2026年11月2日現在、大相撲の霧島鐵力(きりしま・てつお)は、音羽山部屋に所属する現役の東大関として土俵に立ち続けている。2024年に首のけがで大関から陥落する苦難を経験したものの、2026年3月場所で14場所ぶり3度目の幕内優勝を果たし、見事に大関へ復帰した。30歳を迎えた現在も、横綱昇進というさらなる目標を見据えている。
一方、「霧島力士現在」と検索すると、かつて大関として活躍した元力士・霧島一博(現・陸奥親方)の情報も表示されるため、混同している人も少なくない。この記事では、現役の霧島鐵力を中心に、2026年最新の番付、場所別成績、大関復帰までの経緯、横綱挑戦、元大関との関係、ネットの反応や噂の真相まで詳しく整理する。
【2026年最新】霧島力士の現在は東大関!現役続行と九州場所の最新情報

2026年11月2日時点の霧島鐵力は、日本相撲協会の番付で東大関に位置している。所属は音羽山部屋で、師匠は元横綱・鶴竜の音羽山親方だ。
日本相撲協会の公式プロフィールによると、霧島の基本情報は次のとおりである。
- 四股名:霧島 鐵力
- 読み方:きりしま てつお
- 本名:ビャンブチュルン・ハグワスレン
- 生年月日:1996年4月24日
- 年齢:30歳
- 出身地:モンゴル・ドルノドゥ
- 所属部屋:音羽山部屋
- 身長:186cm
- 体重:150kg
- 得意技:左四つ・寄り・投げ
- 幕内優勝:3回
2026年9月場所は8勝7敗で勝ち越しを決めた。序盤から中盤にかけて苦しい展開が続いたものの、千秋楽には琴櫻を上手投げで破り、最後まで大関としての意地を見せた。
2026年11月場所の出場状況次の注目舞台は、11月8日から22日まで福岡国際センターで開催される九州場所だ。
日本相撲協会の11月場所番付では、霧島は東大関に据えられている。11月2日時点では場所前のため、公式プロフィール上の成績は0勝0敗。場所の結果が出ているわけではない。
したがって、現在の霧島について正確に説明するなら、「引退した元大関」ではなく「大関に復帰し、次の本場所に臨む現役力士」ということになる。
【経緯解説】霧島はなぜ大関から陥落した?首のけがから復活まで
霧島のキャリアを振り返るうえで欠かせないのが、2024年の大関陥落だ。順調に番付を上げてきた力士にとって、大きな転換点となった。
2023年に大関昇進、翌年には苦しい状況に霧島は2015年5月場所で初土俵を踏み、霧馬山の四股名で実力を磨いた。2020年1月場所で新入幕を果たし、2023年3月場所では幕内初優勝を達成。同年夏場所後に大関へ昇進した。
ところが、2024年に入ると成績が低迷する。3月場所は5勝10敗。続く5月場所でも1勝6敗8休と苦戦した。
スポニチの2024年5月18日付報道によると、休場時に提出された診断書には「頚椎症性神経根症」と記載され、約2週間の加療が必要とされていた。首の痛みだけでなく、肘のしびれや手に力が入らない症状も伝えられている。
この場所は再出場せず、2場所連続の負け越しによって大関から陥落することが決まった。
2025年から2026年にかけて復調大関から陥落した後も、霧島は相撲を続けた。2025年には11勝4敗を記録する場所もあり、徐々に上位へ戻る力を示していく。
特に大きかったのが2025年11月場所から2026年3月場所までの成績だ。
- 2025年11月場所:11勝4敗
- 2026年1月場所:11勝4敗
- 2026年3月場所:12勝3敗・幕内優勝
この3場所で34勝を挙げ、大関再昇進の目安とされる三役での直近3場所33勝を上回った。
そして2026年3月25日、日本相撲協会は番付編成会議と臨時理事会を開き、霧島の大関復帰を満場一致で承認した。
陥落から12場所を経ての返り咲きであり、現行制度下で特例によらず大関へ復帰した力士としては魁傑、照ノ富士に続く史上3人目の快挙だった。
【年表・詳細まとめ】霧島の経歴と関係者を一覧で整理
ここでは、霧島鐵力の主な経歴と、競技人生に影響を与えた関係者を整理する。
| 時期 | 出来事・関係者 | 内容・実績 |
|---|---|---|
| 2015年5月 | 陸奥部屋 | 霧馬山として初土俵 |
| 2019年3月 | 十両昇進 | 新十両を果たす |
| 2020年1月 | 幕内昇進 | 新入幕を果たす |
| 2023年3月 | 幕内初優勝 | 霧馬山として初の賜杯を獲得 |
| 2023年7月 | 大関昇進 | 初めて大関に昇進 |
| 2024年4月 | 音羽山部屋 | 陸奥部屋の閉鎖に伴い転籍。師匠は音羽山親方(元横綱・鶴竜) |
| 2024年5月 | 首のけが | 頚椎症性神経根症で休場 |
| 2024年7月 | 大関陥落 | 関脇として再出発 |
| 2026年3月22日 | 3度目の幕内優勝 | 12勝3敗で14場所ぶりに賜杯を獲得 |
| 2026年3月25日 | 大関復帰 | 日本相撲協会が昇進を正式決定 |
| 2026年9月 | 秋場所 | 8勝7敗。横綱昇進への挑戦はいったん白紙に |
| 2026年11月 | 九州場所 | 東大関として出場予定 |
現在の霧島を指導するのは、元横綱・鶴竜の音羽山親方だ。
2024年4月、陸奥部屋の閉鎖に伴って霧島は音羽山部屋へ転籍した。新しい環境での再出発は、首のけがによる不調とも重なり、決して簡単なものではなかった。
一方、元大関・霧島の陸奥親方も、現在の霧島にとって重要な存在である。日刊スポーツの2026年3月16日付報道では、陸奥親方が霧島の稽古を見守り、さらなる高みを目指すよう期待を寄せていたことが紹介された。
かつての師匠と現在の師匠、それぞれの立場から支えられてきたことも、霧島の復活劇を語るうえで見逃せない。
【2026年最新成績】3度の優勝と横綱挑戦、その結果は?
2026年の霧島は、単なる大関復帰にとどまらない活躍を見せた。春場所から夏場所、名古屋場所にかけて、12勝3敗を3場所連続で記録している。
3月場所:14場所ぶり3度目の幕内優勝2026年3月場所では、関脇として12勝3敗を記録。14日目に優勝を決め、2023年九州場所以来となる3度目の幕内優勝を果たした。
殊勲賞も初受賞し、場所後には大関復帰が正式に決定。けがによる陥落から再び最高位の一角へ戻ったことで、相撲界でも大きな話題となった。
5月場所:若隆景との優勝決定戦大関に復帰して最初の場所となった2026年5月場所でも、霧島は12勝3敗と好成績を残した。
千秋楽には小結・若隆景と並び、優勝決定戦へ進出。しかし、決定戦では若隆景に押し出され、優勝を逃した。
大関復帰直後から優勝争いの中心にいたことは、実力の回復を示す材料となった。
7月場所:3人による巴戦で惜敗2026年7月の名古屋場所でも12勝3敗。千秋楽には安青錦、熱海富士と並んで優勝決定巴戦に進んだ。
しかし、霧島は熱海富士、安青錦に連敗。3場所連続で12勝3敗を記録しながら、春場所以外では賜杯を手にできなかった。
9月場所:横綱昇進への挑戦はいったん白紙に2026年9月場所では、2場所連続の横綱昇進挑戦に臨んだものの、中盤に失速。最終的には8勝7敗で勝ち越しを決めた。
デイリースポーツの9月27日付報道では、霧島が千秋楽後に次のように語ったと伝えている。
「自分が決めた事。言い訳はしない」
これは、負け越しの危機から立て直して場所を終えた際の発言だ。横綱昇進への挑戦は白紙に戻ったものの、苦しい状況から逃げずに最後まで相撲を取り切った姿勢が伝えられた。
2026年の場所別成績を整理すると、次のようになる。
- 1月:11勝4敗
- 3月:12勝3敗・幕内優勝
- 5月:12勝3敗・優勝決定戦敗退
- 7月:12勝3敗・優勝決定巴戦敗退
- 9月:8勝7敗
3月の優勝以降も高い勝率を維持してきた一方、優勝決定戦で勝ち切る力や、15日間を通した安定感が今後の課題として浮かび上がっている。
【噂の真相】現役の霧島と元大関・霧島一博は別人?現在の活動を比較
「霧島は今どうしているのか」という検索には、もう一つ注意すべき点がある。かつて大関として活躍した霧島一博と、現在の霧島鐵力は別人だということだ。
元大関・霧島一博は現在、陸奥親方元大関の霧島一博は、1959年4月3日生まれ、鹿児島県霧島市出身の元力士だ。1990年5月場所に大関へ昇進し、1996年3月場所で現役を引退した。
現在は日本相撲協会の年寄「陸奥」として活動しており、協会の公式プロフィールでは参与、音羽山所属と記載されている。
現役時代の幕内優勝は1回。通算754勝696敗40休という戦歴を残した。
2人の違いを整理- 霧島鐵力:1996年生まれ。モンゴル出身。音羽山部屋所属の現役大関。
- 霧島一博:1959年生まれ。鹿児島県出身。1996年引退後、陸奥親方として活動。
同じ「霧島」という四股名を名乗ったことから、検索結果や過去の相撲記事では情報が混ざりやすい。現在の番付や取組結果を調べたい場合は「霧島鐵力」、元大関の親方としての活動を調べたい場合は「陸奥親方」と検索すると区別しやすい。
【炎上・ネットの反応】霧島に不祥事や引退の噂はある?2026年の話題を検証
霧島について調べると、「引退」「不祥事」「炎上」といった言葉が気になる人もいるようだ。しかし、2026年の主要なスポーツ報道で取り上げられている中心的な話題は、けがからの復活、大関復帰、優勝争い、横綱挑戦である。
引退したという噂は事実ではない2026年11月2日現在、霧島鐵力は現役力士だ。日本相撲協会の最新番付にも東大関として掲載されており、引退したという情報は事実と異なる。
炎上や不祥事について本人の不祥事や処分を裏付ける主要報道は確認できず、2026年の話題の中心はあくまで土俵上の成績である。
一方、横綱昇進への挑戦で優勝を逃したことや、9月場所の成績が8勝7敗にとどまったことは、競技面で注目された出来事だ。
こうした勝負への評価と、本人に関する不祥事や炎上は分けて考える必要がある。
ネット上で注目される競技面の論点2026年の報道を通じて注目されている論点は、大きく3つに整理できる。
- 復活への評価:首のけがによる大関陥落から、再び大関へ戻ったこと。
- 優勝決定戦への期待:12勝を複数回記録しながら、決定戦では惜しくも敗れたこと。
- 横綱昇進への期待と課題:高い実力を示している一方、優勝を伴う安定した成績が求められていること。
特定のSNS投稿を世論全体の評価とみなすことはできないが、主要報道から読み取れるのは、霧島の復活を評価する視点と、横綱昇進に向けてさらに強い相撲を期待する視点があるということだ。
【プロの結論】2026年の霧島は横綱になれる?今後の注目ポイント
霧島の現在を評価するうえで重要なのは、大関に戻ったことだけではない。2024年の大関陥落から、2026年3月の大関復帰までに約2年を要したという経緯だ。
けがによる成績低迷を経験しながら、三役で勝ち星を積み重ね、再昇進を実現したことは高く評価できる。
横綱昇進に向けて必要なこと大関から横綱への昇進は、単に勝ち越しを続ければ実現するものではない。優勝、またはそれに準ずる高い成績と、横綱にふさわしい相撲内容が求められる。
霧島の場合、2026年3月には優勝を達成し、7月にも12勝3敗で優勝決定巴戦に進んだ。実力面で横綱候補として注目されるだけの結果を残している。
ただし、9月場所は8勝7敗だったため、横綱昇進への流れはいったんリセットされた。今後は再び優勝争いの中心に戻れるかが大きな焦点になる。
今後チェックしたい3つのポイント- 11月場所の成績:東大関として九州場所でどこまで勝ち星を伸ばせるか。
- 取組内容:得意の左四つや寄り、投げを生かした力強い相撲が戻っているか。
- 横綱候補としての安定感:序盤から千秋楽まで優勝争いに残れるか。
30歳という年齢、幕内優勝3回という実績、そして一度大関から陥落して再び戻った経験。これらを考えると、霧島は今後も大相撲の上位争いで注目すべき力士の一人だ。
霧島力士の現在に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在、霧島は引退したのですか?
A1:いいえ。霧島鐵力は現役を続けており、2026年11月場所の番付では東大関に位置している。
Q2:霧島は2026年に大関へ復帰したのですか?
A2:はい。2026年3月場所で12勝3敗を挙げて幕内優勝を果たし、3月25日に12場所ぶりの大関復帰が正式決定した。
Q3:霧島は横綱になったのですか?
A3:2026年11月2日時点では、まだ横綱には昇進していない。9月場所は8勝7敗で終え、横綱昇進への挑戦はいったん白紙となっている。
Q4:現在の霧島と元大関・霧島は同一人物ですか?
A4:別人だ。現在の現役力士は霧島鐵力で、元大関の霧島一博は1996年に引退し、現在は陸奥親方として活動している。
Q5:霧島の所属部屋はどこですか?
A5:現在は音羽山部屋に所属している。師匠は元横綱・鶴竜の音羽山親方だ。
まとめ:霧島は大関復帰を果たし、2026年11月場所で再出発
2026年11月2日現在、霧島鐵力は音羽山部屋所属の東大関として現役を続けている。2024年の首のけがによる大関陥落を乗り越え、2026年3月場所では3度目の幕内優勝と大関復帰を実現した。
その後も5月、7月場所で12勝3敗を記録するなど、横綱を目指す力士として存在感を示してきた。しかし、優勝決定戦での惜敗や9月場所の8勝7敗など、課題も残されている。
また、元大関・霧島一博は現在の霧島鐵力とは別人で、陸奥親方として相撲界に携わっている。この2人を区別することも、霧島に関する情報を正確に理解するポイントだ。
11月8日から始まる九州場所は、霧島が再び上位争いへ加わるための重要な舞台となる。大関復帰を果たした力士が、次に横綱という最高位へ手を伸ばせるのか。2026年後半の大相撲で、引き続き注目したい存在である。
主な事実確認資料: 日本相撲協会の力士プロフィール・年寄プロフィール、スポニチ、日刊スポーツ、TBS NEWS DIG、デイリースポーツ、スポーツナビの2026年報道・成績資料。