2026年のFIFAワールドカップ北中米大会では、フジテレビ系列が地上波で全10試合を生中継しました。グループステージではフランス対セネガル、ポルトガル対コンゴ民主共和国、スコットランド対モロッコなどの注目カードを放送。加えて、日本代表が決勝トーナメントに進出したことで、ベスト32の日本対ブラジルもフジテレビ系列で中継されました。
2026年11月現在、大会はすでに終了していますが、当時の放送日程を振り返ると、フジテレビの中継はグループステージ5試合と決勝トーナメント5試合で構成されていました。NHK、日本テレビとの放送範囲の違いや、DAZNによる全104試合の配信、ジョン・カビラ、小野伸二、柿谷曜一朗ら出演者の役割まで、公式発表をもとに整理します。
【2026年最新情報】フジテレビのワールドカップ放送予定と全10試合の概要

2026年大会は、アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国で開催された史上初の48チーム参加大会です。大会期間は現地時間の6月11日から7月19日まで。日本時間では6月12日に開幕し、7月20日まで熱戦が続きました。
フジテレビは2025年12月4日に地上波放送権の獲得を発表。その後、2026年5月14日に具体的な放送カードを公表しました。
特筆すべきは、フジテレビ系列が民放では2002年の日韓大会以降、7大会連続でワールドカップを中継したことです。
今回の10試合は、次のような構成でした。
- グループステージ:5試合
- 決勝トーナメント・ベスト32:3試合
- 決勝トーナメント・ベスト16:1試合
- 決勝トーナメント・ベスト8:1試合
合計10試合すべてが生中継の対象でした。
フジテレビの公式発表では、グループステージから世界的な強豪国の対戦を取り上げ、日本代表が勝ち進んだ場合には決勝トーナメントの試合も放送する編成が示されていました。
【グループステージ】フランス対セネガルなど注目5試合の放送時間
フジテレビ系列のグループステージ中継は、2026年6月17日から6月28日までの5試合でした。
以下はすべて日本時間です。放送開始時刻とキックオフ時刻は異なるため、両方を確認しておきましょう。
1. フランス対セネガル
放送日:2026年6月17日(水)
午前3:00
キックオフ:午前4:00
大会序盤の注目カードとなったのが、フランス対セネガルです。
フランスにはキリアン・エムバペ、セネガルにはサディオ・マネという世界的な選手がいます。
フランスは1998年と2018年のワールドカップ優勝国。セネガルも2002年大会でベスト8に進出した実績を持ちます。
フジテレビは、この対戦を大会の最初の中継カードに選びました。世界的なスター選手とアフリカの強豪国がぶつかる試合として、開幕直後から注目を集める編成でした。
2. ポルトガル対コンゴ民主共和国
放送日:2026年6月18日(木)
午前1:00
キックオフ:午前2:00
2試合目は、ポルトガル対コンゴ民主共和国でした。
最大の注目要点は、ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドです。
2026年大会は、ロナウドにとってキャリア終盤の大舞台。フジテレビの事前発表でも、ワールドカップ6大会連続ゴールという歴史的記録への挑戦が紹介されていました。
一方のコンゴ民主共和国は、1974年以来となる13大会ぶりの出場。久しぶりの世界最高峰の舞台で、ポルトガルにどう挑むのかが見どころでした。
3. スコットランド対モロッコ
放送日:2026年6月20日(土)
午前6:00
キックオフ:午前7:00
スコットランド対モロッコも、フジテレビが選んだ注目カードです。
スコットランドは7大会ぶりのワールドカップ出場。予選でデンマークを破り、28年ぶりの本大会出場を決めました。
対するモロッコは、2022年カタール大会でアフリカ勢として史上初のベスト4に進出したチームです。
スコット・マクトミネイやアクラフ・ハキミなど、欧州のトップレベルで活躍する選手にも注目が集まりました。
4. パナマ対クロアチア
放送日:2026年6月24日(水)
午前7:20
キックオフ:午前8:00
4試合目はパナマ対クロアチアです。
クロアチアは2018年ロシア大会で準優勝、2022年カタール大会で3位に入った強豪国。
特にルカ・モドリッチの存在は大きな見どころでした。豊富な経験とゲームを組み立てる能力を持つベテラン選手が、どのようなプレーを見せるのかが注目されました。
5. コロンビア対ポルトガル
放送日:2026年6月28日(日)
午前7:30
キックオフ:午前8:30
グループステージ最後の中継カードは、コロンビア対ポルトガルでした。
コロンビアにはルイス・ディアス、ポルトガルにはブルーノ・フェルナンデスらが所属し、攻撃面での個人能力が見どころとなる対戦です。
グループステージ第3戦は、決勝トーナメント進出を左右する重要な試合が集中する時期でもあります。
フジテレビは大会終盤にも強豪国同士の対戦を配置し、グループステージから決勝トーナメントまで継続して楽しめる編成を組みました。
【決勝トーナメント】日本対ブラジルの放送日時とベスト32の中継予定
フジテレビの中継で特に注目されたのが、日本代表の決勝トーナメント1回戦です。
日本代表はグループFを2位で突破。グループCを1位で通過したブラジルとの対戦が決まりました。
日本対ブラジルの放送日時6月30日(火)午前0:50
日本代表 vs ブラジル代表
別表記
6月29日(月)24:50
大会ラウンド
ベスト32
メインキャスター
ジョン・カビラ
メイン解説
小野伸二
メインナビゲーター
柿谷曜一朗
この2つの日付表記は、同じ放送時刻を示しています。
6月29日の深夜24時50分は、日付を翌日に切り替えた6月30日午前0時50分と同じです。番組表によって表記が異なるため、混同しないように注意が必要です。
フジテレビの2026年6月26日付公式発表では、日本がグループFを2位で通過し、ブラジルがグループCを1位で突破したことが説明されています。
加えて、ブラジルにはヴィニシウス・ジュニオールが所属し、当時の大会で4得点を挙げていたことも紹介されました。
日本にとっては、過去の決勝トーナメントで勝利を挙げられていないという課題を乗り越えるための重要な一戦でした。
フジテレビが中継した決勝トーナメント全5試合フジテレビの公式放送スケジュールに掲載された決勝トーナメントのカードは次のとおりです。
- 6月30日(火)午前0:50:日本対ブラジル(ベスト32)
- 7月1日(水)午前4:55:フランス対スウェーデン(ベスト32)
- 7月2日(木)午前0:10:イングランド対コンゴ民主共和国(ベスト32)
- 7月7日(火)午前8:10:アメリカ対ベルギー(ベスト16)
- 7月11日(土)午前2:50:スペイン対ベルギー(ベスト8)
この5試合の内訳は、ベスト32が3試合、ベスト16が1試合、準々決勝が1試合です。
グループステージだけでなく、勝ち上がりによって対戦カードが変わる決勝トーナメントでも、フジテレビは幅広い試合を担当しました。
【NHK・日本テレビ・フジテレビを比較】放送試合数とDAZNの違い
2026年大会では、複数の放送局が地上波中継を担当しました。
そのため「日本代表の試合はどの局で見られるのか」「フジテレビだけで全試合を見られるのか」と疑問に感じた人も少なくありません。
各局の公式発表を整理すると、放送範囲には明確な違いがあります。
NHKはグループステージの日本代表3試合を地上波とBSで生中継しました。
- 日本対オランダ:6月15日、NHK総合
- 日本対チュニジア:6月21日、NHK BS
- 日本対スウェーデン:6月26日、NHK総合
加えて、NHK総合ではグループステージ19試合と決勝トーナメント15試合、合計34試合を生中継しました。
注目したいのはBSP4Kです。こちらでは大会全104試合を生中継と録画で放送する体制が発表されていました。
日本テレビは15試合を生中継日本テレビ系列は、合計15試合を担当しました。
グループステージ9試合と決勝トーナメント6試合という構成で、日本代表の第2戦にあたる日本対チュニジアも放送対象でした。
日本代表戦だけでなく、オーストラリア対トルコ、ドイツ対コートジボワール、ウルグアイ対スペインなど、各国の注目カードも編成されています。
フジテレビは強豪国と日本代表の決勝トーナメントを担当フジテレビの特徴は、グループステージから強豪国のカードを選び、決勝トーナメントでも日本代表の試合を含む5試合を中継したことです。
特に日本対ブラジルは、決勝トーナメントのベスト32という重要な試合でした。
DAZNは全104試合をライブ配信地上波で見られない試合も含めて視聴したい場合、DAZNが選択肢になります。
DAZNの公式ヘルプによると、Standard Planは全104試合が視聴対象でした。ライブ配信だけでなく、フルリプレイや拡張ハイライトにも対応しています。
なお、Baseball Planは通常のStandard Planとは視聴条件が異なり、World Cup Add-Onの購入が必要と案内されていました。
つまり、DAZNに加入していれば必ず同じ条件で見られるわけではなく、契約プランの確認が必要だったということです。
【出演者一覧】ジョン・カビラ・小野伸二・柿谷曜一朗の役割
フジテレビのワールドカップ中継では、サッカー経験者と長年スポーツ番組に携わってきた出演者が組み合わされました。
中心となったのは、ジョン・カビラ、小野伸二、柿谷曜一朗の3人です。
ジョン・カビラ:メインキャスター番組のメインキャスターを担当したのがジョン・カビラです。
サッカー中継やスポーツ番組で知られる存在で、今回も試合の進行や大会全体の情報を伝える役割を担いました。
日本代表が1998年のフランス大会から8大会連続で本大会に出場した歩みにも触れ、長年サッカーを伝えてきた立場から大会への期待を語っています。
小野伸二:メイン解説メイン解説には元日本代表の小野伸二が就任しました。
小野は1998年フランス大会から3大会連続でワールドカップに出場した元日本代表選手です。
選手として世界最高峰の大会を経験しているため、試合の戦術や選手の判断、技術的な特徴を解説する役割が期待されました。
特に中盤の組み立てやボールコントロールなど、実際にプレーした経験を踏まえた分析が持ち味です。
柿谷曜一朗:メインナビゲーターメインナビゲーターには、元日本代表の柿谷曜一朗が就任しました。
2025年に現役を引退した柿谷は、選手としての経験を生かしながら、番組内で大会や日本代表の魅力を伝える立場を担当しました。
主要出演者の関係一覧| 人物 | 担当 | 番組内での役割 |
|---|---|---|
| ジョン・カビラ | メインキャスター | 番組進行・大会情報 |
| 佐久間みなみ | キャスター | 番組進行・情報伝達 |
| 小野伸二 | メイン解説 | 試合分析・戦術解説 |
| 柿谷曜一朗 | メインナビゲーター | サッカーの魅力・現地情報 |
| 中山雅史 | 解説 | 日本代表の戦いを分析 |
| 中澤佑二 | 解説 | 守備や戦術面の解説 |
6月30日の日本対ブラジル戦では、ジョン・カビラ、小野伸二、柿谷曜一朗に加え、佐久間みなみ、原田葵、中村光宏、黒瀬翔生らが出演・担当しました。
【視聴方法と注意点】地上波・BS・ネット配信の選び方
2026年大会の放送体制から分かるのは、テレビ放送とインターネット配信では、そもそもの視聴目的が異なるということです。
地上波で無料視聴したい人フジテレビ、日本テレビ、NHK総合の番組を利用する方法です。
ただし、放送局によって担当カードが違うため、特定の試合を見る場合は局名だけでなく、対戦カードと放送日時を確認する必要があります。
日本代表を中心に見たい人NHKは日本代表のグループステージ全試合を地上波とBSでカバーしていました。
決勝トーナメントでも日本代表の進出状況に合わせて放送方法が設定されていました。
日本代表を追いかけることが目的なら、NHKと民放の放送予定を組み合わせて確認する方法が有効です。
海外の強豪国を含めて全試合見たい人全104試合を見たい場合はDAZNが適しています。
フランス、ポルトガル、ブラジルなど、地上波で放送されない試合も含めて視聴できることが大きな特徴でした。
間違えやすい3つのポイント1. フジテレビが日本代表のグループステージ全試合を放送したわけではない
グループステージの日本代表戦は、NHK総合と日本テレビ、NHK BSが担当していました。フジテレビは決勝トーナメントの日本対ブラジルを中継しています。
2. 放送開始時刻とキックオフ時刻は異なる
例えばフランス対セネガルは午前3時から放送開始、午前4時キックオフでした。放送予定を確認するときは、この違いが重要です。
3. 6月29日24時50分と6月30日0時50分は同じ時刻
日本対ブラジルの放送日時は、番組表によって日付の表記が異なる場合があります。深夜番組では特に注意したいポイントです。
【ワールドカップ放送予定フジテレビ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年ワールドカップでフジテレビは何試合放送しましたか?
フジテレビ系列では合計10試合を地上波生中継しました。内訳はグループステージ5試合、決勝トーナメント5試合です。
Q2:日本対ブラジルは何時から放送されましたか?
2026年6月30日(火)午前0時50分からです。6月29日(月)24時50分という表記もありますが、同じ時刻を意味します。
Q3:フランス対セネガルは何時からでしたか?
2026年6月17日(水)午前3時から放送され、午前4時にキックオフしました。
Q4:ポルトガル対コンゴ民主共和国はどこで見られましたか?
フジテレビ系列で2026年6月18日(木)午前1時から生中継されました。キックオフは午前2時でした。
Q5:フジテレビだけでワールドカップ全試合を視聴できましたか?
いいえ。フジテレビ系列の地上波中継は10試合でした。全104試合を視聴する場合はDAZNの対象プランやNHKのBSP4Kなどが選択肢でした。
Q6:NHKと日本テレビは何試合を放送しましたか?
NHKは地上波で34試合、日本テレビ系列は15試合を生中継しました。NHKはBSP4Kで大会全104試合も放送しています。
Q7:フジテレビのワールドカップ中継には誰が出演しましたか?
主な出演者は、メインキャスターのジョン・カビラ、メイン解説の小野伸二、メインナビゲーターの柿谷曜一朗、キャスターの佐久間みなみです。
まとめ:フジテレビの2026年ワールドカップ中継を振り返る
2026年FIFAワールドカップでフジテレビ系列が担当したのは、地上波の合計10試合でした。
グループステージでは、フランス対セネガル、ポルトガル対コンゴ民主共和国、スコットランド対モロッコ、パナマ対クロアチア、コロンビア対ポルトガルという5つの注目カードを放送。
決勝トーナメントでは、日本対ブラジルを含む5試合を生中継しました。
特に日本対ブラジルは、6月30日午前0時50分からの放送で、今大会のフジテレビ中継を象徴するカードの一つとなりました。
放送局ごとの役割を整理すると、次のようになります。
- フジテレビ: 強豪国の注目カードと決勝トーナメントを楽しみたい人向け。
- NHK: 日本代表の試合や主要な大会日程を幅広く追いたい人向け。
- 日本テレビ: 日本対チュニジアを含む独自の15試合を楽しみたい人向け。
- DAZN: 地上波の放送対象外も含めて全104試合を視聴したい人向け。
今回の大会で注目したいのは、地上波各局が限られた放送枠の中で独自のカードを編成し、DAZNが全試合をカバーするという視聴環境が成立したことです。
ワールドカップを楽しむうえでは、放送局の知名度だけでなく、見たい試合がどの局で放送されるのか、ライブ配信と見逃し配信のどちらが必要なのかを基準に視聴方法を選ぶことが大切です。
2026年大会のフジテレビ中継は、世界の強豪国と日本代表の挑戦を地上波で楽しめる、10試合の充実したラインアップとなりました。