茂木欣一さんは、1967年12月15日生まれ、東京都出身のドラマーです。2026年10月30日現在、年齢は58歳。フィッシュマンズのオリジナルメンバーであり、2001年から東京スカパラダイスオーケストラの正式メンバーとして活動しています。
音楽活動を始めたのは大学時代と思われがちですが、実際には小学校6年生の頃からドラムに親しんでいました。楽器メーカーMEINLのアーティストプロフィールでも、ドラム歴は小学6年生からと紹介されています。
茂木欣一の基本プロフィール| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 茂木欣一(もてぎ・きんいち) |
| 生年月日 | 1967年12月15日 |
| 年齢 | 58歳(2026年10月現在) |
| 出身地 | 東京都 |
| 出身校 | 明治学院大学 |
| 学部・学科 | 文学部英文学科 |
| 卒業年 | 1991年 |
| 担当楽器 | ドラム、ボーカル |
| 所属バンド | 東京スカパラダイスオーケストラ、フィッシュマンズ |
| 関連バンド | So many tears |
出身地については、MEINLの公式アーティストプロフィールに東京都品川区と記載されています。
明治学院大学の音楽サークルが運命を変えた茂木さんが明治学院大学に入学したのは1987年。文学部英文学科に在籍し、音楽サークル「ソングライツ」に所属しました。
そこで出会ったのが、後にフィッシュマンズの中心人物となる佐藤伸治さんです。佐藤さんは茂木さんより2学年上の先輩でした。
明治学院大学の卒業生インタビューによると、2人が親しくなるきっかけになったのは、大学の春合宿でのセッションでした。佐藤さんから一緒に演奏しようと誘われ、RCサクセションの楽曲などをセッションしたことが、後のフィッシュマンズ結成につながっていきます。
この出会いは、単なる大学時代のバンド仲間との交流ではありません。茂木さんの音楽性そのものを変える転機でした。
それまでロックを中心に聴いていた茂木さんにとって、佐藤さんとの出会いはレゲエやダブの世界を知るきっかけにもなりました。明治学院大学のインタビューでは、佐藤さんからボブ・マーリーやミュート・ビートなどの音楽を教わったことも振り返っています。
大学での出会いが、その後40年近く続く音楽活動の出発点になったのです。
【フィッシュマンズ】1987年の結成から現在まで続く音楽人生

茂木欣一さんを語るうえで欠かせないのが、1987年に結成されたフィッシュマンズです。
当初のメンバーは、佐藤伸治さん、小嶋謙介さん、茂木欣一さんの3人。茂木さんはドラムとコーラスを担当し、佐藤さんがボーカルとギターを担いました。
1991年にはシングル「ひこうき」でメジャーデビュー。その後、柏原譲さんやHAKASE-SUNらも加わり、レゲエやダブを軸にしながら、ロック、ファンク、ヒップホップなどを融合した独自の音楽を作り上げました。
佐藤伸治の音楽を支えたドラマーフィッシュマンズの音楽を特徴づけるのは、一般的なロックバンドとは異なる時間感覚です。
佐藤伸治さんの歌詞やメロディーには、日常の風景、孤独、幸福感、時間の流れなどが独特の距離感で描かれています。そこに茂木さんのドラムが加わることで、楽曲には浮遊感と推進力が同時に生まれました。
1990年代の代表作として知られるのが、『空中キャンプ』『LONG SEASON』『宇宙 日本 世田谷』です。特に『LONG SEASON』は、フィッシュマンズの実験性を象徴する作品として国内外で評価され続けています。
1999年の佐藤伸治の死とバンドの再始動フィッシュマンズにとって最大の転換点は、1999年3月の佐藤伸治さんの急逝でした。
作詞・作曲の中心人物を失ったことで、バンドは活動休止を余儀なくされます。しかし、茂木さんはフィッシュマンズを解散させる道を選びませんでした。
2005年以降、茂木さんを中心としてゲストボーカリストを迎えながらライブ活動を再開。原田郁子さん、ハナレグミ、UAさんらが参加し、佐藤さんが残した楽曲を新たな形で演奏してきました。
この再始動は、単に過去のヒット曲を再現する活動ではありません。オリジナルメンバーの記憶を受け継ぎながら、現在のミュージシャンたちと音楽を更新していく試みです。
【経歴・年表】スカパラ加入の経緯とフィッシュマンズの重要な転換点
茂木欣一さんのキャリアを理解するには、フィッシュマンズと東京スカパラダイスオーケストラという2つのバンドを並行して見る必要があります。
特に重要なのが、1999年から始まったスカパラとの関係です。
スカパラ加入は1999年のサポート参加から東京スカパラダイスオーケストラでは、ドラマーの青木達之さんが1999年に亡くなりました。
その後、茂木さんはスカパラのサポートドラマーとして参加するようになります。以前から交流のあったバンドとの関係が、ここで本格的なものへと変わりました。
そして2001年11月、東京スカパラダイスオーケストラへの正式加入が発表されます。
したがって、スカパラでの活動開始を2001年だけで説明すると、実際の経緯が少し見えにくくなります。1999年からのサポート参加と、2001年の正式加入を分けて理解することが大切です。
茂木欣一の音楽キャリア年表この年表から見えてくるのは、茂木さんが一つのバンドだけに活動の軸を置いてきたわけではないということです。
フィッシュマンズの音楽を継承しながら、スカパラでは大人数のバンドを支えるドラマーとして活躍。さらに別のプロジェクトでも異なる音楽性を追求しています。
複数の音楽的な現場を経験してきたことが、現在の茂木さんの演奏に厚みを与えていると考えられます。
【ドラムスタイル】茂木欣一の演奏は何がすごい?技術とグルーヴの秘密
茂木欣一さんのドラムを特徴づけるのは、単純な速さや派手なテクニックではありません。
楽曲全体の空気を読み、歌やベース、ギターと呼吸を合わせながら、必要なところで強いエネルギーを生み出す演奏です。
1. 歌を生かすための間とタメドラム専門誌『リズム&ドラム・マガジン』のアーカイブインタビューでは、茂木さん自身が初期の演奏について振り返っています。
もともとは力強く叩くスタイルでしたが、フィッシュマンズで演奏するうちに、リズムのタメや間の重要性を意識するようになったそうです。
特に印象的なのは、ドラムが目立つことよりも歌を生かすことを重視している点です。
フィッシュマンズの楽曲では、ボーカルの余韻やメロディーの隙間が重要な役割を果たします。そこに過剰なフィルインを入れず、あえて空間を残すことが、独特の浮遊感につながっています。
2. レゲエ・ダブから得たリズム感佐藤伸治さんとの出会いによって、茂木さんはレゲエやダブの音楽に深く触れるようになりました。
レゲエでは、すべての拍を強く押し出すのではなく、裏拍やベースとの関係によって独特の揺れを生み出します。
ダブでは、音の反復や余白、エフェクトによる空間表現が重要です。
こうした要素は、フィッシュマンズの作品におけるリズムの特徴と深く結びついています。特に『LONG SEASON』のような長尺曲では、一定のリズムを保ちながら、少しずつ変化していく音の流れを支える能力が大切です。
3. スカパラで発揮される推進力と持久力一方、東京スカパラダイスオーケストラでは、フィッシュマンズとは異なる演奏能力が必要になります。
ホーンセクションを含む大人数のバンドでは、管楽器のフレーズやブレイクに合わせた明確なリズムの提示が欠かせません。
スカの持つ跳ねるようなリズムと、ロック的な力強さを両立させる必要があります。
MEINLのプロフィールでは、茂木さんは自身のドラムの強みを、長時間でも情熱が途切れない点として説明しています。また、師事したドラマーについては自己流と紹介されています。
つまり、教科書的な技術を前面に出すというより、音楽を聴き込み、演奏現場で必要な表現を身につけてきたドラマーなのです。
フィッシュマンズとスカパラで異なる演奏の魅力| 比較項目 | フィッシュマンズ | 東京スカパラダイスオーケストラ |
|---|---|---|
| 音楽性 | レゲエ、ダブ、ロックなど | スカ、ジャズ、ロックなど |
| リズムの特徴 | 浮遊感、反復、余白 | 推進力、躍動感、ブレイク |
| ドラムの役割 | 歌と音の空間を支える | 大人数の演奏をまとめる |
| 表現の方向性 | 内省的・叙情的 | 開放的・エネルギッシュ |
| 聴きどころ | 間、タメ、音の変化 | ビート、ホーンとの一体感 |
同じドラマーでありながら、バンドによって求められる役割が大きく異なります。
その両方に対応できることこそ、茂木さんの演奏者としての大きな強みです。
【2026年最新】現在の活動・休養からの復帰・So many tearsを解説
2026年10月現在、茂木欣一さんは東京スカパラダイスオーケストラとフィッシュマンズの活動を軸に、ライブや記念企画に参加しています。
ここでは、過去の休養と復帰、別プロジェクトのSo many tears、2026年の主な活動を整理します。
2023年の休養と復帰はどうなった?茂木さんは2023年7月、体調不良により東京スカパラダイスオーケストラの公演出演を見合わせました。
同年8月4日、所属事務所のソニー・ミュージックアーティスツが復帰を発表。医師の判断と本人の意向を踏まえ、8月6日のROCK IN JAPAN FESTIVALから活動を再開すると説明しました。
当時の公式発表では、術後の経過は良好で、すでに退院しており、順調に回復していると報告されています。
したがって、茂木さんの休養・復帰については、2023年の出来事として理解するのが正確です。2026年現在の活動休止を意味するものではありません。
So many tearsとは?茂木欣一のもう一つのバンド茂木さんの音楽活動を語るうえで、So many tearsも見逃せません。
So many tearsは、茂木欣一さん、東京スカパラダイスオーケストラの加藤隆志さん、フィッシュマンズの柏原譲さんによる3人組バンドです。
2008年に茂木さんと加藤さんを中心に結成され、2010年の初ライブを前に柏原さんが正式メンバーとして加わりました。
2011年にはデビューシングル「(don't let go of your)PRECIOUS」と、アルバム『So many tears』を発表しています。
メンバー構成を見ると、フィッシュマンズとスカパラという2つの音楽的なつながりが、このプロジェクトに集約されていることが分かります。
特に、茂木さんと柏原さんが再び同じバンドで演奏する点は、フィッシュマンズの音楽を追いかけてきたファンにとっても興味深い部分です。
2026年の主なライブ・記念企画2026年は、フィッシュマンズの代表作『LONG SEASON』が発売から30周年を迎えた年です。
茂木さんはスカパラの活動に加え、フィッシュマンズとしての記念企画にも参加しました。
| 日程 | 活動・企画 | 内容 |
|---|---|---|
| 2026年9月29日 | LONG SEASON記念ライブ | 下北沢ADRIFTで茂木欣一による叩き語り |
| 2026年9月29日 | OSAJIコラボ発売 | 『LONG SEASON』をテーマにした香りの企画 |
| 2026年10月25日 | 記念トークイベント | 茂木欣一、茂木綾子、茂田正和による鼎談 |
| 2026年10月25日 | 『LONG SEASON'97』配信 | 1997年のライブ音源を全世界配信 |
| 2026年10月29日~ | スカパラのホールツアー | Hall Tour 2026-2027「A Whole New Paradise」 |
9月29日に下北沢ADRIFTで開催された「OSAJI presents LONG SEASON SHOWCASE」では、茂木さんがフィッシュマンズとして叩き語りを披露しました。DJには川辺ヒロシさんが参加しています。
また、10月25日には京都の「お匙 京都」で写真家の茂木綾子さん、OSAJIブランドディレクターの茂田正和さんとの記念トークイベントが開催されました。
この企画では、茂木さんの音楽的なインスピレーションを出発点に、『LONG SEASON』の世界を香りで表現したコラボレーション商品も展開されました。
加えて、1997年に渋谷CLUB QUATTROで行われたライブ「STYLE」で演奏された『LONG SEASON'97』の音源が、2026年10月25日に全世界配信されました。
この音源は、過去のライブ演奏を記録したものであり、30周年に合わせて新たに制作されたスタジオ音源ではありません。作品の歴史をたどるうえでも注目すべきリリースです。
スカパラでは、2026年10月29日から2027年1月16日までホールツアー「A Whole New Paradise」が予定されています。10月30日現在、ツアーはすでに始まっています。
【2027年最新発表】フィッシュマンズ東京公演と柏原譲の復帰
2026年9月29日、フィッシュマンズは2027年の東京ワンマンライブ開催を発表しました。
公演タイトルは「宇宙 日本 東京2027 -低音リターンズ-」。2027年にアルバム『宇宙 日本 世田谷』の発売30周年を迎えることに合わせた公演です。
2027年4月29日、SGC HALL ARIAKEで開催宇宙 日本 東京2027
-低音リターンズ-
開催日
2027年4月29日(木・祝)
開場・開演
16:30開場/17:30開演
会場
SGC HALL ARIAKE
前売り料金
全席指定8,800円(税込)
公式発表では一般販売は2026年10月24日開始。最新の販売状況は各プレイガイドで確認。
未就学児入場不可。
出典:東京スカパラダイスオーケストラ公式ライブ情報
今回の公演で特に注目されるのが、柏原譲さんの復帰です。
柏原さんは2025年夏から療養を続けていましたが、2027年春の公演で再びベースを担当することが発表されました。
| メンバー | 担当 |
|---|---|
| 茂木欣一 | ドラム、ボーカル |
| 柏原譲 | ベース |
| HAKASE-SUN | キーボード |
| 木暮晋也 | ギター |
| 関口“dARTs”道生 | ギター |
| 原田郁子 | ボーカル |
この編成は、フィッシュマンズの音楽を現在のメンバーとともに鳴らすための重要な組み合わせです。
茂木さんは公式発表に寄せたコメントで、柏原さんの復帰を歓迎し、再び低音を鳴らすことへの期待を表明しています。
ここで注意したいのは、2027年に復帰するのは茂木さんではなく柏原譲さんだという点です。ネット上で「休養からの復帰」という話題が混在することがありますが、両者は別の出来事です。
『LONG SEASON』30周年と『宇宙 日本 世田谷』30周年は別の節目今回の一連のニュースでは、30周年という数字が2つの異なる作品に関係しています。
| 作品 | 発売年 | 30周年 |
|---|---|---|
| 『LONG SEASON』 | 1996年 | 2026年 |
| 『宇宙 日本 世田谷』 | 1997年 | 2027年 |
『LONG SEASON』は1996年10月25日発売の1曲入りアルバムで、収録曲は35分を超える大作です。
一方、『宇宙 日本 世田谷』は1997年に発表されたアルバムです。2027年の東京公演は、こちらの作品の30周年に合わせた企画となっています。
つまり、2026年の『LONG SEASON』記念企画と、2027年の「宇宙 日本 東京2027」は、連続したフィッシュマンズの周年企画でありながら、それぞれ異なる作品を記念するものです。
この違いを理解しておくと、ライブや関連商品のニュースをより正確に楽しめます。
【茂木欣一の魅力】2つのバンドを支え続ける音楽家としての評価
茂木欣一さんのキャリアには、一般的なバンドマンの経歴とは異なる特徴があります。
それは、過去の成功を再現することだけにとどまらず、異なる音楽環境で自分の役割を更新してきたことです。
フィッシュマンズでは音楽の記憶を継承する佐藤伸治さんが亡くなった後、フィッシュマンズの活動を続けることは簡単な選択ではなかったはずです。
中心人物を失ったバンドが、オリジナルの楽曲をどのように演奏し続けるのか。その問いに対して、茂木さんはゲストボーカリストや旧メンバー、現在の参加ミュージシャンとの共演という形で答えを探してきました。
その結果、フィッシュマンズは過去の作品を聴くためだけのバンドではなく、現在も新しい演奏を届ける存在として活動を続けています。
スカパラでは現在進行形のバンドサウンドを担う東京スカパラダイスオーケストラは、ホーンセクションを含む大所帯のバンドです。
演奏の土台となるリズム隊の役割は大きく、ドラムには安定したテンポだけでなく、ステージ全体の熱量を引き上げる力も求められます。
茂木さんは、フィッシュマンズで培った繊細なリズム感を持ちながら、スカパラではダイナミックな演奏を展開しています。
この2つの経験を同時に積み重ねてきたことは、ドラマーとしての独自性を理解するうえで欠かせないポイントです。
作品を知るなら何から聴くべき?茂木さんの音楽性を知りたい人には、次の順番で作品を聴く方法がおすすめです。
1. フィッシュマンズ『LONG SEASON』
茂木さんのドラムが生み出す反復と浮遊感をじっくり体験できる代表作。
2. フィッシュマンズ『宇宙 日本 世田谷』
バンドの音楽的な広がりを知るうえで重要なアルバム。
3. 東京スカパラダイスオーケストラのライブ作品
大人数の演奏を支える力強いビートとステージ上の表現を楽しめる。
4. So many tears
茂木さん、加藤隆志さん、柏原譲さんの音楽的な接点を味わえるプロジェクト。
特に、フィッシュマンズとスカパラを聴き比べると、茂木さんのドラムが単なる伴奏ではなく、バンドの音楽性そのものを形作る要素であることが伝わってきます。
【茂木欣一に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:茂木欣一の年齢は何歳ですか?
A1:1967年12月15日生まれで、2026年10月30日現在58歳です。
Q2:茂木欣一の出身大学はどこですか?
A2:明治学院大学です。文学部英文学科に在籍し、1991年に卒業しています。在学中の1987年にフィッシュマンズを結成しました。
Q3:茂木欣一がスカパラに加入したのはいつですか?
A3:1999年からサポートドラマーとして参加し、2001年11月に正式加入しました。
Q4:茂木欣一は2026年現在も活動していますか?
A4:活動しています。東京スカパラダイスオーケストラのホールツアーや、フィッシュマンズの30周年企画などに参加しています。
Q5:茂木欣一の休養・復帰はいつのことですか?
A5:2023年7月に体調不良で公演出演を見合わせましたが、同年8月6日のROCK IN JAPAN FESTIVALから復帰しました。
Q6:So many tearsとはどのようなバンドですか?
A6:茂木欣一さん、加藤隆志さん、柏原譲さんによる3人組バンドです。2008年に茂木さんと加藤さんを中心に結成され、2010年に柏原さんが正式メンバーとして加わりました。
Q7:フィッシュマンズの2027年東京公演はいつですか?
A7:2027年4月29日(木・祝)です。SGC HALL ARIAKEで「宇宙 日本 東京2027 -低音リターンズ-」が開催されます。柏原譲さんの復帰も発表されています。
Q8:『LONG SEASON』の発売30周年は何年ですか?
A8:2026年です。オリジナルアルバムは1996年10月25日に発売されました。2027年の30周年作品は『宇宙 日本 世田谷』です。
まとめ:茂木欣一の音楽人生は2027年のフィッシュマンズ公演へ続く
茂木欣一さんは、1987年のフィッシュマンズ結成から、2001年の東京スカパラダイスオーケストラ正式加入、そして2026年の『LONG SEASON』発売30周年企画まで、長年にわたって日本の音楽シーンを支えてきたドラマーです。
その音楽人生を振り返ると、明治学院大学での佐藤伸治さんとの出会いが原点にあり、フィッシュマンズでは独特の浮遊感を持つリズムを築き、スカパラでは躍動感あふれる演奏を担ってきたことが分かります。
また、2023年の休養からの復帰後も活動を続け、2026年には『LONG SEASON』の記念ライブやコラボレーション企画に参加。10月29日からはスカパラのホールツアーも始まりました。
【プロの結論】茂木欣一を理解する3つの視点茂木さんの音楽的な価値を理解するうえでは、次の3点が重要です。
第一に、フィッシュマンズの音楽を継承していること。佐藤伸治さんが残した楽曲を、過去の記録として保存するだけではなく、現在のライブ演奏として届け続けています。
第二に、スカパラで異なる音楽性を追求していること。繊細なダブのリズムと、スカの力強いビート。その両方を長年にわたって表現できることが、茂木さんの大きな個性です。
第三に、過去の周年企画を未来の活動につなげていること。2026年の『LONG SEASON』30周年から、2027年の『宇宙 日本 世田谷』30周年へ。さらに柏原譲さんの復帰を伴う東京公演は、フィッシュマンズの現在を知るうえで大きな節目になります。
茂木欣一さんは、単に2つの有名バンドに所属するドラマーではありません。異なる音楽の世界をつなぎ、仲間とともに作品を鳴らし続けるミュージシャンです。
2027年4月29日の「宇宙 日本 東京2027 -低音リターンズ-」は、フィッシュマンズの過去を振り返るだけでなく、現在進行形の音楽を体験する機会になるはずです。長年にわたり音楽を支えてきた茂木さんが、柏原さんらとどのようなステージを作り上げるのか、今後の展開にも注目が集まります。
主な参考資料:明治学院大学公式卒業生インタビュー、東京スカパラダイスオーケストラ公式サイト、フィッシュマンズ公式関連情報、ユニバーサル ミュージック公式バイオグラフィー、OSAJI公式30周年企画、MEINL公式アーティストプロフィール、リズム&ドラム・マガジン、タワーレコード、音楽ニュース各社。情報基準日:2026年10月30日。