最初に、シェーファーアヴィ幸樹選手の基本プロフィールを確認しておきましょう。
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 氏名 | シェーファー アヴィ幸樹 |
| 英語表記 | Avi Koki Schafer |
| 生年月日 | 1998年1月28日 |
| 年齢 | 28歳(2026年11月2日時点) |
| 出身地 | 兵庫県 |
| 身長 | 206cm |
| 体重 | 106kg |
| ポジション | C(センター) |
| 背番号 | 32 |
| 所属 | 仙台89ERS |
| 出身大学 | ジョージア工科大学 |
| 受賞歴 | 2019-20新人賞ベストファイブ |
出典:B.LEAGUE公式選手プロフィール、仙台89ERS公式発表。
28歳の大型センター。206cm・106kgの体格が武器1998年1月28日生まれのシェーファー選手は、2026年11月現在28歳です。
身長206cm、体重106kgという体格は、国内リーグでセンターとしてプレーするうえで大きな強みになります。
センターはゴール付近で相手の攻撃を防ぎ、リバウンドを確保し、味方のシュート機会を生み出すポジションです。高さだけでなく、相手選手と接触しながらポジションを維持するフィジカルも求められます。
シェーファー選手は、こうしたインサイドの役割を担える日本人ビッグマンの一人です。
出身高校はどこ?セントメリーズとブリュースター・アカデミー学歴については、少し整理が必要です。
B.LEAGUEのプロフィールでは、出身高校としてセントメリーズインターナショナルスクールが記載されています。
一方、ジョージア工科大学の公式選手紹介では、米国ニューハンプシャー州のブリュースター・アカデミー(Brewster Academy)が最終在籍校として紹介されています。
経歴をたどると、次のようになります。
- セントメリーズインターナショナルスクール(東京)
- ブリュースター・アカデミー(米国ニューハンプシャー州)
- ジョージア工科大学(米国ジョージア州)
ブリュースター・アカデミーでは2016-17シーズンに所属。チームは33勝0敗を記録し、全米プレップスクール選手権とNEPSACクラスAAAのタイトルを獲得しました。
また、ジョージア工科大学の紹介によれば、彼がバスケットボールを始めたのは16歳ごろです。それ以前にはサッカーにも取り組んでいました。
競技経験のスタートが比較的遅かったことを踏まえると、その後に日本代表やオリンピックまで到達したキャリアには興味深いものがあります。
【経歴・年表】ジョージア工科大学からBリーグ、そして仙台89ERSへ

シェーファー選手のキャリアを理解するうえで重要なのが、米国の大学バスケットボールを経験した後、若くして日本のプロリーグに挑戦したことです。
ジョージア工科大学で学んだこと進学先は、米国ジョージア州アトランタにあるジョージア工科大学です。
同大学は工学や科学分野で知られる研究大学で、シェーファー選手は物理学を専攻していました。
大学の公式プロフィールには、2017-18シーズンに男子バスケットボールチームの一員として登録されたことも記録されています。
ただし、大学を卒業してからプロになったわけではありません。
ジョージア工科大学の公式記録によれば、2018年秋学期を終えた後、日本でプロ契約を結ぶために大学を離れています。
東京オリンピックを目指すため、競技活動の拠点を日本に移した経緯があります。大学での学びとプロ選手としてのキャリアを並行して考えた、特徴的な進路です。
年代別キャリアと転換点| 時期 | 所属・出来事 | キャリア上の意味 |
|---|---|---|
| 2016年 | U18日本代表 | 国際舞台で経験を積む |
| 2017年 | U19日本代表 | U19ワールドカップ出場 |
| 2017-18年 | ジョージア工科大学 | 米国の大学バスケに挑戦 |
| 2018-19年 | アルバルク東京 | Bリーグでプロキャリアを開始 |
| 2019-20年 | 滋賀レイクスターズ | 出場機会を重ね、新人賞ベストファイブ受賞 |
| 2020-21年 | シーホース三河に加入 | 長期在籍のスタート |
| 2021年 | 東京2020オリンピック | 男子日本代表として五輪出場 |
| 2022年 | FIBAワールドカップ2023アジア地区予選など | 日本代表活動を継続 |
| 2026年5月 | シーホース三河を退団 | 6年間の在籍に区切り |
| 2026年6月 | 仙台89ERSと契約合意 | 新天地への移籍 |
| 2026-27年 | 仙台89ERS | 背番号32で新シーズンに参戦 |
出典:仙台89ERS公式発表、B.LEAGUE公式記録、ジョージア工科大学公式プロフィール。
アルバルク東京から滋賀レイクスターズへ2018-19シーズン、シェーファー選手はアルバルク東京でBリーグのキャリアをスタートさせました。
翌2019-20シーズンには滋賀レイクスターズ(現・滋賀レイクス)へ移籍します。
このシーズンは、選手としての評価を高めた重要な時期です。
B.LEAGUE公式プロフィールには、2019-20シーズンの新人賞ベストファイブ受賞歴が記録されています。
プロ入り直後から新人選手として評価され、将来の日本代表を担うビッグマンの一人として経験を積んでいきました。
シーホース三河で過ごした6年間2020-21シーズンから2025-26シーズンまで所属したのが、シーホース三河です。
三河では背番号32を着用し、センターとしてチームを支えてきました。
本人の退団コメントでは、三河での6年間について、指導者やチームメート、クラブ関係者への感謝が述べられています。
特に、東京オリンピック出場をクラブとともに経験したことや、大きなけがからの復帰をサポートしてもらったことが思い出として挙げられています。
2023年の契約継続発表時にも、大きなけがを経験した後に再び契約してもらったことへの感謝を伝えていました。
単に所属期間が長かっただけでなく、選手としての成長や困難からの復帰を経験したクラブだったことが分かります。
【日本代表・東京オリンピック】国際大会で積み上げた実績
シェーファー選手のキャリアを語るうえで欠かせないのが、日本代表としての活動です。
U18、U19の年代別代表を経験し、シニア日本代表でも国際大会に出場。2021年には東京2020オリンピックの男子バスケットボール日本代表メンバーとして大会に臨みました。
U18・U19から男子日本代表へ代表歴のスタートは2016年です。
主な大会は次のとおりです。
- 2016年:U18アルバート・シュバイツァー・トーナメント
- 2016年:FIBA ASIA U18選手権大会
- 2017年:FIBA U19ワールドカップ
- 2018年:ウィリアム・ジョーンズカップ
- 2018年:ジャカルタ・パレンバンアジア競技大会
- 2019年:ウィリアム・ジョーンズカップ
- 2019年:FIBAバスケットボールワールドカップ
- 2021年:東京2020オリンピック
- 2022年:FIBAワールドカップ2023アジア地区予選
年代別代表からシニア代表まで段階的に経験を積んできたことが、国際経験の厚みにつながっています。
東京オリンピックでは男子日本代表として11位シェーファー選手が出場した東京2020オリンピックは、2021年7月から8月にかけて開催されました。
日本男子代表は予選ラウンドでスペイン、スロベニア、アルゼンチンと対戦。最終順位は11位(予選敗退)でした。
日本代表にとって厳しい結果ではありましたが、シェーファー選手にとっては、世界トップレベルの選手と同じ舞台に立った大きな経験です。
JOCの東京2020公式記録にも、同選手の大会出場と男子バスケットボール11位という結果が掲載されています。
なお、オリンピック出場とメダル獲得は別の実績です。東京2020では日本男子代表はメダルを獲得していません。
2026年も男子日本代表のロスターに選出日本代表活動は東京オリンピックで終わっていません。
2026年8月30日、仙台89ERSはシェーファー選手がFIBAバスケットボールワールドカップ2027アジア地区予選Window4のカタール戦に向けた12名のロスターに選出されたと発表しました。
対象試合は2026年8月31日開催の日本代表対カタール代表です。
同選手の代表歴には、2026年の日本生命カップやFIBAワールドカップ2027アジア地区予選なども記載されています。
JOCの国際大会記録には、2026年愛知・名古屋アジア大会の男子バスケットボール銀メダルも掲載されています。
東京五輪出場を経験した選手が、28歳となった2026年にも代表活動を続けている点は注目に値します。
【プレースタイル分析】206cmのセンターとして何が強みなのか
シェーファー選手のポジションはセンター(C)です。
206cm・106kgという体格を生かし、ゴール下でのポジショニング、リバウンド、インサイドでの守備などを担います。
① リバウンドでチームに貢献するビッグマンセンターに求められる重要な仕事の一つがリバウンドです。
シュートが外れた際にボールを確保できれば、相手の攻撃を終わらせたり、自チームに新たな攻撃機会を与えたりできます。
2026-27シーズンのB.LEAGUE公式記録では、シェーファー選手の平均リバウンド数は4.0本です。
平均得点が2.3点であることを考えると、得点だけではなく、ボールの確保やインサイドでの働きにも注目すべき選手です。
② ゴール付近でのフィニッシュ2025-26シーズンの三河での成績を見ると、レギュラーシーズンのフィールドゴール成功率は58.7%、2ポイントシュート成功率は61.4%でした。
センターとしてゴール付近で確実に得点する能力を示す数字です。
一方、1試合平均得点は2.5点。大量得点を担うエースというより、チームの攻撃を支える役割が中心だったことがうかがえます。
③ 3ポイントシュートにも注目2026-27シーズンの3ポイントシュート成功率は37.5%です。
センターがアウトサイドからも得点できれば、相手ディフェンスはゴール下だけを固めることが難しくなります。
ただし、2026年11月1日時点での3ポイントシュート試投数は8本。成功率だけを見て、すでに安定した長距離シューターになったと評価するのは早計です。
今後、試投数が増えた際にも成功率を維持できるかが見どころになります。
④ 守備とスクリーンで攻撃を支える役割センターは自分でシュートを打つだけのポジションではありません。
味方のガードやフォワードが攻めやすくなるようにスクリーンを設置し、相手の大型選手とのマッチアップではゴール付近を守る必要があります。
シェーファー選手のようなフィジカルを持つ選手は、こうしたインサイドの仕事を担うことが期待されます。
得点数だけで評価すると見落としやすい部分ですが、チームの攻守のバランスを支えるうえでは欠かせない役割です。
【2026年の移籍】シーホース三河から仙台89ERSへ移った理由
2026年の大きな転機が、シーホース三河から仙台89ERSへの移籍です。
三河で6シーズンを過ごした後、2026年5月に退団が発表され、同年6月2日に仙台89ERSとの2026-27シーズン契約合意が公表されました。
三河退団の背景にあったチーム内での役割の変化シーホース三河が2026年5月20日に発表した退団リリースでは、シェーファー選手本人のコメントも掲載されています。
その中で、ライアン体制になってからチーム内での役割が変わったことに触れています。
また、今のチームメートと引き続きプレーしたい気持ちがある一方、次のステージに進むことにも期待を感じていると語っています。
「このチームを離れるのは寂しいですが、同時に次のステージに進むことにワクワクしてる自分もいます。」 シーホース三河退団時の本人コメントより。2026年5月公表
この発言から読み取れるのは、6年間の在籍を終えることへの寂しさと、新しい環境への前向きな気持ちが共存していたことです。
ただし、退団理由についてクラブが単一の具体的な事情を公表したわけではありません。役割の変化だけを移籍の直接的な原因と断定することはできません。
仙台89ERSを新天地に選んだ理由は?仙台89ERSは2026年6月2日、シェーファー選手との契約合意を発表しました。
新天地での背番号は、三河時代と同じ32番。ポジションもセンターです。
加入に際して、本人は仙台のバスケットボールについて、前年のチームが展開していたプレーに魅力を感じていたとコメントしています。
「今シーズンあれだけワクワクするバスケを展開していたナイナーズに加入することが出来て非常にワクワクしています。」 仙台89ERS加入時の本人コメントより。2026年6月2日公表
加えて、クラブの掲げる「ダンダンよくなる」というテーマを、自分自身も体現したいと意気込みを示しました。
この発言は、移籍先のチームのスタイルに期待を寄せていたことを示しています。
三河での経験を持つ28歳の日本人センターが加わったことは、仙台にとってもインサイドの選択肢を広げる補強です。
三河から仙台への移籍をどう見るべきか今回の移籍は、単なる所属先の変更ではありません。
三河では長期間にわたりチームの一員として経験を積み、東京オリンピックにも出場しました。
仙台では、これまでの経験を新しいチームの戦術や役割に合わせて生かす段階に入っています。
注目したいのは、出場時間、リバウンド数、インサイドでの貢献がどのように変化するかです。
【2026-27シーズン最新成績】仙台89ERSでのスタッツを検証
2026年11月現在、シェーファー選手は仙台89ERSの背番号32としてプレーしています。
B.LEAGUE公式プロフィールの更新日は2026年11月1日です。
2026-27シーズンの個人成績
2026-27シーズン2.3点
平均得点4.0本
平均リバウンド0.8本
平均アシスト18:19
平均出場時間
| シュート指標 | 成功率 |
|---|---|
| フィールドゴール | 38.2% |
| 3ポイント | 37.5% |
| フリースロー | 75.0% |
対象:2026年11月1日更新のB.LEAGUE公式成績。14試合出場。
出典:B.LEAGUE公式選手別スタッツ。
三河時代の2025-26シーズンと比較前所属のシーホース三河では、2025-26シーズンのレギュラーシーズンに53試合出場しました。
主な数字は次のとおりです。
| 指標 | 2025-26(三河) | 2026-27(仙台) |
|---|---|---|
| 出場試合数 | 53 | 14 |
| 平均出場時間 | 13分30秒 | 18分19秒 |
| 平均得点 | 2.5点 | 2.3点 |
| 平均リバウンド | 2.1本 | 4.0本 |
| 平均アシスト | 0.4本 | 0.8本 |
| FG成功率 | 58.7% | 38.2% |
| 3P成功率 | 33.3% | 37.5% |
出典:B.LEAGUE公式選手別スタッツ。2025-26はレギュラーシーズン、2026-27は2026年11月1日更新時点。
この比較で目立つのは、仙台移籍後の平均出場時間とリバウンド数です。
平均出場時間は約5分増加し、平均リバウンド数は2.1本から4.0本へ増えています。
得点は2.5点から2.3点へわずかに減少していますが、リバウンドやアシストの数字は上昇しています。
仙台では、得点を大量に取る役割よりも、インサイドでのボール確保や攻撃のつなぎ役としての貢献が目立つ数字になっています。
ただし、2026-27シーズンはまだ序盤です。出場試合数が14試合の段階であり、シーズン全体の評価には継続的な観察が必要です。
2026年11月1日の東京サンロッカーズ戦にも注目B.LEAGUEの試合記録では、11月1日の東京サンロッカーズ戦でシェーファー選手は17分9秒出場し、5得点、3リバウンド、1スティールを記録しています。
前日の10月31日の同カードでは22分47秒出場、6得点、2リバウンド、1アシストでした。
2試合の数字を見るだけでも、出場時間に応じて得点やリバウンドで貢献する場面があることが分かります。
シーズン平均だけでなく、試合ごとのプレータイムやリバウンドの推移も、仙台での役割を判断する材料になります。
【よくある質問】シェーファーアヴィ幸樹に関するFAQ
Q1:シェーファーアヴィ幸樹選手は何歳ですか?
A1:1998年1月28日生まれで、2026年11月2日時点では28歳です。
Q2:シェーファーアヴィ幸樹選手の身長と体重は?
A2:B.LEAGUEおよび仙台89ERSの公式プロフィールでは、身長206cm、体重106kgとされています。
Q3:出身高校と大学はどこですか?
A3:B.LEAGUEのプロフィールにはセントメリーズインターナショナルスクール、大学はジョージア工科大学と記載されています。米国ではブリュースター・アカデミーにも在籍していました。
Q4:東京オリンピックに出場しましたか?
A4:はい。2021年開催の東京2020オリンピックで男子日本代表として出場し、日本は11位でした。
Q5:シーホース三河から移籍した理由は何ですか?
A5:2026年5月に三河を退団し、6月に仙台89ERSとの契約が発表されました。本人は三河での役割の変化や次のステージへの期待を語っています。仙台のバスケットボールにも魅力を感じていたとコメントしています。
Q6:2026-27シーズンの成績は?
A6:2026年11月1日更新のB.LEAGUE公式記録では、14試合出場、平均2.3得点、4.0リバウンド、0.8アシストです。
まとめ:シェーファーアヴィ幸樹の現在と今後の注目ポイント
シェーファーアヴィ幸樹選手は、ジョージア工科大学で学んだ経験を持ち、アルバルク東京、滋賀レイクスターズ、シーホース三河を経て、2026-27シーズンから仙台89ERSでプレーする日本人センターです。
東京2020オリンピックへの出場、U18・U19日本代表での経験、2019-20シーズンの新人賞ベストファイブなど、若い時期から国際舞台と国内トップリーグの両方で実績を積み重ねてきました。
2026年には男子日本代表のロスターにも選出され、28歳となった現在も競技の第一線で活動しています。
【プロの結論】今後の評価で見るべき3つのポイント1. 得点よりもリバウンドとインサイドの貢献を見る
センターの評価は平均得点だけでは決まりません。相手の攻撃を終わらせるリバウンドや、ゴール付近での守備も重要です。
2. 仙台での出場時間と役割の変化を追う
三河時代と比較すると、2026-27シーズンは平均出場時間とリバウンド数が増加しています。新しい環境でどこまで存在感を高められるかが注目点です。
3. 日本代表での経験がクラブにどう還元されるかを見る
東京オリンピックを経験し、2026年も代表活動を続けていることは大きな強みです。国際大会で培った経験を仙台のチーム戦術にどう生かすかも見どころになります。
シェーファー選手の魅力は、206cmという高さだけではありません。米国での学生生活、早期のプロ転向、日本代表としての国際経験、そして三河での6年間を経て、新たなクラブで挑戦を続けているキャリアそのものにあります。
2026-27シーズンの仙台89ERSで、リバウンドやインサイドの働きがどこまで伸びるのか。 今後の公式スタッツと日本代表での活動を合わせて追うことで、シェーファーアヴィ幸樹選手の現在地がより明確になるはずです。