2026年10月30日現在、全国大学ラグビーの頂点を決める「第63回全国大学ラグビーフットボール選手権大会」の開催概要と試合日程が正式に発表されている。大会は2026年11月22日に岐阜県で開幕し、2027年1月10日に東京・MUFGスタジアム(国立競技場)で決勝を迎える。全国から選ばれる14チームが、大学日本一の称号を懸けて争う冬の大舞台だ。
前回の第62回大会では、明治大学が早稲田大学を22-10で破り、7大会ぶり14回目の優勝を達成した。今回は前回王者の明治大学を中心に、帝京大学、早稲田大学、京都産業大学、天理大学などの強豪がどのような戦いを見せるのかにも注目が集まる。最新の日程、出場枠、組み合わせの仕組み、観戦・配信情報、ネットの反応や噂の真相まで詳しく整理する。
【2026年最新情報】第63回全国大学ラグビー選手権の日程と開催概要

日本ラグビーフットボール協会は、2026年10月22日に第63回全国大学ラグビーフットボール選手権大会の概要と試合日程を発表した。
今大会の大きな特徴は、全国14チームによるトーナメント方式と、地域ごとの競技実績を反映した出場枠の設定だ。
大会の開幕は11月22日。地方会場で行われる序盤戦から、12月の準々決勝、年明けの準決勝へと進み、最後は国立競技場で大学日本一が決定する。
第63回大会の基本情報| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名称 | 第63回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 |
| 開催年度 | 2026年度 |
| 主催 | 日本ラグビーフットボール協会 |
| 出場チーム | 14チーム |
| 開幕日 | 2026年11月22日 |
| 決勝日 | 2027年1月10日 |
| 決勝会場 | MUFGスタジアム(国立競技場) |
| 大会方式 | トーナメント方式 |
| 1・2回戦 | 無料試合 |
| 3回戦以降 | 有料試合 |
日本ラグビーフットボール協会の公式発表では、後援にNHK(予定)と読売新聞社が名を連ね、関東・関西・九州の各ラグビー協会が主管を務める。
また、チケット情報や放送・配信の詳細については、追加発表が予定されている。
2026年11月から2027年1月までの試合日程今大会は、全国各地の会場を舞台に段階的に進行する。
特に注目したいのは、12月の準々決勝から1月2日の準決勝、そして1月10日の決勝へと続く終盤戦だ。
| 試合 | 開催日 | キックオフ | 会場 |
|---|---|---|---|
| 1回戦 | 11月22日(日) | 13:00 | 新日本ガス球技メドウ(岐阜) |
| 2回戦 | 11月29日(日) | 13:00 | 久留米総合スポーツセンター陸上競技場(福岡) |
| 3回戦 | 12月13日(日) | 11:30・14:00 | ホンダヒート・グリーンスタジアム(栃木)、東大阪市花園ラグビー場(大阪) |
| 準々決勝 | 12月19日(土) | 11:30・14:05 | 熊谷ラグビー場(埼玉) |
| 準々決勝 | 12月20日(日) | 12:00・14:30 | ヤンマースタジアム長居(大阪) |
| 準決勝 | 2027年1月2日(土) | 12:22・14:42 | MUFGスタジアム(東京) |
| 決勝 | 2027年1月10日(日) | 13:16 | MUFGスタジアム(東京) |
決勝の会場となる国立競技場は、大学ラグビーの伝統と熱気が集まる象徴的な舞台だ。
年末年始にかけて勝ち上がるチームの勢いが、最終的にどのような決勝カードを生み出すのか。各大学のファンにとって見逃せない日程となっている。
【出場校とシードを解説】全国14チームはどう決まる?
全国大学ラグビー選手権の出場校を理解するには、秋季リーグ戦と地区代表決定戦の仕組みを知っておきたい。
今大会の出場枠は14。関東大学対抗戦Aグループ、関東大学リーグ戦1部、関西大学Aリーグを中心に、九州や北海道・東北などの地域代表が加わる。
地域・リーグ別の出場枠| リーグ・地区 | 出場枠 | 主な出場条件 |
|---|---|---|
| 関東大学対抗戦Aグループ | 3枠+追加2枠 | 1~3位および4・5位 |
| 関東大学リーグ戦1部 | 3枠 | 1~3位 |
| 関西大学Aリーグ | 3枠 | 1~3位 |
| 九州学生ラグビーリーグ | 1枠 | 1位 |
| 北海道・東北地区 | 1枠 | 北日本大学ラグビー交流戦1位 |
| 東海・北陸・中国・四国地区 | 1枠 | 地区代表決定戦の勝者 |
| 合計 | 14枠 | 全国各地から選出 |
ここで注目したいのが、関東大学対抗戦Aグループに5枠が設けられている点だ。
これは単純に関東地区を優遇しているという話ではない。
前回大会の優勝校・明治大学と準優勝校・早稲田大学が、ともに関東大学対抗戦Aグループに所属していたことが背景にある。
大会規定では、前回の決勝進出校が所属するリーグ・グループに追加枠が与えられる。その結果、通常の上位3枠に加えて4位・5位まで出場機会が広がった。
シード制度によって変わる勝ち上がり第63回大会では、出場チームの実績や所属リーグの順位に応じて、A~Iのシード枠が設定されている。
- Aシード: 関東大学対抗戦Aグループ1位
- Bシード: 関東大学対抗戦Aグループ2位
- Cシード: 関西大学Aリーグ1位
- Dシード: 関東大学リーグ戦1部1位
- Eシード: 関東大学対抗戦Aグループ3位
- Fシード: 関西大学Aリーグ2位
- Gシード: 関東大学リーグ戦1部2位
- Hシード: 関西大学Aリーグ3位
- Iシード: 九州学生ラグビーリーグ1位
A~Dの4チームは準々決勝から登場する。E~Hの4チームは3回戦から出場し、残る3チームも3回戦までに勝ち上がりを目指す。
九州学生ラグビーリーグの1位校は2回戦から、北海道・東北地区代表と東海・北陸・中国・四国地区代表は1回戦からの出場となる。
つまり、同じ14チームでも大会序盤に必要な試合数は異なる。
シード校には試合数を減らせるメリットがある一方、初戦までの実戦間隔やコンディション調整も重要になる。
【前回大会の結果】明治大学が7大会ぶり14回目の優勝
2025年度に開催された第62回全国大学ラグビーフットボール選手権大会では、明治大学と早稲田大学が決勝に進出した。
2026年1月11日、MUFGスタジアムで行われた決勝戦は、明治大学が早稲田大学を22-10で下す結果となった。
この勝利によって明治大学は、7大会ぶり14回目の優勝を達成した。
第62回大会の主要な勝ち上がり前回大会の準決勝では、明治大学が京都産業大学を37-19で撃破。もう一方の準決勝では、早稲田大学が帝京大学に31-21で勝利した。
決勝では、伝統校同士の対決が実現した。
| 試合段階 | 対戦カード | 結果 |
|---|---|---|
| 準々決勝 | 明治大学-関西学院大学 | 46-19 |
| 準々決勝 | 京都産業大学-東海大学 | 26-24 |
| 準々決勝 | 早稲田大学-天理大学 | 26-21 |
| 準々決勝 | 帝京大学-筑波大学 | 36-0 |
| 準決勝 | 明治大学-京都産業大学 | 37-19 |
| 準決勝 | 早稲田大学-帝京大学 | 31-21 |
| 決勝 | 明治大学-早稲田大学 | 22-10 |
明治大学にとって、この優勝は単なるタイトル獲得ではない。
第55回大会以来の王座奪還であり、伝統的な強豪校としての存在感を改めて示す結果となった。
一方、決勝まで進んだ早稲田大学も、帝京大学との準決勝を制するなど高い競争力を示している。
前回大会の結果は、第63回大会の勢力図を考えるうえでも重要な材料だ。
【2026年の優勝候補を分析】明治・早稲田・帝京・関西勢の戦力
2026年度の大学ラグビーで優勝候補を考える際、まず注目したいのは前回大会の上位校と、各リーグで実績を残している強豪大学だ。
ただし、10月30日時点では第63回大会の出場校そのものがすべて確定しているわけではない。各リーグの最終順位によって出場権やシード順位が変わるため、現段階では優勝候補を確定的に順位付けすることはできない。
明治大学:前回王者として連覇を狙う関東大学対抗戦Aグループ
明治大学
前回大会を制した明治大学は、当然ながら今大会でも大きな注目を集める存在だ。
決勝で早稲田大学を22-10に抑えた実績は、接戦での試合運びや守備力を評価するうえで重要な材料となる。
連覇を狙ううえでは、秋季リーグ戦での順位確保と、選手権に向けたチーム全体のコンディション管理が焦点になる。
早稲田大学:王座奪還を目指す伝統校関東大学対抗戦Aグループ
早稲田大学
前回大会準優勝の早稲田大学は、明治大学へのリベンジを狙う立場だ。
帝京大学との準決勝で31-21と勝利した実績からも、全国大会の大舞台で勝ち切る力を持っている。
早明戦を含めた秋の対抗戦の結果が、今大会のシードや勝ち上がりに影響する点にも注目したい。
帝京大学:全国制覇の経験を持つ強豪関東大学対抗戦Aグループ
帝京大学
帝京大学は、全国大学ラグビーを語るうえで欠かせない強豪校だ。
前回大会は準決勝で早稲田大学に敗れたものの、準々決勝では筑波大学に36-0で勝利している。
今大会では、秋季リーグの順位とシード獲得が重要になる。
京都産業大学・天理大学:関西勢の逆襲に注目関西大学Aリーグ
京都産業大学・天理大学
関西勢では、京都産業大学と天理大学の存在が大きい。
京都産業大学は前回大会で準決勝に進出し、明治大学と対戦した。天理大学も準々決勝で早稲田大学と激突するなど、全国上位を争う実力を示している。
関西大学Aリーグの順位争いは、選手権のシード配置にも直結する。
したがって、全国大会だけでなく秋季リーグの直接対決も見逃せない。
【競技ルールと観戦のポイント】勝敗を分ける仕組みを知っておこう
全国大学ラグビー選手権では、通常のリーグ戦とは異なり、一度の敗戦が大会敗退につながる。
そのため、試合の流れだけでなく、同点時の扱いや競技規則を知っておくと観戦の理解が深まる。
第63回大会の競技規則日本ラグビーフットボール協会の発表によると、今大会は2026年版ワールドラグビー競技規則に基づいて実施される。
主な要点は以下のとおり。
- 試合時間は前半40分、後半40分。
- ハーフタイムは12分。
- タイムキーパー制を採用。
- TMO(テレビジョンマッチオフィシャル)は決勝のみ実施。
- ペナルティートライは7点で、コンバージョンキックは行わない。
特に知っておきたいのが、同点時の勝ち上がり決定方法だ。
通常のトーナメント戦では、同点で試合が終わった場合、次戦進出チームを決める必要がある。
今大会では、次の順序で判断する。
1. 試合中のトライ数が多いチーム。
2. トライ後のゴール数が多いチーム。
3. それでも決まらない場合は抽選。
一方、決勝戦が同点の場合は、トライ数やゴール数による勝敗決定を行わず、両チーム優勝となる規定が設けられている。
この点は、一般的なスポーツの決勝戦とは異なる特徴だ。
観戦チケットと放送・配信の最新情報観戦を予定している人にとって、チケットと配信情報も重要だ。
日本ラグビーフットボール協会が発表した料金区分は、次のとおり。
| 試合 | 観戦区分 |
|---|---|
| 1回戦 | 無料 |
| 2回戦 | 無料 |
| 3回戦 | 有料 |
| 準々決勝 | 有料 |
| 準決勝 | 有料 |
| 決勝 | 有料 |
放送・配信については、J SPORTSの公式大会ページに1回戦と2回戦のオンデマンドライブ配信予定が掲載されている。
- 11月22日:東海・北陸・中国・四国地区代表対北海道・東北地区代表
- 11月29日:1回戦勝者対九州学生リーグ1位
一方、地上波放送や大会全体の詳細な放送スケジュールについては、追加情報の確認が必要だ。
観戦に出かける場合は、日本ラグビーフットボール協会の大会情報とJ SPORTSの番組予定を確認しておきたい。
【ネットの反応・炎上・噂の真相】大会情報で間違えやすいポイント
全国大学ラグビー選手権に関する情報を調べるとき、特に注意したいのが出場校、開催日、シード制度の3点だ。
大会の注目度が高いだけに、過去大会の情報と新年度の情報が混在することもある。
噂1:2026年度の出場校はすでに確定している?第63回大会の開催概要と出場枠は発表済みだが、出場する大学名がすべて確定したわけではない。
各大学の出場権は、関東大学対抗戦Aグループ、関東大学リーグ戦1部、関西大学Aリーグなどの成績や地区代表決定戦によって決まる。
そのため、前回大会の出場校一覧を2026年度の確定出場校として掲載している情報には注意したい。
噂2:関東大学対抗戦Aグループは優遇されている?関東大学対抗戦Aグループに5枠あることから、出場枠の公平性に疑問を持つ人もいるかもしれない。
しかし、今大会の追加枠は前回大会の優勝校と準優勝校の所属リーグに基づく大会規定によるものだ。
つまり、明治大学と早稲田大学が前回大会の決勝に進んだことが、今大会の枠配分に反映されている。
単純な地域優遇という説明では、制度の背景を正しく理解できない。
噂3:2026年度の大会で炎上や不祥事が発生している?2026年10月30日までに公表された日本ラグビーフットボール協会の大会概要や主要な大会関連報道では、今大会をめぐる重大な炎上騒動や不祥事は確認できない。
大会関連のニュースとして中心となっているのは、開催日程、会場、出場枠、シード制度などの情報だ。
SNSや掲示板の一部投稿を、大学ラグビー全体の世論として受け取るのは適切ではない。
ネットの反応を見るときの判断基準大会に対する反応を整理するなら、次の3点を意識したい。
- 日程に関する情報: 日本ラグビーフットボール協会の公式発表と一致しているか。
- 出場校に関する情報: 2025年度の実績と2026年度の予想を混同していないか。
- 炎上・不祥事に関する情報: 個人の投稿だけでなく、公式発表や信頼できる報道による裏付けがあるか。
全国大学ラグビーは、大学ごとの伝統や地域の応援文化が色濃く表れる競技だ。応援する大学への思いが強いからこそ、試合結果と個人的な評価を区別して情報を受け止めたい。
【プロの結論】全国大学ラグビー選手権はリーグ戦から見ると面白さが倍増する
全国大学ラグビー選手権をより深く楽しむためには、11月の開幕戦だけを見るのではなく、それ以前の秋季リーグ戦から注目することをおすすめしたい。
理由は明確だ。
選手権の出場権やシード順位は、各リーグの成績によって決まるからだ。
特に関東大学対抗戦Aグループでは、明治大学、早稲田大学、帝京大学などの強豪が同じリーグで競い合う。上位争いの結果が、そのまま全国大会の組み合わせや初戦の条件に影響する。
また、関東大学リーグ戦1部や関西大学Aリーグにも、全国大会で上位を狙える実力校が存在する。
観戦前にチェックしたい3つのポイント1. リーグ順位とシード枠
優勝候補を予想するときは、大学の知名度だけでなく、秋季リーグの順位を確認する。準々決勝から出場できるA~Dシードを獲得するかどうかは、大きな違いになる。
2. 前回大会の実績と今年度の状態
明治大学の連覇、早稲田大学の王座奪還、帝京大学の巻き返しなど、前回大会の実績を踏まえながら、今年度の試合内容を比較したい。
過去の優勝回数だけでなく、現在のチーム状態を見ることが大切だ。
3. 地域代表の勝ち上がり
全国大会の魅力は、関東・関西の有力校だけではない。
北海道・東北、東海・北陸・中国・四国、九州の代表校が強豪大学と対戦することで、普段のリーグ戦では見られないカードが実現する。
こうした地域代表の健闘も、全国大会ならではの見どころだ。
【全国大学ラグビー選手権】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年度の全国大学ラグビー選手権はいつ開催されますか?
A1:第63回大会は2026年11月22日に開幕し、2027年1月10日に決勝が行われます。決勝会場は東京のMUFGスタジアム(国立競技場)です。
Q2:全国大学ラグビー選手権の出場校は何校ですか?
A2:全14チームです。関東大学対抗戦Aグループから5チーム、関東大学リーグ戦1部と関西大学Aリーグから各3チーム、九州学生リーグと各地区代表から合計3チームが出場します。
Q3:全国大学ラグビー選手権の前回優勝校はどこですか?
A3:明治大学です。2026年1月11日の第62回大会決勝で早稲田大学に22-10で勝利し、7大会ぶり14回目の優勝を達成しました。
Q4:全国大学ラグビー選手権は無料で観戦できますか?
A4:1回戦と2回戦は無料試合です。3回戦以降は有料試合となります。チケットの詳細については、日本ラグビーフットボール協会の追加発表を確認してください。
Q5:全国大学ラグビー選手権はテレビやネットで視聴できますか?
A5:J SPORTSの公式大会ページには、1回戦と2回戦のオンデマンドライブ配信予定が掲載されています。地上波放送などを含む全体の放送予定は、追加発表を確認する必要があります。
Q6:2026年度の優勝候補はどの大学ですか?
A6:前回王者の明治大学、準優勝の早稲田大学、強豪の帝京大学、京都産業大学、天理大学などが注目校です。ただし、最終的な出場校やシード順位が確定するまでは、優勝候補を断定できません。
まとめ:第63回全国大学ラグビー選手権は11月22日開幕!
2026年度の全国大学ラグビー選手権は、11月22日に開幕する第63回大会が中心となる。
大会の大きな要点は、全国14チームによるトーナメント、前回大会の結果を反映した出場枠、そしてシード制度だ。
前回王者の明治大学が連覇を達成するのか、早稲田大学が雪辱を果たすのか。それとも帝京大学や京都産業大学、天理大学などが新たな大学日本一に輝くのか。
今後は各リーグの順位確定と地区代表の決定によって、トーナメントの全貌が明らかになっていく。
最新ニュースを追う際には、日本ラグビーフットボール協会の公式発表を基本に、J SPORTSの配信予定や各大学の試合結果を組み合わせて確認したい。
2027年1月10日の国立競技場で、最後に歓喜を迎えるのはどの大学なのか。 秋のリーグ戦から続く大学ラグビーの戦いに注目したい。