2026年11月現在、女子マラソンで東京・パリの2大会連続オリンピック出場を果たした一山麻緒さんは、現役を引退し、新たな人生を歩んでいます。2026年3月31日付で資生堂ランニングクラブを離れ、同年8月28日には夫・鈴木健吾さんとの間に第1子となる男の子が誕生しました。
一山麻緒さんといえば、2020年の名古屋ウィメンズマラソンで記録した自己ベスト2時間20分29秒や、2021年東京オリンピックの8位入賞が印象に残っている人も多いでしょう。一方、2024年パリオリンピックでは51位となり、その後、2026年1月に引退を発表しています。なぜ競技生活に区切りをつけたのか、夫婦の歩みや引退後の生活はどうなっているのでしょうか。
【一山麻緒の現在は?2026年3月末に引退、8月には第1子が誕生】

一山麻緒さんは、2026年3月31日をもって現役の陸上競技選手を引退しました。
引退発表が行われたのは2026年1月30日。所属先だった資生堂ランニングクラブが公式サイトで発表し、一山さんは資生堂も退社することになりました。
そして、引退後の大きな出来事となったのが第1子の誕生です。
2026年の一山麻緒に起きた3つの転機2026年の出来事を時系列で整理すると、次のようになります。
- 1月30日: 資生堂ランニングクラブが現役引退を発表。
- 3月31日: 現役引退。資生堂も退社。
- 4月7日: 夫婦で第1子の妊娠を公表。
- 8月28日: 第1子となる男児が誕生。
- 8月29日: 一山さんがSNSで出産を報告。
- 9月8日: 出産の詳細を自身のInstagramで改めて報告。
妊娠については、4月に夫婦それぞれのInstagramでエコー写真を公開し、「Welcome Baby」と記した動画とともに発表しました。
その後、8月28日午後7時54分に男の子が誕生。8月29日には赤ちゃんの足の写真と「Supermoon Baby」という言葉を添えて、出産を報告しています。
9月8日の報告では、出産当日の様子や夫への感謝も伝えられました。日刊スポーツ、スポーツ報知なども、この家族の新たな門出を報じています。
現在はマラソン選手ではなく、母として新しい生活へ2026年11月現在、一山さんは競技生活を終え、第1子を迎えた新しいライフステージにいます。
ただし、引退後の具体的な職業や活動については、資生堂退社時に示された「新たな道へ進む」という説明以上の詳細は公表されていません。
指導者への転身、陸上解説者としての活動、競技復帰などを決定事項として扱える状況ではありません。
現時点で確実にいえるのは、長年続けてきたトップレベルの競技生活に区切りをつけ、夫婦で第1子を迎えたということです。
【一山麻緒の引退理由は?本人コメントから読み解く決断の背景】
一山麻緒さんの引退について、多くの人が気になるのが「なぜ2026年3月に競技を辞めたのか」という点です。
資生堂ランニングクラブが2026年1月30日に掲載した本人コメントには、競技から離れる決断と、これまで支えてくれた人々への感謝が記されています。
本人が発表した引退コメント公式発表に掲載されたコメントの中で、一山さんは次のように述べています。
「この度、2026年3月末日をもって、競技から離れることを決断いたしました。」
また、資生堂在籍中に経験したクイーンズ駅伝優勝やパリオリンピックへの出場を振り返り、前所属先を含むスタッフ、チームメイト、応援してくれた人々への感謝を伝えました。
特に印象的なのは、次の言葉です。
「ここで得た経験を大切にしながら、今後の人生を歩んでいきたいと思います。」
このコメントから読み取れるのは、単に競技を辞めるというだけではなく、これまでの経験を今後の人生につなげていこうとする姿勢です。
引退理由は結婚や妊娠だったのか?ここは誤解が生じやすいポイントです。
一山さんは2021年に結婚し、2026年4月に第1子の妊娠を公表しています。そのため、引退と家庭生活の変化を結び付けて考える人もいる可能性があります。
しかし、資生堂の引退発表では、妊娠や出産を引退理由として説明していません。
また、本人も引退コメントで、具体的な健康上の問題や競技成績への不満を理由として挙げてはいません。
時系列としては、1月に引退発表、3月末に引退、4月に妊娠公表という順番です。
したがって、妊娠が引退の直接的な理由だったと断定することはできません。
パリ五輪後の競技環境も一つの背景一山さんは東京オリンピックで8位に入賞した一方、2024年のパリオリンピックでは51位という結果でした。
2023年のMGCでは2位に入り、2大会連続の五輪出場を決めていただけに、パリ大会は本人にとっても簡単な結果ではなかったはずです。
ただし、パリ五輪の順位が引退を決定づけたという公式説明はありません。
マラソンは、長期間にわたる練習、身体のコンディション管理、国際大会に向けた調整など、多くの要素が重なる競技です。
トップランナーとして積み重ねてきた時間を踏まえると、引退は一つの大会結果だけで説明できるものではなく、競技人生全体を見据えた決断として受け止めるのが妥当です。
【一山麻緒の経歴・年表!ワコールから資生堂、五輪まで】
一山麻緒さんは1997年5月29日生まれ、鹿児島県出身です。
陸上競技の実業団選手としてのキャリアは、2016年にワコールへ入社したことから本格的に始まりました。
その後、2022年に資生堂へ移籍。東京五輪、パリ五輪と2大会連続で日本代表に選ばれるまでに成長しました。
ワコール時代から引退までの経歴一覧| 時期 | 出来事・所属 | 主な実績 |
|---|---|---|
| 2016年3月 | 出水中央高校卒業 | 鹿児島県出身 |
| 2016年4月 | ワコール入社 | 実業団選手として活動 |
| 2019年 | MGC出場 | 女子6位 |
| 2020年3月 | 名古屋ウィメンズマラソン | 優勝・2時間20分29秒 |
| 2021年 | 東京オリンピック | 女子マラソン8位 |
| 2021年12月 | 鈴木健吾と結婚発表 | マラソン選手同士の夫婦に |
| 2022年4月 | 資生堂入社 | 新しい競技環境へ |
| 2022年 | クイーンズ駅伝 | チーム優勝 |
| 2023年10月 | MGC | 2位・2時間24分43秒 |
| 2024年8月 | パリオリンピック | 女子マラソン51位 |
| 2026年3月31日 | 現役引退 | 資生堂も退社 |
| 2026年8月28日 | 第1子誕生 | 男児を出産 |
2016年4月、一山さんはワコールに入社しました。
資生堂が2022年に公開した加入時の経歴にも、2016年のワコール入社と2022年3月の退社が記録されています。
ワコール時代の代表的な実績が、2020年3月の名古屋ウィメンズマラソンです。
この大会で一山さんは、強い雨が降る厳しいコンディションの中、2時間20分29秒で優勝しました。
当時の女子単独マラソンのアジア記録・日本記録となる圧巻の走りで、東京オリンピック代表の座をつかみました。
2022年、結婚を機に資生堂へ移籍2022年4月、一山さんは資生堂ランニングクラブに加入しました。
本人は移籍時のコメントで、結婚を機に関東で心機一転、新たなスタートを切ることを明かしています。
この移籍には、単なる所属先の変更以上の意味がありました。
新しいチーム環境で練習を続けながら、クイーンズ駅伝での優勝やパリオリンピック出場という目標に向かって競技を続けたのです。
実際、2022年のクイーンズ駅伝では資生堂チームの優勝を経験しています。
【東京五輪8位・パリ五輪51位!自己ベスト2時間20分29秒の実力】
一山麻緒さんの競技人生を振り返るうえで、欠かせないのが東京オリンピックとパリオリンピックです。
2大会の結果には大きな差がありますが、その間にもMGCでの好成績や自己ベストに裏付けられた実力がありました。
東京オリンピックでは8位入賞2021年に開催された東京2020オリンピック。
一山さんは女子マラソンに出場し、8位入賞を果たしました。
日本女子マラソンとしては17年ぶりとなる五輪入賞であり、初めてのオリンピックで結果を残したことは大きな実績です。
世界の強豪が集まる大会で、最後まで上位争いに食らいついた走りは、多くの陸上ファンの記憶に残っています。
2023年MGCで2位!パリ五輪への切符を獲得2023年10月15日に開催されたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)。
これはパリ2024オリンピックのマラソン日本代表選考会でした。
女子の代表内定枠は上位2人。一山さんは2時間24分43秒で2位に入り、パリオリンピックの代表に内定しました。
この結果によって、東京に続く2大会連続のオリンピック出場を実現しています。
日本陸上競技連盟の大会記録にも、2位という順位と2時間24分43秒の記録が掲載されています。
パリオリンピックでは51位2024年8月のパリオリンピックでは、女子マラソンに出場した一山さんは51位でフィニッシュしました。
東京五輪の8位入賞とは対照的な結果です。
ただし、オリンピックの順位だけで選手の実力や競技人生全体を評価することはできません。
マラソンは、当日の気象条件、コース、身体の状態、レース展開などによって結果が大きく左右される競技です。
2大会連続で日本代表に選ばれ、世界最高峰の舞台を走り切ったこと自体が、一山さんのキャリアを語るうえで重要な実績です。
自己ベストは2時間20分29秒!記録の意味一山さんのマラソン自己ベストは、2020年3月の名古屋ウィメンズマラソンで記録した2時間20分29秒です。
日本陸上競技連盟の公式プロフィールにも、この記録が掲載されています。
| 項目 | 記録・成績 |
|---|---|
| マラソン自己ベスト | 2時間20分29秒 |
| 達成大会 | 2020年名古屋ウィメンズマラソン |
| 大会順位 | 優勝 |
| 2021年東京五輪 | 8位 |
| 2023年MGC | 2位・2時間24分43秒 |
| 2024年パリ五輪 | 51位 |
この自己ベストが特に評価されるのは、単に速いタイムだったからではありません。
2020年当時の女子単独マラソンにおけるアジア記録・日本記録という歴史的な意味を持ち、東京五輪代表への道を切り開いた記録だったからです。
【夫・鈴木健吾との結婚は2021年!第1子の出産報告も話題に】
一山麻緒さんの夫は、男子マラソンのトップランナーとして活躍してきた鈴木健吾さんです。
鈴木さんは2021年のびわ湖毎日マラソンで2時間4分55秒を記録し、当時の男子マラソン日本記録を樹立した選手です。
ともに日本を代表するマラソン選手だった2人は、競技への理解を共有する夫婦として知られています。
2021年12月1日に結婚を発表2人が結婚を発表したのは2021年12月1日です。
鈴木さんは当時、富士通に所属する男子マラソン日本記録保持者。一山さんはワコール所属で、東京オリンピック女子マラソン8位入賞という実績を持っていました。
同年12月9日に行われた日本陸上競技連盟の年間表彰式では、2人そろって公の場に登場。結婚指輪を披露する姿も報道されました。
当時の取材では、お互いを尊敬する存在として語っていたことも印象的です。
夫・鈴木健吾も日本を代表するマラソン選手男子マラソンの元日本記録保持者。2021年のびわ湖毎日マラソンで2時間4分55秒を記録し、日本記録を更新した実績を持つ。一山麻緒さんの夫。
2人の関係を特徴づけているのは、どちらもマラソンのトップレベルで戦ってきたことです。
2022年の東京マラソンでは夫婦そろって出場し、鈴木さんが2時間5分28秒、一山さんが2時間21分2秒で完走しました。
同一大会における夫婦のマラソン完走タイムの合計が4時間26分30秒となり、ギネス世界記録に認定されたことでも話題になりました。
2026年8月28日、第1子となる男の子が誕生2026年8月29日、一山さんは自身のInstagramのストーリーズで第1子の誕生を報告しました。
投稿には、赤ちゃんの小さな足の写真とともに、次の記載がありました。
2026/8/28 pm19:54 Supermoon Baby
翌月の9月8日には、出産当日の様子を詳しく紹介しています。
報道によると、予定日当日の健診から帰宅した後に破水し、そのまま入院。夫の鈴木さんもそばで支え、午後7時54分に元気な男の子が誕生しました。
一山さんは、我が子への喜びとともに、出産までそばで支えてくれた夫への感謝も伝えています。
この出産報告は、スポーツ報知、日刊スポーツ、月刊陸上競技などでも取り上げられました。
妊娠発表から出産までの流れ| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2021年12月 | 鈴木健吾さんとの結婚発表 |
| 2026年3月31日 | 一山さんが現役引退 |
| 2026年4月7日 | 夫婦で第1子妊娠を公表 |
| 2026年4月23日 | SNSで第1子が男の子と公表 |
| 2026年8月28日 | 第1子男児が誕生 |
| 2026年8月29日 | 出産をSNSで報告 |
| 2026年9月8日 | 出産当日の詳細を公表 |
【一山麻緒の引退後の生活と今後は?陸上競技との関わりにも注目】
一山麻緒さんの引退後については、2026年11月現在、家庭での生活に関する報告が中心となっています。
競技選手としての活動は終了しましたが、長年培った経験や実績がなくなるわけではありません。
資生堂を退社し、新たな人生の段階へ資生堂ランニングクラブの公式発表では、一山さんは現役引退後、新たな道へ進むために退社すると説明されています。
ここで注目したいのは、引退が単に所属チームを離れることではなく、実業団選手としてのキャリアそのものに区切りをつける決断だった点です。
2016年のワコール入社から2026年の引退まで、約10年間にわたり実業団の第一線で競技を続けました。
その間には東京五輪入賞、名古屋ウィメンズマラソン優勝、MGC2位など、国内外で評価される実績を積み重ねています。
今後は指導者や陸上解説者になる?引退後の進路として考えられるものには、次のような分野があります。
- 陸上競技の指導・後進育成
- マラソン大会や陸上競技イベントへの参加
- スポーツ関連の講演・解説
- 競技経験を生かしたスポーツ分野での活動
ただし、これらは一般的な選択肢であり、一山さんが実際に就任・開始すると発表したものではありません。
特に、指導者や解説者への転身については、現時点で具体的な公式発表は確認されていません。
母となった経験が今後の人生に与えるもの2026年8月の第1子誕生は、一山さんの人生にとって大きな転機となりました。
マラソンは、日々の練習や体調管理、食事、休養など、生活全体が競技と密接につながるスポーツです。
トップ選手として長年過ごしてきた一山さんにとって、競技中心だった生活から新しい生活へ移ることは、大きな変化になるはずです。
一方で、夫の鈴木健吾さんも現役の男子マラソン選手として活動を続けています。
夫婦ともに競技者として歩んできた経験は、今後の家庭生活においても共通の財産になるでしょう。
【プロの結論】一山麻緒の評価は五輪の順位だけでは決まらない一山麻緒さんの競技人生を評価する際、東京五輪8位とパリ五輪51位だけを比較するのは十分ではありません。
注目すべきなのは、次の3つです。
1. 日本女子マラソンの歴史に残る自己ベスト
2時間20分29秒という記録は、東京五輪代表を勝ち取った重要な実績です。名古屋ウィメンズマラソンでの優勝は、競技者としての大きな到達点でした。
2. 2大会連続で五輪代表に選ばれた継続力
東京大会で入賞した後も競技を続け、2023年MGCで2位となり、再びオリンピックの代表権を獲得しました。一度の好成績で終わらず、世界の舞台に戻った点は高く評価できます。
3. 自分の競技人生に区切りをつける決断
2026年3月の引退は、長年の実績を積み上げてきた選手が、新しい人生へ進むための転換点です。
競技成績だけでなく、本人がどのような選択をし、その経験を今後にどうつなげるかという視点も大切です。
一山さんの歩みは、トップアスリートのキャリアが競技成績だけで完結するものではないことを示しています。
【一山麻緒に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:一山麻緒は現在何をしている?
2026年3月31日に現役を引退し、資生堂も退社しています。8月28日には夫の鈴木健吾さんとの第1子となる男児が誕生しました。引退後の具体的な職業や活動は公表されていません。
Q2:一山麻緒の引退理由は妊娠や出産?
本人や資生堂の公式発表では、妊娠・出産を引退理由とは説明していません。引退の具体的な理由は明らかにされておらず、本人は競技から離れる決断と、これまでの関係者への感謝を伝えています。
Q3:一山麻緒の夫は誰?
夫は男子マラソンの鈴木健吾さんです。2021年12月に結婚を発表しました。鈴木さんは2021年のびわ湖毎日マラソンで2時間4分55秒の当時の日本記録を樹立しています。
Q4:一山麻緒に子供はいる?
はい。2026年8月28日に第1子となる男の子が誕生しました。8月29日に出産を報告し、9月8日には自身のInstagramで出産当日の詳細も伝えています。
Q5:一山麻緒の自己ベストは何時間?
マラソンの自己ベストは2時間20分29秒です。2020年3月の名古屋ウィメンズマラソンで記録し、優勝を果たしました。
Q6:一山麻緒は東京・パリ両オリンピックで何位だった?
2021年東京オリンピックでは8位入賞、2024年パリオリンピックでは51位でした。2023年のMGCでは2位となり、パリ大会の代表権を獲得しています。
まとめ:一山麻緒の競技人生は引退後も新たな章へ
一山麻緒さんは、2026年3月31日に現役を引退し、約10年間にわたる実業団選手としての競技生活に区切りをつけました。
2020年名古屋ウィメンズマラソンでの2時間20分29秒、2021年東京オリンピック8位入賞、2023年MGC2位という実績は、日本女子マラソンの歴史を振り返るうえで重要な記録です。
私生活では2021年に鈴木健吾さんと結婚し、2026年8月28日には待望の第1子が誕生しました。
引退理由の詳細や今後の仕事については、本人から具体的な説明は出ていません。しかし、これまでの本人コメントからは、競技人生への感謝と新しい人生に向かう姿勢が伝わってきます。
一山麻緒さんの挑戦は、マラソンの記録や順位だけでは語り尽くせません。五輪2大会に挑んだトップランナーとしての経験を胸に、これからどのような人生を歩んでいくのか。今後の発信にも注目が集まりそうです。