韓国・ソウルの東大門でタッカンマリを食べるなら、ぜひ候補に入れたいのが「陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ(진옥화할매원조닭한마리)」です。1978年創業の老舗として知られ、鶏一羽を丸ごと煮込んだシンプルな鍋料理を求めて、韓国の地元客や海外からの旅行者が訪れます。鶏のうまみが溶け込んだスープに、トック(餅)やじゃがいもを加え、最後はカルグクスで締めるのが定番の楽しみ方です。
2026年9月に更新された店舗情報では、看板メニューのタッカンマリは1羽33,000ウォン。東大門駅9番出口から徒歩約5分、営業時間は10時30分から翌1時までと案内されています。初めて訪れる人が気になる料金、メニュー、口コミ・評判、営業時間、アクセス、注文のコツまで、訪問前に知っておきたい情報をまとめました。
【1978年創業】チンハルメタッカンマリとは?東大門の元祖と呼ばれる理由

チンハルメタッカンマリの正式な韓国語表記は「진옥화할매원조닭한마리」。日本語では「陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ」と表記されます。
韓国観光公社の観光情報によると、同店は1978年に東大門総合市場の食堂街で営業を開始しました。現在まで営業を続ける老舗であり、店の看板料理は鶏一羽を煮込むタッカンマリです。
創業者として知られる陳玉華(チン・オクファ)さんの名前に、おばあさんを意味する韓国語の「ハルメ」、元祖を意味する「ウォンジョ」が組み合わさった店名になっています。
韓国の飲食文化を紹介する記事では、市場で働く商人や周辺の労働者が、仕事の合間や仕事終わりに手頃で満足感のある食事を求めたことが、東大門のタッカンマリ文化の発展につながったと説明されています。
タッカンマリは韓国語で「鶏一羽」を意味する料理名です。丸鶏を鍋に入れ、野菜と一緒に煮込み、食べやすく切り分けながら楽しみます。
東大門タッカンマリ通りとの関係店舗があるのは、ソウル市鍾路区の東大門タッカンマリ通りです。
この一帯にはタッカンマリを提供する飲食店が集まり、東大門市場で働く人々の食事場所として発展してきました。
韓国観光公社の地域紹介でも、東大門の市場周辺に長年営業するタッカンマリ店が複数存在することが紹介されています。
そのなかでも陳玉華ハルメ元祖タッカンマリは、1978年から営業する歴史を持つ店舗として知られています。
ただし、東大門のタッカンマリという料理そのものの起源には複数の説があります。韓国の文化情報誌KOREANAが紹介する説では、鶏の水炊き料理にカルグクスや餅、野菜を加えたものが発展したという見方や、鶏カルグクスの店から派生したという見方があります。
つまり、1978年創業という店舗の歴史と、タッカンマリという料理全体の発祥は分けて理解するのが適切です。
【2026年最新】チンハルメタッカンマリのメニューと値段・料金
看板メニューは鶏一羽のタッカンマリ陳玉華ハルメ元祖タッカンマリの魅力は、メニュー構成が比較的シンプルなことです。
韓国観光公社では、メインメニューをタッカンマリとして紹介しています。基本となるのは、丸鶏をスープで煮込んだ鍋料理。そこに餅、ねぎ、じゃがいも、麺などを追加して、自分好みの一鍋に仕上げます。
韓国観光公社の紹介では、生後35日の新鮮な若鶏を使用すると説明されています。
2026年のメニュー価格一覧2026年9月30日更新の韓国グルメ情報と、韓国の飲食店情報サイト「DiningCode」に掲載されている価格を整理すると、次のようになります。
| メニュー | 価格 | 内容 |
|---|---|---|
| タッカンマリ | 33,000ウォン | 看板メニュー・鶏一羽 |
| トックサリ(餅) | 2,000ウォン | もちもちした餅 |
| ククスサリ(麺) | 2,000ウォン | 締めの麺 |
| パサリ(ねぎ) | 2,000ウォン | ねぎの追加 |
| ポソッサリ(きのこ) | 2,000ウォン | きのこの追加 |
| カムジャサリ(じゃがいも) | 3,000ウォン | じゃがいもの追加 |
| コンギパプ(ご飯) | 1,000ウォン | 白ごはん |
※価格は2026年9月時点の掲載情報。実際の店頭価格は変更される場合があります。
2人・3人・4人で利用するときの予算タッカンマリは鶏一羽を使う鍋料理なので、人数に合わせて追加注文を考えると予算を立てやすくなります。
例えば、2人でタッカンマリ1羽に餅と麺を追加した場合は、次の計算です。
- タッカンマリ:33,000ウォン
- 餅:2,000ウォン
- カルグクス:2,000ウォン
- 合計:37,000ウォン
- 1人当たり:18,500ウォン
飲み物や追加の具材を注文すれば、料金はさらに増えます。
韓国グルメ情報サイトでは、タッカンマリ1羽は最大4人程度で楽しめる目安として紹介されています。ただし、成人4人でしっかり食べたい場合は、量の感じ方に個人差があるため、追加注文も考えておくと安心です。
価格だけを見ると、鶏一羽の料金に具材がすべて含まれているわけではありません。餅や麺などを追加すると満足度が高まる一方、会計も上がるため、最初に予算を決めて注文するのがおすすめです。
【初訪問でも迷わない】タッカンマリのおすすめの食べ方とカルグクスの締め
まずは澄んだ鶏スープを味わう鍋が運ばれてきたら、最初に楽しみたいのが鶏のうまみが溶け込んだスープです。
タッカンマリは、最初から唐辛子を大量に入れた辛い鍋ではありません。基本は澄んだ鶏だしで、辛さは後から好みに合わせて調整できます。
初めて食べる人は、まずスープをそのまま味わってみると、鶏のだしの特徴が分かりやすくなります。
トック・餅トッピングは早めに楽しむおすすめの追加具材として名前が挙がるのが、韓国のお餅であるトックです。
鍋の中で煮込むと、餅が柔らかくなり、もちもちした食感が楽しめます。
韓国グルメ情報サイトの紹介でも、餅は火が通ったら鶏肉より先に食べてよいと案内されています。
餅は鶏肉とは異なる食感を楽しめるため、初訪問なら追加を検討したいトッピングです。
じゃがいもも人気の追加具材です。スープを吸ったじゃがいもは、鶏肉とは違うほくほくした食感を加えてくれます。
自家製のような味わいを楽しめるつけだれタッカンマリのおいしさを引き立てるのが、取り皿で作るつけだれです。
一般的には、次の調味料を組み合わせます。
- タデギ:唐辛子ベースの辛味調味料
- 醤油:味の土台
- 酢:さっぱりした酸味
- からし:鼻に抜ける刺激
- にんにく:風味を強める薬味
それぞれを少量ずつ混ぜ、好みの味に調整します。
辛い料理が好きな人はタデギを多めに、鶏の味を楽しみたい人は醤油と酢を中心にするとよいでしょう。
最初から鍋全体に辛味を加える必要はありません。取り皿のたれで調整すれば、辛いものが苦手な人とも同じ鍋を楽しめます。
最後はカルグクスで締めるタッカンマリの楽しみを締めくくるのが、カルグクスです。
カルグクスは韓国の麺料理で、包丁で切ったような平たい麺が特徴。鍋に残った鶏だしの中に入れて煮込むことで、スープのうまみを吸った麺を楽しめます。
おすすめの順番は次のとおりです。
1. 鶏スープをそのまま味わう。
2. 餅やじゃがいもを食べる。
3. 鶏肉をたれにつけて楽しむ。
4. 好みに応じてキムチを加える。
5. 鶏肉を食べ終えたらカルグクスを入れる。
特に注意したいのは、カルグクスの注文は最初に必要な量を考えておくことです。
2026年9月更新の店舗案内では、麺は一度だけ注文できると説明されています。麺を食べ始めてから追加することができないため、複数人でシェアするなら、必要な量を事前に決めておきましょう。
【口コミ・評判を検証】おいしい?行列する価値はある?
良い口コミで目立つのは鶏スープと餅韓国の飲食店情報サイトDiningCodeでは、2026年10月時点で同店に140件の評価が掲載され、総合評価は4.3となっています。
項目別の評価では、味の評価が4.5。利用者の80%が味を良いと評価しています。
口コミで目立つのは、次のようなポイントです。
- 鶏の臭みが少なく、肉が柔らかい。
- スープが温かく、すっきりした味わい。
- 辛味調味料を加えて味を変えられる。
- 餅のもちもちした食感がおいしい。
- カルグクスまで食べると満足感がある。
特に餅については、追加してよかったという趣旨の感想が複数掲載されています。
鶏肉だけでなく、スープ、餅、麺と段階的に味わえる点が、この店の魅力になっています。
気になる口コミは価格・接客・混雑一方で、評価がすべて高いわけではありません。
DiningCodeの項目別データを見ると、価格の評価は3.7。満足42%、普通52%、不満6%です。
接客の評価は3.5で、親切37%、普通51%、不親切12%という内訳になっています。
衛生面の評価は3.2で、良い22%、普通67%、不足11%です。
この数字から分かるのは、味への評価が比較的高い一方、接客や設備面では評価にばらつきがあるということです。
また、2026年9月更新の韓国グルメ情報では、次のような利用上の注意点も整理されています。
- 週末や食事時には行列ができることがある。
- 混雑時はスタッフの対応が慌ただしく感じられる場合がある。
- 鍋を各テーブルで煮込むため、夏場は店内が暑くなりやすい。
- 追加具材や麺が別料金なので、想定より会計が高くなることがある。
この店を評価するときは、高級レストランのような接客や静かな雰囲気を期待するのではなく、東大門の市場文化に根付いた鍋料理を楽しむ店として考えると分かりやすくなります。
味の中心は、複雑な香辛料ではなく鶏だしです。
そこに餅の食感、辛味だれの刺激、カルグクスの締めが加わります。
つまり、料理の変化を自分で作りながら楽しめることが、長く支持されている理由の一つです。
【営業時間・行き方】東大門駅9番出口から徒歩約5分
店舗の基本情報| 項目 | 2026年の掲載情報 |
|---|---|
| 店名 | 陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ |
| 韓国語 | 진옥화할매원조닭한마리 |
| 住所 | ソウル特別市鍾路区鍾路40ガキル18 |
| 営業時間 | 10:30~翌1:00 |
| ラストオーダー | 23:30 |
| 電話番号 | 02-2275-9666 |
| 創業 | 1978年 |
| 最寄り駅 | 東大門駅・鍾路5街駅 |
| 駐車場 | なしとの案内 |
韓国観光公社の店舗情報と2026年9月更新の店舗案内では、営業時間は10時30分から翌1時まで、ラストオーダーは23時30分とされています。
ただし、祝日や店舗都合によって営業時間が変更される可能性があります。旧正月や秋夕(チュソク)の時期は休業情報にも注意してください。
東大門駅9番出口からの行き方最も分かりやすいアクセス方法は、地下鉄4号線の東大門駅を利用するルートです。
1. 地下鉄4号線の東大門駅で下車。
2. 9番出口から地上へ出る。
3. 東大門市場周辺の方向へ進む。
4. 東大門タッカンマリ通りに入る。
5. 韓国語の店名「진옥화할매원조닭한마리」を目印に探す。
東大門駅9番出口から徒歩約5分が目安です。
タッカンマリ通りには似た名前の店舗や、元祖を名乗る飲食店も並んでいます。初めて訪問する場合は、韓国語の店名を地図アプリに入力しておくと間違えにくくなります。
鍾路5街駅からもアクセス可能もう一つの選択肢が、地下鉄1号線の鍾路5街(チョンノオーガ)駅です。
食べログの店舗情報では、鍾路5街駅5番出口から徒歩約10分と案内されています。
東大門でショッピングをする予定があるなら東大門駅、広蔵市場など鍾路周辺を観光する予定なら鍾路5街駅を利用すると、移動計画を立てやすくなります。
なお、店舗周辺は市場の路地に位置しており、専用駐車場はないとの案内があります。旅行者には地下鉄での訪問がおすすめです。
【初めて行く人必見】注文のコツと向いている人・向いていない人
初訪問ならこの組み合わせがおすすめ初めて訪問するなら、看板料理のタッカンマリに餅とカルグクスを追加する組み合わせが分かりやすいでしょう。
餅は鍋の途中で食べ、鶏肉を楽しんだ後にカルグクスで締めることで、一つの鍋を最後まで味わえます。
辛さに不安がある人は、最初は基本のスープをそのまま楽しみ、取り皿のたれで少しずつ味を調整してください。
こんな人におすすめ- 東大門の有名な老舗グルメを体験したい人。
- 韓国の鶏料理や鍋料理が好きな人。
- 鶏のだしを生かしたシンプルな料理が好きな人。
- トックやカルグクスなど韓国の麺・餅料理を楽しみたい人。
- 友人や家族と一つの鍋を囲みたい人。
- 静かで落ち着いた高級レストランを探している人。
- 混雑や待ち時間が苦手な人。
- 夏場の暑い店内が苦手な人。
- 追加料金なしで多くの具材を食べたい人。
- 1人で大きな鍋を注文する予定の人。
特に1人での利用は、鶏一羽が基本となるため、量と料金のバランスを考えておきたいところです。
また、週末の夕食時間帯は混雑しやすいため、時間に余裕を持った訪問が向いています。
【よくある質問】チンハルメタッカンマリに関するFAQ
Q1:チンハルメタッカンマリは何年創業ですか?
1978年創業です。韓国観光公社の店舗紹介でも、東大門総合市場の食堂街で1978年に営業を開始した老舗として紹介されています。
Q2:タッカンマリの値段はいくらですか?
2026年9月時点の掲載価格では、タッカンマリ1羽33,000ウォンです。餅とカルグクスは各2,000ウォン、じゃがいもは3,000ウォンなど、追加具材には別料金がかかります。
Q3:チンハルメタッカンマリの営業時間は?
基本的には10時30分から翌1時までです。ラストオーダーは23時30分と案内されています。祝日などは変更される場合があります。
Q4:東大門駅から何分で到着しますか?
地下鉄4号線の東大門駅9番出口から徒歩約5分です。住所はソウル特別市鍾路区鍾路40ガキル18です。
Q5:タッカンマリは辛い料理ですか?
基本のスープは辛くありません。唐辛子ベースのタデギやキムチを加えることで、好みの辛さに調整できます。
Q6:餅とカルグクスは両方注文できますか?
どちらも追加できます。餅は鍋の途中で楽しみ、鶏肉を食べた後にカルグクスを入れるのがおすすめです。麺は一度だけ注文できるとの案内があるため、最初に必要な量を決めておきましょう。
Q7:予約なしでも入れますか?
店頭で順番を待って利用する方法が紹介されています。食事時や週末は混雑することがあるため、待ち時間を考慮して訪問するのがおすすめです。
まとめ:チンハルメタッカンマリは東大門で味わいたい1978年創業の老舗
チンハルメタッカンマリこと陳玉華ハルメ元祖タッカンマリは、1978年から東大門で営業を続ける韓国の老舗です。
鶏一羽を煮込んだシンプルな鍋料理を中心に、餅、じゃがいも、ねぎ、カルグクスなどを追加しながら楽しめることが魅力です。
2026年9月時点の掲載価格はタッカンマリ1羽33,000ウォン。東大門駅9番出口から徒歩約5分というアクセスの良さも、旅行者にとって利用しやすいポイントです。
一方、行列や混雑、夏場の暑さ、追加具材の料金など、訪問前に把握しておきたい点もあります。
特に初めて訪れるなら、タッカンマリに餅とカルグクスを追加し、澄んだ鶏スープから締めの麺まで順番に味わうのがおすすめです。
東大門で韓国らしい市場グルメを体験したい人にとって、1978年から続くこの店は、旅行の食事計画に加える価値のある一軒です。
主な情報確認資料
- 韓国観光公社「大韓民国 구석구석」店舗紹介:創業年、料理の特徴、若鶏、所在地。
- 韓国グルメ情報サイト「コリピン」2026年9月30日更新:価格、注文方法、食べ方、口コミの整理。
- 韓国飲食店情報サイト「DiningCode」:2026年10月時点の価格、営業時間、評価・口コミ。
- 食べログ:駅からのアクセス、営業時間、祝日の案内。
- KOREANA:東大門のタッカンマリ文化と料理の起源に関する解説。