NHK Eテレの長寿番組『おかあさんといっしょ』には、これまで多くのお兄さんが出演してきました。歌のお兄さんは初代・田中星児さんから12代目・花田ゆういちろうさんまで、体操のお兄さんは初代・砂川啓介さんから13代目・佐久本和夢さんまで、それぞれの時代を彩ってきました。
2026年11月現在、うたのお兄さんを務めているのは花田ゆういちろうさん、体操のお兄さんは佐久本和夢さんです。特に花田さんは2017年4月の就任から10年目に入り、歴代うたのお兄さんの在任期間でも最長記録を更新しています。歴代の名前だけでなく、就任・卒業時期、担当した期間、交代の背景を知ると、番組が受け継いできた歴史も見えてきます。
【2026年度最新】おかあさんといっしょの現役お兄さんは誰?

2026年度現在、『おかあさんといっしょ』で活躍しているお兄さんは2人です。
| 担当 | 名前 | 代数 | 就任時期 |
|---|---|---|---|
| うたのお兄さん | 花田ゆういちろう | 12代目 | 2017年4月 |
| 体操のお兄さん | 佐久本和夢 | 13代目 | 2023年4月 |
花田ゆういちろうさんは、2017年4月から12代目うたのお兄さんとして出演しています。
国立音楽大学の声楽科を卒業し、文学座附属演劇研究所で演劇やミュージカルを学んだ経歴の持ち主です。歌唱力だけでなく、舞台経験を生かした表現力も魅力の一つです。
前任の横山だいすけさんからバトンを引き継ぎ、歌やファミリーコンサートなどを通して子どもたちに親しまれてきました。
2026年度は出演10年目。横山だいすけさんが持っていた約9年間の記録を超え、うたのお兄さんとして歴代最長の在任期間を更新しています。
13代目体操のお兄さん・佐久本和夢佐久本和夢さんは、2023年4月3日から13代目体操のお兄さんとして出演しています。
前任の福尾誠さんからバトンを受け継ぎ、体操「からだ☆ダンダン」を担当しています。
講談社のWEBげんきによるロングインタビューでは、佐久本さんが新体操の経験を持ち、番組のファンとして育ったことも紹介されています。
また、史上最年少で体操のお兄さんに就任した人物としても知られています。2026年度は4年目を迎え、子どもたちと一緒に体を動かす番組の中心的存在です。
NHKエデュケーショナルも2023年2月に第13代体操のお兄さんとして佐久本さんの就任を発表しています。
【うたのお兄さん歴代一覧】初代・田中星児から12代目・花田ゆういちろうまで
うたのお兄さんは、1971年11月に初代・田中星児さんが登場して以来、2026年度までに12代目へと受け継がれてきました。
歴代の代表的な出演者を振り返ると、歌手として活躍してきた人、ミュージカルや舞台を経験してきた人など、さまざまな経歴を持つ人物が並びます。
歴代うたのお兄さんの注目人物初代:田中星児(1971年11月〜1977年3月)
『おかあさんといっしょ』の初代うたのお兄さんです。
1970年代の番組を支え、後のうたのお兄さんにつながる歴史を築きました。番組の歴代出演者を調べる際に、まず名前が挙がる人物です。
2代目:水木一郎(1976年4月〜1979年3月)
アニメソング界を代表する歌手として知られる水木一郎さんも、歴代うたのお兄さんの一人です。
アニメソングの印象が強い人物ですが、子ども向け番組で歌を届けていた経歴も持っています。
7代目:坂田おさむ(1985年4月〜1993年3月)
約8年間にわたって出演した坂田おさむさん。
歌手・作詞作曲家としても活動し、番組の楽曲に深く関わってきました。うたのお兄さんとして出演するだけでなく、楽曲制作の面でも番組を支えた存在です。
8代目:速水けんたろう(1993年4月〜1999年3月)
坂田おさむさんの後を継いだ8代目。
1990年代の番組を代表するうたのお兄さんの一人で、茂森あゆみさんとのコンビでも知られています。
11代目:横山だいすけ(2008年4月〜2017年3月)
横山だいすけさんは、約9年間にわたって出演した歴代屈指の人気者です。
2017年2月17日、NHKで卒業が発表されました。当時は歴代最長となる9年間の在任期間が大きな話題となり、次の出演者である花田ゆういちろうさんへの交代も注目されました。
12代目:花田ゆういちろう(2017年4月〜現在)
2026年度も現役で出演している12代目。
2026年4月に出演10年目へ入り、歴代うたのお兄さんの最長在任記録を更新しました。
歴代の一覧を整理すると、初期には複数のお兄さんが同時期に出演していた時代もあります。そのため、単純に一人ずつ交代してきたわけではありません。
【体操のお兄さん歴代一覧】初代・砂川啓介から13代目・佐久本和夢まで
体操のお兄さんの歴史は、うたのお兄さんよりも早く始まっています。
初代の砂川啓介さんが登場したのは1961年4月。番組が1959年に放送を開始してから約1年半後のことです。
初期には曜日などによって複数のお兄さんが担当していた時代もあり、現在のような一人の出演者が長期間担当する形とは異なっていました。
歴代体操のお兄さんの注目人物初代:砂川啓介(1961年4月〜1969年10月)
初代体操のお兄さんとして、番組の体操コーナーの基礎を築いた人物です。
当時の体操は現在のような映像・音楽演出とは異なるスタイルでしたが、子どもたちがテレビを見ながら体を動かすという番組の大切な役割を担っていました。
8代目:瀬戸口清文(1974年4月〜1987年4月)
約13年間にわたって出演した体操のお兄さんです。
「ぞうさんのあくび」などの体操を担当した時代とも重なり、長く番組を支えた出演者として知られています。
10代目:佐藤弘道(1993年4月〜2005年4月)
「ひろみちお兄さん」の愛称で親しまれた人物です。
約12年間出演し、「あ・い・うー」などの体操を通して、1990年代から2000年代前半の番組を代表する存在になりました。
11代目:小林よしひさ(2005年4月〜2019年3月)
小林よしひささんは、歴代体操のお兄さんの中で最長となる14年間出演しました。
「よしお兄さん」の愛称で知られ、「ぱわわぷたいそう」「ブンバ・ボーン!」を担当。
所属事務所の浅井企画も、2005年から2019年までの14年間を歴代最長の在任期間として紹介しています。
12代目:福尾誠(2019年4月〜2023年4月)
2019年4月から12代目体操のお兄さんを担当。
体操競技やスポーツ科学の経験を背景に、4年間出演しました。
13代目:佐久本和夢(2023年4月〜現在)
2023年4月から現在まで出演している13代目。
福尾誠さんから引き継ぎ、「からだ☆ダンダン」を中心に子どもたちと体を動かしています。
【完全比較表】歴代お兄さんの何代目・在任期間・卒業時期
ここでは、うたのお兄さんと体操のお兄さんを担当別に整理します。
在任期間は公表されている就任・卒業時期をもとにしたおおよその期間です。初期の出演者には同時期に担当していた人もいます。
| 担当 | 代数 | 名前 | 在任期間 | 期間の目安 |
|---|---|---|---|---|
| うた | 初代 | 田中星児 | 1971年11月〜1977年3月 | 約5年4か月 |
| うた | 2代目 | 水木一郎 | 1976年4月〜1979年3月 | 約3年 |
| うた | 3代目 | たいらいさお | 1977年4月〜1979年3月 | 約2年 |
| うた | 4代目 | 宮内良 | 1979年4月〜1981年3月 | 約2年 |
| うた | 5代目 | かしわ哲 | 1981年4月〜1983年3月 | 約2年 |
| うた | 6代目 | 林アキラ | 1981年4月〜1985年3月 | 約4年 |
| うた | 7代目 | 坂田おさむ | 1985年4月〜1993年3月 | 約8年 |
| うた | 8代目 | 速水けんたろう | 1993年4月〜1999年3月 | 約6年 |
| うた | 9代目 | 杉田あきひろ | 1999年4月〜2003年3月 | 約4年 |
| うた | 10代目 | 今井ゆうぞう | 2003年4月〜2008年3月 | 約5年 |
| うた | 11代目 | 横山だいすけ | 2008年4月〜2017年3月 | 約9年 |
| うた | 12代目 | 花田ゆういちろう | 2017年4月〜現在 | 約9年7か月 |
| 体操 | 初代 | 砂川啓介 | 1961年4月〜1969年10月 | 約8年6か月 |
| 体操 | 2代目 | 佐久間俊直 | 1963年10月〜1967年4月 | 約3年6か月 |
| 体操 | 3代目 | 岡田祥造 | 1967年4月〜1969年10月 | 約2年6か月 |
| 体操 | 4代目 | 向井忠義 | 1969年10月〜1973年3月 | 約3年6か月 |
| 体操 | 5代目 | 小西幸男 | 1969年10月〜1971年4月 | 約1年6か月 |
| 体操 | 6代目 | 輪島直幸 | 1971年4月〜1978年3月 | 約7年 |
| 体操 | 7代目 | 川原洋一郎 | 1973年4月〜1974年3月 | 約1年 |
| 体操 | 8代目 | 瀬戸口清文 | 1974年4月〜1987年4月 | 約13年 |
| 体操 | 9代目 | 天野勝弘 | 1987年4月〜1993年4月 | 約6年 |
| 体操 | 10代目 | 佐藤弘道 | 1993年4月〜2005年4月 | 約12年 |
| 体操 | 11代目 | 小林よしひさ | 2005年4月〜2019年3月 | 約14年 |
| 体操 | 12代目 | 福尾誠 | 2019年4月〜2023年4月 | 約4年 |
| 体操 | 13代目 | 佐久本和夢 | 2023年4月〜現在 | 約3年7か月 |
※在任期間は2026年11月2日時点の月単位の概算です。うたのお兄さんの初期には複数人が同時期に出演しており、体操のお兄さんにも並行して担当した時期があります。
歴代体操のお兄さんの人物一覧は講談社のWEBげんきでも紹介されており、佐久本和夢さんの就任まで13代にわたる変遷を確認できます。また、うたのお兄さんについては、横山だいすけさんの9年間の在任記録と2017年の交代発表が報道されています。
【最長記録と卒業・交代時期】お兄さんの任期に決まりはある?
歴代お兄さんを比較すると、担当によって在任期間に大きな違いがあります。
うたのお兄さんの最長在任期間2026年度現在、うたのお兄さんの最長在任記録を持つのは12代目の花田ゆういちろうさんです。
過去の代表的な在任期間を比較すると、次のようになります。
- 横山だいすけ:約9年間
- 坂田おさむ:約8年間
- 速水けんたろう:約6年間
- 今井ゆうぞう:約5年間
- 花田ゆういちろう:2026年度で10年目
横山さんが約9年間で卒業した後、花田さんがその記録を更新しました。
特に注目したいのは、花田さんが2026年4月から10年目に入ったことです。歴代最長という記録だけでなく、長期間にわたって番組の中心を担っている点にも意味があります。
体操のお兄さんの最長在任期間体操のお兄さんの最長記録は、11代目の小林よしひささんが持っています。
2005年4月から2019年3月までの14年間という記録です。
2位にあたる長期出演者としては、8代目の瀬戸口清文さんの約13年間、10代目の佐藤弘道さんの約12年間が挙げられます。
体操のお兄さんは、歌のお兄さんと比べても長期間出演するケースが目立ちます。
小林さんの場合、長年の出演を通じて「ぱわわぷたいそう」から「ブンバ・ボーン!」へと担当する体操も変化しました。
このように、一人の出演者が同じ番組内で複数の体操を担当することもあります。
お兄さんの卒業・交代は何月に発表される?近年の交代事例では、2月ごろに卒業・新任が発表され、3月末に旧メンバーが卒業、4月から新体制になる流れが見られます。
代表的な事例は次のとおりです。
- 2017年: 横山だいすけさんの卒業と花田ゆういちろうさんへの交代を2月に発表。
- 2019年: 小林よしひささんの卒業と福尾誠さんの就任を発表。
- 2023年: 福尾誠さんの後任として佐久本和夢さんの就任を2月に発表。
- 2026年: 秋元杏月さんの卒業とアンジェさんの加入を2月に発表。
ただし、卒業や交代が必ずこの時期になるという固定ルールが公表されているわけではありません。
また、2026年の変更は体操のお兄さんではなく、体操のお姉さんのポジションに関するものです。
2026年は体操のお姉さんから「おどりのお姉さん」へ2026年3月28日の放送をもって、初代体操のお姉さんの秋元杏月さんが卒業しました。
秋元さんは2019年4月から約7年間出演してきました。
そして2026年3月30日から、新たにアンジェさんが初代おどりのお姉さんとして登場しています。
ここで注目したいのは、単なる出演者の交代ではなく、担当する役割の名称そのものが変わったことです。
従来の体操を中心とした構成から、踊りによる表現を前面に出す新しい役割が加わりました。
MANTANWEBの2026年3月28日の報道でも、秋元さんの卒業とアンジェさんの初登場が取り上げられています。
一方、うたのお兄さんの花田さんと体操のお兄さんの佐久本さんは、2026年度も引き続き出演しています。
【よくある質問】おかあさんといっしょ歴代お兄さんに関するFAQ
Q1:おかあさんといっしょの歴代うたのお兄さんは何人ですか?
A1:2026年度現在、12代目です。初代の田中星児さんから始まり、水木一郎さん、坂田おさむさん、横山だいすけさんなどを経て、現在は花田ゆういちろうさんが務めています。
Q2:歴代体操のお兄さんは何人いますか?
A2:2026年度現在、13代目です。初代は砂川啓介さんで、現在は佐久本和夢さんが13代目として出演しています。
Q3:歴代うたのお兄さんで最も長く出演したのは誰ですか?
A3:2026年度現在は花田ゆういちろうさんです。2017年4月に就任し、2026年度で10年目に入りました。以前の最長記録は11代目の横山だいすけさんが持っていた約9年間でした。
Q4:体操のお兄さんで最も長く出演したのは誰ですか?
A4:11代目の小林よしひささんです。2005年4月から2019年3月まで、約14年間出演しました。歴代のお兄さん・お姉さんを含めても最長クラスの在任記録です。
Q5:坂田おさむさんは何代目のうたのお兄さんですか?
A5:7代目です。1985年4月から1993年3月まで約8年間出演しました。歌手・作詞作曲家としても番組に関わり、歴代の中でも特に知られた人物です。
Q6:横山だいすけさんは何代目で、何年間出演しましたか?
A6:11代目で、2008年4月から2017年3月まで約9年間出演しました。卒業当時は歴代最長の在任記録を持っていました。
Q7:初代体操のお兄さんは誰ですか?
A7:砂川啓介さんです。1961年4月から1969年10月まで出演し、番組の体操コーナーの歴史を築きました。
Q8:花田ゆういちろうさんは2027年に卒業しますか?
A8:2026年11月現在、2027年の卒業を確定させる公式発表は確認できません。2026年度も現役で出演しています。在任期間が長くなったことだけで卒業時期を断定することはできません。
まとめ:歴代お兄さんの歴史は世代を超えて受け継がれる
『おかあさんといっしょ』の歴代お兄さんは、うたのお兄さんが12代、体操のお兄さんが13代へと受け継がれてきました。
うたのお兄さんは、初代・田中星児さんから7代目・坂田おさむさん、11代目・横山だいすけさんを経て、現在は12代目の花田ゆういちろうさんが担当しています。
体操のお兄さんは、初代・砂川啓介さんから8代目・瀬戸口清文さん、10代目・佐藤弘道さん、11代目・小林よしひささんを経て、現在は13代目の佐久本和夢さんが出演しています。
歴代最長記録については、うたのお兄さんでは花田ゆういちろうさんが2026年度に10年目を迎えて記録を更新。一方、体操のお兄さんでは小林よしひささんの14年間が現在も最長です。
歴代のお兄さんを振り返る際は、代数だけでなく、就任した年月、担当した体操や歌、共演したお姉さんなどにも注目すると、当時の番組の雰囲気がより鮮明になります。
子どもの頃に見ていたお兄さんを思い出すことも、現在の出演者を応援することも、この番組が長く愛されてきた理由の一つです。これから花田ゆういちろうさんや佐久本和夢さんがどのような新しい歴史を刻んでいくのかにも注目したいところです。