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凱旋門賞ブックメーカー最新動向!2026年結果と2027年前売りオッズ、JRAとの違いを徹底解説

天海 修平 天海 修平 • 更新: • 公開: • 読了約 28 分
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2026年11月2日現在、凱旋門賞ブックメーカーを調べる競馬ファンにとって、最大の注目材料は2026年10月4日に行われた第105回凱旋門賞の結果と、早くも動き始めた2027年の前売りオッズだ。2026年はフランスのダリズが優勝し、2年連続の凱旋門賞制覇を達成。日本から参戦したアドマイヤテラとメイショウタバルは、それぞれ11着、14着という結果に終わった。

海外ブックメーカーでは、ウィリアムヒルが2027年の前売り市場を設定し、日本のクラシック二冠馬ロブチェン(Lovcen)にも評価が付いている。一方、Coralなどの海外業者が提示する固定オッズと、JRAが海外競馬発売で採用する独立プール方式の国内オッズは、仕組みそのものが異なる。加えて、日本国内から海外ブックメーカーを利用する場合には、ライセンスの有無だけでは解消できない法的リスクもある。

この記事では、2026年の確定結果、2027年前売りオッズ、Coralの公表価格、オッズ比較の見方、JRAの購入制度、国内法上の注意点までを整理する。



- 2026年の結果: 10月4日の凱旋門賞はダリズが2分27秒11で優勝。ベイシティローラー、ダイヤモンドネックレスが続いた。
- 2027年前売りオッズ: ウィリアムヒルの初期市場ではロブチェンが26倍。Paddy Powerの掲載市場ではLovcenが33/1となっている。
- Coralのオッズ: 2026年10月2日のレース前にはダリズが7/4。2027年の個別価格とは区別する必要がある。
- JRAとの違い: JRAは独立プール方式を採用し、日本国内の投票に基づく独自オッズを算出する。
- 法律上の注意: 海外ライセンスの取得は、日本国内から賭ける行為の合法性を保証しない。

【2026年の凱旋門賞結果】ダリズが連覇、日本馬2頭は苦戦

凱旋門賞ブックメーカー

2026年10月4日、フランスのパリロンシャン競馬場で開催された凱旋門賞(G1)は、フランシス=アンリ・グラファール厩舎のダリズが勝利した。

ダリズはミカエル・バルザローナ騎手とのコンビで、芝2400メートルを2分27秒11で走破。前年2025年に続く連覇を達成した。

JRAの公式レース結果によると、当日の馬場状態は芝稍重。賞金総額は500万ユーロ、1着賞金は285万7000ユーロだった。

2026年10月4日の確定着順
着順 馬名 騎手 人気
1着 ダリズ M.バルザローナ 1番人気
2着 ベイシティローラー O.マーフィー 13番人気
3着 ダイヤモンドネックレス C.スミヨン 7番人気
4着 フレンドリーソウル J.ドイル 10番人気
5着 カルパナ C.キーン 3番人気
11着 アドマイヤテラ C.デムーロ 9番人気
14着 メイショウタバル 武豊 2番人気

日本馬の結果から見えた海外遠征の難しさ

日本から参戦したアドマイヤテラは11着、メイショウタバルは14着だった。

特に注目したいのは、2番人気に支持されていたメイショウタバルが14着に終わった点だ。

JRAが掲載したレース後のコメントでは、石橋守調教師が、海外遠征を経て実際のレースに臨んだ結果について、国内競馬との間に大きな壁を感じた旨を述べている。

アドマイヤテラについても、友道康夫調教師とC.デムーロ騎手は、スローペースから最後の瞬発力勝負になったことを敗因の一つとして挙げた。

これは海外ブックメーカーのオッズを読むうえでも重要な材料になる。

日本国内での実績や人気が、そのまま欧州の芝2400メートルでの適性を意味するわけではない。コース、馬場、ペース、輸送、現地の競走環境まで含めた評価が必要になる。

JRAの単勝払戻金にも注目

2026年のJRA発売におけるダリズの単勝払戻金は、100円につき310円だった。

一方、2着ベイシティローラーは13番人気。3連単の払戻金は90,570円となった。

海外の固定オッズとJRAの最終払戻金を比較すると、同じ馬でも価格の形成方法によって評価が変わることが分かる。

【2027年前売りオッズ】ロブチェンは何倍?ダリズと有力馬の評価

2026年の凱旋門賞が終わると、海外ブックメーカーは早くも翌年のレースに向けた前売り市場を設定した。

2027年の凱旋門賞は、10月3日(日曜日)、パリロンシャン競馬場で開催される予定だ。

この日程はフランスギャロの公式発表でも示されている。

ウィリアムヒルが設定した2027年の初期オッズ

2026年10月5日のnetkeiba報道によると、英国の大手ブックメーカー、ウィリアムヒルは2026年のレース終了直後に2027年の凱旋門賞の前売りオッズを設定した。

当初の評価は以下のとおり。

馬名 報道されたオッズ 評価
ダリズ 9倍 1番人気
ダイヤモンドネックレス 13倍 2番人気
ベイシティローラー 15倍 3番人気
カルパナ 21倍 4番人気タイ
カランダガン 21倍 4番人気タイ
ロブチェン 26倍 6番人気タイ

出典:2026年10月5日付netkeiba報道。レース直後の初期設定であり、11月2日の全社共通オッズではない。

ここで興味深いのが、ダリズの評価だ。

2026年の勝利後、オーナーサイドには種牡馬入りの意向があると報じられていた。それにもかかわらず、ウィリアムヒルは2027年の市場でダリズを9倍の1番人気に設定している。

これは前売りオッズが、確定した出走予定馬の能力比較だけで構成されているわけではないことを示している。

出走の可能性、引退の予定、陣営の判断などが変化すれば、市場価格も大きく動く。

ロブチェンの凱旋門賞オッズは26倍から33/1へ

日本の競馬ファンにとって見逃せないのが、ロブチェン(Lovcen)の評価だ。

ロブチェンは2026年の皐月賞と日本ダービーを制した日本調教馬。杉山晴紀厩舎に所属し、松山弘平騎手とのコンビでクラシック二冠を達成した。

ウィリアムヒルの2027年初期市場では26倍で6番人気タイに設定された。

その後、11月2日時点で閲覧できるPaddy Powerの2027年凱旋門賞前売り市場では、Lovcenは33/1で掲載されている。

つまり、海外市場では日本のクラシック二冠馬にも翌年の凱旋門賞候補として価格が付けられている。

ただし、26倍と33/1は異なるブックメーカー、異なる時点の数字だ。単純にオッズが上がった、下がったと判断することはできない。

また、ロブチェンは10月25日の菊花賞で14着だった。今後の競走成績や遠征計画によって、海外市場での評価が変化する可能性もある。

2027年はセン馬にも出走資格が開かれる

2027年の凱旋門賞には、競走制度上の大きな変更もある。

フランスギャロは2026年6月に決定した方針について、欧州パターン委員会が同年9月に承認したと発表した。

その内容は、2027年から凱旋門賞にセン馬の出走を認めることだ。

これまで出走できなかったセン馬にも門戸が開かれるため、2027年は出走資格の面でも歴史的な大会となる。

有力候補のカランダガンなど、これまで出走資格がなかった馬の評価にも影響する変更だ。

【海外ブックメーカーのオッズ比較】Coral・ウィリアムヒル・Paddy Powerの違い

凱旋門賞のオッズを比較する際に名前が挙がるのが、英国のCoral、ウィリアムヒル、Paddy Powerなどのブックメーカーだ。

各社は同じレースを対象にしていても、独自の価格設定を行う。そのため、同一馬の単勝オッズが一致するとは限らない。

Coralの2026年凱旋門賞オッズ

Coralの価格については、2026年10月2日のレース直前に公表された市場データが参考になる。

フランスの競馬情報媒体Zone-Turfが掲載したCoralのオッズは次のとおり。

馬名 Coralの単勝オッズ
ダリズ 7/4
モルティーズクロス 5/1
カルパナ 6/1
サンダリングオン 8/1
ダイヤモンドネックレス 8/1
ヴァランディール 10/1
ミニーホーク 16/1
ベイシティローラー 20/1

ダリズは7/4で、10月2日時点のCoral市場では中心的な支持を集めていた。

7/4は小数表示に換算すると2.75倍。1ポンドを賭けた場合、的中時の総受取額は2.75ポンドという意味になる。

なお、これは2026年のレース直前の価格であり、2027年の前売りオッズではない。

2027年の主要ブックメーカー比較

2027年の前売り市場については、Paddy Powerの掲載価格と、ウィリアムヒルの初期設定を分けて見る必要がある。

対象 ブックメーカー 掲載オッズ
ダイヤモンドネックレス Paddy Power 12/1
カランダガン Paddy Power 14/1
ヴァランディール Paddy Power 16/1
ロブチェン(Lovcen) Paddy Power 33/1
ダリズ ウィリアムヒル 9倍
ロブチェン ウィリアムヒル 26倍

ここで注意したいのは、Coralについて2027年の個別オッズを確認できる公開数値と、2026年のレース直前価格は別物だという点だ。

オッズ比較サイトのOddscheckerでは、Coralも2027年の凱旋門賞の比較対象ブックメーカーとして掲載されている。ただし、掲載されていることと、特定馬の現在の価格を確認できることは同じではない。

ブックメーカー別の関係と比較ポイント
事業者・組織 主な役割 注目するポイント
Coral 英国のブックメーカー 2026年直前オッズの比較材料
ウィリアムヒル 英国のブックメーカー 2027年初期オッズ、ロブチェン26倍
Paddy Power 英国・アイルランド系のブックメーカー 2027年の前売り市場
Oddschecker オッズ比較サービス 複数社の価格と条件の比較
JRA 日本の競馬発売主体 独立プール方式による国内オッズ
France Galop フランス競馬の統括団体 レース日程・出走資格などの公式情報

この関係を理解すると、どの数字がレース結果なのか、どの数字が前売り価格なのか、どの数字が比較用データなのかを整理しやすくなる。

【ブックメーカーのオッズの仕組み】単勝オッズと控除率を理解する

海外ブックメーカーのオッズは、JRAの単勝オッズとは基本的な仕組みが違う。

最も大きな違いは、海外ブックメーカーの多くが固定オッズ方式を採用していることだ。

固定オッズ方式とは?

固定オッズ方式では、賭けが成立した時点で提示されていた価格が、原則としてその賭けの払戻計算に使われる。

例えば、10/1というオッズが提示されていた場合、1ポンドを賭けて的中すると、利益10ポンドと元本1ポンドを合わせた11ポンドが総受取額になる。

これに対し、JRAのようなパリミュチュエル方式では、購入者の投票金額を集計し、所定の払戻率を適用して配当を算出する。

つまり、ブックメーカーでは業者側が価格を提示し、JRAでは投票の集まり方がオッズを形成する。

小数オッズと分数オッズの換算

海外ブックメーカーでは、英国式の分数オッズがよく使われる。

分数オッズ 小数オッズ 100円相当の総受取額
1/1 2.00 200円
2/1 3.00 300円
5/1 6.00 600円
7/4 2.75 275円
10/1 11.00 1,100円
25/1 26.00 2,600円

小数オッズへの換算式は次のとおり。

\[
\text{小数オッズ}=\frac{\text{分子}}{\text{分母}}+1
\]

例えば7/4なら、7÷4+1=2.75となる。

この換算を覚えておけば、Coralの7/4と、日本語メディアが報じる2.75倍を同じ基準で比較できる。

オッズに含まれるブックメーカーの利益

もう一つ理解しておきたいのが、オーバーラウンド(Overround)という概念だ。

ブックメーカーは、全出走馬のオッズから計算される暗黙の勝率を合計すると、通常100%を超えるように価格を設定する。

計算式は次のとおり。

\[
\text{暗黙の勝率}=\frac{1}{\text{小数オッズ}}\times100
\]

例えば小数オッズ2.75の場合、暗黙の勝率は約36.36%になる。

全馬の暗黙の勝率を合計し、100%を超えた部分がオーバーラウンドに相当する。

ただし、これはブックメーカーの理論上の価格マージンを示すもので、実際の利益額と完全に一致するわけではない。

海外オッズ比較で確認すべき5つの条件

オッズの数字だけを比べると、見落としが生じやすい。

- 同じレースか: 2026年の確定オッズと2027年の前売り価格を混ぜない。
- 同じ馬券形式か: 単勝と複勝、各馬の勝利市場を区別する。
- 表示形式は同じか: 7/4と2.75のような表記差を換算する。
- 出走取消の条件は同じか: All InとNRNB(Non-Runner No Bet)の違いを確認する。
- 複数着払いの条件は同じか: Each-Wayの対象着順や払戻割合を確認する。

特に前売りオッズでは、出走しない馬が出た場合に賭け金が返還されるかどうかが重要だ。

同じ馬に同じ数字が付いていても、契約条件によって実質的なリスクは異なる。

【JRAの海外競馬発売との違い】日本から凱旋門賞の馬券を購入する方法

海外ブックメーカーとJRAの最大の違いは、オッズの形成方法だけではない。

日本国内で海外競馬の馬券を購入する場合、JRAが発売対象として指定したレースであれば、正規の国内発売制度を利用できる。

JRA独立プール方式とは?

JRAの海外競馬発売では、JRA独立プール方式を採用している。

これは、海外の競馬場で行われるレースであっても、日本国内で購入された投票を独立したプールとして集計する仕組みだ。

そのため、フランスのPMUが発表するオッズや、英国ブックメーカーの固定オッズと、JRAの国内オッズは一致しない。

2026年の凱旋門賞でも、JRAは独自のオッズと払戻金を算出していた。

JRAの公式説明では、海外競馬発売の基本ルールは以下のようになっている。

項目 JRAの制度
発売方式 JRA独立プール方式
発売単位 100円
購入方法 インターネット投票、UMACA
発売馬券 単勝・複勝・ワイド・馬連・馬単・3連複・3連単
発売しない馬券 枠連・WIN5
オッズ 日本国内独自のオッズ

JRAで海外競馬の馬券を購入するには?

JRAの海外競馬発売を利用する場合、主な方法は次の2つだ。

1. 即PAT・A-PATによるインターネット投票

JRAの電話・インターネット投票会員であれば、発売対象レースについてスマートフォンやパソコンから購入できる。

平日に発売されるレースは、原則として即PAT会員が対象となる。

2. UMACAによる購入

UMACA会員は、UMACAスマートや競馬場・ウインズのUMACA発売機を利用できる。

ただし、平日発売のレースはUMACAで購入できないなど、条件がある。

2026年の凱旋門賞については、JRAが日本時間10月4日午前7時からネット投票を開始し、発走予定時刻は同日23時05分としていた。

海外参考オッズとJRAオッズは別物

もう一つ混同しやすいのが、JRAの海外参考オッズだ。

2026年の凱旋門賞では、JRAがPMUから提供された海外参考オッズを掲載していた。

これは海外市場の状況を確認するための参考情報であり、JRA自身が発売する馬券のオッズとは異なる。

つまり、海外参考オッズが2.6倍だったからといって、JRAの単勝オッズも2.6倍になるわけではない。

この違いを理解していないと、海外市場の人気順と国内の人気順を誤って比較することになる。

【日本から海外ブックメーカーを利用する法的リスク】ライセンスだけで判断できない理由

凱旋門賞ブックメーカーを調べる際、必ず理解しておきたいのが日本国内の賭博規制だ。

海外で営業許可を取得しているブックメーカーであっても、そのことだけで日本国内からの利用が合法になるわけではない。

日本の刑法とオンライン賭博

刑法第185条は賭博罪について規定しており、賭博をした者は50万円以下の罰金または科料の対象となる。

また、第186条では、常習として賭博をした場合について3年以下の拘禁刑が定められている。

警察庁は、海外で合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内から接続して賭博を行うことは犯罪になると注意喚起している。

政府広報オンラインも、スポーツベッティングを含むオンライン上の賭博について、国内法上の問題を明確に説明している。

海外競馬の固定オッズに金銭を賭ける場合も、海外事業者のライセンスだけで日本国内の法的問題が解消されると考えるべきではない。

なお、JRAが公式に説明している違法な馬券販売の問題は、海外事業者がJRAの勝馬投票券を無許可で販売するケースも含む。海外の固定オッズ賭博とJRAの馬券販売は仕組みが異なるため、個別の法的評価では区別が必要だ。

海外ライセンスの確認方法

海外ブックメーカーの正規性を調べる場合、代表的な確認先として以下の規制機関がある。

英国ギャンブル委員会(UK Gambling Commission)

英国で営業するギャンブル事業者を監督する機関だ。事業者名やライセンス情報を公開登録簿で確認できる。

マルタ・ゲーミング・オーソリティ(MGA)

マルタのギャンブル事業者を監督する規制機関。公式のライセンシー登録簿では、事業者名、認可状況、ウェブサイトなどを検索できる。

ブックメーカーのライセンスを見分ける5つのポイント
確認項目 チェック内容
ライセンス番号 正式な登録番号があるか
発行機関 公的な規制機関が発行しているか
法人名 サイト運営会社と登録法人が一致するか
認可状況 ライセンスが有効か、停止されていないか
対象サービス 競馬などの賭博サービスが認可範囲に含まれるか

ライセンス画像や認可マークがサイトに掲載されているだけでは、正規の認可を証明したことにはならない。

また、海外規制機関の登録簿に名前があったとしても、それはその国の規制上の認可を示すもので、日本国内での利用許可を意味しない。

日本から海外競馬を楽しむならJRAの公式情報を確認

日本国内から海外競馬の馬券を購入したい場合は、JRAが発売対象として指定するレースかどうかを確認することが基本となる。

2027年の凱旋門賞についても、JRAによる発売対象、発売時間、購入方法などの正式発表を確認する必要がある。

公的な確認先は次のとおりだ。

- JRA「海外競馬発売」
- JRA「海外競馬の勝馬投票券発売のルール」
- 警察庁「オンラインカジノを利用した賭博は犯罪です」
- 消費者庁「日本国内ではオンラインカジノに接続して賭博を行うことは犯罪です」

オッズの高さや海外ライセンスの有無だけで利用先を判断することは避けたい。

【凱旋門賞の歴代優勝馬】パリロンシャン芝2400mが生む国際的な競争

凱旋門賞は1920年に創設されたフランスを代表する国際競走だ。

舞台となるパリロンシャン競馬場は、芝2400メートルのコースを使用する。

3歳以上の競走馬が出走する格式の高いG1競走で、欧州を中心に世界各国から有力馬が集まる。

2020年から2026年までの歴代優勝馬
年 優勝馬 主な特徴
2020年 ソットサス フランス調教馬
2021年 トルカータータッソ ドイツ調教馬
2022年 アルピニスタ 英国調教馬
2023年 エースインパクト フランス調教馬
2024年 ブルーストッキング 英国調教馬
2025年 ダリズ フランス調教馬
2026年 ダリズ 連覇達成

2025年と2026年を連続で制したダリズの実績は、歴史的な記録として注目される。

また、2026年の優勝によって、2027年の前売り市場でも同馬が高く評価された。

パリロンシャン競馬場の芝2400メートルをどう評価するか

凱旋門賞の予想で重要なのは、単純な距離適性だけではない。

同じ2400メートルでも、馬場状態やレース展開によって要求される能力は変わる。

2026年のレースは芝稍重で行われた。

このような馬場状態では、過去の良馬場での時計だけを比較しても、各馬の実力を正確に評価できない場合がある。

前売りオッズを見る際は、次のような情報を合わせて確認したい。

- 芝2400メートルの実績
- 欧州の競馬場での走行経験
- 重馬場・稍重への適性
- 3歳馬と古馬の斤量差
- 騎手と調教師の実績
- 海外遠征の経験と予定

特に2027年はセン馬の出走が認められるため、従来の出走資格を前提にした過去のデータだけでは、候補馬の比較が難しくなる可能性がある。

歴代優勝馬から読み取れる市場評価のポイント

歴代優勝馬を振り返ると、英国、フランス、ドイツなど、欧州各国の競走馬が優勝していることが分かる。

日本調教馬にとっても大きな目標である一方、日本国内のG1実績だけでは測れない適性が要求される舞台だ。

2026年に2番人気のメイショウタバルが14着だったことも、海外競馬の前売り市場を読む際には、国際競走の経験や馬場適性を重視する必要があることを示している。

【凱旋門賞ブックメーカー】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年の凱旋門賞で優勝した馬は?

A1:2026年10月4日にパリロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞は、フランスのダリズが優勝した。2着はベイシティローラー、3着はダイヤモンドネックレスだった。

Q2:2027年の凱旋門賞はいつ開催される?

A2:2027年10月3日(日曜日)にパリロンシャン競馬場で開催される予定だ。フランスギャロが公表している日程である。

Q3:2027年のロブチェンの凱旋門賞オッズは?

A3:ウィリアムヒルが設定した2026年10月5日の初期市場では26倍だった。11月2日時点で閲覧できるPaddy Powerの前売り市場ではLovcenの表記で33/1となっている。いずれも異なる事業者の価格であり、今後変動する可能性がある。

Q4:Coralの凱旋門賞単勝オッズは?

A4:2026年10月2日のレース直前に公表されたCoralの価格では、ダリズが7/4だった。2027年の前売り価格とは区別する必要がある。

Q5:海外ブックメーカーとJRAのオッズはなぜ違う?

A5:海外ブックメーカーは事業者が価格を設定する固定オッズ方式が中心である一方、JRAは日本国内の投票を独立して集計するプール方式を採用しているためだ。

Q6:日本から海外ブックメーカーを利用するのは合法?

A6:海外でライセンスを取得していても、日本国内から賭博を行うことが合法になるわけではない。刑法上の賭博罪に問われるリスクがあり、警察庁も海外事業者のオンライン賭博について注意喚起している。利用前提で判断せず、JRAなどの公的な発売制度を確認したい。

まとめ:2027年の凱旋門賞はオッズだけでなく制度と出走資格にも注目

2026年10月4日の凱旋門賞はダリズが制し、前年に続く連覇を達成した。日本から参戦したアドマイヤテラとメイショウタバルは、それぞれ11着と14着だった。

2027年に向けては、ウィリアムヒルの初期オッズでロブチェンが26倍、Paddy Powerの掲載市場ではLovcenが33/1となるなど、日本調教馬への海外市場の評価も確認できる。

Coralの2026年レース直前オッズではダリズが7/4だったが、こうした数字は発表時期や対象レース、ブックメーカーによって異なる。単純な倍率比較ではなく、オッズ形式、前売り条件、出走取消時の取り扱いまで確認する必要がある。

加えて、2027年はセン馬にも出走資格が開かれる初めての凱旋門賞となる。これまでとは異なる有力馬の参戦が予想され、前売り市場の勢力図にも変化が生じる可能性がある。

【プロの結論】

凱旋門賞ブックメーカーを調べる際に、最優先で区別したいのは次の3点だ。

1. 競走の評価: 2026年の結果、馬場適性、距離実績、2027年の出走可能性を確認する。
2. オッズの評価: Coral、ウィリアムヒル、Paddy Powerなどの価格を同一条件・同一時点で比較する。
3. 制度の評価: 海外ライセンスと日本国内での合法性は別問題であり、JRAの独立プール方式による発売制度も理解する。

2027年の凱旋門賞は、ダリズの連覇後の動向、ダイヤモンドネックレスやカランダガンの評価、そしてロブチェンの今後の競走成績が注目材料になる。

オッズはあくまで市場の評価を数値化したものだ。倍率の高さだけで馬の実力や勝利の可能性を判断せず、公式レース情報と制度上の条件を照らし合わせることが、凱旋門賞を正しく理解するための基本となる。

情報基準日:2026年11月2日。主な参照資料:JRA公式レース結果・海外競馬発売規則、France Galop公式発表、警察庁・消費者庁・e-Gov法令検索、netkeiba報道、Zone-Turf、Paddy Power掲載市場。

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天海 修平

映画配給会社の広報を経て取材記者に。作品の公式サイトと配給発表、映画祭のプログラミングを公式発表として確認し、興行成績は興行通信社の数字のみを引用します。

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