2026年の男子バレーボール日本代表は、ロラン・ティリ監督のもとで大きな転換点を迎えた。石川祐希主将、髙橋藍、西田有志らを中心に編成された代表チームは、バレーボールネーションズリーグ(VNL)で13連勝を記録し、最終順位4位という成績を残した。さらに9月のアジア男子選手権ではイランを破って優勝。ロサンゼルス2028オリンピックの出場権を2年前倒しで獲得した。
一方、9月末から10月にかけて開催された第20回アジア競技大会では、若手主体のBチームが銀メダルを獲得。AチームとBチームを横断した選手起用や世代交代も進んでいる。2026年11月2日時点の公式発表をもとに、37人の登録メンバー、主要選手の最新状況、各大会の試合結果、ティリ監督の評価、2027年ワールドカップへの展望まで詳しく整理する。
【2026年最新】男子日本代表の成績とロサンゼルス五輪への道

2026年の男子日本代表を理解するうえで重要なのは、単に大会で何位になったかではなく、五輪出場権の早期獲得と、その後の強化計画がどのようにつながっているかという点だ。
2026年はティリ体制の成果が表れたシーズン日本バレーボール協会(JVA)は2026年4月17日、男子日本代表の登録メンバー37人を発表した。
ロラン・ティリ監督は、初選出4人を含む幅広い選手を招集。5月から段階的にチーム活動を開始し、6月開幕のVNL、9月のアジア男子選手権、さらに第20回アジア競技大会を見据えた強化を進めた。
特に大きかったのは、2028年のロサンゼルス五輪出場権を2026年のアジア選手権で獲得するという明確な目標を設定したことだ。
この目標は予定どおり達成された。
9月13日、北九州市立総合体育館で開催されたアジア男子バレーボール選手権大会の決勝で、日本はイランに3-0で勝利。アジア王者となり、ロサンゼルス2028オリンピックへの出場権を手にした。
JVAおよび日本オリンピック委員会(JOC)の公式発表でも、この出場権獲得が確認されている。
2026年の主要大会と結果一覧2026年の日本代表は、国際大会で安定した強さを発揮した一方、アジア競技大会では強豪イランに敗れる経験もした。
主な大会の流れは次のとおり。
| 時期 | 大会・出来事 | 日本代表の結果 |
|---|---|---|
| 4月17日 | 2026年度登録メンバー発表 | 37人を選出 |
| 6月~7月 | VNL予選ラウンド | 12戦全勝 |
| 7月29日 | VNL準々決勝 | 中国に3-1で勝利 |
| 8月1日 | VNL準決勝 | アメリカに2-3で敗戦 |
| 8月2日 | VNL3位決定戦 | スロベニアに1-3で敗戦、最終4位 |
| 9月4日~13日 | アジア男子選手権 | 優勝、五輪出場権獲得 |
| 9月27日~10月3日 | アジア競技大会 | Bチームが銀メダル |
| 10月20日 | JVAシーズン総括会見 | ティリ監督が成果と課題を説明 |
| 10月27日 | 2027年大会関連情報 | 男子W杯の出場国決定後、抽選待ち |
出典:日本バレーボール協会の2026年大会記録および公式発表。
2026年の男子日本代表は、10月3日のアジア競技大会をもってシーズンの活動を終了した。
つまり、11月現在は大会結果を振り返る段階から、次の国際シーズンと2028年五輪に向けた長期的な強化へ移るタイミングにある。
【代表メンバー37人】石川祐希・髙橋藍・西田有志の現在
2026年度の登録メンバー37人は、経験豊富な主力と将来を担う若手を組み合わせた構成になっている。
ここで押さえておきたいのは、37人全員が同じ大会に出場するわけではないということだ。登録メンバーは年間の強化対象となる選手の母集団であり、実際の大会ごとに出場選手が選抜される。
石川祐希:2026年も主将としてチームを牽引
アウトサイドヒッター/背番号14
所属:ジラート・バンク・アンカラ(トルコ)
石川祐希は、2026年度も男子日本代表の中心選手として選出された。
2026年VNLの公式メンバー表では、石川の名前に主将を示す「C」が付いている。単に得点力を担うエースというだけでなく、チーム全体の方向性を支える存在だ。
石川の強みは、攻撃の選択肢が多いことにある。
スパイクだけでなく、ブロック、サーブ、レシーブ、攻撃参加のタイミングなど、複数の局面で試合に関与できる。相手の守備配置を見ながら攻撃を組み立てる能力も、日本の戦術に欠かせない。
2026年のアジア選手権決勝でも、石川は主力としてイランとの決戦に臨んだ。
2028年ロサンゼルス五輪を目指すチームにとって、経験を持つ主将の存在は大きい。若手選手が増えるなかで、国際大会の緊張感や勝負どころの判断を共有する役割も期待される。
髙橋藍:世界を舞台に経験を積む攻守の要アウトサイドヒッター/背番号12
所属:ボクダンカ・LUV・ルブリン(ポーランド)
髙橋藍は、石川と並んで日本の攻撃を支える重要な選手だ。
2026年度の代表メンバーにも選出され、VNL、アジア選手権などでチームの戦力として起用された。
髙橋の特徴は、攻撃だけでなく守備面にも高い能力を持つこと。レシーブから攻撃への移行、速い展開への対応、相手ブロックを利用した攻撃など、幅広いプレーに対応できる。
また、ポーランドのクラブでプレーする経験は、国際的な競技環境への適応という点でも意味がある。
石川と髙橋が同時にコートに立つことで、日本は攻撃の選択肢を増やしながら、守備からの切り返しでも強みを発揮できる。
西田有志:復帰後の存在感と攻撃力オポジット/背番号1
所属:大阪ブルテオン
西田有志も2026年度の代表37人に選出された注目選手だ。
前シーズンは代表活動を休止していたが、2026年度は再び代表の戦力として名前を連ねた。
オポジットとしての西田の持ち味は、力強いスパイクとサーブ。試合の流れを変える得点力を持ち、日本の攻撃に勢いを与える存在である。
特に相手のサーブやブロックが強い試合では、単純な攻撃力だけでなく、難しいボールを得点につなげる能力が問われる。
西田の復帰は、石川や髙橋に攻撃負担が集中しすぎないチーム編成という観点でも重要だ。
初選出4人と若手の台頭にも注目2026年度の37人には、初選出となった選手も4人含まれている。
- 河東祐大
- デ・アルマス・アライン
- 武田大周
- 一ノ瀬漣
特に注目を集めたのが、鎮西高校の一ノ瀬漣だ。高校生世代から代表候補に選ばれたことは、将来を見据えた選手発掘という意味でも注目に値する。
また、麻野堅斗、川野琢磨、高橋慶帆、甲斐優斗、西山大翔ら、今後の成長が期待される選手も登録メンバーに名を連ねた。
ベテラン中心の固定的な編成ではなく、ポジションごとに競争を生み出す構成になっている点が2026年の特徴だ。
【VNL2026の結果】13連勝から最終4位へ、何が起きたのか
2026年の男子日本代表を語るうえで、VNLの13連勝は外せない。
ただし、13連勝と最終優勝は別の話だ。日本は大会序盤から圧倒的な安定感を見せたが、ファイナルラウンドではアメリカとスロベニアに敗れ、最終順位は4位となった。
予選ラウンド12戦全勝の快進撃日本はVNL2026の予選ラウンドで12試合を戦い、12勝0敗という成績を残した。
第1週は中国・臨沂、第2週はフランス・オルレアン、第3週は大阪で試合を実施。
異なる環境や対戦相手に対応しながら、予選ラウンドを全勝で突破した。
この成績が意味するのは、単に個々の選手の能力が高かったということではない。
複数の選手を起用しながら、攻撃と守備のバランスを維持できた点に価値がある。
ファイナルラウンドで13連勝を達成予選12連勝の後、日本は7月29日の準々決勝で中国と対戦した。
結果は3-1。第1セットを落としたものの、第2セット以降に立て直して準決勝進出を決めた。
これで日本は13連勝となった。
しかし、準決勝ではアメリカに2-3で惜敗。続く8月2日の3位決定戦ではスロベニアに1-3で敗れた。
最終順位は4位。優勝・準優勝・3位のメダルには届かなかった。
VNL2026の最終順位| 順位 | 国 |
|---|---|
| 1位 | ポーランド |
| 2位 | アメリカ |
| 3位 | スロベニア |
| 4位 | 日本 |
| 5位 | イタリア |
| 6位 | トルコ |
| 7位 | ウクライナ |
| 8位 | 中国 |
この結果をどう評価するか。
重要なのは、13連勝の価値を認めつつ、上位国との決勝トーナメントで見えた課題を切り分けることだ。
予選ラウンドでは、試合を通して日本の強みを発揮できた。しかし、準決勝のアメリカ戦はフルセットまでもつれ、最後は13-15で第5セットを落とした。
3位決定戦のスロベニア戦も1-3で敗北した。
この2試合は、単純な得点力だけではなく、終盤の判断、プレッシャーへの対応、相手のブロックを崩す攻撃の組み立てが問われる試合だった。
ティリ監督もシーズン総括で、アメリカとスロベニアに敗れた経験を、チームが自分たちの課題と向き合うための機会だったと振り返っている。
つまり、VNLの4位は失敗ではないが、優勝を目指すための改善点が明確になった結果でもある。
【アジア選手権優勝・アジア大会銀メダル】五輪出場権獲得の舞台裏
2026年の男子日本代表にとって、最も大きな成果はアジア選手権の優勝だ。
加えて、その直後に開催されたアジア競技大会ではBチームが銀メダルを獲得した。
この2つの結果は、別々の大会でありながら、ティリ体制の選手育成方針を示している。
アジア男子選手権でイランを3-0で撃破2026年9月4日から13日まで、福岡県北九州市でアジア男子バレーボール選手権大会が開催された。
日本は開催国として出場し、決勝まで勝ち進んだ。
9月13日の決勝の相手は、前回大会の優勝国でもあるイラン。
アジアの強豪同士の対戦となったが、日本はセットカウント3-0で勝利した。
2026年9月13日 アジア選手権決勝
日本
3
VS
イラン
0
| セット | 日本 | イラン |
|---|---|---|
| 第1セット | 25 | 21 |
| 第2セット | 26 | 24 |
| 第3セット | 25 | 23 |
第2セットは26-24、第3セットは25-23と接戦だった。ストレート勝ちとはいえ、簡単な試合ではなかったことがスコアからも分かる。
この優勝により、日本はロサンゼルス2028オリンピックの出場権を獲得した。
東京2020、パリ2024に続く3大会連続の五輪出場となる。
アジア競技大会ではBチームが銀メダルアジア選手権の優勝から約2週間後、日本は愛知・名古屋で開催された第20回アジア競技大会に臨んだ。
この大会で注目したいのが、Bチームを中心とした編成だ。
ティリ監督によると、出場機会が不足していた若手選手を中心に、3~4人のリーダー的な役割を担う選手を加えてチームを構成した。
準決勝では中国と対戦し、フルセットの末に3-2で勝利。
しかし、10月3日の決勝ではイランに1-3で敗れ、銀メダルとなった。
2026年10月3日 アジア競技大会男子決勝
日本(Bチーム)1
VS
イラン
3
| セット | 日本 | イラン |
|---|---|---|
| 第1セット | 26 | 28 |
| 第2セット | 25 | 19 |
| 第3セット | 21 | 25 |
| 第4セット | 24 | 26 |
この結果について、ティリ監督は若手選手に経験を積ませ、責任ある役割を担う機会を与えられたことを成果として挙げた。
主要人物・大会の関係性を整理| 主体 | 関係する大会・人物 | 2026年の実績・役割 |
|---|---|---|
| 石川祐希 | 男子日本代表 | 主将として主力を牽引 |
| 髙橋藍 | 男子日本代表 | 攻守を担う主力選手 |
| 西田有志 | 男子日本代表 | オポジットとして攻撃力を支える |
| ロラン・ティリ | 日本代表監督 | A・B両チームの強化を統括 |
| VNL日本代表 | 2026 VNL | 13連勝、最終4位 |
| アジア選手権日本代表 | イランとの決勝 | 3-0で優勝、五輪出場権獲得 |
| アジア競技大会Bチーム | 中国・イランとの対戦 | 中国に勝利、イランに敗れて銀メダル |
ここで見逃せないのは、Bチームの銀メダルが単なる控え選手の大会成績ではないことだ。
Aチームの主力だけで勝つのではなく、若手選手にも国際大会の勝負どころを経験させる。こうした選手層の厚みが、2028年五輪までの強化を支える土台になる。
【ロラン・ティリ監督の評価】2026年の成果と次の強化課題
2026年度代表チームを指揮
VNL13連勝、アジア選手権優勝、Bチームの銀メダルを実現。
2026年10月20日、JVAは男女日本代表などのシーズン総括記者会見を実施した。
この会見でティリ監督は、男子日本代表の今シーズンについて、明確な評価を示している。
「この夏の男子日本代表チームの成績は大いに誇れるものだ」
監督はその理由を4つ挙げた。
ティリ監督が評価した4つの成果1.アジア選手権優勝による五輪出場権の早期獲得
当初から目標として掲げていたアジア選手権の優勝を実現した。
2028年を待たずに五輪出場権を確保できたことで、今後は予選突破を目的とする強化ではなく、五輪本大会でメダルを獲得するための準備に集中できる。
2.VNL13連勝による自信と課題の把握
13連勝はチームに自信を与えた。
一方、アメリカとスロベニアに敗れたことも、世界トップクラスの相手に勝つために必要な要素を再確認する機会になったと説明している。
3.Bチームによるアジア競技大会の銀メダル
若手を中心としたチームに、国際大会で結果を求められる経験を与えられた。
決勝進出と銀メダル獲得は、選手育成の成果を示すものとなった。
4.AチームとBチームの選手入れ替え
選手を固定せず、練習や試合の状況に合わせてA・B両チーム間で入れ替えを実施した。
これにより、選手層を広げると同時に、チーム全体の競争力を高められたという。
2028年五輪のメダル獲得に必要な3つの課題ティリ監督の評価で特に重要なのは、成功を喜ぶだけでなく、今後2年間の課題を具体的に示したことだ。
第一に、準決勝や決勝で勝ち切る経験。
五輪でメダルを獲得するためには、重要な試合で発生する緊張やプレッシャーを何度も経験する必要がある。
監督は、アメリカ、ロシア、イタリア、ポーランド、ブルガリア、キューバといった強豪国に勝つことを学ぶ必要があると説明した。
第二に、主力を中心とした継続的なチームづくり。
選手の所属クラブでの成長やコンディションに合わせて編成を調整しながらも、できるだけ早く同じメンバーを中心に一体感を高める方針を示している。
第三に、攻撃の精度とサイドアウトの改善。
サイドアウトとは、相手のサーブを受けた側がラリーを制して得点し、サーブ権を獲得することを指す。
監督は、この成功率を現在の74%から78%に引き上げる必要があると説明した。
この数字は重要だ。
日本が世界の大型ブロッカーを擁するチームと戦う場合、単にスパイクの威力を高めるだけでは十分ではない。相手の強いサーブを受けた後、安定して攻撃を成立させる能力が必要になる。
また、2027年のVNLとワールドカップでもメダル獲得を目指すと明言している。
ティリ監督の評価をどう見るべきか2026年の成績だけを見れば、ティリ体制は成功したシーズンを送った。
しかし、VNLで4位、アジア選手権で優勝、アジア競技大会でBチームが銀メダルという結果は、それぞれ異なる意味を持っている。
- VNL4位:世界の上位チームと競う実力を示した。
- アジア選手権優勝:アジアの頂点と五輪出場権を獲得した。
- アジア競技大会銀メダル:若手を含む選手層の強化を進めた。
特に、アジア選手権で優勝した後もBチームを国際大会に送り出した点は、2028年だけでなく、その先の日本代表を見据えた強化として評価できる。
【世界ランキングと2027年男子ワールドカップ】日本の次の戦い
2026年の主要大会を終えた日本代表が次に見据えるのは、2027年の国際大会だ。
特に重要なのが、男子ワールドカップとVNLである。
日本男子バレーの世界ランキングは何位?2026年10月16日時点のFIVB世界ランキングで、日本は5位に位置している。
JVAが発表した2027年男子ワールドカップ出場国の資料でも、日本はアジア勢の上位チームとして紹介されている。
世界ランキングは国際試合の結果に応じて変動するため、順位を見る際は必ず基準日を確認したい。
2026年10月16日時点の5位という数字と、2026年1月1日時点の7位という数字は、異なる時点のランキングである。
この違いを混同しないことが大切だ。
2027年男子ワールドカップは出場32チームが決定2027年のFIVB男子ワールドカップは、ポーランドで開催される。
2026年10月19日、FIVBは出場32チームを確定した。
日本はアジア男子選手権で上位3チームに入り、イラン、韓国とともにアジア代表として出場権を獲得した。
出場国は次のとおり。
| 地域・区分 | 出場国 |
|---|---|
| 開催国 | ポーランド |
| 前回大会優勝 | イタリア |
| アジア | 日本、イラン、韓国 |
| アフリカ | チュニジア、カメルーン、アルジェリア |
| ヨーロッパ | フランス、フィンランド、スロベニア |
| 北中米カリブ | アメリカ、カナダ、キューバ |
| 南米 | ブラジル、アルゼンチン、チリ |
| 世界ランキング枠 | ブルガリア、ドイツ、ウクライナ、ベルギー、トルコ、セルビア、チェコ、ギリシャ、ルーマニア、オランダ、メキシコ、プエルトリコ、デンマーク、エジプト、エストニア |
ここは特に間違えやすい情報だ。
2026年10月27日に、日本がロシア、アルゼンチン、ブルガリアと同組になったという組み合わせ情報が公表された。
しかし、これは2027年女子ワールドカップの組み合わせである。
男子日本代表のグループ分けとは異なる。
2027年男子ワールドカップの組み合わせ抽選は、FIVBの公式発表によると、2026年12月3日に予定されている。
したがって、11月2日現在、男子日本代表の対戦グループはまだ確定していない。
男子大会の開催地はポーランドで、予選ラウンドは8グループ各4チームによる総当たり方式となる。各グループの上位2チームが決勝トーナメントへ進出する。
また、ロサンゼルス2028の出場権をまだ獲得していない上位3チームには、五輪出場枠が与えられる仕組みだ。
2027年の注目要点は強豪国との対戦日本が2027年に取り組むべきことは、アジアで優勝することだけではない。
ティリ監督が挙げたように、アメリカ、イタリア、ポーランドなどの強豪国との対戦で勝ち切る経験が必要になる。
特にワールドカップは、五輪本大会を想定した実戦的な強化の機会となる。
日本が2026年に示した攻守の安定感を維持しながら、終盤の勝負強さを身につけられるかが大きな注目点だ。
【よくある質問】日本バレーボール男子に関するFAQ
Q1:2026年度の男子日本代表メンバーは何人ですか?
A1:日本バレーボール協会が2026年4月17日に発表した登録メンバーは37人です。石川祐希、髙橋藍、西田有志らに加え、初選出4人も含まれています。大会ごとに出場メンバーは選抜されます。
Q2:2026年のVNLで日本は優勝しましたか?
A2:優勝ではありません。予選ラウンド12戦全勝、準々決勝の中国戦にも勝利して13連勝を達成しましたが、準決勝でアメリカ、3位決定戦でスロベニアに敗れ、最終順位は4位でした。
Q3:日本男子バレーはロサンゼルス2028オリンピックに出場できますか?
A3:出場権を獲得しています。2026年9月13日のアジア男子選手権決勝でイランを3-0で破り、優勝と同時にロサンゼルス2028の出場権を獲得しました。
Q4:アジア競技大会2026で日本男子は優勝しましたか?
A4:男子日本代表のBチームが銀メダルを獲得しました。決勝ではイランに1-3で敗れました。ティリ監督は若手選手の育成と国際経験の獲得という点でも成果を評価しています。
Q5:石川祐希は2026年も日本代表の主将ですか?
A5:はい。2026年VNLのJVA公式メンバー表では、石川祐希にキャプテンを示す「C」が付いています。アウトサイドヒッターとしてもチームの中心を担っています。
Q6:2027年男子ワールドカップで日本はどの国と同組ですか?
A6:2026年11月2日時点では、男子大会の組み合わせは未発表です。抽選は12月3日に予定されています。ロシア、アルゼンチン、ブルガリアと同組という情報は、2027年女子ワールドカップのものです。
まとめ:日本男子バレーは2028年五輪のメダル獲得へ
2026年の男子日本代表は、VNL13連勝と最終4位、アジア男子選手権優勝、そしてアジア競技大会でのBチーム銀メダルという成果を残した。特に、9月13日のアジア選手権優勝によってロサンゼルス2028オリンピックの出場権を獲得したことは、今シーズン最大の成果である。
石川祐希主将、髙橋藍、西田有志らの経験豊富な主力に、河東祐大、一ノ瀬漣ら新しい世代が加わったことも大きい。AチームとBチームを横断した選手起用は、今後の代表強化に向けた重要な取り組みとなった。
一方、ティリ監督が示したサイドアウト成功率74%から78%への改善、世界トップクラスとの勝負強さ、主力を中心としたチームの一体感という課題は残されている。
2027年はVNLと男子ワールドカップが待ち受ける。五輪出場権を獲得した今、日本代表に求められるのは出場することではなく、世界の強豪と互角以上に戦い、メダルを狙えるチームへ進化することだ。
2026年の成功を一時的な結果で終わらせず、2028年の大舞台につなげられるか。日本男子バレーの次の挑戦は、すでに始まっている。