ハートの海賊団の結成には、ローの恩人であるコラソン(ドンキホーテ・ロシナンテ)との別れが深く関係しています。
ローは故郷フレバンスを失い、ドンキホーテ海賊団に身を置いた後、コラソンによって命を救われました。しかし、コラソンはローを守るために命を落とします。
その後のローがどのように仲間を得て海賊団を結成したのかは、単行本84巻のSBSや、集英社から刊行された小説『ONE PIECE novel LAW』で補完されています。
結成までの4つの転換点① コラソンとの別れ、スワロー島への移動
コラソンを失ったローは、北の海にあるスワロー島の近くで新たな生活を始めます。
そこで出会ったのが、発明家でガラクタ屋の老人ヴォルフです。
ローはヴォルフのもとに身を寄せ、寝床や食事を得る代わりに仕事を手伝う生活を始めます。
② ベポとの出会い
ある日、ローは島の海岸でいじめられていた白いクマを助けます。
このクマこそ、後の航海士ベポです。
ベポはゾウのモコモ公国出身のミンク族で、幼い頃に故郷を離れた過去を持っています。
ローに助けられたベポは、彼とヴォルフのもとで暮らすようになりました。
③ シャチとペンギンが仲間になる
ベポをいじめていた少年がシャチとペンギンでした。
当初、二人はローと敵対しますが、ローが二人の負傷を治療したことなどをきっかけに関係が変化します。
やがてシャチとペンギンもローたちと一緒に暮らすようになり、4人の結束が生まれました。
④ ヴォルフから潜水艦を受け取り、海へ
ロー、ベポ、シャチ、ペンギンの4人は、ヴォルフから潜水艦を譲り受け、海へ出ることになります。
こうして誕生したのがハートの海賊団です。
この結成エピソードは、集英社刊『ONE PIECE novel LAW』でも小説化されています。
ハートの海賊団の初登場は何話?原作での初登場は、第498話「11人の超新星」です。
単行本では51巻に収録されています。
アニメでは第392話「新たなライバル集結!11人の超新星」で登場しました。
シャボンディ諸島に集まった最悪の世代の海賊たちの一人としてローが紹介され、ベポら船員の姿も描かれています。
なお、ジャンバールは原作第497話で登場し、ローによって奴隷から解放された後、ハートの海賊団に加入しました。
ローの懸賞金は30億ベリー!ワノ国後の評価30億ベリー

トラファルガー・ロー
オペオペの実/死の外科医/最悪の世代
ローの懸賞金は、ワノ国編で四皇を倒した後、30億ベリーまで上昇しました。
ルフィ、キッドと同額という大きな評価を受けています。
ただし、懸賞金は単純な戦闘力ランキングではありません。世界政府にとっての危険性や、政治的な影響力なども反映されます。
ローの場合、オペオペの実の希少性、Dの一族という血筋、世界の歴史に関係する知識など、複数の要素が重要です。
黒ひげ海賊団がローを狙った背景にも、こうした能力と情報の価値がありました。
【勝者島の決戦】ローVS黒ひげは何話?敗北の原因とポーラータング号の沈没
ハートの海賊団にとって最大の転換点となったのが、勝者島での黒ひげ海賊団との戦闘です。
ワノ国での戦いを終えたローは、ルフィやキッドとの同盟を解消し、それぞれ別の航路へ進みました。
ところが、ローが到着した勝者島には、すでに黒ひげことマーシャル・D・ティーチが待ち構えていました。
ローと黒ひげの戦闘は第1063話から戦闘の経過を整理すると、次のようになります。
- 第1063話:勝者島で黒ひげ海賊団と遭遇。戦闘が始まる。
- 第1064話:ローがオペオペの実の覚醒能力を駆使して応戦。シャチやペンギンも水中戦に参加する。
- 第1081話:ハートの海賊団の敗北とポーラータング号の沈没が明らかになる。
単行本では105巻から107巻にまたがる出来事です。
アニメでは第1093話「勝者総取り!ローVS黒ひげ!」で戦いが映像化されました。
ローは黒ひげ海賊団を相手に善戦していた注目したいのは、ハートの海賊団が最初から一方的に押されていたわけではないことです。
ローはオペオペの実の覚醒技を使用し、黒ひげに対抗しました。
加えて、シャチとペンギンが海中から攻撃を仕掛け、潜水艦を持つ海賊団ならではの戦術を見せています。
ジャンバールも大きな身体を活かし、ローを攻撃から守りました。
一時は黒ひげ海賊団を相手に善戦していたのです。
しかし、黒ひげはヤミヤミの実とグラグラの実という強力な能力を持っています。
ヤミヤミの実による能力者への対抗手段に加え、グラグラの実による圧倒的な破壊力は、ローたちにとって大きな脅威でした。
黒ひげがローを狙った理由はロードポーネグリフ黒ひげの目的は、単にローを倒すことではありません。
海賊王を目指すうえで必要となるロードポーネグリフの写しを奪うことも重要な狙いでした。
ローはワノ国やゾウで得た情報を持っており、黒ひげにとって価値の高い標的だったのです。
また、オペオペの実には不老手術という特別な能力に関する設定もあります。
ローの能力そのものにも、黒ひげ側が関心を持つ理由が存在します。
ポーラータング号はなぜ沈没した?ポーラータング号は、ハートの海賊団が結成当初から使用してきた潜水艦です。
一般的な海賊船とは異なり、海中を移動できることが大きな特徴でした。
主な特徴は以下のとおりです。
- 潜水能力を持つ特殊な海賊船
- 船内に医療設備や処置室がある
- ローの医術を活かせる構造
- シャチやペンギンなど水中戦に対応する船員が所属
勝者島では、この潜水艦も黒ひげ海賊団との戦闘によって沈められました。
これは単に移動手段を失ったというだけではありません。
ローにとって、ポーラータング号は仲間とともに海を渡ってきた活動拠点です。船を失ったことで、ハートの海賊団は再起に向けて大きな課題を抱えることになりました。
ただし、船の沈没は船員全員の死亡を意味しません。ベポがローを連れて脱出したように、船を失った後も生き延びた人物は存在します。
【海賊旗の由来】ハートのマークはコラソンへの思いなのか?
ハートの海賊団の海賊旗は、一般的な海賊団のようなドクロと交差した骨ではありません。
特徴的なのは、中央に描かれた笑顔のようなマークです。
このデザインには、ローの過去と深い関係があると考えられています。
海賊旗とコラソンの関係ローの恩人であるコラソンは、ドンキホーテ・ドフラミンゴの弟、ドンキホーテ・ロシナンテです。
彼はローを珀鉛病から救い、ローが生きる希望を取り戻すきっかけを作りました。
そして最期までローを守り抜きました。
公式ONE PIECE.comの「グレッグ先生のSUPER『OP』講座!」でも、第498話に登場したハートの海賊団の旗について、コラソンを思わせるマークとの類似性が取り上げられています。
このため、海賊旗の笑顔はコラソンがローに残したものを象徴しているという解釈が広く知られています。
ただし、マークの正式なデザイン由来が、原作で明確に設定として確定しているわけではありません。
「ハート」は復讐ではなく心を意味するもう一つ注目したいのが、海賊団の名前そのものです。
ドフラミンゴは、ハートの海賊団という名前について、コラソンを殺したことへの当てつけなのかと受け止めていました。
しかし、小説『ONE PIECE novel LAW』では、ハートという名前に込められた「心」の意味が描かれています。
愛情、信頼、優しさといった、人と人とのつながりを感じさせる意味です。
ローの人生を振り返ると、この名前には大きな意味があります。
幼少期に家族と故郷を失い、コラソンに救われたロー。彼が新しく作った海賊団は、単なる戦闘集団ではありません。
ベポ、シャチ、ペンギンとの出会いから始まり、やがてジャンバールらも加わっていった仲間たちの居場所です。
海賊旗に込められた笑顔と「ハート」という名前には、コラソンから受け取った思いを引き継いでいるという読み方ができます。
【プロの結論】ハートの海賊団は再登場する?今後の3つの注目点
ハートの海賊団の今後を考えるうえで、注目すべき要点は3つあります。
1. ローがどこで回復するのかローは第1081話で重傷を負った後、ベポとともに脱出しています。
しかし、その後の療養場所や回復状況は不明です。
ローが復帰するには、まず身体の回復が必要になります。
また、彼は単なる戦闘要員ではありません。Dの一族に関わる秘密や、オペオペの実の能力など、物語の核心に関係する設定を持っています。
そのため、今後の再登場では、戦闘以上に物語の謎を解く役割が期待されます。
2. シャチやペンギンらと再会できるのかローとベポだけでなく、シャチやペンギンらの行方も重要です。
特に二人は、ローとベポにとって結成当初からの仲間です。
ハートの海賊団は、ローが一人で作り上げた組織ではありません。4人の出会いが出発点になっています。
そのため、再登場する場合には、船員の安否確認や再集結が大きな見どころになるでしょう。
3. 新しい海賊船を手に入れるのかポーラータング号は沈没しています。
今後、ハートの海賊団が再び海賊団として活動するなら、新しい船が必要になる可能性があります。
特に潜水艦という特徴は、ほかの海賊団との差別化につながる重要な要素です。
新しい船が登場するのか、それとも別の勢力の船を利用するのかは、今後の注目点です。
もっとも、現時点で新しい船の登場や再結成が公式に発表されているわけではありません。
ハートの海賊団に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ハートの海賊団のメンバーは何人ですか?
船長のローを含めて21人とされています。名前が判明している主要メンバーは、ロー、ベポ、シャチ、ペンギン、ジャンバール、イッカク、ウニ、クリオネ、ハクガンの9人です。
Q2:トラファルガー・ローは死亡しましたか?
死亡は描かれていません。第1081話でベポに抱えられて脱出しており、第1117話ではベポの生存も確認できます。ただし、ロー本人の現在の状態は不明です。
Q3:ベポがスーロン化したのは何話ですか?
原作第1081話です。チョッパーから受け取った薬を使用し、満月がない状況でスーロン化してローを救出しました。
Q4:ローと黒ひげの戦いは何話ですか?
第1063話から第1064話にかけて戦闘が描かれ、敗北が明らかになったのは第1081話です。アニメでは第1093話が該当します。
Q5:ハートの海賊団の初登場は何話ですか?
原作第498話「11人の超新星」です。アニメでは第392話に登場しています。
Q6:ポーラータング号は完全に沈没しましたか?
はい。勝者島で黒ひげ海賊団との戦いに敗れ、沈没しました。2026年10月時点で復旧や新しい船の入手は描かれていません。
Q7:シャチとペンギンは死亡したのですか?
死亡は確定していません。勝者島で敗北した後の安否が描かれていないため、生死ともに不明です。
Q8:ハートの海賊団は2026年に再登場しましたか?
2026年10月30日時点では、原作第1196話までに本格的な再登場はありません。第1117話でベポの姿が描かれたのが、敗北後の重要な登場場面です。
まとめ:ハートの海賊団の復活とローの再登場に期待
ハートの海賊団は、トラファルガー・ローを船長とする総勢21人の海賊団です。
スワロー島でのロー、ベポ、シャチ、ペンギンの出会いから始まり、ヴォルフから潜水艦を譲り受けたことで結成されました。
その後、ジャンバールやイッカクらも加わり、麦わらの一味との同盟やワノ国での戦いを経験します。
しかし、勝者島で黒ひげ海賊団に敗北。ポーラータング号は沈没し、ローも重傷を負いました。
2026年10月30日時点の状況を改めて整理すると、次のとおりです。
- ロー:ベポと脱出。死亡は描かれていないが、その後の状態は不明。
- ベポ:スーロン化でローを救出。第1117話で生存を確認。
- シャチ・ペンギン:生死ともに不明。
- ジャンバール・イッカクら:その後の消息は不明。
- ポーラータング号:勝者島で沈没。
- 再登場:第1196話まで本格的な再登場はなし。
ハートの海賊団の物語は、まだ終わったとは断定できません。
ローにはDの一族の秘密やコラソンとの過去など、物語の根幹に関わる謎が残されています。そして何より、彼には長い時間をともに過ごした仲間たちがいます。
船を失ったローたちが再び集まり、ハートの海賊旗を掲げる日は来るのか。最終章でのローとベポ、そしてシャチやペンギンたちの再登場は、今後も注目したい展開です。