「キング・オブ・ダークネス」の異名を持つEVIL(イービル)は、新日本プロレスで極悪ヒールとして存在感を放った日本人プロレスラーです。その正体は、渡辺高章(わたなべ・たかあき)。内藤哲也のパレハとして登場し、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(L・I・J)の一員からBULLET CLUBへの電撃加入、HOUSE OF TORTUREの結成へと大きくキャリアを変えてきました。
2026年には新日本プロレスを1月末で退団し、4月にWWEへ進出。現在はNXTで「Naraku(奈落)」という新リングネームを使用しています。10月31日のHalloween Havocではシロー・ヒルとの対戦にも臨みました。新日本時代のタイトル実績、ウルフアロンとの対戦、SANADAとの関係、そして海外移籍後の最新状況まで、時系列に沿って解説します。
【正体とプロフィール】キング・オブ・ダークネスEVILとは何者なのか?

EVILは、日本のプロレス界で長年活躍してきたヘビー級レスラーです。新日本プロレス時代には、黒を基調としたコスチューム、独特の入場演出、反則を織り交ぜた戦い方で知られていました。
EVILの本名・年齢・出身地EVILの正体は渡辺高章です。リング上の不気味なキャラクターとは異なり、プロレスラーとしてのキャリアは新日本プロレスの道場から始まっています。
| プロフィール項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | 渡辺高章 |
| リングネーム | EVIL(旧名)/Naraku(現名) |
| 生年月日 | 1987年1月26日 |
| 年齢 | 39歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 静岡県三島市 |
| 身長 | 約178cm |
| 体重 | 約106kg |
| デビュー | 2011年5月13日 |
| 旧所属 | 新日本プロレス |
| 現所属 | WWE・NXT |
WWEの公式プロフィールでも、Narakuの出身地は静岡県三島市と紹介されています。身長は5フィート10インチ、体重は234ポンドと掲載されています。
キング・オブ・ダークネスという名前の由来「EVIL」は英語で悪や邪悪を意味する言葉です。
そこに「キング・オブ・ダークネス(暗黒の王)」というニックネームが組み合わさり、現在まで続く独特のキャラクターが形成されました。
2015年10月の新日本プロレス凱旋時には、渡辺高章からEVILへとリングネームを変更。内藤哲也のパートナーとして登場した際から、黒を基調とするダークな世界観を打ち出していました。
名前の意味だけでなく、試合中の表情や照明を利用した演出、相手を追い詰める際の振る舞いまで、一貫して悪役としての個性を表現していた点が特徴です。
なお、2026年のWWE移籍後は「Naraku」という名前に変更されています。かつてのEVILという名前がそのまま継続されているわけではありません。
【経歴と転換点】渡辺高章から内藤哲也のパレハ、そして裏切りへ
EVILのキャリアを理解するうえで欠かせないのが、内藤哲也との関係です。
かつては同じユニットで戦い、タッグパートナーとして実績を積み上げました。しかし、2020年7月にその関係は決定的に崩れます。
2011年、渡辺高章として新日本プロレスデビュー渡辺高章は2011年5月13日、新日本プロレスの大会で高橋広夢(現・高橋裕二郎ではなく、現在のYOHとは別人)と対戦し、プロレスデビューを果たしました。
若手時代はヤングライオンとして基礎を磨き、海外での武者修行も経験しています。
海外経験を経た2015年10月12日、内藤哲也のパレハとして新日本マットに登場。ここからEVILというキャラクターが本格的に始動しました。
内藤が率いるL・I・Jの初期メンバーとして活動し、SANADAとのタッグでも頭角を現します。
2020年7月、内藤哲也への裏切り最大の転換点は2020年7月11日と12日の大阪城ホール大会です。
7月11日、EVILはNEW JAPAN CUP 2020の決勝戦でオカダ・カズチカを撃破し、初優勝を達成しました。
しかし、その勝利にはBULLET CLUBの外道や高橋裕二郎による介入がありました。
翌12日、IWGPヘビー級王者とIWGPインターコンチネンタル王者を兼ねていた内藤哲也とのダブルタイトルマッチが実現します。
EVILは試合前から内藤への態度を一変させ、最終的にはディック東郷の介入も利用して勝利。2本のベルトを同時に獲得しました。
この出来事は、単なる仲間割れではありません。
それまで内藤のパートナーとして支えてきた選手が、団体最高峰のタイトルを奪う存在へ変貌した瞬間でした。
EVILにとっては、内藤の影に隠れる立場から、自らが中心となるヒールレスラーへと転身する重要な出来事だったのです。
内藤哲也との裏切りは本当に不仲が原因だったのか?ネット上では、EVILと内藤の関係悪化や個人的な不仲が裏切りの原因だったのではないかという見方もあります。
しかし、2020年の出来事はプロレスのストーリーとして明確に演出された転換です。
個人的な確執が原因だったと裏付ける公的な説明はありません。
むしろ、EVILのキャラクターを大きく変え、単独でも団体のメインイベントを担える存在へ押し上げるための展開として捉えるのが自然です。
【人物相関とユニットの歴史】BULLET CLUB加入からHOUSE OF TORTURE結成まで
EVILのキャリアは、所属ユニットと人間関係によって大きく変化してきました。
特に重要なのが、BULLET CLUBへの加入と、その内部から生まれたHOUSE OF TORTUREです。
BULLET CLUB加入の経緯2020年7月11日のNEW JAPAN CUP決勝後、EVILは内藤哲也への反旗を翻し、BULLET CLUBへの加入を表明しました。
それまでL・I・Jの一員として戦っていた選手が、団体内でも特に悪役色の強いユニットへ移ったことは大きな衝撃でした。
ディック東郷との連携も強化され、反則や場外介入を組み合わせる戦法がEVILの試合スタイルとして定着していきます。
HOUSE OF TORTUREはなぜ結成された?HOUSE OF TORTURE(H.O.T)は、2021年にBULLET CLUB内のサブユニットとして形成されました。
大きな契機となったのは、2021年9月のSHOのBULLET CLUB加入です。
EVIL、ディック東郷、高橋裕二郎らにSHOが加わり、独自の戦闘スタイルを持つ集団として活動を強めました。
後には成田蓮なども加わり、EVILを中心としたユニットとして新日本の試合に大きな影響を与えるようになります。
EVILを取り巻く主要人物の関係一覧| 人物・ユニット | EVILとの関係 | 主な出来事 |
|---|---|---|
| 内藤哲也 | 元パレハ・元同僚 | 2020年7月に裏切り、IWGP2冠を奪取 |
| SANADA | 元タッグパートナー | WORLD TAG LEAGUEを2017・2018年に連覇 |
| BULLET CLUB | 元所属ユニット | 2020年7月に加入 |
| ディック東郷 | 主要な共闘相手 | 介入や連携でEVILを支援 |
| SHO | H.O.Tの主要メンバー | 2021年にBULLET CLUBへ加入 |
| ウルフアロン | 2026年の対戦相手 | 1月4日にNEVER王座を奪取 |
| シロー・ヒル | WWEでの現在の抗争相手 | 2026年10月31日に対戦 |
この関係図から見えてくるのは、EVILが単独のヒールとしてだけではなく、ユニットの中心人物としてキャリアを築いてきたことです。
HOUSE OF TORTUREの特徴は、メンバー同士の連携、レフェリーへの妨害、場外介入、凶器攻撃などを組み合わせた集団戦術にあります。
観客から強烈なブーイングを浴びる一方で、試合の展開をコントロールする役割も担っていました。
【獲得タイトルと得意技】EVILの実力はどれほど高いのか?
EVILは反則を多用する選手という印象が強いものの、実績を見ると新日本プロレスのトップ戦線で長期間活躍してきた実力者です。
新日本プロレスで獲得した主なタイトル2026年1月の退団までに獲得した主なタイトル・大会実績は次のとおりです。
| タイトル・大会 | 獲得回数・実績 |
|---|---|
| IWGPヘビー級王座 | 1回 |
| IWGPインターコンチネンタル王座 | 1回 |
| IWGPタッグ王座 | 2回 |
| NEVER無差別級王座 | 4回 |
| NEVER無差別級6人タッグ王座 | 6回 |
| NEW JAPAN CUP | 2020年優勝 |
| WORLD TAG LEAGUE | 2017年・2018年優勝 |
特に注目したいのは、2020年7月12日にIWGPヘビー級王座とIWGPインターコンチネンタル王座を同時に獲得した実績です。
当時の新日本プロレスで最高峰に位置するタイトルを一気に奪取したことで、EVILは一気にトップレスラーの仲間入りを果たしました。
NEVER無差別級6人タッグ王座も6回獲得しており、ユニット戦での実績も豊富です。
得意技・フィニッシュホールドEVILの試合では、パワーを生かした技と、相手の動きを封じる関節技、さらに反則を織り交ぜた攻撃が目立ちます。
代表的な技は以下のとおりです。
EVIL
自身のリングネームを冠した必殺技。柔道の大外刈りを応用した変形技で、相手の後頭部をマットに叩きつけます。
ダークネスフォールズ
相手を担ぎ上げて叩きつけるパワーボム系の技。EVILのパワーを印象づける代表的な攻撃です。
スコーピオン・デスロック
相手の両脚を絡めて腰や背中に圧力をかける関節技。試合の流れを変える手段として使用します。
EVILという名前の技だけでなく、こうした複数の技を使い分けることも特徴です。
SANADAとのタッグ実績も高く評価される理由EVILの実力を語るうえで、SANADAとのタッグは外せません。
2人はL・I・J時代にタッグを組み、2017年と2018年のWORLD TAG LEAGUEを連覇しました。
2017年の優勝決定戦ではタマ・トンガ&タンガ・ロア組を撃破。2018年も同じ組み合わせで優勝し、連覇を達成しています。
加えて、IWGPタッグ王座も2度獲得しました。
この実績は、EVILが単に反則や乱入によって勝利を重ねてきた選手ではないことを示しています。
パートナーとの連携、相手の動きを読む能力、試合終盤の組み立てなど、タッグレスラーとしても高い完成度を持っていました。
プロレスファンからの評判と実力の評価EVILの評価には、大きく2つの側面があります。
1つ目はヒールとしての存在感です。
観客からブーイングを浴び、反則行為によって試合展開をかき乱す。その一方で、相手を引き立てながら観客の感情を動かす役割を果たしていました。
2つ目は、純粋なレスリング技術です。
2026年1月1日公開の週プレNEWSの記事では、プロレス実況でも知られる清野茂樹氏がEVILの技の精度や受けの技術を評価しています。
特に、相手の大技をしっかり受け止める能力について、対戦相手の技をより魅力的に見せられる点を指摘していました。
これはプロレスにおいて非常に重要な技術です。
試合の勝敗だけでなく、相手の攻撃に説得力を持たせ、観客に試合の緊張感を伝えることもレスラーの実力だからです。
一方、米国のWrestling Observerでは、2026年2月の評価として、EVIL個人のレスリング能力やヒールとしての技量を認めつつ、HOUSE OF TORTUREの過剰な介入や試合運びには批判的な見解も示されました。
つまり、選手個人の技術と、所属ユニットの試合スタイルに対する評価は分けて考える必要があります。
【2026年最新】新日本プロレス退団の理由とWWE移籍後の現在
2026年、EVILのキャリアは大きな転換点を迎えました。
長年所属した新日本プロレスを退団し、米国のWWEへ移籍。現在はNXTを主戦場にしています。
2026年1月4日、ウルフアロンとの対戦結果2026年1月4日の東京ドーム大会「WRESTLE KINGDOM 20」で、EVILは東京五輪柔道男子100kg級金メダリストのウルフアロンと対戦しました。
この試合はNEVER無差別級選手権試合であり、ウルフアロンにとってプロレスデビュー戦でもありました。
試合結果は次のとおりです。
WRESTLE KINGDOM 20/2026年1月4日
ウルフアロン
勝者・新王者
EVIL
敗者・王座陥落
- 試合形式:NEVER無差別級選手権試合
- 試合時間:12分53秒
- 決着:逆三角絞めによるレフェリーストップ
- 結果:ウルフアロンが勝利し、新王者に
日刊スポーツやスポーツニッポンもこの試合を報道しました。
EVILは序盤から場外戦やイス攻撃、HOUSE OF TORTUREの介入を利用して試合を優位に進めようとしました。
しかし、ウルフアロンは柔道で培った技術を生かし、最後は逆三角絞めでEVILを失神させました。
プロレスデビュー戦でいきなり王座を獲得したウルフアロンに対し、EVILはNEVER無差別級王座を失う結果となりました。
2026年1月末、新日本プロレスを退団2026年1月26日、新日本プロレスはEVILの退団を公式発表しました。
発表によると、2026年1月末をもって契約満了となり、本人との話し合いの結果、退団することになったという内容です。
ここで重要なのは、公式発表が退団理由を契約満了としていることです。
団体との対立やトラブルが原因だったとする具体的な説明はありません。
EVILは1月20日の後楽園ホール大会にも出場していました。
この試合が新日本プロレス所属としての最後の試合となり、1月末で長年の所属関係に区切りをつけました。
10年以上にわたって新日本で活動してきた選手の退団は、大きなニュースとなりました。
WWE移籍は噂ではなく現実に退団発表当初から、海外のプロレス専門メディアではWWE移籍の可能性が取り沙汰されていました。
2026年1月27日にはFightfulが、EVILとWWEの間で話し合いが行われていたと報道。
さらに4月24日、F4WOnlineはPWInsiderの報道を引用し、EVILがWWEと契約したと伝えました。
その後、4月28日のNXT放送でEVILが登場。NXT王者トニー・ディアンジェロの前に姿を現し、WWEでの活動を開始しました。
そして5月5日のNXT放送で、新しいリングネームが明らかになります。
新リングネームは「Naraku(奈落)」です。
WWEではEVILという名前をそのまま使用せず、新たなキャラクターとして再出発しました。
5月12日にはNXTでの初試合に臨み、リンセ・ドラドを撃破。日本で培ったパワーとヒールとしての存在感を海外のリングでも発揮しています。
2026年11月現在の最新試合結果2026年11月2日現在、NarakuはWWEのNXTブランドで活動しています。
WWE公式プロフィールにもNarakuとして掲載されており、出身地は日本の静岡県三島市と紹介されています。
直近の注目試合は、10月31日の「NXT Halloween Havoc 2026」です。
この大会ではシロー・ヒルと対戦しました。
試合は、互いにミストを使うなど不気味な演出を交えた展開となり、最後はシロー・ヒルがWhisper to the Beastを決めて勝利。
Narakuは敗北を喫しました。
また、6月28日のGreat American Bashでは、トニー・ディアンジェロの持つNXT王座にも挑戦しましたが、こちらも王座獲得には至っていません。
現在のNarakuは、新日本時代のEVILというキャラクターを引き継ぎながら、WWE独自のストーリーに組み込まれています。
今後の焦点は、NXTでどこまで存在感を高められるか、そしてNXT王座戦線に再び絡めるかという点です。
【プロの結論】EVILのキャリアから見える本当の実力と今後の可能性
EVILのキャリアを振り返ると、単純な勝敗やタイトル数だけでは評価できない特徴が見えてきます。
それは、自分の役割を変化させながら、団体のストーリーを動かす能力です。
EVILが評価される3つの理由1. ヒールとしての完成度
EVILは観客から嫌われることを恐れず、反則や介入を積極的に使うスタイルを確立しました。
プロレスのヒールは、単にルールを破れば成立するものではありません。
観客に怒りや不満を抱かせ、相手選手の勝利を期待させる必要があります。EVILはHOUSE OF TORTUREという集団を率いることで、その役割を長期間担いました。
2. 相手を引き立てる試合技術
週プレNEWSの取材で紹介された清野茂樹氏の評価にもあるように、EVILは技の精度だけでなく、相手の攻撃を受ける技術にも優れています。
相手の大技を受け止め、試合の見せ場を作る能力は、海外でも生かせる強みです。
3. キャラクターを再構築できる柔軟性
渡辺高章、EVIL、そしてNaraku。
同じレスラーでありながら、所属団体やストーリーに応じてキャラクターを変えてきました。
特に2020年の裏切りと2026年のWWE移籍は、キャリアを大きく変えた2つの転換点です。
今後のWWEで注目したいポイントNarakuとしての活動では、次の3点が注目されます。
- キャラクターの定着: EVIL時代の暗黒の世界観を、WWEのNXTでどのように発展させるか。
- 試合スタイルの変化: 新日本時代の集団介入中心の戦法から、シングルマッチでの存在感をどこまで高められるか。
- タイトル戦線への復帰: トニー・ディアンジェロとの抗争を経て、再びNXTの主要タイトルを狙えるか。
新日本時代に獲得したタイトルの数だけでなく、海外で新しい評価を獲得できるかどうかが、今後のキャリアを左右するでしょう。
【キング・オブ・ダークネスEVILの現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:EVILの正体は誰ですか?
EVILの正体は、渡辺高章(わたなべ・たかあき)です。1987年1月26日生まれ、静岡県三島市出身のプロレスラーです。現在はWWEのNXTでNarakuというリングネームを使用しています。
Q2:EVILは新日本プロレスをなぜ退団したのですか?
2026年1月末の契約満了と、本人との話し合いによる退団です。新日本プロレスの公式発表では、それ以上の具体的な理由は説明されていません。その後、4月にWWEとの契約が報道され、NXTに登場しました。
Q3:EVILは現在WWEに所属していますか?
はい。2026年11月現在、WWEのNXTでNarakuとして活動しています。WWE公式サイトにも選手プロフィールが掲載されています。
Q4:EVILと内藤哲也はなぜ対立したのですか?
2020年7月のNEW JAPAN CUP優勝をきっかけに、EVILが内藤哲也を裏切り、BULLET CLUBに加入したためです。翌日のDOMINIONで内藤を破り、IWGPヘビー級王座とIWGPインターコンチネンタル王座を同時に獲得しました。
Q5:EVILはウルフアロンに勝ちましたか?
いいえ。2026年1月4日の東京ドーム大会で対戦し、12分53秒、逆三角絞めによるレフェリーストップで敗れました。この結果、保持していたNEVER無差別級王座も失いました。
Q6:EVILの得意技は何ですか?
代表的なフィニッシュ技は、自身の名前を冠したEVILです。柔道の大外刈りを応用した変形技で、ダークネスフォールズやスコーピオン・デスロックなども使用します。
Q7:EVILとSANADAはどのような関係でしたか?
新日本プロレス時代のタッグパートナーです。2017年と2018年のWORLD TAG LEAGUEで連覇し、IWGPタッグ王座も2回獲得しました。
まとめ:EVILは新日本からWWEへ、Narakuとして新たな挑戦へ
キング・オブ・ダークネスEVILは、渡辺高章として2011年にデビューし、内藤哲也との出会いを経て新日本プロレスのトップヒールへと成長しました。
2020年の内藤への裏切り、BULLET CLUBへの加入、2021年のHOUSE OF TORTURE結成は、キャリアを象徴する重要な出来事です。
新日本ではIWGPヘビー級王座やNEVER無差別級王座などを獲得し、SANADAとのタッグでも大きな実績を残しました。
そして2026年1月末、契約満了によって新日本プロレスを退団。4月にはWWEへ進出し、現在はNarakuとしてNXTのリングに立っています。
10月31日のHalloween Havocではシロー・ヒルに敗れましたが、海外でのキャリアは続いています。
EVILというレスラーの本質は、単なる悪役ではありません。相手を引き立てる技術、観客の感情を動かす表現力、そして環境に合わせてキャラクターを変化させる適応力にあります。
新日本プロレスで築き上げた実績を、WWEでどこまで発展させられるのか。Narakuの今後は、日本のプロレスファンにとっても見逃せないテーマです。