最も重要なのは、「夢を語れ埼玉」という店舗ブランドが終了したことと、越谷市大里のラーメン店が閉店したことを区別する点だ。
2023年4月26日以降、同店は「夢を語れ」の名称を使用せず、「道の途中」として営業する形に移行した。住所は旧店舗と同じ埼玉県越谷市大里617-4。大袋駅から徒歩圏内という立地も変わっていない。
2026年10月30日時点で確認できる店舗情報では、「道の途中」は現存するラーメン店として掲載されている。食べログには2026年5月の訪問口コミがあり、Yahoo!マップにも店舗情報と営業案内が掲載されている。
加えて、Yahoo!マップの掲載情報には、2026年8月1日から10月1日までの夏季休業と、10月2日の営業再開予定が記載されている。したがって、夏季休業の情報だけを見て閉店したと判断するのは早計だ。2026年10月には営業再開後の店舗として案内されている。
旧店舗と現在の店舗の基本情報| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 旧店舗名 | 夢を語れ埼玉 |
| 現在の店名 | 道の途中 |
| 旧店舗の開店日 | 2020年10月20日 |
| 屋号変更日 | 2023年4月26日 |
| 所在地 | 埼玉県越谷市大里617-4 |
| 最寄り駅 | 東武スカイツリーライン大袋駅 |
| 駅からの距離 | 約419m |
| 店舗ジャンル | 二郎系・インスパイア系ラーメン |
| 2026年の状況 | 店舗情報掲載・10月2日営業再開案内あり |
旧店舗の開店日は春日部経済新聞や食べログの記録で確認できる。現在の店舗名と所在地については、食べログやYahoo!マップの情報とも一致している。
つまり、検索結果に「夢を語れ埼玉・閉店」と表示される場合でも、それは旧ブランド名での営業終了を意味している可能性が高い。現在の店舗を探す場合は「道の途中」で検索するのが適切だ。
【炎上騒動の真相】夢を語れ埼玉はなぜ屋号を剥奪されたのか

店名変更の直接的な原因は、2023年4月21日に発生した店主のSNS投稿騒動だった。
発端となったのは、来店した客がラーメンの味についてSNSで否定的な感想を投稿したこと。スープや麺への不満を述べ、「もう2度と行かない」という趣旨のレビューを公開した。
これに対し、当時の「夢を語れ埼玉」の店主は、客の注文方法やラーメンに関する知識を問題視する返信を行った。その中で使われた「クソ素人が来た」という表現が大きな批判を集めた。
特に問題視されたのは、単に味への反論をしたことではない。客を見下すような言葉遣いで、店側が利用者を選別するかのような姿勢を示した点だった。
炎上の発端となったニンニクの注文問題騒動では、二郎系ラーメン特有のトッピング注文方法も論点になった。
二郎系では、提供直前にニンニク、野菜、アブラ、カラメなどの希望を伝える「コール」という注文方法が広く知られている。ただし、初めて訪れる客にとっては、店ごとの注文ルールが分かりにくい場合もある。
今回の騒動では、客がニンニクを入れないように注文したことなどをめぐり、店主が不満を表明した。
店主側は、ニンニクを入れないこと自体を問題にしたのではなく、注文時の言葉の聞き取りや、店内掲示の確認などに問題があったという趣旨の説明をしていた。しかし、結果として客を侮辱するような表現が拡散し、批判が広がった。
この出来事は、二郎系ラーメンに慣れた常連客と、初めて訪れる一般客との間にある認識の違いも浮き彫りにした。注文ルールを設けることと、そのルールを知らない客に不適切な対応をすることは、まったく別の問題である。
夢を語れ本部の対応と屋号剥奪騒動を受け、「夢を語れ」本部は女性自身などの取材に対し、グループ全体として問題を重く受け止めていると説明した。
本部担当者は、接客態度やSNSの利用方法を見直し、全店主への研修・指導を徹底する方針を明らかにした。
「あってはならない対応」
女性自身の2023年4月26日付報道では、本部が埼玉店の対応をこのように評価し、厳重注意と指導を行ったことが伝えられている。
加えて、本部が明らかにした処分は、単なる注意や謝罪要求にとどまらなかった。
2023年4月26日の営業をもって「夢を語れ」の屋号を外させるというものだった。
ここで注目したいのが、屋号の使用期間に関する説明である。本部によると、独立出店した店舗が「夢を語れ」の屋号を使用できる期間は当初から3年間と定められていた。
埼玉店は2020年10月20日に開店していたため、本来なら2023年10月20日に3年間を迎える予定だった。しかし、今回の問題を受け、その期限を約半年早める処分が下された。
つまり、屋号剥奪にはブランドの使用契約上の期限と、騒動に対する処分という2つの要素が関係していた。単純に契約期間が満了したから店名が変わったわけではない。
【2023年4月26日から現在まで】道の途中への店名変更の経緯
「夢を語れ埼玉」から「道の途中」への移行は、突然の廃業ではなく、既存店舗がブランド名を変更して営業を継続する形で進んだ。
2023年4月29日には、Smart FLASHの記者が現地を訪問。店舗外壁にあった「夢を語れ」の文字が塗りつぶされ、新しい店名が「道の途中」になっていることを確認している。
同記事では、店主が新しい店名への変更を認めたことも報じられた。さらに記者が営業中に訪問した際には、店主が客にお礼を伝えながら接客していた様子が紹介されている。
店名変更をめぐる時系列| 時期 | 出来事 | 内容・意味 |
|---|---|---|
| 2020年10月20日 | 夢を語れ埼玉が開店 | 越谷市大里で営業開始 |
| 2023年4月21日 | SNS炎上 | 客への「クソ素人」発言が批判を集める |
| 2023年4月26日 | 本部が処分を発表 | 屋号使用を終了する方針を明示 |
| 2023年4月29日 | 現地取材 | 看板の変更と新店名を確認 |
| 2023年5月1日 | 新店名での営業が報道 | 道の途中として営業継続 |
| 2023年12月24日 | SUSURU TV.で紹介 | 道の途中のラーメンを取り上げる |
| 2026年5月 | 食べログに訪問記録 | 店舗の利用が確認できる |
| 2026年8月〜10月 | 夏季休業・再開案内 | 10月2日の営業再開予定が掲載される |
| 2026年10月30日 | 最新の状況確認 | 道の途中として店舗情報が掲載されている |
この経緯は、女性自身、Smart FLASH、ガジェット通信、SUSURU WEB.、食べログなどの公開記録を照合したものだ。
なぜ店名を「道の途中」にしたのか新店名について、店主が公表した詳細な命名理由は、今回確認できる報道資料からは明確ではない。
ただし、2023年4月30日のSmart FLASHの取材では、店主が新しい屋号への変更を認め、今後は「道の途中」として営業する考えを示していた。
同記事では、騒動後の取材に対して店主が言葉を選びながら対応し、迷惑をかけた客や関係者への配慮を口にした様子も伝えられている。
また、旧ブランド時代の店舗アカウントと、現在の「道の途中」の公式アカウントは区別されている。現在の店舗情報には公式Xアカウント「@DearMyWays」が掲載されている。
重要なのは、ブランド名が変わったからといって、ラーメン店としての営業実態まで消滅したわけではないことだ。
【道の途中の営業時間・メニュー】大袋駅周辺で食べられる二郎系ラーメン
現在の「道の途中」は、越谷市大里にある二郎系インスパイアのラーメン店だ。
大袋駅から約419mの場所にあり、駅東口から徒歩約6分という案内もある。大袋駅周辺でボリュームのあるラーメンを探している人にとって、駅から歩いてアクセスできる店舗となっている。
2026年の営業時間食べログなどに掲載されている基本営業時間は次のとおり。
| 曜日 | 昼営業 | 夜営業 |
|---|---|---|
| 月曜日 | 12:00〜14:00 | 18:00〜21:00 |
| 火曜日 | 12:00〜14:00 | 18:00〜21:00 |
| 水曜日 | 12:00〜14:00 | 18:00〜21:00 |
| 木曜日 | 定休日 | 定休日 |
| 金曜日 | 12:00〜14:00 | 18:00〜21:00 |
| 土曜日 | 12:00〜14:00 | 18:00〜21:00 |
| 日曜日 | 11:00〜14:00 | 夜営業なし |
この営業時間は飲食店情報サイトに掲載されている通常営業の案内であり、臨時休業や季節休業が優先される場合がある。
特に2026年は8月1日から10月1日までの夏季休業が掲載され、10月2日から営業再開予定と案内されていた。遠方から訪問する場合は、当日の公式X「道の途中」の告知も確認したい。
道の途中のメニューと特徴メニューの中心は、極太の自家製麺、豚、もやし、キャベツ、背脂などを組み合わせた二郎系ラーメンだ。
特徴的なのは、一般的なラーメンだけでなく、汁なし系のバリエーションが豊富なこと。汁なしは、スープを使わずに麺や具材、タレ、油を組み合わせるタイプで、まぜそばや油そばに近い楽しみ方ができる。
2026年に掲載されている宅配メニューから確認できる主な商品は次のとおり。
| メニュー | 宅配掲載価格 | 特徴 |
|---|---|---|
| 汁なし | 1,600円 | 醤油、背脂、フライドオニオンなど |
| 塩汁なし | 1,700円 | 塩ダレと鰹節を使用 |
| カレー汁なし | 1,700円 | カレー風味の汁なし |
| 食べラー汁なし | 1,750円 | 食べるラー油を使用 |
| 豚抜き汁なし | 1,450円 | 豚を省いたメニュー |
| ラーメン | 1,700円 | スープ付きの二郎系ラーメン |
| 塩らーめん | 1,750円 | 塩味のスープを使用 |
価格は出前館などの宅配サービスに掲載されているもので、店内飲食の券売機価格と同一とは限らない。配達価格をそのまま店内価格として考えないようにしたい。
人気の汁なしラーメンは何が違う?「道の途中」のメニューで特に注目したいのが汁なしラーメンだ。
宅配メニューでは、標準的な汁なしに約200gの麺、約90gの豚、もやし、キャベツ、醤油、背脂、液体油、フライドオニオンなどを使用すると説明されている。
ブラックペッパーや一味も加わり、スープの代わりにタレと油を麺に絡めて食べる構成だ。
塩汁なしでは塩ダレと鰹節、カレー汁なしではカレーパウダー、食べラー汁なしでは食べるラー油を使用するなど、味の方向性にも違いがある。
また、SUSURU TV.が2023年12月24日に公開した訪問動画でも、道の途中の汁なしが取り上げられた。SUSURU WEB.の記事では、撮影当時の汁なし950円に加え、麺増量や食べるラー油などのトッピングが紹介されている。現在の価格とは異なるものの、汁なしが以前から同店の看板メニューの一つだったことが分かる。
【口コミ・評判を検証】道の途中はおいしい?接客や店内の実態
「夢を語れ埼玉」時代の騒動を知っている人にとって、現在の道の途中の評判は気になるところだろう。
実際の口コミを見ていくと、ラーメンの味やボリュームを評価する声がある一方、店頭の掲示物や独特の店舗ルールに戸惑う人もいる。評価が一方向にまとまっているわけではない。
料理に対する評価料理については、極太麺と豚の食べ応えを評価する口コミが確認できる。
2026年に掲載されたGoogle口コミの転載情報には、ラーメンについて「麺も豚もかなりうまい」とする感想がある。一方で、スープは比較的あっさりしているため、アブラを増やす食べ方を勧める内容だった。
また、別の口コミでは塩汁なしが取り上げられ、極太麺の食感や鰹節を使った味付け、大きな豚の食べ応えが評価されている。
接客や店舗ルールについて接客については、店頭の掲示物や注文時のルールに関する意見が見られる。
特に過去の騒動を知らない初訪問者にとっては、入口付近の独特な案内が近寄りにくい印象につながることもあるようだ。
一方、2026年の口コミには、店主の印象が想像していたより気さくだったという感想もある。過去の炎上時の対応だけで現在の接客を決めつけることはできない。
ただし、二郎系特有の注文方法や店独自のルールがあるため、初めて訪れる人は掲示内容を確認してから注文するのがよい。
口コミから分かる評価のポイント| 評価項目 | 口コミで見られる傾向 |
|---|---|
| 麺 | 極太で食べ応えがある |
| 豚 | 大きさや柔らかさを評価する声 |
| スープ | あっさりめという感想もある |
| 汁なし | 塩やカレーなど味の選択肢が豊富 |
| 接客 | 気さくという感想と、店舗ルールへの戸惑いがある |
| 店内環境 | 空調などへの指摘も見られる |
Yahoo!マップでは4.03点、43件の総合評価が掲載されている。ただし、口コミサイトごとに評価の算出方法や投稿者が異なるため、単一の数字だけで店の実態を判断するのは適切ではない。
道の途中がおすすめできる人・注意したい人現在の口コミやメニューから考えると、道の途中は次のような人に向いている。
おすすめできる人
- 極太麺やボリュームのある二郎系ラーメンが好きな人
- 豚や背脂をしっかり楽しみたい人
- 通常のラーメンだけでなく汁なしや味付きの麺料理も試したい人
- 大袋駅周辺でガッツリ系のラーメンを探している人
注意したい人
- あっさりしたラーメンを求めている人
- 店舗独自の注文ルールが苦手な人
- 長時間の待ち時間や臨時休業を避けたい人
- 店内環境や接客に一般的なチェーン店のような均一性を求める人
味の評価と接客への評価は分けて考える必要がある。過去の炎上騒動を知っているからといって料理まで否定する必要はないし、料理がおいしいという感想だけで過去の対応が帳消しになるわけでもない。
【よくある質問】夢を語れ埼玉の現在に関するFAQ
Q1:夢を語れ埼玉は現在も営業していますか?
A1:「夢を語れ埼玉」という旧店名では営業していない。現在は「道の途中」という店名で、越谷市大里617-4に店舗情報が掲載されている。2026年10月には営業再開の案内も確認できる。
Q2:夢を語れ埼玉の閉店理由は何ですか?
A2:2023年4月のSNS炎上騒動を受け、本部が「夢を語れ」の屋号を外す処分を決めたことが理由。店舗そのものの廃業とは異なる。
Q3:屋号剥奪はいつ決まったのですか?
A3:2023年4月26日の営業をもって屋号を外すと本部が説明した。もともとの3年間の使用期限は2023年10月20日だったが、約半年早められた。
Q4:道の途中と夢を語れ埼玉は同じ場所ですか?
A4:同じ場所だ。現在の店舗情報に掲載されている住所は埼玉県越谷市大里617-4。大袋駅から徒歩圏内にある。
Q5:道の途中の営業時間と定休日は?
A5:通常の掲載情報では月・火・水・金・土が12時〜14時と18時〜21時、日曜日が11時〜14時、木曜日が定休日。季節休業や臨時変更があるため、訪問前の確認が必要だ。
Q6:道の途中の人気メニューは何ですか?
A6:汁なしラーメンが注目メニューの一つ。醤油ベースのスタンダードな汁なしに加え、塩、カレー、食べるラー油などを使ったバリエーションも宅配メニューに掲載されている。
Q7:現在の道の途中は口コミで評判がよいですか?
A7:極太麺や豚、ボリュームを評価する声がある一方、店内の案内や独自ルール、空調などに関する指摘もある。料理と接客・店舗環境を分けて口コミを判断するのがおすすめだ。
まとめ:夢を語れ埼玉は閉店ではなく道の途中として新たな営業を継続
「夢を語れ埼玉」の現在を整理すると、2023年4月の炎上騒動によって本部から屋号を外す処分を受けたものの、店舗そのものは営業を続け、「道の途中」へと名称を変更したという経緯になる。
今回の騒動の核心は、店主が客に対して不適切なSNS投稿を行い、ブランドを管理する本部がその責任を重く受け止めたことにある。もともとの屋号使用期限よりも早い2023年4月26日に、ブランド名での営業が終了した。
その後、越谷市大里617-4の店舗は「道の途中」として営業を継続。2026年には宅配メニューに汁なしやラーメンが掲載され、食べログにも訪問記録が残っている。夏季休業を経て10月2日の営業再開案内も掲載された。
最終的な答えは、「夢を語れ埼玉」という屋号は終了したが、店舗は道の途中として存続している、ということだ。
今後も訪問を考えている人は、過去の炎上情報だけで判断するのではなく、最新の営業時間、実際のメニュー、直近の口コミを確認してから足を運びたい。店名変更の歴史を知ることと、現在の店舗を評価することは、分けて考える必要がある。
2026年の道の途中を訪れるなら、まずは通常のラーメンや看板メニューの汁なしから検討し、店頭の注文案内を確認するのがよいだろう。