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アルゼンチン共和国杯2026予想|登録22頭のハンデ比較と東京芝2500mの勝ち筋を徹底解剖

桐島 奈緒 桐島 奈緒 • 更新: • 公開: • 読了約 28 分
目次

2026年11月8日(日)、東京競馬場で第64回アルゼンチン共和国杯(GⅡ)が開催される。舞台は芝2500m、3歳以上のハンデキャップ競走。ジャパンカップや有馬記念を見据える実力馬と、長距離適性を武器に重賞タイトルを狙う上がり馬が激突する秋の重要な一戦だ。今回の特別登録は22頭で、フルゲートは18頭。ビザンチンドリーム、ミステリーウェイ、ファイアンクランツ、ドゥラドーレス、マイネルエンペラーなど、個性の異なる有力馬が顔をそろえた。

今回の予想で重視したいのは、単純な実績比較ではない。東京芝2500m特有のスタミナ要求度、発表されたハンデ、前走のレース内容、追い切りの動き、そして展開への対応力だ。特に59.5kgを背負うビザンチンドリームと、同舞台の目黒記念を制したファイアンクランツの比較は見逃せない。枠順確定前の段階で、注目馬、予想オッズ、過去10年のデータから馬券戦略まで整理する。

【11月8日開催】アルゼンチン共和国杯2026の登録馬22頭と最新ハンデ一覧

アルゼンチン共和国杯予想

レース概要と出走予定馬

JRAの開催情報によると、2026年のアルゼンチン共和国杯は11月8日(日)に東京競馬場で行われる第64回大会。芝2500m、3歳以上オープンのハンデキャップ競走で、発走予定時刻は15時30分となっている。

ラジオNIKKEIが11月1日に報じた特別登録馬は22頭。フルゲート18頭のため、登録段階では4頭が除外対象となっている。

登録馬22頭と負担重量

11月2日16時39分に報じられたサンケイスポーツ提供のハンデ情報では、各馬の負担重量は次のとおり。

競走馬 斤量
ウエストナウ 57.5kg
キングスコール 55.0kg
キングズパレス 57.0kg
グランヴィノス 56.0kg
ジョイボーイ 55.0kg
ショウナンラプンタ 58.0kg
ジーティーダーリン 55.0kg
ディマイザキッド 56.0kg
ドゥラドーレス 58.0kg
ビザンチンドリーム 59.5kg
ファイアンクランツ 58.0kg
ファミリータイム 56.0kg
ホーエリート 56.5kg
ホールネス 55.0kg
ボーンディスウェイ 56.0kg
マイネルエンペラー 58.5kg
マイネルカンパーナ 56.0kg
ミクニインスパイア 56.0kg
ミステリーウェイ 58.0kg
ミラージュナイト 57.0kg
メイショウゲキリン 58.0kg
レッドバンデ 57.0kg

出典:2026年11月2日付サンケイスポーツ提供ハンデ情報。

最も重い斤量を課されたのはビザンチンドリームの59.5kg。続くマイネルエンペラーが58.5kgで、ドゥラドーレス、ファイアンクランツ、ミステリーウェイなどが58kgとなった。

特にビザンチンドリームは、海外重賞での実績や天皇賞(春)2着という実力を評価された形だ。一方、4歳のファイアンクランツは58kg。5月の目黒記念を56kgで勝ったことを考えると、今回は2kg増で同じ舞台に戻ることになる。

出走可能馬と除外対象馬

11月1日時点の出走馬決定賞金順では、以下の18頭が出走可能馬として掲載されている。

ビザンチンドリーム、ホーエリート、メイショウゲキリン、ミステリーウェイ、ドゥラドーレス、ファイアンクランツ、マイネルエンペラー、ウエストナウ、ミクニインスパイア、ミラージュナイト、マイネルカンパーナ、ファミリータイム、ジーティーダーリン、キングズパレス、キングスコール、レッドバンデ、ボーンディスウェイ、ジョイボーイ。

除外対象はグランヴィノス、ショウナンラプンタ、ホールネス、ディマイザキッドの4頭。出走取消や回避などによって状況が変わる可能性は残されている。

枠順・出馬表の発表予定

JRAの案内では、出走馬情報は11月3日(火・祝)、正式な出馬表は11月5日(木)に公開予定となっている。

現段階では馬番・枠順が確定していないため、内外の有利不利を織り込んだ最終予想はまだ早い。特に東京2500mでは、最初のコーナーまでの位置取りと道中の折り合いが重要になる。

【コース適性を徹底分析】東京芝2500mで求められるスタミナと瞬発力

アルゼンチン共和国杯の展開予想

アルゼンチン共和国杯の予想で見落とせないのが、東京芝2500mという特殊な舞台設定だ。

同じ東京競馬場の芝2400mと比較しても、2500mではスタート直後の上り坂を含め、スタミナを消耗する場面が増える。直線だけの瞬発力勝負に強い馬が、そのまま2500mでも能力を発揮できるとは限らない。

東京芝2500mのコース形態

JRAのコース解説によると、東京芝2500mはスタンド前の直線途中からスタートする。芝2400mと似たスタート地点だが、ゲートが約100m手前に設定されるため、スタート直後に上り坂を走る点が異なる。

その後、1コーナーを回ってから緩やかな下りに入り、向正面後半で上り、3コーナー付近で再び下る。残り880m付近からはほぼ平坦となり、最後の直線へ向かう。

直線の長さは525.9m。ゴール前には約160m、高低差約2mの上り坂が待ち受ける。

この構造が意味するのは、単純な長距離適性だけでは足りないということだ。道中で無駄な力を使わず、最後の直線で長く脚を使える馬が優位に立ちやすい。

展開の鍵を握るのはミステリーウェイ

今回のメンバーで展開を考える際、まず注目したいのが2025年の勝ち馬ミステリーウェイだ。

2025年のアルゼンチン共和国杯では9番人気ながら勝利。東京芝2500mへの適性を実戦で証明した馬であり、今回も登録段階から注目されている。

一方、2026年10月の京都大賞典では、道中から先頭を走り続けたものの11着に敗れた。前走の内容からも、今回どのようなペースを作るのかがレース全体のポイントになる。

前方で競馬をしたい馬としてはファミリータイムも候補に挙がる。石坂調教師は、先行力を生かして自分から動いていく競馬を想定していると説明している。

したがって、序盤から先行争いが激しくなるか、それともミステリーウェイが自分のリズムで逃げるかによって、後方勢の評価は変わる。

想定される2つの展開

スローペースの場合

ミステリーウェイなど先行馬がペースを落ち着かせれば、前で折り合える馬が有利になる。直線だけの瞬発力勝負になる可能性があり、ファイアンクランツやレッドバンデのような東京で速い上がりを使える馬を評価したい。

平均以上のペースの場合

前半から各馬が動く展開なら、スタミナと持続力が問われる。マイネルエンペラーやドゥラドーレスのように長距離重賞で実績を残している馬が浮上する。

重要なのは、単純に逃げ馬を消すことではない。東京2500mは道中の位置取りと仕掛けのタイミングが結果を左右するため、展開を作る馬と展開に対応する馬を分けて評価する必要がある。

【有力馬を徹底比較】ビザンチンドリーム・ドゥラドーレス・ファイアンクランツの評価

アルゼンチン共和国杯2026の注目馬と予想オッズ

11月1日時点で公開された競馬TIMES編集部の予想オッズでは、ドゥラドーレスが6.9倍で1番人気の見込み。ファイアンクランツが7.5倍、レッドバンデが7.6倍、ミラージュナイトが7.8倍と続く。

ただし、これは実際の投票によって決まった単勝オッズではなく、編集部独自の予測値である。実際の人気とは異なる可能性がある。

主要注目馬の比較表
馬名 斤量 注目材料 評価ポイント ファイアンクランツ 58.0kg 2026年目黒記念1着 同舞台の勝利実績 ドゥラドーレス 58.0kg 重賞2着4回 実績と距離延長への期待 レッドバンデ 57.0kg 東京芝2400mで連勝実績 コース適性と成長力 ミラージュナイト 57.0kg 札幌日経賞2600m勝利 長距離適性 マイネルエンペラー 58.5kg 京都大賞典2着 持続力と重賞実績 ビザンチンドリーム 59.5kg 海外GⅡ勝利・天皇賞(春)2着 実績最上位級も斤量が課題 ミステリーウェイ 58.0kg 2025年大会優勝 コース実績と展開への影響
1. ファイアンクランツ|同じ東京芝2500mを勝った実績が強み

コース適性の最有力候補

今回の有力候補として最初に評価したいのがファイアンクランツだ。

最大の強みは、2026年5月31日の目黒記念を勝っていること。東京芝2500mという今回と同じ条件で、3番人気から勝利を収めた。

JRAの公式成績によると、目黒記念の勝ち時計は2分29秒8。直線では推定上がり33秒7を記録しており、長距離適性だけでなく、東京の長い直線で速い脚を使えることも示した。

父はドゥラメンテ、母はカラフルブラッサム、母父はハーツクライ。スタミナと持続力を補える血統構成で、芝2500mへの適性を考えるうえでも興味深い。

課題は斤量だ。目黒記念では56kgだったが、今回は58kg。2kgの増加を克服できるかが焦点になる。

それでも、今回の出走予定馬のなかで同じ舞台を勝っている事実は大きい。枠順が極端に不利にならなければ、中心視する価値がある。

2. ドゥラドーレス|重賞実績と距離延長への期待

予想オッズ6.9倍で1番人気候補となっているのがドゥラドーレス。

父ドゥラメンテ、母ロカ、母父ハービンジャーという血統。2026年11月1日時点のJBISサーチでは、国内15戦5勝、重賞で2着4回という実績が確認できる。

重賞タイトルこそまだないものの、エプソムカップ、七夕賞、オールカマー、アメリカジョッキークラブカップで2着に入った実績は評価できる。

2026年の前走は5月の新潟大賞典で4着。今回は約半年ぶりの実戦となる。

注目したいのは宮田調教師のコメントだ。去勢後も順調に調整され、以前よりも距離が延びた条件のほうが適しているとの見解が示されている。

また、1週前の調教では走りのバランスが改善しているとのこと。東京芝2500mで持続力を問われる展開になれば、浮上する可能性がある。

一方、7歳という年齢と休み明けは判断材料になる。能力だけでなく、最終追い切りと当日の気配を確認したい。

3. レッドバンデ|東京コースへの適性に注目

予想オッズ7.6倍の3番人気候補。

レッドバンデは4歳馬で、2026年10月12日の昇仙峡ステークスを東京芝2400mで勝利した。2月の箱根特別も同じ東京芝2400mで制しており、東京の中長距離で実績を積み重ねている。

大竹調教師も、東京コースは合っており、芝2500mでスタミナが求められることはプラスになるとの見解を示している。

父はキズナ。菊花賞5着、セントライト記念3着という実績もあり、距離への対応力は評価できる。

今回の57kgは上位実績馬と比べると比較的手頃な設定だ。東京芝2500mでの実績はまだないものの、2400mでの勝利を延長戦につなげられるかがポイントになる。

4. ミラージュナイト|2600mの勝利をどう評価するか

予想オッズ7.8倍の4番人気候補。

2026年7月26日の札幌日経賞では、芝2600mを勝利。長距離戦への適性を示している。

さらに5月の目黒記念では4着。今回と同じ東京芝2500mを経験していることも強みだ。

父バゴ、母ラキシス、母父ディープインパクトという血統で、芝の中長距離への適性が期待できる。

杉山調教師によると、調整は順調で、前走の勝利によって賞金を加算できたことも収穫だったという。

課題は、最後の直線で気を抜く面があること。調教師もその点を課題として挙げている。能力を最後まで発揮できるかが馬券判断のポイントだ。

5. マイネルエンペラー|京都大賞典2着の勢いを評価

今回、安定感という面で注目したいのがマイネルエンペラーだ。

2026年10月4日の京都大賞典では8番人気ながら2着。勝ち馬エコロディノスに0.1秒差まで迫った。

JRAの成績によると、道中は5番手付近で進め、直線でもしっかり伸びた。前走で重賞上位の能力を改めて証明した格好だ。

父ゴールドシップ、母マイネテレジア、母父ロージズインメイという血統も長距離戦を考えるうえで魅力的。

ただし、今回の斤量は58.5kg。前走の57kgから1.5kg増える。

6歳という年齢も過去データとの比較では強調しにくい部分だが、近走内容を考えると軽視はできない。相手候補としては十分に検討したい。

6. ビザンチンドリーム|実績は最上位級も59.5kgが課題

今回の登録馬で実績面を語るなら、ビザンチンドリームは外せない。

父エピファネイア、母ジャポニカーラ、母父ジャングルポケット。2024年のきさらぎ賞を勝ち、2025年にはサウジアラビアのレッドシーターフハンデキャップとフランスのフォワ賞も制した。

さらに2025年の天皇賞(春)では2着、凱旋門賞では5着と、海外を含む長距離重賞で存在感を示している。

ただし、2026年の宝塚記念では15着。今回の59.5kgは登録馬中トップの斤量となる。

坂口調教師は、休み明けながら仕上がりは良好で、以前より馬体のバランスに成長を感じると説明している。一方で、東京の直線の坂は課題として認識している。

芝2500mは今回が初めて。豊富な実績だけでなく、初距離とトップハンデをどう克服するかを見極めたい。

7. ミステリーウェイ|前年覇者の巻き返しはあるか

2025年のアルゼンチン共和国杯を9番人気で制したミステリーウェイ。

今回も58kgで登録されており、連覇を狙う立場になる。

父ジャスタウェイ、母ジプシーハイウェイ、母父High Chaparral。母系には欧州の中長距離血統が入っている。

2025年の勝利は、今回の東京芝2500mへの適性を示す重要な実績だ。

ただし、2026年の京都大賞典では11着、宝塚記念では16着と近走は苦戦している。8歳という年齢も考慮する必要がある。

今回の最大の役割は、展開面への影響だろう。自分のペースで運べるかどうかによって、他馬の評価まで変わってくる存在だ。

【過去10年データ】人気・年齢・枠順・ハンデから見える好走条件

アルゼンチン共和国杯の過去10年データ分析

過去の傾向は、2026年の予想を組み立てるうえで重要な判断材料となる。

競馬TIMES編集部の2016〜2025年集計によると、過去10回の出走頭数は延べ159頭。2023年は3着同着が発生しているため、3着馬は合計11頭となっている。

人気別成績

特に注目したいのが1番人気と3番人気の成績だ。

人気 勝利数 3着以内 複勝率
1番人気 3勝 7頭 70.0%
2番人気 2勝 3頭 30.0%
3番人気 2勝 7頭 70.0%
4〜5番人気 0勝 6頭 30.0%
6〜9番人気 2勝 6頭 15.0%
10番人気以下 1勝 2頭 2.9%

1番人気は複勝率70%と安定している。一方、3番人気も同じ70%で、3着以内に入る確率が高い。

ただし、勝ち馬に注目すると別の傾向が見えてくる。

2022年のブレークアップは6番人気、2024年のハヤヤッコは10番人気、2025年のミステリーウェイは9番人気だった。

つまり、上位人気を軸にしながらも、人気薄の勝ち切りまで考慮したいレースなのだ。

年齢別成績

年齢別では4歳馬が好成績を残している。

- 3歳:4頭中2勝、複勝率75.0%
- 4歳:34頭中4勝、複勝率38.2%
- 5歳:52頭中1勝、複勝率15.4%
- 6歳:37頭中1勝、複勝率8.1%
- 7歳:18頭中1勝、複勝率16.7%
- 8歳:12頭中1勝、複勝率8.3%

3歳馬は出走数が4頭しかなく、数字の振れ幅が大きい。そのため、実際の予想では4歳馬の成績を重視したい。

今回の4歳馬ではファイアンクランツ、レッドバンデ、ミラージュナイトなどが該当する。

特にファイアンクランツは、年齢データに加えて同舞台の重賞勝利実績もあるため、複数の評価材料がそろっている。

一方、ミステリーウェイのように7歳以上で勝利した馬も存在する。高齢馬だからという理由だけで機械的に評価を下げるのは危険だ。

枠順別成績

過去10年では5枠が3勝、複勝率30.0%で最も高い。

枠順 勝利数 複勝率
1枠 0 18.8%
2枠 2 27.8%
3枠 0 16.7%
4枠 1 10.5%
5枠 3 30.0%
6枠 2 15.0%
7枠 1 16.7%
8枠 1 20.8%

5枠の成績は目立つが、過去10回というサンプル数には注意したい。

また、8枠からも2020年のオーソリティが勝利している。外枠という理由だけで消す必要はない。

枠順の数字は最終的な判断材料の一つとして扱い、馬自身の能力や脚質との組み合わせを優先したい。

【追い切り・調教と血統分析】仕上がりの良さを見極めるポイント

1週前追い切りと血統から見る有力馬の状態

レースまで残り1週間となった段階では、各馬の最終調整が重要になる。

11月2日までに報じられた厩舎関係者のコメントや1週前調教情報からは、それぞれ異なる特徴が見えている。

注目馬の追い切り情報

ドゥラドーレス

宮田調教師は、去勢後も順調に調整が進み、近走で課題となっていた走りのバランスが改善していると説明している。距離延長もプラスに働く可能性がある。

ビザンチンドリーム

坂口調教師は、休み明けながら仕上がりは良く、調教を重ねるごとに状態が上向いていると説明。前走の宝塚記念については馬場が合わなかったとの見方を示している。

ファイアンクランツ

1週前調教では美浦ウッドで負荷をかけた調整が報じられている。目黒記念を制した際の舞台に戻るだけに、最終追い切りでの反応を確認したい。

マイネルエンペラー

京都大賞典からの中5週というローテーション。前走で重賞2着と好走しており、疲労を残さず状態を維持できているかが焦点になる。

ミステリーウェイ

1週前のウッド調教では、終いの動きに注目が集まっている。前年の勝ち馬だけに、最終追い切りで前走からの変化が見られるかを確認したい。

なお、1週前追い切りの時計だけで最終評価を決めるのは早い。調教コースや負荷、併せ馬の有無、当週の動きを合わせて判断する必要がある。

血統分析で注目したい5頭

今回の登録馬は、スタミナ型の血統と東京の瞬発力勝負に対応できる血統が混在している。

- ビザンチンドリーム: 父エピファネイア、母父ジャングルポケット。中長距離での実績が豊富。
- ミステリーウェイ: 父ジャスタウェイ、母父High Chaparral。持続力を求められる競馬で注目。
- ファイアンクランツ: 父ドゥラメンテ、母父ハーツクライ。東京芝2500mの勝利実績と血統の両面が魅力。
- ドゥラドーレス: 父ドゥラメンテ、母父ハービンジャー。中長距離への対応力に期待。
- マイネルエンペラー: 父ゴールドシップ、母父ロージズインメイ。スタミナと持続力を評価したい。

特にファイアンクランツとドゥラドーレスは父が同じドゥラメンテだが、母系は異なる。母父ハーツクライとハービンジャーの違いもあり、同じ血統背景だからといって適性まで同一視することはできない。

【最終予想と買い目】本命候補・相手・穴馬をどう組み合わせるか

アルゼンチン共和国杯2026の暫定予想

ここまでの実績、斤量、コース適性、近走内容を総合すると、現段階ではファイアンクランツを中心に考えたい。

ただし、正式な枠順と最終追い切りを確認する前の暫定評価であり、馬券の組み立ては当日の条件によって調整したい。

現段階の印



◎ ファイアンクランツ
本命候補

同じ東京芝2500mの目黒記念を勝った実績が最大の魅力。58kgを克服できれば連勝も視野に入る。


○ ドゥラドーレス
対抗候補

重賞2着4回の実績と距離延長への期待。休み明けの状態が鍵。

▲ レッドバンデ

東京芝2400mでの勝利実績が魅力。57kgのハンデも比較的評価しやすい。

☆ ミラージュナイト

札幌2600mの勝利と目黒記念4着を評価。長距離適性に期待。

△ マイネルエンペラー

京都大賞典2着の勢いは評価できる。58.5kgがポイント。

△ ビザンチンドリーム

実績は上位だが、59.5kgと初の芝2500mが課題。

穴 ミステリーウェイ

前年覇者。人気が落ちるなら、展開次第で押さえる価値がある。

予想オッズから考える妙味

競馬TIMES編集部の11月1日時点の予想オッズは次のとおり。

馬名 予想オッズ
ドゥラドーレス 6.9倍
ファイアンクランツ 7.5倍
レッドバンデ 7.6倍
ミラージュナイト 7.8倍
ジョイボーイ 12.1倍
ショウナンラプンタ 12.9倍
マイネルエンペラー 13.3倍
ビザンチンドリーム 25.6倍
ミステリーウェイ 72.1倍

これはあくまで予測値であり、実際の発売オッズではない。

注目したいのはビザンチンドリームとミステリーウェイだ。

ビザンチンドリームは海外重賞を含む実績から考えれば、能力だけで簡単に評価を下げられない。しかし59.5kgという斤量を考えると、人気が上がりすぎない場合でも慎重な判断が必要だ。

ミステリーウェイは前年の優勝馬。近走成績だけを見れば評価を下げたくなるが、前年の東京2500mで勝った実績は無視できない。前走のような逃げ方ではなく、自分のリズムで運べる展開になれば一変の余地がある。

おすすめの買い目の考え方

現段階で検討したいのは、ファイアンクランツとドゥラドーレスを中心に据えた3連複だ。

3連複フォーメーションの組み立て例

- 1列目:ファイアンクランツ、ドゥラドーレス
- 2列目:ファイアンクランツ、ドゥラドーレス、レッドバンデ、ミラージュナイト
- 3列目:上記4頭、マイネルエンペラー、ビザンチンドリーム、ミステリーウェイ

この組み方なら、実績上位馬を軸にしながら、コース適性の高い4歳馬や前年覇者までカバーできる。

一方、単勝で狙うならファイアンクランツの評価を高くしたい。同じ東京芝2500mの重賞を勝っているという具体的な実績があるためだ。

ドゥラドーレスは能力面で魅力的だが、休み明けの状態が判断を左右する。最終追い切りで動きが良ければ、軸としての信頼度を上げたい。

馬券を購入する際は、予想オッズではなく実際のオッズと出走確定馬を確認してから判断したい。無理に点数を広げず、予算を決めて楽しむことも大切だ。

【よくある質問】アルゼンチン共和国杯2026予想に関するFAQ

Q1:アルゼンチン共和国杯2026はいつ開催されますか?

A1:2026年11月8日(日)に東京競馬場で開催される予定です。芝2500mの3歳以上ハンデGⅡで、発走予定時刻は15時30分です。

Q2:2026年のアルゼンチン共和国杯で最も重い斤量を背負う馬は?

A2:11月2日に報じられたハンデでは、ビザンチンドリームが59.5kgで最重量です。マイネルエンペラーが58.5kgで続きます。

Q3:2026年の注目馬はどの馬ですか?

A3:ファイアンクランツ、ドゥラドーレス、レッドバンデ、ミラージュナイト、マイネルエンペラーが注目候補です。特にファイアンクランツは2026年の目黒記念で同じ東京芝2500mを勝っている点が強みです。

Q4:2025年のアルゼンチン共和国杯の勝ち馬は?

A4:ミステリーウェイです。2025年は9番人気ながら2分30秒2で優勝しました。2026年も登録しており、連覇を狙います。

Q5:枠順と正式な出馬表はいつ発表されますか?

A5:JRAの案内では、出走馬情報は11月3日、出馬表は11月5日に公開予定です。枠順確定後は、馬番と脚質、展開の組み合わせを確認が必要です。

まとめ:アルゼンチン共和国杯2026はコース適性とハンデのバランスが勝敗を分ける

2026年のアルゼンチン共和国杯は、実績馬と上がり馬が入り交じる興味深いハンデ重賞となった。

現段階で最も評価したいのは、目黒記念で東京芝2500mを制したファイアンクランツ。同舞台での勝利実績は大きな強みであり、58kgを克服できるかが最大の焦点になる。

対抗候補はドゥラドーレス。重賞での安定した実績と距離延長への期待があり、最終追い切りで状態を確認したい。

加えて、東京コースで実績を積むレッドバンデ、長距離戦で結果を残してきたミラージュナイト、京都大賞典2着のマイネルエンペラーも馬券の相手として魅力がある。

ビザンチンドリームの実績と59.5kgの負担、ミステリーウェイの連覇への挑戦も見逃せない。

最終判断で重視したいのは、次の3点だ。

1. 枠順と展開: 先行馬の並びと位置取りを確認する。
2. 最終追い切り: 1週前の時計だけでなく、当週の動きと馬体の状態を見る。
3. 斤量と実績のバランス: 過去の勝利実績だけでなく、今回の負担重量で同じパフォーマンスを発揮できるかを考える。

過去10年のデータでは1番人気と3番人気の複勝率がともに70%だった一方、直近では6番人気以下の優勝も目立つ。人気だけで判断せず、コース適性と当日の条件を組み合わせることが予想の精度を高める。

現段階の中心候補はファイアンクランツ。ドゥラドーレスを対抗に、レッドバンデ、ミラージュナイト、マイネルエンペラーを相手に据える構成が有力だ。

11月5日の正式な出馬表、枠順、そして最終追い切りによって評価が変わる可能性もある。日曜日の東京芝2500mで、ハンデを味方につけるのはどの馬なのか。前年覇者の連覇か、新たな4歳勢の台頭か。秋の長距離重賞から目が離せない。

主な参考資料:JRA公式レース情報・過去成績、ラジオNIKKEI競馬実況web、サンケイスポーツ、スポーツナビ、競馬TIMES、デイリースポーツ、JBISサーチ。

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桐島 奈緒

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