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巨人・戸郷翔征の2026年成績は?左太もも裏の負傷から復帰までと来季の課題を徹底解説

小野寺 拓海 小野寺 拓海 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
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読売ジャイアンツの戸郷翔征投手は、2026年シーズンに左太もも裏の肉離れによる約2か月の離脱を経験しました。しかし、9月に一軍復帰を果たし、シーズン最終成績は14試合で5勝3敗、防御率2.48、82奪三振、WHIP1.03。前年の不振から投球成績を大きく改善しています。

特に注目されたのが、2026年9月29日の広島戦です。8回2/3を2安打1失点、8奪三振という圧巻の内容で5勝目を挙げ、復帰後の状態に明るい材料を残しました。一方、負傷の経緯や復帰後の投球には不安定な部分もあり、来季に向けた課題も見えてきています。

【2026年最新成績】巨人・戸郷翔征は5勝3敗、防御率2.48まで復調

巨人戸郷

2026年シーズン終了時点の戸郷翔征は、登板14試合、5勝3敗、防御率2.48という成績を残しました。投球回は80回、奪三振82、WHIP1.03です。

日本野球機構(NPB)の個人年度別成績でも、2026年の成績は前年から大きく改善したことが確認できます。特に防御率とWHIPの改善は、単純な勝敗以上に評価したいポイントです。

2026年の主な投手成績
  • 登板:14試合
  • 勝敗:5勝3敗
  • 防御率:2.48
  • 投球回:80回
  • 奪三振:82
  • WHIP:1.03
  • 被安打:58
  • 与四球:24
  • 完投:1回
  • 完封:1回

WHIP1.03は、1イニングあたりに許した安打と四球の合計が約1人という水準です。走者を出す頻度を抑えられており、投球の安定感を示す数字になっています。

また、82奪三振を80イニングで記録したため、奪三振率は9.23。1イニングあたりのアウトを取る能力だけでなく、打者を三振で仕留める力も維持しています。

2025年と2026年の成績を比較

戸郷の2025年は21試合に登板し、8勝9敗、防御率4.14、111投球回、87奪三振、WHIP1.53でした。エースとして期待される投手の数字としては、厳しいシーズンだったといえます。

対して2026年は、登板数と投球回が減った一方、防御率は4.14から2.48へ、WHIPは1.53から1.03へ改善しました。奪三振数そのものは87から82に減っていますが、投球回が31回少ないことを考慮すると、奪三振率は7.05から9.23へ上昇しています。

加えて、2024年には12勝8敗、防御率1.95、180投球回を記録していました。2025年の不振を経て、2026年には再びエース級の投球指標を取り戻した形です。ただし、年間を通じた稼働という点では、2024年の水準には届いていません。

つまり、2026年の戸郷は投球の質を回復させた一方、先発投手としての年間稼働量に課題を残したシーズンだったと評価できます。

【怪我の真相】戸郷翔征の左太もも裏の肉離れはなぜ起きた?

戸郷が負傷したのは、2026年7月7日の阪神戦です。東京ドームで行われた試合で先発した戸郷は、5回まで阪神打線を無安打に抑える好投を見せていました。

ところが、5回裏の巨人の攻撃で状況が変わります。2死から打席に立った戸郷は三ゴロを放ち、一塁へ全力疾走。その際、ベースを駆け抜ける動作で左太もも裏を痛めました。

負傷直後は左脚を押さえて動きが止まり、そのままベンチに戻って途中交代。翌8日、東京都内の病院で診察を受け、球団から左太もも裏の肉離れと発表されました。

肉離れの原因は投球ではなく走塁時の動作

今回の負傷で重要なのは、投球中に肩や肘を痛めたケースではないことです。

報道によると、負傷したのは打者として一塁へ走った際の加速とベース通過の動作でした。全力疾走によって左太もも裏に負荷がかかり、筋肉を損傷したものです。

したがって、投球フォームの問題や登板過多が直接の原因だったと断定することはできません。実際の負傷場面は走塁中であり、球団が公表した診断も左太もも裏の肉離れでした。

戸郷にとってプロ入り後初めての負傷離脱だったことも注目されました。負傷前には9試合に先発し、4勝1敗、防御率2.24、53奪三振と好調だっただけに、巨人にとっても大きな痛手でした。

7月8日には一軍登録を抹消され、故障班でのリハビリに移行。順調に進んでいたシーズンが、思いがけない形で中断することになりました。
(Full-Count、2026年7月8日報道)

【復帰までの時系列】戸郷翔征は約2か月のリハビリを経て9月に一軍復帰

負傷から一軍復帰までに要した期間は約2か月でした。復帰を急がず、ファームでの実戦登板やブルペン投球、ダッシュなどを段階的に行ったことが特徴です。

関係する球団、対戦相手、復帰までの出来事を時系列で整理すると、次のようになります。

時期 関係者・球団 出来事と記録
2026年5月 巨人 ファーム調整を経て一軍昇格。故障前は9先発で4勝1敗、防御率2.24。
7月7日 阪神・高橋遥人 阪神戦で三ゴロを打ち、一塁への全力疾走中に左太もも裏を負傷。
7月8日 読売ジャイアンツ 病院で肉離れと診断。一軍登録抹消、故障班に合流。
8月26日 ファーム・中日 実戦復帰。4回61球、1安打無失点、4奪三振、最速149キロ。
8月30日 巨人 ブルペンで23球を投げ、ダッシュなどの動作も確認。
9月1日 DeNA 約2か月ぶりに一軍復帰。5回92球、5安打3失点。
9月8日 中日 7回4安打3失点。自責点0ながら敗戦投手。
9月15日 DeNA 2回9失点で降板。4被本塁打という苦しい登板。
9月29日 広島 8回2/3を2安打1失点、8奪三振。5勝目を記録。
9月30日 日本野球機構 一軍登録抹消。今季最後の登板を終えた後の公示。

特に注目したいのが8月26日のファーム公式戦です。中日を相手に4回61球、1安打無失点、4奪三振。最速149キロを記録し、実戦復帰への第一段階をクリアしました。

さらに8月30日には、ブルペンでカーブ、スライダー、フォークを交えて23球を投げています。投球後にはダッシュも行い、患部の状態を確認しました。

報道によると、本人は100%の力でダッシュできたことを順調さの目安として挙げていました。約2か月にわたる準備を経て、9月1日のDeNA戦で一軍復帰が実現します。

(スポーツ報知、2026年8月30日報道)

9月1日の復帰戦は5回3失点

復帰登板は京セラドーム大阪でのDeNA戦でした。戸郷は92球を投げ、5回5安打3失点、5奪三振、3四球。最速152.2キロを計測したものの、勝敗はつきませんでした。

約2か月ぶりの一軍マウンドということもあり、序盤には制球を乱す場面も見られました。試合後には久しぶりの一軍登板で力が入ったことを振り返っています。

復帰直後から以前と同じ投球を求めるのは簡単ではありません。まずは実戦の感覚を取り戻し、先発としての投球回を伸ばす段階だったと考えられます。

【投球内容と球種を分析】戸郷翔征のフォークは2026年も決め球として健在

戸郷の投球を分析するうえで欠かせないのが、ストレートとフォークの組み合わせです。

2026年の投球データでは、総投球数1,369球のうち、ストレートが736球、フォークが337球、スライダーが239球。カーブとカットボールも織り交ぜる構成でした。

2026年の主な球種と特徴
  • ストレート:平均球速147.1キロ、最速154キロ。736球を投じ、46奪三振を記録。
  • フォーク:平均球速134.3キロ、最速141キロ。337球で27奪三振。
  • スライダー:平均球速約131キロ。239球で8奪三振。
  • カーブ:平均球速約125キロ。緩急をつけるための球種。
  • カットボール:使用頻度は低く、打者のタイミングを変える補助的な球種。

(2026年投球データ集計、プロ野球データ)

フォークの評判を数字から検証

戸郷のフォークは、打者の空振りを誘い、三振を奪うための重要な決め球です。

2026年はフォークで27奪三振を記録しました。シーズン全体の82奪三振のうち、約3分の1をフォークで奪った計算です。

注目すべきなのは、フォークの投球数が全体の約4分の1であるにもかかわらず、奪三振への貢献が大きいことです。ストレートで打者に球速を意識させ、そこから落差のあるフォークで空振りを狙う組み立てが機能しています。

また、フォークの被打率は.217。打者に簡単に捉えられていないことも、数字から読み取れます。

戸郷の投球で来季も注目したいポイント

一方、ストレートの割合が約53.8%と半数以上を占めるため、直球の質と制球は引き続き重要です。

ストレートの球威が維持されれば、フォークの落差やタイミングの変化も生きてきます。反対に、直球を狙われる展開が増えれば、フォークを振らせるための組み立ても難しくなります。

2026年の奪三振率9.23という数字は、戸郷が本来持っている三振を奪う能力を取り戻していることを示す材料です。来季はこの武器を年間を通して発揮できるかが焦点になります。

【9月29日広島戦を検証】戸郷翔征が見せた復活の投球と一軍登録抹消の背景

2026年の戸郷を象徴する登板として挙げたいのが、9月29日の広島戦です。

東京ドームで行われたこの試合で、戸郷は8回2/3を投げて2安打1失点。116球を投じ、8奪三振、1四球という内容で勝利投手になりました。

試合は巨人が3対1で広島を下しました。9回に中村奨成のソロ本塁打を浴びて完封こそ逃したものの、最後まで先発として試合をつくった登板でした。

復帰後の不安定さを払拭した内容

この登板を評価する際には、9月15日のDeNA戦との比較が欠かせません。

9月15日の戸郷は、わずか2回で9失点、自責点5という結果に終わりました。4本の本塁打を浴び、4被本塁打は自己ワースト。守備の失策が絡んだ失点もありましたが、投球自体も厳しい内容でした。

その後の9月29日に、被安打2、奪三振8という投球を見せたことは大きな意味を持ちます。単に勝利数を積み上げたのではなく、打者を抑え込む本来の投球を再び示したからです。

もちろん、1試合の好投だけで故障前の状態に完全復帰したと判断することはできません。しかし、シーズン最後の登板で8回2/3を投げ切ったことは、来季に向けた前向きな材料です。

9月30日の一軍登録抹消は再負傷だったのか?

戸郷は9月29日の広島戦で5勝目を挙げた翌日、9月30日に一軍登録を抹消されました。

ここで混同しやすいのが、7月8日の登録抹消との違いです。

7月8日の抹消は、左太もも裏の肉離れによる負傷離脱が理由でした。一方、9月30日の抹消は、9月29日の最終登板を終えた翌日の公示です。

9月30日の公示報道では、故障再発による抹消とは説明されていません。したがって、9月の抹消を7月と同じ負傷離脱として扱うのは適切ではありません。

2026年の戸郷は、故障によって一度戦列を離れながらも、復帰後に一軍で先発登板を重ね、最終登板では好投を披露してシーズンを終えました。

(日刊スポーツ、2026年9月30日報道)

2026年11月現在の戸郷の状況

2026年11月2日時点では、レギュラーシーズンは終了しています。

10月29日に公表された巨人の2026年秋季キャンプ編成では、戸郷は投手の「自主調整組」に名前が掲載されました。秋季キャンプでは、通常の投手練習グループとは別の区分で調整する形です。

ただし、この編成上の区分だけで左太もも裏の故障が再発した、あるいは現在も負傷が続いていると判断することはできません。現在の身体状態や具体的な練習内容については、今後の球団発表が注目されます。

(東京ジャイアンツタウン公式サイト、2026年10月29日発表)

【プロの結論】巨人・戸郷翔征の来季の展望と2027年に克服すべき課題

2027年の戸郷を考えるうえで、最も重要なのは投球能力そのものよりも、年間を通じて先発ローテーションを守れるかどうかです。

2026年は防御率2.48、WHIP1.03、奪三振82という優れた指標を残しました。特に2025年と比較すると、被安打や与四球を抑え、三振を奪う能力も向上しています。

しかし、登板14試合、投球回80回という数字は、先発の柱として期待される戸郷にとって十分とはいえません。7月の負傷がシーズンの稼働量に影響したことは明らかです。

課題1:年間を通じたコンディション管理

2027年にまず求められるのは、開幕から安定して登板できる身体づくりです。

2026年の肉離れは走塁時に発生したものであり、投球動作だけを管理すれば防げる種類の負傷ではありません。走塁、ダッシュ、下半身のコンディショニングを含め、投手としての練習以外の動作にも注意が必要になります。

もちろん、今回の負傷が再発すると決まったわけではありません。大切なのは、復帰後の状態を維持しながら年間の登板数を増やすことです。

課題2:フォークとストレートの精度を維持

戸郷の武器であるフォークは、2026年も27奪三振を生み出しました。ストレートも46奪三振を記録しており、両球種の組み合わせは十分に機能しています。

来季は球威だけでなく、カウント別の投げ分けや左右打者への配球も重要です。打者がフォークを待っている場面でストレートを有効に使えるか、逆に直球を意識させてフォークで仕留められるかが、安定感を左右します。

課題3:2024年のエース級の稼働を取り戻せるか

戸郷のキャリアを振り返ると、2024年には180投球回、防御率1.95という素晴らしい数字を残しています。

2025年は防御率4.14まで悪化しましたが、2026年は2.48に改善しました。数字の推移だけを見れば、投球内容は再び上向いています。

次の目標は、この水準を年間を通じて維持することです。2024年のような投球回数と防御率を再び実現できれば、巨人の先発陣にとって非常に大きな戦力になります。

2027年の戸郷を評価するための判断基準
  • 春季キャンプ:下半身のコンディションと実戦形式での投球内容。
  • 開幕後:先発ローテーションを継続して守れるか。
  • 投球指標:防御率2点台、WHIP1点台前半を維持できるか。
  • 球種の精度:ストレートとフォークで継続的に三振を奪えるか。
  • 年間稼働:2026年の80投球回から、先発投手として投球回を伸ばせるか。

2027年の戸郷に必要なのは、単純に球速を上げることでも、奪三振数だけを増やすことでもありません。故障前の投球能力を年間を通して発揮できる状態に戻すことです。

【巨人・戸郷翔征】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:戸郷翔征の2026年の成績は何勝何敗ですか?
A1:2026年シーズンは14試合に登板し、5勝3敗、防御率2.48、82奪三振、WHIP1.03でした。投球回は80回です。

Q2:戸郷翔征の怪我は何だったのでしょうか?
A2:2026年7月7日の阪神戦で一塁へ全力疾走した際に左太もも裏を負傷し、翌8日に肉離れと診断されました。故障班でリハビリを行い、9月1日に一軍復帰しています。

Q3:戸郷翔征はいつ一軍復帰しましたか?
A3:2026年9月1日のDeNA戦で約2か月ぶりに一軍復帰しました。復帰戦は5回5安打3失点で、その後も先発登板を続けました。

Q4:戸郷翔征の2026年の防御率はいくつですか?
A4:シーズン終了時点で2.48です。2025年の4.14から大幅に改善しました。

Q5:戸郷翔征のフォークはなぜ評価されているのですか?
A5:2026年はフォークで27奪三振を記録しました。ストレートとの緩急を生かし、打者の空振りを誘う重要な決め球になっています。

Q6:戸郷翔征は2026年9月30日に怪我で登録抹消されたのですか?
A6:9月30日の登録抹消は、9月29日の広島戦に登板した翌日の公示です。7月8日の肉離れによる登録抹消とは別の出来事であり、9月30日の公示報道では再負傷とは説明されていません。

まとめ:戸郷翔征の2026年は復調の年、2027年は完全復活への勝負

巨人の戸郷翔征にとって2026年は、故障による離脱と投球内容の復調が同居したシーズンでした。

7月7日の阪神戦で左太もも裏を負傷し、約2か月にわたって一軍を離れました。しかし、9月1日に復帰すると、苦しい登板も経験しながら調整を続け、9月29日の広島戦では8回2/3を2安打1失点、8奪三振という好投を披露しました。

最終的な成績は5勝3敗、防御率2.48、82奪三振、WHIP1.03。2025年と比較して投球指標は明確に改善しています。

一方、14試合、80投球回という稼働量には課題が残りました。来季の評価を左右するのは、2026年に取り戻した投球の質を、どれだけ長い期間維持できるかです。

2027年の戸郷翔征は、単なる復調ではなく、年間を通して巨人のエースとして機能できるかが最大の見どころです。ストレートとフォークの威力を維持し、健康な状態で先発ローテーションを守れるなら、再び二桁勝利や防御率2点前後を狙える投手として期待が高まります。

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小野寺 拓海

アニメ誌編集を経て Web メディアへ。放送・配信の日程は作品公式サイトと各配信サービスの告知で確認し、ガジェットの仕様はメーカーの公式スペック表を引用します。

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