戦力外通告を受けた選手の今後は、現役続行、現役引退、他球団への移籍、独立リーグへの挑戦などに分かれる。
2026年11月2日時点で、本人の意向が報じられている主な選手を整理する。
板東湧梧:巨人移籍1年で現役引退を決断
9月30日に戦力外通告
板東はソフトバンクで7年間プレーした後、2026年に育成選手として巨人に加入した。
最後のシーズンはファーム29試合で5勝2敗、防御率2.74。数字だけを見れば一定の結果を残したが、支配下登録を勝ち取ることはできなかった。
9月30日、今季限りでの現役引退を決断したことが報じられた。
本人は巨人で過ごした1年について、新しい環境で多くの人と出会えた充実感を語っている。今後の進路については、当時は未定だった。
松井颯:NPBでの現役続行を希望
9月30日に戦力外通告
松井は2022年の育成ドラフト1位で巨人に入団した右腕。
2023年には支配下登録を勝ち取り、同年5月21日の中日戦でプロ初先発・初勝利を記録した。
しかし、その後は育成契約となり、2026年9月30日に来季の契約を結ばない旨を通知された。
本人は現役続行を希望し、NPBでのプレーを第一に考えていると報じられた。
石田隼都:現役引退の意向を表明
9月30日に戦力外通告
石田は東海大相模高校のエースとして、3年春のセンバツ優勝を経験。2021年ドラフト4位で巨人に入団した。
しかし、プロ入り後は度重なる故障に苦しみ、一軍登板を果たせなかった。
戦力外通告後には、野球選手としての現役生活に区切りをつける意向を示した。
山田龍聖・郡拓也・岡田悠希:他球団での現役続行を希望10月5日に戦力外通告を受けた3人は、いずれも現役続行を希望している。
- 山田龍聖: 2021年ドラフト2位の左腕。2025年にプロ初登板を果たしたが、2026年は一軍2試合の登板にとどまった。
- 郡拓也: 日本ハムから2024年にトレードで巨人へ移籍。捕手だけでなく内外野も守れるユーティリティー性が持ち味。
- 岡田悠希: 2021年ドラフト5位の外野手。2026年8月9日のヤクルト戦では決勝打を放ち、お立ち台にも上がった。
3選手とも一軍での実績や経験を持つだけに、新天地を求める動きが注目される。
退団・移籍先の現状まとめ2026年11月2日時点で、今回の対象選手については、現役続行の希望や引退の意向が明らかになったケースと、具体的な次の所属先が発表されていないケースがある。
特に注意したいのは、現役続行希望と移籍決定は別の情報だという点だ。
トライアウト、他球団からのオファー、育成再契約、独立リーグへの移籍など、進路が正式に決まるまでには時間がかかる場合もある。
【第2次戦力外通告2026】10月25日以降の巨人に残る注目点

2026年のプロ野球では、第1次戦力外通告に続いて、第2次戦力外通告の期間にも選手の契約に関する発表が行われた。
巨人の10月25日の発表は、この第2次の動きとして注目された。
第2次戦力外通告で注目された湯浅大第2次の発表で明確になったのは、湯浅の来季契約終了と、浅野ら6選手の自由契約だ。
この時期は、各球団がポストシーズンの状況や翌年の戦力構想を踏まえ、選手編成を進めるタイミングでもある。
ただし、湯浅の戦力外と浅野の自由契約は、契約上の扱いが異なる。
湯浅は来季の契約を結ばない旨を通知され、浅野ら6人は自由契約と育成契約の打診が報じられた。
10月30日の育成選手公示で何が変わった?10月30日のNPB公示は、もう一つの重要な節目となった。
巨人では23人の育成選手が自由契約となったが、その全員が新たに戦力外通告を受けたわけではない。
育成契約の期間や契約変更に関する規定によって、いったん自由契約となる選手が含まれている。
元の球団と再契約することも可能なため、自由契約選手の一覧だけで退団者を確定させることはできない。
今後の注目要点は3つ1. 浅野翔吾らの育成再契約: リハビリや育成環境を整え、再び支配下登録を目指すことができるか。
2. 現役続行希望者の新天地: 湯浅、山田、郡、岡田、松井らがどの球団でプレーするのか。
3. 2027年の支配下編成: 新たな外国人選手やドラフト加入選手を含め、巨人がどのようなチーム構成を進めるのか。
特に2027年は松井秀喜新監督の下でチームづくりが進むシーズンとなる。若手選手の育成と即戦力の確保をどう両立するかが、オフの大きな焦点になる。
【プロの結論】巨人の戦力外を判断するときに知っておきたいこと
今回の2026年の人事から見えてくるのは、巨人が単純に選手を減らしているわけではなく、支配下契約と育成契約を使い分けながら、翌シーズンの戦力構成を調整しているという点だ。
とりわけ浅野翔吾の自由契約は、ドラフト1位という肩書きだけで将来の契約が保証されるわけではないことを示している。
一方、自由契約後に育成契約を結ぶ道が残されていることも、プロ野球の契約制度の特徴だ。
読者が今後のニュースを判断するときは、次の基準を押さえておきたい。
- 「戦力外通告」なのか「自由契約」なのかを区別する。
- 育成契約の打診と正式な再契約を混同しない。
- 現役続行の希望と他球団への移籍決定を区別する。
- 引退の意向と正式な引退発表を区別する。
- NPBの公示と球団の契約発表を照合する。
こうした区分を理解すれば、巨人の退団選手一覧や歴代戦力外選手一覧を見る際にも、単なる名前の羅列ではなく、選手のキャリアがどの段階にあるのかを把握しやすくなる。
【ジャイアンツ戦力外】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年に巨人から戦力外通告を受けた選手は誰ですか?
A1:9月30日に板東湧梧、富田龍、松井颯、石田隼都、吉村優聖歩、森本哲星、喜多隆介、北村流音、田上優弥の9人、10月1日にフランシス・グズマン、10月5日に山田龍聖、郡拓也、岡田悠希らが対象となりました。10月25日には湯浅大にも来季契約を結ばない旨が通知されています。自由契約となった選手とは区別が必要です。
Q2:浅野翔吾は巨人を退団するのですか?
A2:2026年10月25日に自由契約が発表されましたが、育成契約を打診される見込みと報じられています。8月に右ひざの手術を受けており、まずはリハビリと復帰が重要な段階です。自由契約の発表だけで完全退団が確定したわけではありません。
Q3:巨人の戦力外選手は他球団に移籍できますか?
A3:可能です。自由契約選手として公示された後は、他球団とも契約交渉ができます。現役続行を希望する選手は、NPB球団との契約のほか、独立リーグなどでプレーを続ける道もあります。
まとめ:巨人の2026年戦力外は契約区分と選手の去就が重要
2026年の読売ジャイアンツでは、9月30日から10月25日まで複数回にわたり、戦力外通告と自由契約の発表が行われた。
今回の動きを整理すると、次の3点が重要になる。
- 湯浅大: 10月25日に戦力外通告。NPBでの現役続行を希望。
- 浅野翔吾: 10月25日に自由契約。育成契約の打診が見込まれ、右ひざの回復が焦点。
- 松浦慶斗・萩尾匡也ら: 自由契約後の育成再契約が注目される。
また、板東湧梧や石田隼都のように現役引退の意向を示した選手がいる一方、松井颯や山田龍聖、郡拓也、岡田悠希のように現役続行を希望する選手もいる。
2026年の巨人の戦力外を読み解く最大の要点は、自由契約=退団・引退ではないということだ。
2027年シーズンに向けて、育成再契約の正式発表、新天地への移籍、現役引退の続報が、今後の選手たちのキャリアを左右することになる。