2026年のFIFAワールドカップは、アメリカ・カナダ・メキシコの北中米3か国で開催され、日本時間の2026年7月20日に決勝を迎えて幕を閉じました。今大会は参加国が48か国に拡大し、全104試合が行われた史上最大規模の大会です。日本国内ではNHK、日本テレビ系列、フジテレビ系列が地上波中継を担当し、合計59試合を生中継しました。
特に注目されたのが、日本代表戦のテレビ放送局、NHKの放送日程、民放各局の中継カード、そして全104試合を配信したDAZNとの違いです。大会前に発表された放送予定と実際の中継内容を整理し、無料視聴の仕組みや北米との時差も含めて振り返ります。
【2026年最新】ワールドカップの地上波放送は全59試合!NHK・日テレ・フジの内訳

2026年大会の日本国内における地上波テレビ中継は、NHK、日本テレビ系列、フジテレビ系列の3つの放送網が担当しました。
各局の放送枠を合計すると59試合です。
| 放送局 | 地上波中継数 | 主な担当試合 |
|---|---|---|
| NHK総合・Eテレ | 34試合 | 開幕戦、日本代表戦、決勝、3位決定戦など |
| 日本テレビ系列 | 15試合 | 日本対チュニジア、準決勝など |
| フジテレビ系列 | 10試合 | 日本対ブラジル、強豪国同士の対戦など |
| 合計 | 59試合 | 全104試合のうち地上波で生中継された試合 |
特にNHKは、1次リーグ19試合と決勝トーナメント15試合の計34試合を地上波で生中継しました。
日本テレビはグループステージ9試合と決勝トーナメント6試合、フジテレビはグループステージ5試合と決勝トーナメント5試合という構成です。
この内訳はNHKの公式発表、日本テレビの放送予定、フジテレビの中継カード発表に基づいています。
ワールドカップ2026・地上波全59試合放送一覧以下は各局が発表した日本時間の日付と中継対象カードをまとめた一覧です。
※大会終了後の放送記録として整理。NHKの中継枠にはEテレも含みます。
NHKの1次リーグ19試合と決勝トーナメント15試合については、同局の2026年6月8日および6月29日の発表に記載されています。日本テレビとフジテレビのカードも、それぞれの公式発表で確認できます。
【日本代表戦】テレビ放送予定とキックオフ時間を日本時間で確認
日本代表のグループステージはグループFに入り、オランダ、チュニジア、スウェーデンと対戦しました。
3試合の地上波・BS放送は次のとおりです。
日本代表グループステージ3試合- 6月15日(月)午前5時:日本 vs オランダ
- 放送:NHK総合
- 配信:DAZN
- 6月21日(日)午後1時:日本 vs チュニジア
- 放送:日本テレビ系、NHK BS
- 配信:DAZN
- 6月26日(金)午前8時:日本 vs スウェーデン
- 放送:NHK総合
- 配信:DAZN
いずれもキックオフ時刻は日本時間です。日本サッカー協会(JFA)の公式放送情報でも、この3試合の放送局が案内されていました。
日本代表が決勝トーナメントに進出した場合の放送グループステージ終了後のラウンド32では、日本とブラジルの対戦が実現しました。
この試合は日本時間6月30日に行われ、フジテレビ系列が地上波で生中継。NHK BSでも放送されました。
NHKは決勝トーナメントにおける日本代表戦について、1回戦をBSで生中継し、2回戦以降は地上波で中継する方針を発表していました。
ここで押さえたいのは、日本代表戦の放送局は大会の進行段階によって変わるという点です。
グループステージだけを見て「日本戦はNHK」と判断すると、民放が担当する試合を見落とす可能性があります。
【テレビ局別】NHK・日本テレビ・フジテレビの中継体制はどう違った?
今回のワールドカップでは、各局が異なる役割を担いました。
NHK:開幕戦から決勝まで幅広く中継NHKは地上波34試合を担当し、開幕戦や決勝を含む重要カードを放送しました。
特に大きな特徴は、地上波だけでなくBSとBSP4Kを活用したことです。
NHK BSプレミアム4Kでは、全104試合を生中継と録画放送でカバーする計画が発表されました。
また、NHK総合で中継した34試合と大会期間中のハイライト番組は、NHK ONEでも同時・見逃し配信の対象でした。
日本テレビ:日本対チュニジアと準決勝が注目カード日本テレビ系列は15試合を生中継しました。
グループステージでは日本代表の第2戦にあたる日本対チュニジアを担当。ほかにもドイツ対コートジボワール、ウルグアイ対スペインなどを放送しました。
決勝トーナメントでは、準決勝のフランス対スペインも担当しています。
同局は日本代表戦の放送だけでなく、強豪国同士の試合を取り上げる編成を組んでいた点が特徴です。
フジテレビ:日本対ブラジルを含む10試合フジテレビ系列は10試合を生中継しました。
グループステージではフランス対セネガル、ポルトガル対コンゴ民主共和国、スコットランド対モロッコなどを担当。
決勝トーナメントでは、日本対ブラジル、フランス対スウェーデン、イングランド対コンゴ民主共和国などを中継しました。
また、番組出演者にはジョン・カビラ、佐久間みなみ、小野伸二、柿谷曜一朗らが起用されました。
日本代表OBによる解説とスポーツ番組制作のノウハウを生かした中継体制も注目されたポイントです。
【DAZNライブ配信】全104試合の視聴方法と無料視聴の仕組み
地上波59試合に対して、DAZNは日本国内で全104試合の配信権を獲得しました。
つまり、地上波で放送されない試合も含めて、すべての試合をライブで視聴できる配信サービスとして展開されたのがDAZNです。
DAZNで全試合を見る方法大会期間中の基本的な視聴方法は次のとおりでした。
1. DAZNのアカウントを作成する。
2. 対応するスマートフォン、タブレット、パソコン、テレビなどにDAZNアプリを用意する。
3. 視聴対象となる契約プランに加入する。
4. 大会ページから希望する試合を選択する。
DAZNの公式ヘルプでは、スタンダードプランは全104試合が視聴対象と案内されていました。
一方、野球専用プランはそのままでは対象外で、ワールドカップ用の追加オプションが必要となる仕組みでした。
日本代表戦は無料でライブ配信された今回の大きな特徴は、日本代表の試合がDAZNで無料ライブ配信されたことです。
DAZNは2025年12月4日の公式発表で、全104試合の配信権獲得と、日本代表戦全試合の無料ライブ配信を公表しました。
DAZNの公式ヘルプでも、有効な有料サブスクリプションがない会員について、日本代表戦は無料で視聴できると案内されています。
つまり、大会期間中は次のような使い分けができました。
- 日本代表戦だけ見たい人:DAZNの無料視聴を利用。
- 海外の強豪国も含めて全試合見たい人:DAZNスタンダードなど対象プランを利用。
- 地上波中心で観戦したい人:NHK、日本テレビ、フジテレビを利用。
ただし、無料視聴できるのは日本代表戦が中心であり、全104試合が無条件で無料だったわけではありません。
なお、2026年11月現在、大会はすでに終了しています。現在のDAZNでは見逃し配信・アーカイブの提供状況や契約プランによって視聴条件が異なるため、ライブ配信と同じ条件で視聴できるとは限りません。
【北米との時差】ワールドカップのキックオフ時間が日本で早朝になる理由
2026年大会のテレビ観戦で、多くの日本の視聴者が気にしたのが北米との時差です。
開催国はアメリカ、カナダ、メキシコの3か国。16都市にまたがって試合が行われたため、会場によって時差が異なりました。
日本との時差は開催地によっておおむね13~16時間あります。
日本時間と現地時間の違い| 開催地の時間帯 | 日本との時差 |
|---|---|
| アメリカ東部時間 | 13時間 |
| アメリカ中部時間 | 14時間 |
| アメリカ山岳部時間 | 15時間 |
| アメリカ太平洋時間 | 16時間 |
例えば、現地で午後の試合が開催される場合、日本では翌日の早朝になることがあります。
このため、2026年大会の日本代表戦も午前5時、午前8時、午後1時と、試合によって視聴しやすさに違いがありました。
深夜・早朝の試合は録画や見逃し配信が便利リアルタイム観戦が難しい場合には、次の方法が有効でした。
- NHKの地上波中継:NHK ONEの見逃し配信。
- DAZN:試合のフルリプレイやハイライト。
- NHK BSP4K:試合によって生中継または録画放送。
特にDAZNは全104試合の見逃し配信にも対応し、リアルタイムで視聴できなかった試合を後から振り返る手段として活用されました。
【プロの結論】地上波とネット配信は目的に応じて使い分ける
2026年大会の放送体制から見えてくるのは、地上波とネット配信が単純な競争関係ではなかったことです。
それぞれに異なる強みがあり、観戦スタイルによって適したサービスが変わります。
地上波・BS・ネット配信の比較地上波テレビ
NHK、日本テレビ、フジテレビの計59試合を放送。テレビをつけるだけで観戦できる手軽さが最大の利点です。
ただし、全104試合を網羅しているわけではありません。
NHK BSプレミアム4K
大会全104試合を生中継と録画で放送する体制でした。高精細映像で試合を楽しみたい人に適した選択肢です。
ただし、全試合がリアルタイムの生中継ではない点には注意が必要です。
DAZN
全104試合のライブ配信に対応し、日本代表戦は無料配信。海外の試合も含めて幅広く観戦したい人に適していました。
スマートフォンやタブレットでも視聴できるため、テレビの前にいられない人にも便利なサービスです。
よくある誤解と正しい情報- 誤解1:地上波だけで全104試合を見られる。
正しくは59試合です。残りの試合はDAZNやNHK BSプレミアム4Kなどが視聴手段でした。
- 誤解2:DAZNは全試合無料だった。
日本代表戦は無料でしたが、全試合を視聴するには対象の有料プランなどが必要でした。
- 誤解3:NHKのBS放送と地上波は同じ。
NHK総合、NHK BS、NHK BSプレミアム4Kは別の放送区分です。対象試合や放送方式も異なります。
- 誤解4:TVerなどの民放系サービスで全試合を見られる。
民放の地上波放送とインターネット配信は別の権利・サービスです。地上波の中継予定だけでネット配信まで判断することはできません。
観戦スタイル別のおすすめ| 観戦スタイル | 適した視聴方法 |
|---|---|
| 日本代表戦を中心に見たい | 地上波・DAZNの無料配信 |
| 海外の強豪国も見たい | DAZN |
| テレビの大画面で観戦したい | 地上波・BS |
| 高画質で幅広い試合を見たい | NHK BSP4K |
| 見逃し配信を活用したい | NHK ONE・DAZN |
今回の放送体制で最も重要なのは、地上波59試合という数字と、全104試合を視聴できる配信サービスの違いを理解することです。
テレビ放送の有無だけで判断せず、視聴したい試合、利用できる端末、無料視聴の対象範囲を確認することが、ワールドカップを楽しむうえでの基本になります。
【ワールドカップ放送地上波】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ワールドカップ2026は地上波で全試合放送されましたか?
地上波で生中継されたのは全104試合中59試合です。NHKが34試合、日本テレビ系列が15試合、フジテレビ系列が10試合を担当しました。
Q2:日本代表戦はどのテレビ局で放送されましたか?
グループステージでは、日本対オランダと日本対スウェーデンをNHK総合、日本対チュニジアを日本テレビ系列が担当しました。決勝トーナメント1回戦の日本対ブラジルはフジテレビ系列で生中継されました。
Q3:ワールドカップ2026はDAZNで無料視聴できましたか?
日本代表戦は無料ライブ配信の対象でした。一方、全104試合を視聴するには対象の有料プランなどが必要でした。なお、大会は2026年7月に終了しているため、現在はライブ視聴ではなくアーカイブの提供状況を確認する必要があります。
まとめ:ワールドカップ2026の地上波放送と今後の視聴方法
2026年のFIFAワールドカップは、NHK、日本テレビ、フジテレビの3系列によって地上波59試合が生中継されました。
NHKは34試合、日本テレビは15試合、フジテレビは10試合という内訳です。
日本代表のグループステージ3試合もすべてテレビ中継され、さらにDAZNでは全104試合のライブ配信と日本代表戦の無料配信が実施されました。
今回の大会は、地上波テレビの幅広い視聴環境と、ネット配信による全試合カバーという2つの仕組みが共存した大会でもありました。
次回のワールドカップや国際大会を観戦する際も、放送局の発表だけでなく、BS放送、ネット配信、無料視聴の条件まで確認することが大切です。
放送権や配信条件は大会ごとに変わります。日本代表戦を確実に楽しむためにも、JFAや各放送局、配信サービスの公式発表を基準に情報を確認していきましょう。