2025年1月2日・3日に開催された第101回箱根駅伝。出場したのは、前回大会の成績によって出場権を得たシード校10校と、2024年10月の予選会を突破した10校、そして関東学生連合チームを加えた全21チームです。青山学院大学、駒澤大学、國學院大學といった優勝候補から、予選会で激戦を勝ち抜いた立教大学、順天堂大学まで、顔ぶれには各大学の実力と歴史が表れています。
2026年11月現在、第101回大会はすでに終了した過去の大会ですが、出場校の一覧や選考過程、出場回数を振り返る資料としても注目される大会です。ここでは日本テレビの大会公式記録、関東学生陸上競技連盟の開催情報、箱根駅伝公式サイトの資料をもとに、全出場校、予選会の順位、出場枠の仕組み、歴代出場回数、関東学生連合の位置づけまで整理します。
【一覧】箱根駅伝2025・第101回大会の出場校はどこ?シード校10校と予選会通過校10校

第101回箱根駅伝の出場校は、シード権を持つ10大学と、予選会で上位10位以内に入った10大学です。これに関東学生連合チームが加わり、合計21チームで本大会が行われました。
日本テレビの第101回大会公式サイトに掲載された出場校一覧をもとに、出場区分ごとに紹介します。
シード校10校|前回大会の上位10大学シード校とは、前年の箱根駅伝で総合10位以内に入った大学に与えられる出場権を持つチームです。第100回大会の上位10校が、第101回大会でも予選会を経ずに出場しました。
- 青山学院大学:17年連続30回目
- 駒澤大学:59年連続59回目
- 城西大学:3年連続19回目
- 東洋大学:23年連続83回目
- 國學院大學:9年連続18回目
- 法政大学:10年連続85回目
- 早稲田大学:49年連続94回目
- 創価大学:6年連続8回目
- 帝京大学:18年連続26回目
- 大東文化大学:3年連続53回目
特に注目したいのは、青山学院大学、駒澤大学、國學院大學の3校です。青山学院大学は前回の第100回大会で総合優勝を果たし、駒澤大学は総合2位、國學院大學は総合5位でシード権を獲得しました。
また、東洋大学は23年連続、早稲田大学は49年連続という長期にわたる連続出場を記録しています。シード校には、単年度の競技力だけでなく、長年にわたって箱根駅伝の舞台を維持してきた大学が並びました。
予選会通過校10校|立教大学がトップ通過残る10枠を獲得したのは、2024年10月19日に行われた第101回箱根駅伝予選会の上位10大学です。
- 立教大学:3年連続30回目
- 専修大学:2年ぶり72回目
- 山梨学院大学:5年連続38回目
- 日本体育大学:77年連続77回目
- 中央学院大学:2年連続24回目
- 中央大学:8年連続98回目
- 日本大学:2年連続91回目
- 東京国際大学:2年ぶり8回目
- 神奈川大学:2年連続55回目
- 順天堂大学:14年連続66回目
予選会では立教大学が首位通過を果たしました。中央大学や日本大学といった箱根駅伝の歴史を持つ大学も、予選会を突破して本大会への出場を決めています。
また、順天堂大学は10位で最後の出場枠を獲得しました。長年にわたる出場実績を持つ大学であっても、シード権を失えば予選会から本大会を目指さなければならないことが、箱根駅伝の厳しさを物語っています。
関東学生連合チーム|21チーム目のオープン参加上記20大学に加えて出場したのが、関東学生連合チームです。
関東学生連合は、予選会を突破できなかった大学の選手を中心に編成されるチームです。通常の大学単位の出場とは異なり、複数大学の選手が一つのチームとして襷をつなぎます。
第101回大会では2大会ぶり20回目の出場となりました。ただし、正式な大学別順位を争うチームではなく、オープン参加として扱われます。
【予選会結果】2024年10月19日の箱根駅伝予選会で何が起きた?
第101回箱根駅伝の出場校を決めた予選会は、2024年10月19日、東京都立川市で開催されました。
会場は陸上自衛隊立川駐屯地から市街地、国営昭和記念公園へと続くコース。各大学の選手がハーフマラソンに挑み、チームとしての総合力を競いました。
予選会の上位15校と総合タイム日本テレビの大会公式サイトに掲載された第101回予選会の総合成績は以下のとおりです。
- 1位:立教大学 10時間52分36秒
- 2位:専修大学 10時間53分39秒
- 3位:山梨学院大学 10時間54分06秒
- 4位:日本体育大学 10時間55分58秒
- 5位:中央学院大学 10時間56分01秒
- 6位:中央大学 10時間56分03秒
- 7位:日本大学 10時間56分53秒
- 8位:東京国際大学 10時間58分53秒
- 9位:神奈川大学 10時間59分12秒
- 10位:順天堂大学 11時間01分25秒
- 11位:東京農業大学 11時間01分26秒
- 12位:明治大学 11時間02分24秒
- 13位:国士舘大学 11時間02分40秒
- 14位:東海大学 11時間03分39秒
- 15位:流通経済大学 11時間05分11秒
本大会への出場権を獲得できたのは、上位10校までです。
最大の注目点は10位と11位のわずか1秒差第101回予選会を象徴する出来事が、順天堂大学と東京農業大学の明暗を分けた1秒差です。
10位の順天堂大学は11時間01分25秒でフィニッシュ。一方、11位の東京農業大学は11時間01分26秒でした。
両校の差は、わずか1秒。順天堂大学が14年連続66回目の出場を決めた一方、東京農業大学は本大会への出場を逃しました。
予選会は個人の順位だけでなく、各大学の上位10選手の合計タイムで決まります。エースが好記録を出しても、チーム全体のタイムが届かなければ出場権は獲得できません。最後の1枠をめぐる争いは、箱根駅伝が個人競技ではなく、チーム競技であることを改めて示しました。
【出場枠の仕組み】箱根駅伝の出場校はどうやって決まる?
箱根駅伝の本大会に出場できるのは、原則として関東学生陸上競技連盟に加盟する大学のうち、選考基準を満たしたチームです。
第101回大会の基本構成は、シード校10校、予選会通過校10校、関東学生連合チームの計21チームでした。
① 前回大会の総合10位以内がシード権を獲得前年の本大会で総合10位以内に入った大学は、次回大会の出場権を確保できます。
この制度によって、前年の本大会で好成績を残した大学は予選会に参加する必要がありません。
第101回大会の場合、第100回大会で青山学院大学が優勝し、大東文化大学が10位に入ったため、この10大学がシード校となりました。
② 予選会で上位10校が本大会へ進出シード権を持たない大学は、10月の予選会で出場権を争います。
第101回大会の予選会では、各大学から最大12名が出走でき、ハーフマラソンの21.0975キロを走りました。そのうち、各校の上位10名の合計タイムによって順位が決定され、上位10校が本大会に進出します。
ここで重要なのは、予選会が個人の最速記録を競う大会ではないという点です。上位10人の合計タイムが評価されるため、エースだけでなく、チームの10番手まで安定して走れる選手をそろえられるかが勝敗を左右します。
③ 関東学生連合チームはオープン参加関東学生連合チームは、予選会を突破できなかった大学の選手を中心に選抜されます。
第101回大会の関東学生連合は、大学の枠を越えて選ばれた選手たちが箱根路を走る特別なチームでした。大学別の本大会出場枠を獲得した20校とは異なり、順位やタイムは参考記録として扱われます。
そのため、出場チーム数を数える場合は21チームですが、通常の大学単位で出場権を獲得した学校数は20校です。
【出場回数・連続出場記録】箱根駅伝2025の歴代出場校を比較
第101回大会の出場校一覧を見ると、大学によって出場経験に大きな違いがあることがわかります。
初出場から歴史を積み重ねてきた大学もあれば、長期間にわたって連続出場を続ける大学もあります。特に日本体育大学、駒澤大学、早稲田大学などは、連続出場記録が際立っています。
第101回大会・全21チームの出場回数一覧以下は日本テレビの公式出場校一覧などに基づく、各大学・チームの出場回数と連続出場記録です。
| 出場区分 | 大学・チーム名 | 出場回数・連続出場 |
|---|---|---|
| シード | 青山学院大学 | 30回目・17年連続 |
| シード | 駒澤大学 | 59回目・59年連続 |
| シード | 城西大学 | 19回目・3年連続 |
| シード | 東洋大学 | 83回目・23年連続 |
| シード | 國學院大學 | 18回目・9年連続 |
| シード | 法政大学 | 85回目・10年連続 |
| シード | 早稲田大学 | 94回目・49年連続 |
| シード | 創価大学 | 8回目・6年連続 |
| シード | 帝京大学 | 26回目・18年連続 |
| シード | 大東文化大学 | 53回目・3年連続 |
| 予選会 | 立教大学 | 30回目・3年連続 |
| 予選会 | 専修大学 | 72回目・2年ぶり |
| 予選会 | 山梨学院大学 | 38回目・5年連続 |
| 予選会 | 日本体育大学 | 77回目・77年連続 |
| 予選会 | 中央学院大学 | 24回目・2年連続 |
| 予選会 | 中央大学 | 98回目・8年連続 |
| 予選会 | 日本大学 | 91回目・2年連続 |
| 予選会 | 東京国際大学 | 8回目・2年ぶり |
| 予選会 | 神奈川大学 | 55回目・2年連続 |
| 予選会 | 順天堂大学 | 66回目・14年連続 |
| オープン参加 | 関東学生連合 | 20回目・2大会ぶり |
第101回大会で特に目を引くのは、日本体育大学の77年連続77回目という記録です。
日本体育大学は予選会を突破して本大会への出場を決めましたが、長い歴史の中で連続出場を維持してきた大学でもあります。シード権ではなく予選会を経て出場したことからも、連続出場を守るための競争がいかに厳しいかがわかります。
駒澤大学は59年連続59回目、早稲田大学は49年連続94回目。いずれも箱根駅伝を代表する伝統校です。
通算出場回数では中央大学が98回目通算出場回数に目を向けると、中央大学は第101回大会で98回目の出場を記録しました。早稲田大学は94回目、日本大学は91回目、法政大学は85回目、東洋大学は83回目です。
この数字は、箱根駅伝の歴史を支えてきた大学の存在感を示しています。
ただし、通算出場回数と連続出場回数は別の指標です。例えば、専修大学は72回目の出場ですが、今回は2年ぶりの出場でした。出場経験の豊富さと、毎年出場権を獲得し続ける力は、分けて見る必要があります。
【注目大学を分析】青山学院大学・駒澤大学・國學院大學・立教大学・順天堂大学
第101回箱根駅伝では、シード校と予選会通過校の双方に見どころがありました。ここでは大会の結果も踏まえ、特に注目したい5大学を取り上げます。
青山学院大学|シード校として出場し総合優勝青山学院大学は第100回大会の総合優勝によってシード権を獲得し、第101回大会には17年連続30回目の出場を果たしました。
本大会でも圧倒的な総合力を見せ、10時間41分19秒の大会新記録で総合優勝。第100回大会に続く2大会連続の総合優勝となりました。
シード校として安定して出場できる環境を持ちながら、実際のレースでも結果を残す強さが際立ちました。
駒澤大学|59年連続出場の伝統校駒澤大学は第101回大会で59年連続59回目の出場を達成しました。
第100回大会では総合2位。第101回大会でも青山学院大学に次ぐ総合2位となり、10時間44分07秒を記録しています。
長期にわたる連続出場だけでなく、優勝争いを続ける競技力も大きな特徴です。
國學院大學|予選会ではなくシード権から3位入賞國學院大學は第100回大会の総合5位でシード権を獲得しました。第101回大会は9年連続18回目の出場です。
2025年の本大会では、10時間50分47秒で総合3位に入りました。青山学院大学、駒澤大学に続く順位で、大学としても存在感を示す結果となっています。
第101回大会の結果は、シード権を確保することが単なる出場資格の維持にとどまらず、翌年のチーム編成や強化計画を考えるうえでも大きな意味を持つことを示しています。
立教大学|予選会トップ通過から総合13位立教大学は2024年10月の予選会で10時間52分36秒を記録し、トップ通過を果たしました。
3年連続30回目の出場となった第101回大会では、往路8位で折り返し、最終的には総合13位でフィニッシュしています。
予選会での順位と本大会の順位は必ずしも一致しません。予選会はハーフマラソンの合計タイム、本大会は217.1キロの長距離駅伝です。距離や区間ごとの適性、選手層の厚さなど、求められる能力が異なることがわかります。
順天堂大学|予選会10位から本大会11位順天堂大学は予選会で11時間01分25秒を記録し、わずか1秒差の10位で出場権を獲得しました。
第101回大会は14年連続66回目の出場。最終的な総合順位は11位で、惜しくも翌大会のシード権には届きませんでした。
それでも、予選会の最後の枠を勝ち取って本大会で総合11位まで順位を上げたことは、チームの競争力を示す結果です。次年度の出場には再び予選会を突破する必要が生じるため、シード権の重要性も浮き彫りになりました。
【大会日程】箱根駅伝2025はいつ開催された?第101回大会の概要
第101回箱根駅伝は、2025年1月2日と3日の2日間にわたって開催されました。
関東学生陸上競技連盟が公表した大会情報によると、スタート地点は東京都千代田区の大手町・読売新聞社前、折り返し地点は神奈川県箱根町の芦ノ湖駐車場入口です。
第101回箱根駅伝の基本情報- 大会名:第101回東京箱根間往復大学駅伝競走
- 開催日:2025年1月2日(木)・3日(金)
- スタート時刻:両日とも午前8時
- スタート地点:東京・大手町
- 折り返し地点:神奈川県箱根町・芦ノ湖
- 出場チーム:21チーム(大学20校・関東学生連合)
- コース:往路5区間・復路5区間
- 総距離:217.1キロ
箱根駅伝は、東京から箱根へ向かう往路5区間と、箱根から東京へ戻る復路5区間で構成されています。
往路は107.5キロ、復路は109.6キロ。合計217.1キロという長い距離を、10人の選手が襷でつなぎます。
第101回大会の総合優勝は青山学院大学でした。往路も復路も制し、総合タイム10時間41分19秒という大会新記録を樹立しています。
2026年の大会情報と混同しないための注意点2026年現在、第101回大会は2025年に開催された歴史的な大会記録です。2026年1月2日・3日に開催されたのは第102回大会であり、出場校の構成も異なります。
例えば、第101回大会では法政大学や大東文化大学がシード校でしたが、第102回大会ではシード校の顔ぶれに変更がありました。
そのため、「箱根駅伝2025の出場校」を調べる場合は、第101回大会の記録を参照する必要があります。翌年の第102回大会や、次の第103回大会の出場校と混同しないことが大切です。
【よくある質問】箱根駅伝2025の出場校に関するFAQ
Q1:箱根駅伝2025の出場校は全部で何校ですか?
A1:大学単位で出場権を獲得したのは20校です。内訳はシード校10校と予選会通過校10校。これにオープン参加の関東学生連合チームを加え、合計21チームが出場しました。
Q2:箱根駅伝2025のシード校10校はどこですか?
A2:青山学院大学、駒澤大学、城西大学、東洋大学、國學院大學、法政大学、早稲田大学、創価大学、帝京大学、大東文化大学です。いずれも第100回大会の総合10位以内に入った大学です。
Q3:箱根駅伝2025の予選会を通過した大学はどこですか?
A3:立教大学、専修大学、山梨学院大学、日本体育大学、中央学院大学、中央大学、日本大学、東京国際大学、神奈川大学、順天堂大学の10校です。立教大学がトップ通過し、順天堂大学が10位で最後の枠を獲得しました。
Q4:関東学生連合は正式な出場校ですか?
A4:関東学生連合は本大会に参加するチームですが、一般の大学チームとは異なるオープン参加です。予選会を突破できなかった大学の選手を中心に編成され、記録は参考扱いとなります。
Q5:箱根駅伝2025で最も連続出場回数が多かった大学はどこですか?
A5:日本体育大学の77年連続77回目です。次いで駒澤大学の59年連続59回目、早稲田大学の49年連続94回目が長い連続出場記録となっています。
Q6:箱根駅伝のシード権は何位まで獲得できますか?
A6:本大会の総合10位以内に入ると、翌年の大会のシード権を獲得できます。11位以下の大学は、原則として次回大会の予選会から出場を目指すことになります。
まとめ:箱根駅伝2025の出場校はシード10校・予選会10校・関東学生連合
第101回箱根駅伝の出場チームは、青山学院大学や駒澤大学などのシード校10校、立教大学や順天堂大学などの予選会通過校10校、そして関東学生連合チームの合計21チームでした。
2024年10月19日の予選会では立教大学がトップ通過を果たし、順天堂大学が10位で本大会への最後の切符を獲得しました。特に10位と11位の差がわずか1秒だったことは、箱根駅伝予選会の厳しさを象徴する出来事です。
出場回数では日本体育大学の77年連続77回目、駒澤大学の59年連続59回目、早稲田大学の49年連続94回目といった記録が際立ちました。一方、立教大学のように予選会で結果を残して本大会に進む大学にも、箱根駅伝ならではのドラマがあります。
第101回大会は青山学院大学が10時間41分19秒の大会新記録で総合優勝を果たしました。シード校と予選会通過校という出場経路の違いだけでなく、各大学が積み重ねてきた歴史やチームの総合力にも目を向けると、箱根駅伝をより深く楽しめます。
2026年以降の大会を振り返る際にも、シード権の獲得状況、予選会の順位、連続出場記録という3つの視点を押さえておくと、各大学の勢力図や箱根駅伝の歴史的な変化が見えてきます。
主な照合資料:日本テレビ「第101回箱根駅伝 出場校・選手一覧」「第101回箱根駅伝予選会結果」、東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト「箱根駅伝とは」「第101回大会公式記録」、関東学生陸上競技連盟の大会開催情報。