2026年のワールドシリーズは、ミルウォーキー・ブルワーズとタンパベイ・レイズの対戦となった。結果はブルワーズの4勝1敗。第4戦こそレイズが延長12回の末に勝利したものの、最終第5戦をブルワーズが制し、球団史上初のワールドシリーズ制覇を成し遂げた。
2026年ワールドシリーズ全試合のスコア| 日付 | 試合結果 | シリーズ状況 |
|---|---|---|
| 10月23日 | MIL 3-2 TB | ブルワーズ1勝0敗 |
| 10月24日 | MIL 5-4 TB | ブルワーズ2勝0敗 |
| 10月26日 | MIL 10-1 TB | ブルワーズ3勝0敗 |
| 10月27日 | TB 4-3 MIL(延長12回) | ブルワーズ3勝1敗 |
| 10月28日 | MIL 4-1 TB | ブルワーズ4勝1敗・優勝 |
出典:MLB公式の2026年ポストシーズン最終結果。
注目されたのは第3戦だ。ブルワーズは10-1と大差をつけ、シリーズ制覇に王手をかけた。第4戦ではレイズが延長12回の接戦をものにして意地を見せたが、第5戦で再びブルワーズが主導権を握った。
ワールドシリーズMVPはウィリアム・コントレラスがシリーズMVPに選ばれた。
CBS Sportsの報道によると、コントレラスは5試合で21打数8安打、打率.381、4打点を記録。捕手としてもABS(自動ボール・ストライク判定)へのチャレンジや盗塁阻止で貢献した。
ブルワーズの優勝は単に打線の得点力だけで説明できない。捕手による投手陣のリード、救援陣の継投、勝負どころでの得点といった複数の要素が結び付いた結果だった。
【日付別MLBスコア一覧】ワイルドカードから優勝決定まで

2026年のMLBポストシーズンは、9月29日のワイルドカードシリーズから始まり、10月28日のワールドシリーズ最終戦まで続いた。
各ラウンドの結果を日付順に整理すると、ブルワーズがどのようにドジャースを倒し、レイズがガーディアンズとの接戦を制したのかが見えてくる。
9月29日~10月1日:ワイルドカードシリーズワイルドカードでは、ア・リーグとナ・リーグそれぞれで短期決戦が行われた。
- 9月29日
- ブレーブス 5-3 フィリーズ
- ホワイトソックス 6-3 アストロズ
- ヤンキース 9-0 レッドソックス
- パドレス 8-0 カブス
- 9月30日
- フィリーズ 4-3 ブレーブス
- ホワイトソックス 7-3 アストロズ
- ヤンキース 9-2 レッドソックス
- パドレス 4-1 カブス
- 10月1日
- ブレーブス 6-2 フィリーズ
この結果、ホワイトソックス、ヤンキース、パドレスは2連勝で次のラウンドへ進出。ブレーブスはフィリーズとの第3戦を制し、2勝1敗で勝ち上がった。
10月3日~10月10日:地区シリーズ地区シリーズでは、ブルワーズ、レイズ、ドジャース、ガーディアンズが存在感を示した。
主な日付別結果は次のとおり。
- 10月3日:ホワイトソックス 3-0 ガーディアンズ、ドジャース 5-3 ブレーブス、レイズ 1-0 ヤンキース、ブルワーズ 3-2 パドレス。
- 10月4日:ブルワーズ 4-3 パドレス、ブレーブス 3-2 ドジャース。
- 10月5日:ホワイトソックス 4-3 ガーディアンズ、レイズ 5-2 ヤンキース。
- 10月6日:ドジャース 3-1 ブレーブス、パドレス 4-3 ブルワーズ。
- 10月7日:ガーディアンズ 9-3 ホワイトソックス、ドジャース 4-1 ブレーブス、レイズ 4-3 ヤンキース、ブルワーズ 3-1 パドレス。
- 10月8日:ガーディアンズ 9-5 ホワイトソックス。
- 10月10日:ガーディアンズ 2-0 ホワイトソックス。
最終的に、ドジャースはブレーブスに3勝1敗、レイズはヤンキースに3連勝、ブルワーズはパドレスに3勝1敗で勝ち抜いた。
ガーディアンズもホワイトソックスとの対戦で2連敗から3連勝。第5戦を2-0で制し、逆転でリーグ優勝決定シリーズへ進んだ。
10月11日~10月19日:リーグ優勝決定シリーズこのラウンドでは、ワールドシリーズ進出を懸けた2つの対戦が行われた。
ナ・リーグ:ブルワーズ対ドジャース
- 10月11日:ブルワーズ 2-1 ドジャース
- 10月12日:ブルワーズ 7-4 ドジャース
- 10月14日:ブルワーズ 6-2 ドジャース
- 10月15日:ブルワーズ 6-4 ドジャース
ブルワーズが4連勝でシリーズを突破。前年まで連覇を狙う立場だったドジャースを退け、ワールドシリーズ進出を決めた。
ア・リーグ:レイズ対ガーディアンズ
- 10月12日:ガーディアンズ 7-3 レイズ
- 10月13日:レイズ 3-1 ガーディアンズ
- 10月15日:ガーディアンズ 3-2 レイズ
- 10月17日:レイズ 7-3 ガーディアンズ
- 10月18日:レイズ 3-1 ガーディアンズ
- 10月19日:レイズ 7-3 ガーディアンズ
レイズは一時1勝2敗と追い込まれたが、その後3連勝。4勝2敗でア・リーグを制した。
10月23日~10月28日:ワールドシリーズ最後の舞台ではブルワーズが序盤から3連勝し、優勝に王手をかけた。
第4戦は延長12回までもつれ、レイズが4-3で勝利。しかし第5戦ではブルワーズが4-1で勝ち、シリーズに決着をつけた。
この結果、2026年のポストシーズンはブルワーズの優勝で終了した。
【2026年MLB順位表】ブルワーズ・ドジャース・レイズの最終成績を比較
レギュラーシーズンの順位を見ると、ポストシーズンでの活躍が偶然ではなかったことが分かる。
2026年の最終成績では、ブルワーズが103勝59敗で全30球団のトップ。ドジャースは100勝62敗、レイズは98勝64敗だった。
注目4球団の順位とポストシーズン結果| 球団 | レギュラーシーズン | ポストシーズンの経路 | 最終結果 |
|---|---|---|---|
| ブルワーズ | 103勝59敗・中地区1位 | パドレス、ドジャース、レイズを撃破 | 世界一 |
| ドジャース | 100勝62敗・西地区1位 | ブレーブスに勝利、ブルワーズに敗退 | NLCS敗退 |
| レイズ | 98勝64敗・東地区1位 | ヤンキース、ガーディアンズに勝利 | WS準優勝 |
| ガーディアンズ | 85勝77敗・中地区1位 | ホワイトソックスに勝利、レイズに敗退 | ALCS敗退 |
順位を見るときは、単純な勝利数だけでなく、地区順位とワイルドカードの位置付けを分けて考える必要がある。
MLBはア・リーグとナ・リーグに分かれ、それぞれ東・中・西の3地区で構成される。地区優勝とワイルドカードではポストシーズンへの進出経路が異なるため、勝率だけで出場権を判断することはできない。
ブルワーズがシーズンを通して強かった理由103勝59敗という数字は、勝率にすると約.636。ドジャースの約.617を上回る。
特筆すべきなのは、ブルワーズがレギュラーシーズンだけでなく、短期決戦でも安定した戦いを続けたことだ。
特にナ・リーグ優勝決定シリーズでドジャースを4連勝で破ったことは、今季の勢力図を象徴する出来事だった。
一方、ドジャースは100勝を挙げながらワールドシリーズに届かなかった。レギュラーシーズンの長期的な安定感と、ポストシーズンの短期決戦で勝ち切る能力は、必ずしも同じではない。
【MLBボックススコアの見方】最終戦4-1を数字から読み解く
試合結果を詳しく知りたい場合、最終スコアだけでは情報が足りない。そこで役立つのがMLBボックススコアだ。
ボックススコアには、チームごとの得点、安打、失策に加え、打者と投手の個人成績が記録されている。
ワールドシリーズ第5戦の基本データ2026年10月28日の第5戦は、ブルワーズがレイズを4-1で破った。
| 項目 | ブルワーズ | レイズ |
|---|---|---|
| 得点(R) | 4 | 1 |
| 安打(H) | 8 | 4 |
| 失策(E) | 2 | 0 |
出典:2026年ワールドシリーズ第5戦のボックススコア。
打撃成績で光った選手ブルワーズでは、クーパー・プラットが3打数2安打、2打点を記録。ウィリアム・コントレラスも1安打1打点を挙げた。
また、ブライス・トゥラングは4打数2安打と複数安打を記録し、攻撃を支えた。
レイズではチャンドラー・シンプソンが4打数2安打、1打点。9回に1点を返したが、反撃はそこまでだった。
投手成績が示した勝敗の分岐点ブルワーズの先発ジェイコブ・ミシオロウスキーは、5回2/3を投げて2安打無失点、2奪三振。レイズ打線に得点を許さず、試合の流れを作った。
一方、レイズの先発ドリュー・ラスムッセンは4回を投げて2安打1失点、4奪三振だった。
ブルワーズは先発投手が降板した後も救援陣がリードを維持。最終的に9イニングで被安打4に抑えた。
この試合で見逃せないのは、ブルワーズの8安打という数字だけではない。相手に得点を許さない投手運用と、得点圏での確実な攻撃が組み合わさった点にある。
ボックススコアで確認したい主要項目- R(Runs):得点。実際にホームを踏んだ選手の数。
- H(Hits):安打数。打線がどれだけヒットを打ったかを示す。
- E(Errors):失策数。守備のミスが記録される。
- RBI(Runs Batted In):打点。打者が何点を生み出したかを示す。
- IP(Innings Pitched):投球回。投手が何イニングを投げたかを示す。
- ERA(Earned Run Average):防御率。9イニング換算の自責点を表す。
特に投手の投球回は、5.2と表記されている場合、5と2/3イニングを意味する。小数点の5.2イニングではないため注意したい。
【日本人メジャーリーガー成績】大谷翔平・山本由伸らの2026年
日本人選手の活躍も2026年シーズンを振り返るうえで欠かせない。
MLB公式の個人成績と、MLB公式統計APIを基に集計された日本人選手の最終記録を見ると、打者と投手の双方で注目すべき数字が残された。
大谷翔平:打率.275、30本塁打に投手8勝はロサンゼルス・ドジャースで投打二刀流として出場。
2026年レギュラーシーズンの主な成績は次のとおり。
- 打率:.275
- 本塁打:30本
- 打点:81
- 盗塁:11
- 投手成績:8勝2敗
- 防御率:1.79
- 奪三振:95
- 投球回:85回2/3
投手として防御率1点台を記録しながら、打者としても30本塁打を放った点は大きな特徴だ。
一方、2026年のポストシーズン打撃成績は打率.192、1本塁打、3打点。ドジャースはブルワーズにNLCSで敗れ、ワールドシリーズ進出を逃した。
山本由伸:14勝、防御率2.53ドジャースの山本由伸は、先発投手として安定したシーズンを送った。
- 勝敗:14勝9敗
- 防御率:2.53
- 奪三振:182
規定投球回にも到達し、先発陣の中心的な存在としてシーズンを終えた。チームがポストシーズンで敗退したこともあり、個人成績とチームの最終結果を分けて見る必要がある。
村上宗隆・鈴木誠也らの成績ほかの日本人野手にも、それぞれ特徴的な数字が残った。
- 村上宗隆(ホワイトソックス):打率.207、35本塁打、77打点。
- 鈴木誠也(カブス):打率.270、26本塁打、86打点。
- 岡本和真(ブルージェイズ):打率.232、33本塁打、92打点。
- 吉田正尚(レッドソックス):打率.274、5本塁打、28打点。
特に村上は打率.207ながら35本塁打を記録した。打率だけを見ると苦戦した印象を受けるが、長打力という別の指標では存在感を示している。
反対に、鈴木は打率と打点の両面で安定した成績を残した。岡本も33本塁打、92打点と長打力を発揮している。
日本人選手の成績を比較するときのポイント日本人メジャーリーガーの成績を確認する際は、打率や本塁打だけで選手の価値を判断しないことが大切だ。
打者なら出塁率、OPS、打点、長打率、守備面も確認したい。投手なら勝敗だけでなく、防御率、奪三振、WHIP、投球回数を組み合わせると実力を把握しやすい。
また、レギュラーシーズンとポストシーズンは別の成績として見る必要がある。162試合を通じた安定感と、短期決戦での勝負強さは異なる評価軸だからだ。
【メジャーリーグ試合結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のメジャーリーグで世界一になった球団はどこですか?
A1:ミルウォーキー・ブルワーズです。10月28日のワールドシリーズ第5戦でタンパベイ・レイズに4-1で勝利し、シリーズ4勝1敗で球団初のワールドシリーズ優勝を果たしました。
Q2:2026年のワールドシリーズで最終的に何対何になりましたか?
A2:ブルワーズがレイズを4勝1敗で破りました。第1戦から第3戦までブルワーズが連勝し、第4戦はレイズが延長12回で勝利。第5戦でブルワーズが優勝を決めました。
Q3:MLBの今日の試合結果や昨日の試合結果はどこで確認できますか?
A3:MLB公式サイトのスコアボードや日付別スケジュールで確認できます。試合終了後は最終スコア、勝敗投手、セーブ、打撃成績などが掲載されます。2026年10月31日時点では、レギュラーシーズンとワールドシリーズはすでに終了しています。
Q4:MLBの順位表はどのように見ればよいですか?
A4:アメリカン・リーグとナショナル・リーグをそれぞれ東・中・西の3地区に分けて確認します。勝敗、勝率、首位とのゲーム差を比較すると、地区優勝やワイルドカード争いの状況を把握できます。
Q5:MLBのボックススコアでは何が分かりますか?
A5:チームの得点・安打・失策、打者の打率や打点、投手の投球回・防御率・奪三振などが分かります。最終スコアだけでは見えない試合の内容を詳しく確認できます。
Q6:2026年の日本人メジャーリーガーで注目された成績は何ですか?
A6:大谷翔平の30本塁打と防御率1.79、山本由伸の14勝と防御率2.53、村上宗隆の35本塁打、鈴木誠也の26本塁打などが注目されました。
まとめ:2026年のMLB試合結果から見える勢力図と次シーズンへの注目点
2026年のメジャーリーグは、ミルウォーキー・ブルワーズの球団初優勝で幕を閉じた。
レギュラーシーズン103勝59敗という圧倒的な成績を残したブルワーズは、ポストシーズンでもパドレス、ドジャース、レイズを次々と撃破。短期決戦でも安定した投打のバランスを見せた。
一方、100勝を挙げたドジャースはNLCSで敗退。レイズはガーディアンズを破ってワールドシリーズに進出したものの、最後はブルワーズに及ばなかった。ガーディアンズも地区シリーズでホワイトソックスに逆転勝利するなど、印象的な戦いを見せた。
2026年の結果を振り返るうえで、押さえておきたい判断基準は次の3つだ。
1. 試合結果とシーズン順位を分けて見る。 1試合の勝敗と162試合を通じた実力は同じではない。
2. スコアとボックススコアを組み合わせる。 安打数、失策、投球回、打点まで見ることで勝敗の理由が明確になる。
3. レギュラーシーズンとポストシーズンの成績を区別する。 長期的な安定感と短期決戦の勝負強さを別々に評価する。
2026年10月31日時点では、2026年シーズンの最終順位とポストシーズンの勝ち上がりが確定している。今後は各球団のオフシーズンの補強、選手の契約動向、2027年のスプリングトレーニングが新たな注目材料になる。
メジャーリーグの試合結果を追う際は、日付別のスコアだけでなく、順位表と個人成績も合わせて確認することが、シーズン全体の流れを正確につかむ近道だ。