2026年10月30日現在、「世界バレーの結果」を調べる際に、まず押さえておきたいのが大会の開催周期です。男女の一般カテゴリーを対象とするFIVB世界選手権は2026年には開催されておらず、次回大会は2027年に予定されています。加えて、FIVBは2027年大会から大会名称を「FIVBバレーボールワールドカップ」に変更することを発表しました。
一方、2026年の日本代表は、バレーボールネーションズリーグ(VNL)や第20回アジア競技大会で重要な試合を重ねています。アジア大会では男子日本代表がイランに、女子日本代表が中国に決勝で敗れ、ともに銀メダルを獲得しました。男子はVNLで4位、女子は7位という結果も残しています。大会ごとの違いを整理すると、2026年の日本バレー界の現在地が見えてきます。
【2026年の世界バレーは開催なし】次回のFIVB世界選手権は2027年

「世界バレー2026の優勝国はどこ?」「日本代表は何位だった?」という疑問に対する答えは、対象となる大会を区別することで明確になります。
FIVB世界選手権は、従来の4年周期から2年周期に変更され、2025年、2027年という隔年開催のスケジュールになりました。そのため、2026年には男子・女子の一般カテゴリーの世界選手権はありません。
直近の世界選手権は2025年に開催され、男子はイタリアがブルガリアをセットカウント3-1で破って優勝。女子もイタリアがトルコとの決勝を3-2で制し、世界王者に輝きました。
つまり、2026年に検索される「世界バレーの結果」は、厳密には世界選手権そのものの結果ではなく、VNLやアジア競技大会など、同じ日本代表が出場する別大会の成績を指しているケースが多いのです。
FIVBの公式大会情報でも、シニアカテゴリーの世界選手権は2025年と2027年の開催として整理されています。2026年の大会が中止になったわけではなく、もともと開催予定のない年だったということです。
2027年から大会名称も変更2026年3月5日、国際バレーボール連盟(FIVB)は、2027年から世界選手権の大会名称を「FIVB Volleyball World Cup」に変更すると発表しました。
これは新しい別大会を追加するという意味ではありません。従来の世界選手権を引き継ぐ国際大会の名称変更です。
2025年大会から採用されている32チーム制と2年周期の開催方式も引き継がれます。加えて、2027年大会は2028年ロサンゼルスオリンピックの出場権を獲得する重要な大会でもあります。各カテゴリーで、まだ出場権を得ていない上位3チームに五輪出場枠が与えられる予定です。
出典:FIVB公式発表「The FIVB Volleyball World Cup Takes the Sport Into a New Era」およびFIVB大会カレンダー。
【2026年バレーボール日本代表の試合結果】VNL男子4位・女子7位
2026年の日本代表の国際大会を振り返るうえで、重要な位置を占めるのがバレーボールネーションズリーグ(VNL)です。
VNLは世界の強豪国が毎年競い合う国際大会で、世界選手権とは開催目的も大会形式も異なります。2026年大会では男女ともに日本代表が決勝ラウンドに進出しましたが、最終順位には男女で差が出ました。
男子日本代表は予選12戦全勝から最終4位男子日本代表は予選ラウンドで12勝0敗という素晴らしい成績を残しました。予選を首位で通過し、決勝ラウンドでも準々決勝を突破しています。
しかし、準決勝ではアメリカに2-3で惜敗。続く3位決定戦でもスロベニアに1-3で敗れ、最終順位は4位となりました。
3位決定戦のセットスコアは21-25、28-26、22-25、22-25。第2セットを奪い返す粘りを見せたものの、最後まで主導権を握ることはできませんでした。
予選12連勝という結果と最終4位という順位は、別々に評価する必要があります。予選での安定した強さを発揮しながら、決勝ラウンドの上位対決ではさらに高い完成度が求められた大会でした。
女子日本代表は最終7位で大会を終える女子日本代表は2026年VNLで最終7位となりました。
準々決勝の相手はブラジル。日本は第1セットを26-24で先取しましたが、その後の3セットを22-25、16-25、20-25で落とし、セットカウント1-3で敗退しました。
最初のセットを競り勝っただけに、試合の流れを維持できなかったことが結果を左右しました。最終順位は7位で、女子の優勝はトルコ、準優勝はブラジルでした。
男子が4位、女子が7位という結果は、2026年の日本代表の国際的な立ち位置を比較するうえで重要な数字です。
出典:日本バレーボール協会(JVA)2026年VNL男女公式試合結果、Volleyball World公式最終順位。
【2026年アジア大会バレーボール結果】日本男子・女子ともに銀メダル
2026年の日本代表にとって、もう一つの大きな舞台となったのが、第20回アジア競技大会(愛知・名古屋)です。
6人制の屋内バレーボールでは、男子・女子ともに日本代表が決勝まで進出。結果は男女とも準優勝、銀メダルでした。
男子日本代表はイランに1-3で敗れ準優勝男子日本代表は2026年10月3日の決勝でイランと対戦しました。
試合は日本が第1セットを26-28で落とし、第2セットを25-19で取り返す展開。しかし、第3セットを21-25、第4セットを24-26で失い、セットカウント1-3で敗れました。
最終セットは24-24まで追い付く粘りを見せましたが、最後はイランに押し切られました。
準決勝では中国とのフルセットの激戦を制しており、決勝までの道のりも簡単ではありませんでした。日本は銀メダルを獲得し、アジア大会の男子バレーボール競技を準優勝で終えています。
JVAの公式試合報告では、甲斐優斗、大塚達宣、西山大翔らのプレーも紹介されています。特に決勝第4セット終盤には大塚のサービスエースやバックアタックなどで追い上げ、最後まで優勝を争いました。
女子日本代表は中国に0-3で敗れ銀メダル女子日本代表は9月22日の決勝で中国と対戦しました。
結果はセットカウント0-3。各セットのスコアは19-25、20-25、23-25でした。
第3セットでは23点まで迫りましたが、中国の安定した攻撃と守備を崩し切れず、ストレート負けとなりました。
一方、準決勝では韓国に25-20、25-22、25-16のストレート勝ち。準々決勝でもチャイニーズタイペイを3-0で下しており、決勝までの勝ち上がりは安定していました。
女子の最終順位は中国が1位、日本が2位、タイが3位、韓国が4位です。
男女の銀メダルは世界選手権の順位ではないここで注意したいのは、今回の男女銀メダルがアジア競技大会の結果であることです。
アジア大会はアジア地域の国・地域が参加する総合スポーツ大会であり、世界選手権とは出場国の範囲も大会の位置付けも異なります。
また、ビーチバレーボールも別競技として実施されています。2026年大会では男子ビーチバレーの水町泰杜・黒澤孝太組が銅メダルを獲得しましたが、これは6人制男子日本代表の銀メダルとは別の結果です。
出典:日本バレーボール協会「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」男女公式結果および大会報告。
【2026年の大会別結果一覧】男子・女子の順位と主要記録を比較
ここまで紹介した大会を整理すると、2026年の日本代表の成績と各大会の関係が分かりやすくなります。
| 大会・カテゴリー | 日本代表の結果 | 主な対戦・最終結果 |
|---|---|---|
| FIVB世界選手権2026 | 開催なし | 次回は2027年 |
| VNL2026・男子 | 4位 | 予選12勝0敗、3位決定戦でスロベニアに1-3 |
| VNL2026・女子 | 7位 | 準々決勝でブラジルに1-3 |
| アジア大会2026・男子 | 銀メダル | 決勝でイランに1-3 |
| アジア大会2026・女子 | 銀メダル | 決勝で中国に0-3 |
| アジア男子選手権2026 | 優勝 | 決勝でイランに3-0 |
この一覧で注目したいのは、男子代表が2026年に複数の大会で異なる結果を残している点です。
9月13日に福岡で行われたアジア男子バレーボール選手権では、日本がイランを3-0(25-21、26-24、25-23)で破って優勝しました。この大会で日本はロサンゼルス2028オリンピックの出場権も獲得しています。
ところが、その後のアジア大会決勝では同じイランに敗れています。短期間のうちに対戦相手が同じでも結果が変わることは、国際大会におけるコンディション、戦術、試合展開の影響を示しています。
また、女子代表もVNLでは7位、アジア大会では銀メダルと、競技環境の異なる大会で違った成績を残しました。大会名だけで日本の強さを判断するのではなく、対戦相手と大会形式を合わせて見ることが大切です。
【世界バレー歴代優勝国】日本代表の過去の実績と2025年大会の結果
世界選手権の歴史を振り返ると、男子と女子では優勝国の顔ぶれや日本代表の実績に違いがあります。
女子は日本が過去3度の世界王者女子日本代表は世界選手権で歴史的な実績を持っています。
1962年、1967年、1974年の3大会で優勝。特に1960年代から1970年代にかけては、世界の女子バレーを代表する強豪国として存在感を発揮しました。
歴代の優勝国には、ソ連、キューバ、中国、イタリア、セルビア、アメリカなどがあります。ソ連・ロシア勢は通算7回の優勝を記録しており、女子バレーの歴史を語るうえで欠かせない存在です。
男子はイタリア、ソ連、ブラジル、ポーランドが強豪男子世界選手権では、ソ連、イタリア、ブラジル、ポーランドなどが歴代の主要な優勝国です。
特にイタリアは1990年、1994年、1998年、2022年、2025年と5度の優勝を記録。2022年と2025年には連続優勝を達成しています。
日本男子は世界選手権の優勝経験こそありませんが、アジアを代表する強豪として長年国際大会に出場してきました。
直近の2025年大会は男女ともイタリアが優勝2025年の男子大会はフィリピンで開催され、イタリアがブルガリアを3-1で破って優勝しました。ポーランドが3位、チェコが4位という最終順位でした。
女子大会はタイで開催され、イタリアがトルコとの決勝を3-2で制しました。ブラジルが3位、日本は4位という結果です。
2025年大会は、男女とも32チームが参加する新しい大会形式で実施されました。次回2027年大会もこの32チーム制を基本とするため、従来以上に世界各地域の代表が競い合う舞台になります。
出典:Volleyball World公式歴代記録、FIVBの2025年大会結果および2025年女子大会総括。
【2027年FIVBバレーボールワールドカップ】日本代表の次の目標は世界一
2026年10月30日時点で、次回の世界選手権に相当する大会は2027年のFIVBバレーボールワールドカップです。
男女で開催国と日程が異なり、男子はポーランド、女子はアメリカとカナダの共同開催となります。
2027年男子大会はポーランドで開催男子大会は2027年9月10日から26日までの予定です。
開催国ポーランドを中心に32チームが参加し、日本もアジア代表として出場権を獲得しています。
2026年10月19日にVolleyball Worldが発表した出場国情報では、日本、イラン、韓国がアジア地域の代表として名を連ねました。
大会は8グループに分かれて予選を行い、各グループ上位2チームが決勝トーナメントに進む形式です。
2027年女子大会はアメリカ・カナダの共同開催女子大会は2027年8月20日から9月5日まで開催されます。
2026年10月26日に行われた組み合わせ抽選では、日本はプールFに入り、ロシア、アルゼンチン、ブルガリアと同組になりました。
プールFの試合会場は、アメリカ・ネブラスカ州オマハのCHI Health Center Arenaです。
女子大会はアメリカとカナダの5都市で開催され、決勝はカリフォルニア州アナハイムのHonda Centerで行われる予定です。
2027年大会は、2028年ロサンゼルスオリンピックの出場権にも関わるため、日本代表にとって世界一を争うだけでなく、五輪に向けた重要な競技機会になります。
出典:FIVB、Volleyball World公式大会情報、2026年10月26日付女子大会組み合わせ発表、2026年10月19日付男子出場国発表。
【バレーボール公式リザルトの見方】最新結果を間違えずに確認する方法
世界バレーや日本代表の試合結果を調べる際には、公式リザルトの確認先を使い分けることが重要です。
日本バレーボール協会(JVA)日本代表の試合結果を日本語で確認するなら、日本バレーボール協会の公式サイトが基本です。
男子・女子それぞれの大会ページでは、試合日、対戦相手、セットカウント、各セットの得点、最終順位などが掲載されています。アジア大会やVNLのように複数大会が並行する年は、大会名と男女のカテゴリーを指定して確認すると混同を防げます。
FIVB・Volleyball World世界選手権やVNLの国際的な順位、全参加国の成績、試合スケジュールなどを確認する場合は、FIVBおよびVolleyball Worldの公式記録が適しています。
特に歴代優勝国や世界ランキング、2027年大会の出場国と組み合わせを調べる際に役立ちます。
結果を見る際に確認したい3つの数字- セットカウント:試合全体で何セットを獲得したかを示す数字。3-1なら3セットを取ったチームの勝利。
- 各セットの得点:接戦だったのか、相手に主導権を握られたのかを判断する材料。
- 最終順位:予選ラウンドの順位と大会終了時の順位は異なる場合があるため、最終順位の欄を確認する。
加えて、FIVB世界ランキングと大会の最終順位も別物です。世界ランキングは国際大会の成績などを反映した国別評価であり、特定大会の優勝・準優勝を示すものではありません。
例えば2026年VNL男子では、日本は予選ラウンド12戦全勝でしたが、最終順位は4位でした。予選順位だけを見て大会全体の成績を判断すると、実際の結果と食い違ってしまいます。
試合結果を正確に把握するには、試合単位のスコアと大会全体の最終順位をセットで確認するのが確実です。
【世界バレーの結果2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:世界バレー2026は開催されましたか?
A1:一般カテゴリーのFIVB世界選手権は2026年には開催されていません。世界選手権は2年周期となっており、次回は2027年です。
Q2:2026年の男子バレー日本代表の結果は何位ですか?
A2:2026年VNLでは4位、アジア大会では銀メダルでした。また、9月のアジア男子選手権では優勝しています。
Q3:2026年の女子バレー日本代表の結果は何位ですか?
A3:VNLでは7位、アジア大会では準優勝です。アジア大会決勝では中国にセットカウント0-3で敗れました。
Q4:2026年のアジア大会では男女とも銀メダルですか?
A4:はい。6人制の屋内バレーボールでは、男子がイランに1-3、女子が中国に0-3で敗れ、男女とも銀メダルを獲得しました。
Q5:次回のFIVB世界選手権はいつ開催されますか?
A5:2027年です。男子はポーランドで9月10日から26日まで、女子はアメリカ・カナダで8月20日から9月5日まで開催される予定です。大会名称はFIVBバレーボールワールドカップに変更されます。
Q6:2027年大会の日本女子代表の対戦相手は決まっていますか?
A6:はい。2026年10月26日の組み合わせ抽選で、日本はプールFに入り、ロシア、アルゼンチン、ブルガリアと同組になりました。
まとめ:2026年の結果を正しく理解し、2027年の世界大会へ
2026年の世界バレー結果を整理すると、最も重要なのは、一般カテゴリーのFIVB世界選手権が2026年には開催されていないという点です。次回は2027年で、大会名称もFIVBバレーボールワールドカップへと変更されます。
2026年の日本代表は、男子がVNL4位、女子がVNL7位。アジア大会では男子・女子ともに銀メダルを獲得しました。さらに男子はアジア選手権で優勝し、ロサンゼルス2028オリンピックの出場権も獲得しています。
2027年大会では、男子がポーランド、女子がアメリカ・カナダで世界の強豪と対戦します。女子日本代表の組み合わせも決定しており、ロシア、アルゼンチン、ブルガリアとの対戦が予定されています。
今後の試合結果を追う際は、世界選手権、VNL、アジア大会を混同せず、JVAとFIVBの公式リザルトで大会別の順位を確認することが大切です。2026年の経験を経て、日本代表が2027年の世界舞台でどこまで上位に進出できるかに注目が集まります。