2026年の高校野球東東京大会は、7月4日に開幕した第108回全国高等学校野球選手権東東京大会。7月27日に明治神宮野球場で行われた決勝では、関東第一が二松学舎大付を10-4で破り、3年連続11回目の優勝を飾った。44年ぶりとなる東東京大会3連覇という歴史的な記録も達成し、東京の高校野球界に強い存在感を示した。
準決勝では関東第一が目黒日大を7-0、二松学舎大付が帝京を7-3で下して決勝に進出。強豪校が激突した今大会は、関東第一の打撃力と投手陣の安定感が際立つ大会となった。加えて、東東京代表として出場した夏の甲子園での結果も含め、2026年11月現在の大会の全容を振り返る。
【2026年最新結果】高校野球東東京大会の優勝校は関東第一!

第108回全国高等学校野球選手権東東京大会は、関東第一の優勝で幕を閉じた。
東京都高等学校野球連盟が公表した大会情報によると、2026年大会は7月4日から27日まで開催され、参加校数は137校、全125試合が行われた。
優勝した関東第一は、決勝で二松学舎大付を10-4で撃破。2024年、2025年に続く3年連続の東東京大会制覇を達成した。
2026年東東京大会の大会概要| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名称 | 第108回全国高等学校野球選手権東東京大会 |
| 開幕日 | 2026年7月4日 |
| 決勝日 | 2026年7月27日 |
| 抽選日 | 2026年6月14日 |
| 参加校数 | 137校 |
| 試合数 | 125試合 |
| 優勝校 | 関東第一 |
| 準優勝校 | 二松学舎大付 |
| 決勝スコア | 関東第一10-4二松学舎大付 |
| 優勝回数 | 3年連続11回目 |
| 決勝会場 | 明治神宮野球場 |
大会の主な使用球場は、神宮球場、都営駒沢、オーエンススタジアム江戸川、大田スタジアム、ジャイアンツタウンスタジアム、府中市民球場。
なお、大会データによっては参加チーム数を126と表記するものもある。137校という参加校数と、連合チームなどを含むチーム単位の集計は区別して見る必要がある。
関東第一が達成した44年ぶりの3連覇今回の優勝で特に注目されたのが、東東京大会3連覇という記録だ。
関東第一は2024年、2025年、2026年と3年連続で東東京の頂点に立った。
TBS NEWS DIGなどの報道によれば、これは早稲田実業以来44年ぶりの快挙となる。
加えて、2026年大会は関東第一にとって11回目の夏の甲子園出場。単に決勝で勝利しただけでなく、長年の強豪校としての実績を改めて証明する結果となった。
【東東京大会のトーナメント表】準決勝から決勝までの全結果
2026年の東東京大会では、関東第一、二松学舎大付、帝京、目黒日大の4校が準決勝に進出した。
それぞれ異なる勝ち上がり方を見せたが、最後に決勝の舞台へ進んだのは関東第一と二松学舎大付だった。
準々決勝の結果7月22日と23日に行われた準々決勝では、実力校同士の接戦が相次いだ。
| 日付 | 対戦カード | 結果 |
|---|---|---|
| 7月22日 | 関東第一-錦城学園 | 8-2 |
| 7月22日 | 二松学舎大付-明大中野 | 4-3 |
| 7月23日 | 帝京-郁文館 | 11-8 |
| 7月23日 | 目黒日大-東亜学園 | 6-5 |
関東第一は錦城学園に6点差をつけて勝利。二松学舎大付は明大中野との接戦を1点差で制した。
帝京と郁文館の試合は両校合わせて19得点の打撃戦となり、帝京が11-8で勝利。
目黒日大と東亜学園の試合も激しく競り合い、延長10回のタイブレークを制した目黒日大が準決勝に駒を進めた。
7月25日の準決勝結果関東第一は目黒日大に7-0で勝利した。
試合では関東第一の投手・高橋友朔が好投。月刊高校野球CHARGE!の大会レポートによると、7回コールドとなった試合で目黒日大打線を無安打に抑え、決勝進出に大きく貢献した。
もう一方の準決勝では、二松学舎大付が帝京を7-3で破った。
二松学舎大付は序盤から得点を重ね、帝京の反撃を4点に抑えて勝利。2022年以来、4年ぶりの決勝進出を決めた。
帝京も準々決勝で郁文館を相手に11得点を挙げる攻撃力を見せていたが、準決勝では二松学舎大付の得点力を上回ることができなかった。
2026年東東京大会の決勝進出までの流れ| 学校 | 準々決勝 | 準決勝 | 最終結果 |
|---|---|---|---|
| 関東第一 | 錦城学園に8-2 | 目黒日大に7-0 | 優勝 |
| 二松学舎大付 | 明大中野に4-3 | 帝京に7-3 | 準優勝 |
| 帝京 | 郁文館に11-8 | 二松学舎大付に3-7 | ベスト4 |
| 目黒日大 | 東亜学園に6-5 | 関東第一に0-7 | ベスト4 |
準決勝の結果を比較すると、関東第一は投打のバランスを見せつけ、二松学舎大付は得点力を生かして勝ち上がったことが分かる。
【決勝を徹底分析】関東第一10-4二松学舎大付の試合展開
2026年7月27日、明治神宮野球場で行われた決勝は、関東第一が序盤から主導権を握る展開となった。
最終スコアは関東第一10-4二松学舎大付。関東第一は16安打10得点という強力な攻撃を披露した。
1回裏から関東第一が4点を先制試合序盤、二松学舎大付は1回表に無死満塁のチャンスを作った。
しかし、関東第一の先発・石井翔が併殺打などで後続を打ち取り、無失点で切り抜けた。
その直後の1回裏、関東第一打線が反撃する。
佐宗悠樹の安打などで好機を広げ、4番の井口瑛太が適時打を放って先制。さらに轟翔太、浜田晃大、鈴木将生らも攻撃に加わり、この回だけで4点を奪った。
二松学舎大付にとっては、先制の絶好機を逃した直後に大量失点を許したことが厳しい展開につながった。
4回までに9得点を挙げた関東第一関東第一の攻撃は止まらなかった。
| イニング | 二松学舎大付 | 関東第一 |
|---|---|---|
| 1回 | 0 | 4 |
| 2回 | 0 | 1 |
| 3回 | 0 | 1 |
| 4回 | 0 | 3 |
| 5回 | 0 | 0 |
| 6回 | 1 | 0 |
| 7回 | 0 | 1 |
| 8回 | 0 | 0 |
| 9回 | 3 | × |
| 合計 | 4 | 10 |
2回には井口が2打席連続の適時打を記録。3回にも追加点を挙げた。
4回には井口の二塁打などで好機を作り、栗林舜のスクイズ、鈴木将生の2点適時打によってリードを9点に広げた。
決勝で特に目立ったのは、長打だけに頼らず、送りバントやスクイズ、適時打を組み合わせて得点を重ねた点だ。
二松学舎大付も終盤に反撃二松学舎大付も最後まで得点を諦めなかった。
6回表には福和田啓太がソロ本塁打を放ち、チームに最初の得点をもたらした。
さらに9回表には3点を追加。終盤に粘りを見せたものの、序盤の大量失点を覆すには至らなかった。
関東第一は先発の石井翔が9回を投げ切り、4失点で完投。打線だけでなく、エースの力投も優勝を支えた。
TBS NEWS DIGの試合詳報でも、16安打10得点の攻撃と石井の完投が決勝の主要なポイントとして報じられている。
【注目4校を比較】関東第一・二松学舎大付・帝京・目黒日大の実力
2026年の東東京大会を振り返るうえで欠かせないのが、ベスト4に進んだ4校の比較だ。
いずれも大会終盤まで勝ち残った実力校だが、戦い方にはそれぞれ特徴があった。
関東第一:圧倒的な得点力と投手陣の安定感関東第一は今大会を象徴する優勝校だ。
学校が公表した大会報告によると、今大会のチーム総得点は72、総失点は6。6試合を通じて攻撃力と守備力の両面で高い水準を維持した。
特に準決勝の7-0、決勝の10-4という結果は、終盤に向けて打線の勢いを維持できていたことを示している。
二松学舎大付:接戦を勝ち抜いた攻撃力二松学舎大付は準々決勝で明大中野を4-3で下し、準決勝では帝京に7-3で勝利した。
準々決勝のような1点差の試合を制したことは、接戦での対応力を示す材料となった。
決勝では敗れたものの、準優勝という結果は今大会の実力を裏付けている。
帝京:準々決勝の打撃戦を制してベスト4帝京は郁文館との準々決勝で11-8と勝利した。
打撃戦を制して準決勝に進んだものの、二松学舎大付との試合では3-7で敗退。決勝進出には届かなかった。
目黒日大:東亜学園との接戦を制した躍進校目黒日大は準々決勝で東亜学園に6-5で勝利した。
延長10回のタイブレークまでもつれた試合を制したことは、今大会の見どころの一つだった。
準決勝では関東第一に0-7で敗れたが、ベスト4進出という結果を残した。
4校の特徴を整理すると、関東第一は総合力、二松学舎大付は得点力と接戦への対応、帝京は攻撃力、目黒日大は競り合いでの粘りが印象に残る大会となった。
【歴代優勝校を振り返る】東東京大会で強さを示してきた学校
東東京大会では、関東第一、二松学舎大付、帝京などが歴代の優勝校として名前を残してきた。
近年の優勝校を見ると、関東第一と二松学舎大付が優勝争いの中心にいることが分かる。
近年の東東京大会優勝校| 年度 | 優勝校 | 準優勝校 |
|---|---|---|
| 2026年 | 関東第一 | 二松学舎大付 |
| 2025年 | 関東第一 | 岩倉 |
| 2024年 | 関東第一 | 帝京 |
| 2023年 | 共栄学園 | 東亜学園 |
| 2022年 | 二松学舎大付 | 日体大荏原 |
| 2021年 | 二松学舎 | 関東第一 |
| 2019年 | 関東第一 | 小山台 |
| 2018年 | 二松学舎大付 | 小山台 |
| 2017年 | 二松学舎大付 | 東海大高輪台 |
※2020年は新型コロナウイルスの影響で通常の全国選手権大会が中止となったため、代替大会の結果とは区別する必要がある。
この記録からも、関東第一と二松学舎大付が近年の東東京大会で存在感を示してきたことが分かる。
関東第一の3連覇はなぜ歴史的なのか2026年の優勝によって、関東第一は3年連続の東東京大会制覇を成し遂げた。
44年前に同じ記録を達成したのが早稲田実業だった。
高校野球の夏の地方大会は、各校の3年生にとって最後の公式戦となることも多い。毎年メンバーが入れ替わる高校野球で、3年間にわたり優勝を続けるには、選手個人の能力だけでなく、選手層、指導体制、試合ごとの調整力が求められる。
関東第一の3連覇は、一つの世代だけの強さではなく、継続的にチーム力を維持してきた結果として評価できる。
【甲子園の結果】東東京代表・関東第一は英明に1-4で敗退
東東京大会を制した関東第一は、第108回全国高等学校野球選手権大会に東東京代表として出場した。
しかし、甲子園では初戦から厳しい戦いとなった。
8月8日の1回戦は英明に1-42026年8月8日、関東第一は香川県代表の英明と1回戦で対戦した。
試合結果は以下の通り。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試合日 | 2026年8月8日 |
| 大会 | 第108回全国高等学校野球選手権大会 |
| 回戦 | 1回戦 |
| 対戦校 | 英明(香川) |
| 結果 | 関東第一1-4英明 |
| 関東第一の安打 | 3本 |
| 英明の安打 | 6本 |
関東第一は1回裏に井口瑛太の犠牲フライで先制した。
しかし、3回に同点とされ、7回表には英明の松原蒼真に走者一掃の適時二塁打を浴びて3点を失った。
その後、関東第一は反撃できず、1-4で敗戦。3連覇を達成した東東京大会から一転、甲子園では初戦敗退という結果になった。
ただし、甲子園での結果と東東京大会での優勝は別の記録である。2026年の東東京大会優勝校が関東第一であることに変わりはない。
主な確認資料: 東京都高等学校野球連盟の大会概要・歴代記録、TBS NEWS DIGの決勝詳報、高校野球ドットコムの大会データ、日刊スポーツの過去20年成績、スポーツナビの甲子園試合結果。
【高校野球東東京大会に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年の高校野球東東京大会で優勝したのはどこ?
A1:関東第一です。2026年7月27日の決勝で二松学舎大付を10-4で破り、3年連続11回目の優勝を達成しました。
Q2:2026年東東京大会の準決勝の結果は?
A2:7月25日に行われ、関東第一が目黒日大に7-0(二松学舎大付が帝京に7-3)で勝利しました。関東第一の試合は7回コールドで終了しています。
Q3:2026年の東東京代表は甲子園でどこまで勝ち進んだ?
A3:関東第一が東東京代表として出場しましたが、8月8日の1回戦で香川県代表の英明に1-4で敗れました。
Q4:2026年東東京大会の参加校数は?
A4:東京都高等学校野球連盟の大会概要では137校です。大会期間は7月4日から27日までで、全125試合が実施されました。
Q5:関東第一の3連覇は何年ぶりの記録?
A5:早稲田実業以来44年ぶりです。関東第一は2024年、2025年、2026年と3年連続で東東京大会を制しました。
まとめ:高校野球東東京大会2026は関東第一が歴史的3連覇
2026年の第108回全国高等学校野球選手権東東京大会は、関東第一が決勝で二松学舎大付を10-4で下し、3年連続11回目の優勝を達成した。
準決勝では関東第一が目黒日大を7-0、二松学舎大付が帝京を7-3で撃破。決勝では関東第一が16安打10得点の猛攻を見せ、序盤から試合を支配した。
今回の大会で押さえておきたい要点は次の3つだ。
- 関東第一が44年ぶりとなる東東京大会3連覇を達成したこと。
- 二松学舎大付、帝京、目黒日大もベスト4に進出し、強豪校の実力を示したこと。
- 東東京代表の関東第一は甲子園に出場したものの、英明に敗れて1回戦で大会を終えたこと。
東東京大会の歴代優勝校を振り返っても、関東第一の今回の記録は特筆すべきものだ。2027年大会では、この連覇記録をどの学校が止めるのか、そして関東第一がさらなる優勝を目指せるのかが大きな注目点となる。