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【ギルデッドミラーの血統を分析】オルフェーヴルとタイタンクイーンの組み合わせ

黒田 亮 黒田 亮 • 更新: • 公開: • 読了約 12 分
目次

ギルデッドミラーの競走能力を理解するには、父だけでなく母系にも注目する必要があります。

父は三冠馬として知られるオルフェーヴル、母は米国産のタイタンクイーン。母父には米国のGⅠ競走で実績を残したTiznow(ティズナウ)が入っています。

父オルフェーヴルから受け継いだ血統

父のオルフェーヴルは、ステイゴールドとオリエンタルアートの間に生まれた名馬です。

2011年に皐月賞、日本ダービー、菊花賞を制してクラシック三冠を達成。2012年と2013年には凱旋門賞にも挑戦し、日本競馬を代表する存在となりました。

その産駒には芝の中長距離で活躍する馬だけでなく、さまざまな条件で能力を発揮する馬もいます。

ギルデッドミラーの場合、NHKマイルカップでの好走に加えて、ダートの武蔵野ステークスを制した点が興味深いところです。

母タイタンクイーンと母父Tiznow

母タイタンクイーンは2005年生まれの米国産繁殖牝馬です。

母父のTiznowは米国競馬で活躍した名馬で、母系にはEnsnare、さらにその父系にはSeeking the Goldなどの血が入っています。

JBISサーチの5代血統表では、次のクロスが確認できます。

- ノーザンテースト:4代目・5代目
- Northern Dancer:5代目同士
- Buckpasser:5代目同士

日本のサンデーサイレンス系を中心とする父系と、米国由来の血を持つ母系が組み合わさった血統構成です。

半兄には重賞馬ストロングタイタン

母タイタンクイーンの産駒として忘れてはならないのが、ストロングタイタンです。

は2013年生まれの牡馬で、父はRegal Ransom。ギルデッドミラーとは父が異なる母同士の兄弟に当たります。

JBISサーチによると、通算27戦7勝。2018年の鳴尾記念(GⅢ)を制しています。

同じ母から重賞勝ち馬が複数誕生していることは、タイタンクイーンの繁殖成績を考えるうえで興味深い事実です。

ギルデッドミラー自身も芝とダートの両方で重賞実績を残しており、母系の繁殖価値にも注目が集まる背景があります。

【2026年最新】ギルデッドミラーの現在は?繁殖牝馬としての活動と産駒

ギルデッドミラー

2026年11月現在、ギルデッドミラーは競走馬ではなく繁殖牝馬として登録されています。

JRAは引退発表時に、北海道勇払郡安平町のノーザンファームで繁殖馬となる予定を公表しました。

現在注目されているのは、2024年から2026年までに誕生した3頭の産駒です。

2024年産:初仔ギルデッドグロス(父クリソベリル)


2026年デビュー済み
牡・栗毛/2024年3月6日生まれ
- 父:クリソベリル
- 母:ギルデッドミラー
- 調教師:黒岩陽一
- 馬主:シルクレーシング
- 生産:ノーザンファーム

ギルデッドミラーの初仔として誕生したのがギルデッドグロスです。

父クリソベリルはゴールドアリュール産駒で、2019年のチャンピオンズカップなどを制したダートGⅠ馬です。

母がダート重賞の武蔵野ステークスを勝っていることもあり、配合面でもダートへの適性に関心が集まる組み合わせです。

そして、2026年10月11日、東京競馬場の2歳新馬戦でデビューしました。

デビュー戦の結果は次のとおりです。

- 開催日:2026年10月11日
- 競馬場:東京
- レース:2歳新馬
- 距離:ダート1600メートル
- 出走頭数:16頭
- 人気:1番人気
- 騎手:C.ルメール
- 馬体重:470キログラム
- タイム:1分39秒8
- 着順:3着

勝ったのはロードアマデウス、2着はレヴフィリアでした。

1番人気に支持されたギルデッドグロスは3着で初戦を終えています。JRAの競走馬情報でも、このデビュー戦の成績が確認できます。

2026年11月2日時点では、1戦0勝、3着1回という段階です。

母のような重賞実績を築けるかどうかは、これからの競走生活にかかっています。

2025年産:父キズナの牡馬

2頭目は、2025年に誕生した牡馬です。


ギルデッドミラーの2025

牡・青鹿毛/2025年生まれ
- 父:
- 母:ギルデッドミラー
- 生産:ノーザンファーム
- 馬名:JBIS掲載では未記載

父キズナはディープインパクト産駒で、2013年の日本ダービーを制した競走馬です。

種牡馬としても多くの活躍馬を送り出しており、芝の中距離を中心に幅広い条件で産駒が実績を残しています。

オルフェーヴル産駒のギルデッドミラーにキズナを配合した組み合わせは、父系に異なるサンデーサイレンス系の血を持つ点でも注目されます。

ただし、2026年11月現在、この産駒については競走実績がまだありません。

2026年産:父ロードカナロアの牝馬

3頭目は2026年生まれの牝馬です。


ギルデッドミラーの2026

牝・鹿毛/2026年生まれ
- 父:
- 母:ギルデッドミラー
- 馬名:JBIS掲載では未記載

父ロードカナロアは、2013年の安田記念や香港スプリントなどを制した世界的なスプリンターです。

種牡馬としては短距離だけでなく、マイルや中距離でも活躍する産駒を送り出しています。

母ギルデッドミラーも芝のマイル重賞で好走した実績を持つため、マイル適性という観点でも興味深い配合です。

ただし、2026年産の牝馬はまだ幼駒の段階で、競走能力や適性を評価できる時期ではありません。

ギルデッドミラーの産駒一覧

2026年10月時点でJBISサーチに掲載されている産駒を

生年 性別 父 馬名・状況
2024年 牡 クリソベリル ギルデッドグロス・デビュー済み
2025年 牡 キズナ 馬名未記載
2026年 牝 ロードカナロア 馬名未記載

3頭の父はそれぞれ異なります。

クリソベリル、キズナ、ロードカナロアという異なる種牡馬との組み合わせから、ギルデッドミラーの繁殖牝馬としての可能性を見ていくことができます。

特に、初仔ギルデッドグロスがすでに競走デビューを果たしたことは、2026年の大きなトピックです。

繁殖牝馬として注目すべきポイント

ギルデッドミラーの繁殖価値を考える際には、3つの視点があります。

1. 自身が芝・ダート双方で重賞実績を残したこと

NHKマイルカップ3着と武蔵野ステークス優勝という異なるカテゴリーでの実績は、競走馬としての大きな特徴です。

2. 母タイタンクイーンの繁殖実績

ストロングタイタンをはじめ、複数の活躍馬を送り出した牝系に属しています。母系の競走実績も血統評価の材料になります。

3. 配合相手の幅広さ

クリソベリル、キズナ、ロードカナロアと、異なる特徴を持つ種牡馬が配合されています。今後はそれぞれの産駒が競走馬としてどのような成長を見せるかが焦点です。

繁殖牝馬としての真価は、産駒がデビューしただけで決まるものではありません。競走成績、成長過程、繁殖成績を長期的に見て評価する必要があります。

【プロの結論】ギルデッドミラーの本当の価値は芝・ダートの二刀流と母系の可能性

ギルデッドミラーの競走生活を振り返ると、評価すべき要点は大きく3つあります。

第一に、芝のGⅠであるNHKマイルカップで3着に入った能力です。3歳時点でマイル路線のトップクラスと競い合える実力を示しました。

第二に、ダート転向後の成績です。

2022年8月のNST賞から2023年1月の根岸ステークスまで、ダートでは4戦2勝、2着2回。武蔵野ステークスで重賞初制覇を達成し、根岸ステークスでも勝ち馬に0.1秒差まで迫りました。

第三に、繁殖牝馬としての将来性です。

父オルフェーヴル、母タイタンクイーンという血統に加え、半兄ストロングタイタンも重賞勝ち馬。自身も芝とダートで結果を残していることから、競走馬としてだけでなく母系の一員としても注目されます。

ただし、ここで混同してはいけないのが、母の競走実績と産駒自身の能力です。

2026年にデビューしたギルデッドグロスは新馬戦3着。まだ1戦の結果であり、母と同等の競走能力を持つかどうかは判断できません。

今後の産駒を評価するときは、血統だけでなく、実際のレース内容、距離適性、成長の推移を確認することが大切です。

ギルデッドミラーは、フェブラリーステークスへの挑戦を前に故障で引退したため、現役時代の可能性をすべて見せ切った馬ではありません。しかし、22戦4勝という数字以上に、芝のGⅠ好走とダート重賞制覇という異なる実績を残したことが、その存在を印象深いものにしています。

【ギルデッドミラー】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ギルデッドミラーは2026年現在、何をしている?
A1:2023年に競走生活を終え、繁殖牝馬として登録されています。2026年までにクリソベリル産駒、キズナ産駒、ロードカナロア産駒の3頭が確認されています。

Q2:ギルデッドミラーの引退理由は何?
A2:2023年2月7日の調教後に右前肢の繋靱帯の炎症と第一指骨の剥離骨折が判明したためです。全治3カ月以上と診断され、予定していたフェブラリーステークスを回避。2月9日付でJRAの競走馬登録が抹消されました。

Q3:ギルデッドミラーの産駒ギルデッドグロスは勝った?
A3:2026年10月11日の東京・2歳新馬戦でデビューし、1番人気で3着でした。父はクリソベリルで、C.ルメール騎手が騎乗。2026年11月2日時点の記録では1戦0勝です。

まとめ:ギルデッドミラーの現在と今後の産駒に注目

ギルデッドミラーは、オルフェーヴルとタイタンクイーンの間に生まれた実力派の牝馬です。

現役時代は22戦4勝。2020年のNHKマイルカップ3着、2022年の武蔵野ステークス優勝、2023年の根岸ステークス2着など、印象的な競走成績を残しました。

2023年2月の右前肢の故障によって現役を引退したものの、繁殖牝馬として新たなキャリアを歩んでいます。

2026年の注目材料は、初仔ギルデッドグロスのデビューと、キズナ産駒・ロードカナロア産駒の誕生です。

今後の情報を追う際には、次の3点が重要になります。

- ギルデッドグロスの次走と競走成績
- 2025年産キズナ牡馬の競走馬登録やデビュー動向
- 2026年産ロードカナロア牝馬の成長と今後の育成状況

競走馬としてのギルデッドミラーの物語は2023年に幕を閉じました。しかし、その血統は次の世代へ受け継がれています。

芝とダートの両方で輝いた母の実績を、産駒たちがどのような形で受け継いでいくのか。2026年以降も、ギルデッドミラーの繁殖成績と次世代の活躍から目が離せません。

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黒田 亮
SEOスペシャリスト 黒田 亮
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スポーツ紙で15年の記者歴。試合結果と記録は球団・リーグの公式記録とNPB発表で照合し、移籍報道は球団の公式コメントが出るまで断定しません。

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