山の手と旭川龍谷はどちらも北海道代表ですか?
A2:全国大会への出場枠は異なります。札幌山の手が北海道の都道府県代表、旭川龍谷が北海道地区代表です。北海道からは2校が出場します。
Q3:仙台育英の2026年予選タイムは何分ですか?
A3:宮城県予選で1時間06分42秒を記録しました。35年連続35回目の全国大会出場です。
Q4:埼玉栄や大阪薫英女学院も出場しますか?
A4:はい。埼玉栄は4年連続30回目、薫英女学院は21年連続21回目の出場を決めています。
Q5:全国高校駅伝女子2026はいつ開催されますか?
A5:2026年12月20日(日)です。京都のたけびしスタジアム京都で、女子は午前10時20分にスタートします。
Q6:地区代表はいつ決まりますか?
A6:北海道地区代表は決定済みです。残る地区代表は11月14日から22日までの地区大会で決定する予定です。
まとめ:高校駅伝女子2026は11月の代表決定と12月の都大路に注目
2026年10月31日時点で、女子全国高校駅伝の出場校は順次決定しています。札幌山の手、仙台育英、埼玉栄、薫英女学院など、全国大会の実績を持つ強豪校が代表権を獲得しました。北海道地区代表の旭川龍谷や、初出場を決めた山形中央、久しぶりの出場となる長崎商業などにも注目です。
今後は11月8日まで続く都道府県予選と、11月14日から22日までの地区大会が焦点となります。最終的に男女各58校がそろい、12月20日の京都・都大路で全国の頂点を争います。
出場校を確認するときは、都道府県代表と地区代表を分けること、予選タイムと全国大会の結果を混同しないこと、そして出場回数と今年の戦力を別々に評価することが大切です。
仙台育英の歴代最多優勝記録、長野東の連覇を含む近年の実績、薫英女学院の安定した大阪予選での強さなど、2026年大会には見どころが豊富にあります。11月に決まる残りの代表校と全国大会の最終エントリーが、今年の女子高校駅伝の勢力図をさらに明確にしていくでしょう。
主な情報確認資料: 日本陸上競技連盟、全国高等学校体育連盟、月刊陸上競技、各学校公式発表、RKK熊本放送など。