2026年10月31日現在、女子バレーボール日本代表はフェルハト・アクバシュ監督のもと、新たな世代の選手を加えながらチーム強化を進めている。日本バレーボール協会(JVA)が4月15日に発表した2026年度の女子日本代表登録メンバーは、初選出14人を含む37人。石川真佑、和田由紀子、佐藤淑乃、関菜々巳ら実績のある選手に加え、高校生を含む若手選手も名を連ねた。
2026年シーズンは、ネーションズリーグ7位、女子アジア選手権3位、愛知・名古屋アジア競技大会2位という結果に終わった。大会ごとに登録選手が変わるため、「日本代表の最新メンバーは誰なのか」「37人と実際の出場選手はどう違うのか」と疑問を持つ人も多い。ここでは、最新の代表登録情報、主要大会の12人編成、注目選手、ネットの反応、話題になった騒動の経緯まで整理する。
【最新情報】2026年の日本バレー女子メンバーは37人!監督と代表選考の全体像

2026年度の女子日本代表は、従来の主力を残しながら若手を積極的に招集する編成となった。
日本バレーボール協会は2026年4月15日、女子日本代表の登録メンバー37人を発表。監督はトルコ出身のフェルハト・アクバシュ氏で、初選出14人という大幅な新陳代謝が特徴だ。
2026年度の代表監督はフェルハト・アクバシュ2026年度女子日本代表監督。選手の招集とチーム編成を担い、ネーションズリーグやアジア選手権、アジア競技大会に向けた強化を指揮した。
JVAの発表によると、37人は年間を通じた強化活動の登録対象であり、全員が同じ大会に出場するわけではない。大会ごとに選抜された選手が合宿や国際大会に参加する仕組みだ。
この点が、検索結果やニュース記事によってメンバー数が異なる大きな理由となっている。
2026年度の代表選考で注目されたポイント今回の選考で目立ったのは、次の3点だ。
- 若手の積極登用: 初選出14人を含む37人の編成。
- 高校生世代の招集: 忠願寺莉桜、山下裕子、大雲舞子、小林天音らが登録された。
- 海外経験の活用: イタリア、トルコ、フランス、アメリカなど海外クラブに所属する選手も選ばれた。
ベテランと若手を組み合わせることで、短期的な大会成績だけでなく、2028年ロサンゼルス五輪を見据えた選手層の拡充も意識した構成になっている。
【完全一覧】2026年度女子日本代表37人をポジション別に紹介
2026年度の登録メンバー37人をポジション別に整理した。
| ポジション | 人数 | 選手名 |
|---|---|---|
| アウトサイドヒッター | 14人 | 和田由紀子、石川真佑、佐藤淑乃、鴫原ひなた、川添美優、宮部愛芽世、廣田あい、北窓絢音、大森咲愛、大友美空、佐藤彩夏、志摩美古都、忠願寺莉桜、大雲舞子 |
| ミドルブロッカー | 10人 | 荒木彩花、島村春世、山田二千華、山口真季、宮部藍梨、本田凜、井上未唯奈、馬場柚希、甲萌香、山下裕子 |
| セッター | 8人 | 関菜々巳、栄絵里香、中川つかさ、塩出仁美、花岡千聡、松井珠己、二宮みずき、小林天音 |
| リベロ | 5人 | 小島満菜美、岩澤実育、福留慧美、西崎愛菜、西村弥菜美 |
| 合計 | 37人 | 2026年度登録メンバー |
※選手名はJVAの2026年度登録ページの掲載内容に基づく。同ページでは「大友美空」と掲載されている一方、VNLやアジア大会の大会別登録、JOCの選手情報では同じ生年月日・身長の選手が「秋本美空」と掲載されている。大会別の選手一覧では秋本美空の表記が使用されている。
ポジションごとの役割と注目点アウトサイドヒッター(OH)
攻撃と守備の両方を担うポジション。スパイクだけでなく、相手のサーブを受けるレシーブ力も求められる。
石川真佑、和田由紀子、佐藤淑乃など、攻撃の中心となる選手が集まっている。
ミドルブロッカー(MB)
ネット際でのブロックとクイック攻撃を担当する。山田二千華、荒木彩花、宮部藍梨らが代表的な選手だ。
セッター(S)
攻撃の組み立てを担当する司令塔。関菜々巳、栄絵里香、中川つかさなどが登録されている。
リベロ(L)
守備専門のポジションで、相手のスパイクやサーブへの対応が重要になる。小島満菜美、福留慧美、西崎愛菜らが選ばれた。
37人という人数だけでなく、各ポジションに複数の選択肢を用意している点が2026年度の編成の特徴だ。
【大会別メンバー】アジア大会に出場した女子日本代表12人と背番号
年間登録37人と、実際に大会へ出場するメンバーは別だ。
2026年7月31日、日本バレーボール協会は第20回アジア競技大会(愛知・名古屋2026)の女子日本代表12人を発表した。主将にはセッターの関菜々巳が選ばれた。
| 背番号 | 選手名 | ポジション | 身長 |
|---|---|---|---|
| 1 | 和田由紀子 | OH | 175cm |
| 5 | 佐藤淑乃 | OH | 178cm |
| 6 | 関菜々巳 | S | 171cm |
| 11 | 山田二千華 | MB | 184cm |
| 13 | 山口真季 | MB | 176cm |
| 14 | 塩出仁美 | S | 174cm |
| 16 | 鴫原ひなた | OH | 175cm |
| 18 | 西崎愛菜 | L | 158cm |
| 21 | 廣田あい | OH | 176cm |
| 22 | 北窓絢音 | OH | 183cm |
| 23 | 井上未唯奈 | MB | 180cm |
| 26 | 秋本美空 | OH | 185cm |
出典:日本バレーボール協会・第20回アジア競技大会2026公式登録メンバー。
注目選手① 石川真佑ポジション:アウトサイドヒッター
所属:エジザジュバシュ(トルコ)
石川真佑は日本女子バレーを代表するアタッカーの一人。国際経験を持ち、攻撃だけでなくレシーブでもチームを支える存在だ。
2026年度の代表登録メンバーにも選ばれ、シーズンを通して日本代表の中心選手として注目された。
注目選手② 和田由紀子ポジション:アウトサイドヒッター
所属:UYBAバレー・ブスト・アルシーツィオ(イタリア)
攻撃力に加えて、サーブでも存在感を発揮する選手。2026年の国際大会でも日本の得点源として起用された。
注目選手③ 佐藤淑乃ポジション:アウトサイドヒッター
所属:ヴェロ・バレー・ミラノ(イタリア)
攻撃面で期待される若手の一人。2026年には代表シーズンを振り返り、自身の成長への意欲をSNSでも発信した。アジア大会後には選手への誹謗中傷についても言及している。
注目選手④ 関菜々巳ポジション:セッター
所属:UYBAバレー・ブスト・アルシーツィオ(イタリア)
2026年アジア大会では主将を務めた。セッターとして攻撃のテンポを作り、各アタッカーの持ち味を生かす役割を担う。
注目選手⑤ 秋本美空ポジション:アウトサイドヒッター
身長:185cm
所属:UYBAバレー・ブスト・アルシーツィオ(イタリア)
2006年生まれの若手アタッカー。ドイツリーグでの経験を経て、2026~27年シーズンはイタリアリーグに挑戦した。
関菜々巳、和田由紀子と同じクラブに所属することも話題となった。国際経験を積みながら、次世代の日本代表を担う存在として期待されている。
【2026年の成績】VNL・アジア選手権・アジア大会の経緯を解説
2026年の女子日本代表を理解するには、3つの主要大会を時系列で見る必要がある。
7月:ネーションズリーグは7位2026年のネーションズリーグ(VNL)で、日本は予選ラウンドを戦い、決勝ラウンドに進出した。
しかし、7月22日の準々決勝でブラジルに1-3で敗れ、最終順位は7位となった。
強豪国との対戦を通じて、攻撃の決定力やブロックへの対応など、世界トップレベルで勝ち抜くための課題も浮かび上がった。
8月:女子アジア選手権は銅メダル2026年8月30日、中国・天津で開催された女子アジア選手権の3位決定戦で、日本はイランに3-0で勝利した。
一方、前日の準決勝ではタイに1-3で敗れている。
この大会では優勝チームに2028年ロサンゼルス五輪の出場権が与えられていたため、日本は直接出場権を獲得できなかった。
ただし、3位となったことで2027年ワールドカップへの出場権を確保した。
9月:愛知・名古屋アジア大会は銀メダル地元開催となった第20回アジア競技大会では、日本は決勝まで進出した。
主な試合結果は以下の通り。
- 9月18日:インドネシアに3-1で勝利
- 9月20日:チャイニーズタイペイに3-0で勝利
- 9月21日:韓国に3-0で勝利
- 9月22日:中国に0-3で敗戦
決勝では中国に19-25、20-25、23-25で敗れたものの、最終順位は2位。日本は銀メダルを獲得した。
2026年の主要大会を比較| 大会 | 開催時期 | 日本の結果 |
|---|---|---|
| ネーションズリーグ | 7月 | 7位 |
| 女子アジア選手権 | 8月 | 3位・銅メダル |
| アジア競技大会 | 9月 | 2位・銀メダル |
3大会の結果から見えてくるのは、日本がアジアの強豪国と互角に戦える力を持ちながら、世界大会で優勝を争うには、さらに安定したプレーが必要だということだ。
【ネットの反応・炎上】女子メンバーをめぐる批判と噂の真相
2026年の女子日本代表は、選手選考や大会結果をめぐって多くの関心を集めた。一方で、SNS上の批判や誤情報の拡散も問題となった。
37人の発表では選考をめぐるさまざまな声4月15日の代表登録メンバー発表後、ネット上では新たに選ばれた選手への期待と、登録されなかった選手を惜しむ声が見られた。
特に話題となったのは、パリ五輪代表経験者の林琴奈や岩崎こよみ、黒後愛らの名前が37人の登録一覧に見当たらなかったことだ。
一部のファンからは、選出されなかった理由や今後の代表復帰を気にする声が上がった。
ただし、年度登録メンバーに含まれないことと、現役引退や代表引退は同じ意味ではない。 選考結果だけから選手本人の意向や今後の活動を決めつけることはできない。
8月の敗戦後は厳しい意見も女子アジア選手権では、日本が準決勝でタイに敗れたことを受け、ネット上でプレー内容への批判が広がった。
日刊スポーツが9月1日に報じた内容では、サーブミスの多さや攻撃のコンビネーションを課題とする意見が紹介される一方、来年のワールドカップでの巻き返しを期待する声も取り上げられた。
勝敗に対する厳しい意見と、選手個人を傷つける言葉は区別する必要がある。
9月25日、JVAが誹謗中傷に関する声明を発表アジア大会で銀メダルを獲得した後も、選手に対する心ない言葉が問題になった。
9月24日には佐藤淑乃が自身のSNSで、代表メンバーに対して選手を否定したり、必要以上に傷つけたりするメッセージが届いていたことを明らかにした。
翌25日、日本バレーボール協会は「選手への誹謗中傷に関するお願い」と題した声明を発表した。
協会は、競技やチームに対する率直な意見と、選手個人への誹謗中傷を区別し、選手が安心して競技に取り組める環境づくりへの協力を呼びかけた。
竹下佳江の発言をめぐる騒動は何だったのか元女子日本代表のセッター。現役時代には日本代表の司令塔として活躍した。
2026年10月19日、竹下佳江がSNSについて自身の考えを投稿したことがニュースになった。
日刊スポーツによると、竹下はThreadsで、SNSには良い面と怖い面があり、自分が言っていないことまで他人のイメージによって広がってしまうことへの懸念を示した。
背景には、竹下が女子日本代表に苦言を呈したかのように受け取られる投稿がSNS上で拡散されていたことがある。
しかし、竹下本人の投稿で問題にされていたのは、発言が本人の意図と異なる形で広まる状況だった。代表への批判として流通する情報を、そのまま本人の発言と受け取るのは危険だ。
日刊スポーツの記事でも、ネット上には発言の出典を疑問視する声があったと紹介されている。
この一件は、女子バレーのニュースを追う際に、SNS上の切り抜きや伝聞だけで判断しないことの重要性を示している。
【今後の展望】2027年女子ワールドカップと日本代表の課題
2026年の代表活動を終えた女子日本代表にとって、次の大きな目標となるのが2027年女子ワールドカップだ。
日本はF組でロシア・アルゼンチン・ブルガリアと対戦2026年10月27日、日本バレーボール協会は2027年FIVB女子ワールドカップの組み合わせを発表した。
日本はF組に入り、以下の3か国と同じグループとなった。
- 日本
- ロシア
- アルゼンチン
- ブルガリア
大会には32チームが参加し、8組に分かれて予選ラウンドを戦う。各組の上位2チームがラウンド16へ進出する。
加えて、ロサンゼルス五輪の出場権をまだ獲得していないチームのうち、大会上位3チームに五輪出場権が与えられる予定だ。
今後の注目要点は3つ1. 若手選手の成長
秋本美空、北窓絢音、井上未唯奈らの成長は、今後の代表編成を考えるうえで重要になる。
2. 海外リーグでの経験
石川真佑、関菜々巳、和田由紀子、佐藤淑乃ら海外クラブでプレーする選手が、国際舞台でどのような経験を持ち帰るかも注目される。
3. チーム全体の安定感
アジア選手権ではタイに敗れ、VNLではブラジルに敗れた。強豪国との対戦で、サーブ、ブロック、攻撃の連係をどこまで安定させられるかが課題となる。
なお、2027年ワールドカップの組み合わせ決定と、実際に出場する女子日本代表メンバーの決定は別の段階だ。2026年度の37人がそのまま出場するわけではない。
【よくある質問】日本バレー女子メンバーに関するFAQ
Q1:2026年の女子日本代表メンバーは何人ですか?
A1:2026年度の年間登録メンバーは37人です。初選出14人を含む構成で、監督はフェルハト・アクバシュ氏です。
Q2:2026年の女子日本代表の主将は誰ですか?
A2:大会ごとに確認する必要があります。2026年のアジア競技大会では関菜々巳が主将を務めました。ネーションズリーグでは石川真佑が主将として紹介されています。
Q3:石川真佑は2026年も日本代表ですか?
A3:はい。2026年度の女子日本代表登録メンバーに選ばれています。所属はトルコのエジザジュバシュです。
Q4:秋本美空は2026年の日本代表メンバーですか?
A4:はい。2026年のVNLやアジア競技大会の大会別登録メンバーに選ばれています。身長185cmのアウトサイドヒッターです。
Q5:2026年の女子日本代表は優勝しましたか?
A5:主要大会では、VNL7位、女子アジア選手権3位、アジア競技大会2位でした。アジア競技大会では銀メダルを獲得しています。
Q6:2026年の女子日本代表に炎上や不祥事はありましたか?
A6:大会結果や選手選考への批判に加え、選手への誹謗中傷が問題になりました。9月25日にはJVAが公式声明を発表しています。また、竹下佳江の発言をめぐって、本人の意図と異なる情報がSNS上で広がったことも報じられました。
Q7:次の大きな国際大会は何ですか?
A7:2027年の女子ワールドカップです。日本はF組でロシア、アルゼンチン、ブルガリアと対戦する組み合わせになっています。
まとめ:2026年の日本バレー女子メンバーは世代交代と世界への挑戦が焦点
2026年の女子日本代表は、37人の年間登録メンバーを軸に、若手と経験豊富な選手を組み合わせたチーム編成となった。
石川真佑、和田由紀子、佐藤淑乃、関菜々巳といった中心選手に加え、秋本美空や北窓絢音など次世代を担う選手の存在も大きい。
2026年シーズンの主な成績はVNL7位、アジア選手権3位、アジア競技大会銀メダル。優勝には届かなかったものの、次の国際大会へ向けた経験と課題を得たシーズンだった。
10月27日に発表された2027年女子ワールドカップの組み合わせも、今後のニュースを追ううえで重要な情報となる。
日本バレー女子メンバーの最新情報を確認するときは、年間登録メンバー、大会別の出場メンバー、実際の試合出場選手を分けて見ることが大切だ。SNSの噂や発言の切り抜きではなく、JVAの公式発表や大会結果、本人の発信を基準にすれば、選考の経緯やチームの現状をより正確に理解できる。
2027年ワールドカップ、そして2028年ロサンゼルス五輪へ。新旧の選手が融合する女子日本代表が、次の舞台でどのようなチームを作り上げるのか注目したい。