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【得意技を分析】狼雅の右四つ・寄りはどんな相撲?

小野寺 拓海 小野寺 拓海 • 更新: • 公開: • 読了約 11 分
目次

狼雅の持ち味を理解するうえで欠かせないのが、公式プロフィールにも記載されている「右四つ・寄り」です。

右四つとは?

右四つとは、相手と組んだ際に右手を相手のまわしの内側に差す組み方です。

右手を差して相手の体勢を崩し、左手の位置も生かしながら有利な組み手をつくります。そこから相手を土俵際まで押し込むのが「寄り」です。

狼雅の場合、185cm、159kgという体格を生かせる組み相撲が基本的な武器になります。

決まり手から見える狼雅の特徴

日本相撲協会の公式プロフィールには、過去6場所の取組結果をもとにした決まり手の傾向も掲載されています。

決まり手 割合
寄り切り 32%
上手投げ 18%
叩き込み 9%
その他 41%

対象となる取組は90番で、44勝。寄り切りが最も多く、上手投げも一定の割合を占めています。

ここから読み取れるのは、狼雅の相撲が単純に前へ出るだけではないということです。

右四つから寄り切る形を基本としつつ、上手投げでも勝てることが数字に表れています。

2026年9月場所でも、藤凌駕戦と熱海富士戦では上手投げで白星を挙げています。

相手に組み止められたとき、あるいは正面からの攻めが難しいときに、投げ技を使えることは幕内で戦ううえでの強みです。

【2026年9月場所の成績】狼雅の星取表と6勝9敗の理由

ろうが相撲

2026年9月場所の狼雅は、東前頭五枚目で15日間を戦い、6勝9敗という結果でした。

この場所は自己最高位で迎えた重要な場所です。上位の力士との対戦も増える番付で、勝ち越しを目指しましたが、最終的には9敗を喫しました。

2026年9月場所の星取表

ABEMA TIMESの取組結果と日本相撲協会の公式星取表を照合すると、15日間の結果は次のとおりです。



2026年9月場所
6勝9敗


{#each ["●","○","○","○","○","●","○","●","●","●","●","●","●","○","●"] as result,i}

{result}
{i+1}

{/each}


○ 6勝
● 9敗

●=敗戦、○=勝利

15日間の主な取組結果

- 初日:欧勝馬に引き落としで敗北
- 2日目:藤凌駕に上手投げで勝利
- 3日目:朝乃山に押し出しで勝利
- 4日目:一山本に寄り切りで勝利
- 5日目:藤青雲に押し倒しで勝利
- 6日目:錦富士に突き落としで敗北
- 7日目:尊富士に寄り切りで勝利
- 8日目:平戸海に寄り切りで敗北
- 9日目:美ノ海に押し出しで敗北
- 10日目:宇良に肩透かしで敗北
- 11日目:琴櫻に上手投げで敗北
- 12日目:義ノ富士に寄り切りで敗北
- 13日目:琴栄峰に寄り倒しで敗北
- 14日目:熱海富士に上手投げで勝利
- 千秋楽:伯乃富士に寄り切りで敗北

注目すべきは序盤の4連勝と中盤の6連敗

この場所の星取表で特に目立つのは、序盤と中盤で成績が大きく変化したことです。

初日は敗れたものの、2日目から5日目までは4連勝。朝乃山、一山本、藤青雲といった力士にも勝利し、好調な滑り出しを見せました。

さらに7日目には尊富士にも勝っています。

ところが、8日目から13日目までは6連敗。前半戦の勢いを維持できず、勝ち星を伸ばせませんでした。

14日目には熱海富士を上手投げで破り、久しぶりの白星を挙げましたが、千秋楽は伯乃富士に敗れ、6勝9敗で場所を終えました。

6勝9敗をどう評価するべきか

今回の結果だけを見て、狼雅の実力が大きく落ちたと判断するのは早計です。

実際、2026年5月場所と7月場所では、いずれも9勝6敗で勝ち越しています。

一方、自己最高位の前頭五枚目で6勝9敗となったことは、上位で安定して勝ち星を重ねる難しさを示しています。

注目したいのは、序盤に4連勝できる力を持っている一方、連敗を止められなかった点です。

幕内上位に定着するには、好調なときの攻めを継続することだけでなく、苦しい取組の後に立て直す力も求められます。

【2026年11月場所の最新番付】狼雅は東前頭八枚目で再出発

2026年11月場所・公式番付

2026年11月場所の狼雅は、東前頭八枚目です。

日本相撲協会の公式プロフィールと11月場所の番付情報で確認できます。9月場所の東前頭五枚目から、3枚下がった位置で新しい場所を迎えます。

2026年の番付と成績の推移
場所 番付 成績
2026年3月 西前頭十枚目 5勝10敗
2026年5月 西前頭十四枚目 9勝6敗
2026年7月 西前頭八枚目 9勝6敗
2026年9月 東前頭五枚目 6勝9敗
2026年11月 東前頭八枚目 場所前・0勝0敗

この推移を見ると、2026年の狼雅は一度番付を落とした後、5月と7月に連続して勝ち越し、前頭五枚目まで上昇しています。

9月場所では負け越しましたが、幕内から十両へ陥落したわけではありません。

11月場所も幕内の東前頭八枚目として出場する位置を維持しています。

11月場所で注目したい3つのポイント

1. 右四つからの攻めを取り戻せるか

狼雅の持ち味は右四つ・寄りです。組み手を確保し、自分の体勢で前に出られるかが勝敗を左右するポイントになります。

2. 中盤の連敗を防げるか

9月場所では8日目から13日目まで6連敗しました。11月場所では、序盤の好調を中盤以降にもつなげられるかが重要です。

3. 自己最高位の前頭五枚目への再挑戦

狼雅の最高位は前頭五枚目です。今回の東前頭八枚目から再び上位へ進むには、まず勝ち越しを確保し、安定した成績を残す必要があります。

11月場所の公式プロフィールでは、場所前の成績は0勝0敗。したがって、9月場所の6勝9敗と11月場所の番付を区別して見ることが大切です。

【実力と評価】狼雅は幕内上位に定着できる力士なのか

狼雅の現在地を判断するには、最高位だけでなく、通算成績と幕内での実績を確認する必要があります。

日本相撲協会の2026年11月場所時点の公式データでは、次のようになっています。

- 生涯戦歴:278勝224敗12休
- 幕内戦歴:110勝118敗12休
- 生涯場所数:48場所
- 幕内出場場所数:17場所
- 序ノ口優勝:1回
- 序二段優勝:1回
- 幕内優勝:0回
- 三賞:0回
- 金星:0個

この数字からは、狼雅が幕内に定着している一方、幕内で勝ち越しを積み重ねる段階にはまだ課題があることが分かります。

プロの結論:評価の基準は勝ち越しの継続性

狼雅を評価するうえで、重要なのは一場所の勝ち星だけではありません。

2026年には5勝10敗から9勝6敗へと持ち直し、その後も9勝6敗を記録しています。さらに自己最高位の前頭五枚目まで番付を上げました。

これは、幕内で上位を目指すだけの力を示した経過です。

一方、9月場所の6勝9敗では、序盤に勝てても中盤の連敗によって最終成績が崩れる展開がありました。

今後の評価では、次の3点を見ていくとよいでしょう。

- 組み手の安定性: 得意の右四つをどれだけ確保できるか。
- 勝ち方の幅: 寄り切りだけでなく、上手投げなども使って勝てるか。
- 15日間の安定感: 連敗を抑え、場所を通して勝ち越しを狙えるか。

狼雅は、すでに高校横綱、十両昇進、新入幕という実績を積み上げてきた力士です。今後の焦点は、幕内に上がれるかどうかではなく、幕内上位で継続的に勝ち越せるかという段階に移っています。

【狼雅の相撲】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:狼雅は何と読みますか?

A1:狼雅は「ろうが」と読みます。正式な力士名は狼雅 外喜義(ろうが ときよし)です。

Q2:狼雅の本名は何ですか?

A2:アマルトゥブシン・アマルサナーです。日本相撲協会の公式プロフィールに掲載されています。

Q3:狼雅はどこの国の出身ですか?

A3:ロシア・トゥヴァ出身です。14歳ごろにモンゴルへ移住し、その後、日本の鳥取城北高校に相撲留学しました。

Q4:狼雅は何部屋に所属していますか?

A4:二子山部屋です。師匠は元大関・雅山の二子山親方です。

Q5:狼雅の得意技は何ですか?

A5:右四つ・寄りです。公式プロフィールの決まり手傾向では寄り切りが32%、上手投げが18%となっています。

Q6:狼雅の2026年9月場所の成績は?

A6:東前頭五枚目で6勝9敗でした。序盤に4連勝したものの、中盤に6連敗を喫しました。

Q7:狼雅の2026年11月場所の番付は?

A7:東前頭八枚目です。9月場所の負け越しを受けて番付を下げましたが、引き続き幕内で戦います。

Q8:狼雅の自己最高位は何枚目ですか?

A8:前頭五枚目です。2026年9月場所にその番付まで上がりました。

まとめ:狼雅の2026年11月場所は幕内上位への再挑戦に注目

狼雅 外喜義は、ロシア・トゥヴァ出身で、二子山部屋に所属する27歳の幕内力士です。

高校時代には外国出身選手初の高校横綱となり、2018年11月場所で初土俵を踏みました。その後、幕下上位で苦労しながらも2022年11月場所に新十両、2023年11月場所に新入幕を果たしています。

2026年9月場所は6勝9敗。自己最高位の前頭五枚目で負け越しましたが、2026年11月場所では東前頭八枚目として再出発します。

狼雅の魅力は、185cm・159kgの体格を生かした右四つ・寄りを中心に、上手投げなども繰り出せる相撲です。

今後は、得意の組み相撲をどれだけ安定して発揮できるか、そして15日間を通じて勝ち越せるかが見どころになります。

2026年11月場所での巻き返しと、自己最高位の前頭五枚目を超える上位進出。 この2つが、狼雅の今後を追ううえで押さえておきたいポイントです。

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小野寺 拓海

アニメ誌編集を経て Web メディアへ。放送・配信の日程は作品公式サイトと各配信サービスの告知で確認し、ガジェットの仕様はメーカーの公式スペック表を引用します。

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