2026年11月現在、『ONE PIECE(ワンピース)』の映画興行収入で圧倒的な記録を持つ作品は、2022年公開の『ONE PIECE FILM RED』です。国内累計興行収入は公式発表で203.3億円、累計動員数は1,474万人。加えて、興行通信社が公表する歴代興収ベスト100では、203.4億円・歴代9位にランクインしています。
世界興行収入は約319億円に達しており、従来のシリーズ最高記録だった『ONE PIECE FILM Z』の68.7億円を大幅に更新しました。2026年現在もREDの記録はシリーズの頂点にあり、次回作『ONE PIECE FILM GOD VALLEY』の2027年夏公開も正式発表されています。
【2026年最新】ワンピースの映画興行収入は現在いくら?REDの203.3億円と歴代9位の実績

ワンピース映画の現在の興行収入を調べるうえで、まず押さえておきたいのが『ONE PIECE FILM RED』の記録です。
本作は2022年8月6日に公開され、公開直後から驚異的な動員を記録しました。2023年1月29日の通常上映終了時点で国内興行収入197億円、観客動員数1,427万人を突破。その後、2023年10月20日から11月19日まで実施されたアンコール上映によって、最終的な国内累計成績はさらに伸びています。
『ONE PIECE FILM RED』の最終的な国内興行成績2023年11月20日、ONE PIECE公式サイトはアンコール上映の最終結果を発表しました。
アンコール上映だけで動員数47万人、興行収入6.2億円を記録。公開当初からの成績と合わせ、国内累計は以下の数字に到達しました。
- 国内累計興行収入:203.3億円
- 国内累計動員数:1,474万人
- 公開日:2022年8月6日
- アンコール上映:2023年10月20日~11月19日
注目したいのは、公開から1年以上が経過した後のアンコール上映でも、約47万人を映画館に呼び込んだことです。単なる公開初動の勢いだけでなく、作品を繰り返し鑑賞したいファンの存在が、最終的な興行成績を押し上げました。
2026年11月現在の歴代映画興行収入ランキングは9位興行通信社のCINEMAランキング通信が公表する「歴代興収ベスト100」によると、2026年11月1日現在、『ONE PIECE FILM RED』は興行収入203.4億円で国内歴代9位です。
ここで注意したいのが、公式サイトの203.3億円と興行通信社の203.4億円という数字の違いです。公式のシリーズ成績発表では203.3億円、歴代ランキングでは203.4億円と掲載されています。集計主体によって公表値が異なるため、同じ数字として混同しないことが大切です。
また、歴代8位の『国宝』は209.0億円、10位の『ハリー・ポッターと賢者の石』は203.0億円。REDは両作品の間に位置しています。
2026年になっても歴代トップ10を維持している点は、シリーズの映画市場における存在感を示す実績です。
【歴代比較】ワンピース映画の興行収入ランキング!FILM Z・STAMPEDEとの違い
ワンピース映画は2000年から劇場公開が続いており、作品ごとに興行成績が大きく変化してきました。
特に2009年の『FILM STRONG WORLD』以降は、原作者・尾田栄一郎の関与や作品の大型プロモーションなどによって、劇場版シリーズの存在感が強まっています。
ワンピース映画の歴代興行収入ランキング代表的な劇場作品の興行収入を比較すると、以下のようになります。
| 順位 | 映画タイトル | 公開年 | 国内興行収入 |
|---|---|---|---|
| 1位 | ONE PIECE FILM RED | 2022年 | 203.3億円(公式発表) |
| 2位 | ONE PIECE FILM Z | 2012年 | 68.7億円 |
| 3位 | ONE PIECE STAMPEDE | 2019年 | 55.5億円 |
| 4位 | ONE PIECE FILM GOLD | 2016年 | 約52億円 |
| 5位 | ONE PIECE FILM STRONG WORLD | 2009年 | 48億円 |
※シリーズの代表的な上位5作品を比較したものです。REDの203.3億円は公式発表値。ほかの作品は東映アニメーションの公表資料に基づく数字で、GOLDは約52億円です。
2位の『FILM Z』もシリーズを代表する大ヒット作品2012年公開の『ONE PIECE FILM Z』は、興行収入68.7億円を記録しました。
REDが登場するまではシリーズ最高の興行収入を誇り、2016年公開の『FILM GOLD』や2019年公開の『STAMPEDE』を上回る実績を残しています。
『FILM Z』の特徴は、元海軍大将ゼファーを中心に展開する物語です。主人公ルフィたちと強敵との対立を軸に、劇場版ならではのスケール感を打ち出しました。
REDの203.3億円と比べると、約3倍の差があります。シリーズの人気が長年積み重なってきたことを考慮しても、REDがいかに突出した興行成績を残したかが分かります。
『STAMPEDE』はシリーズ20周年の節目を飾った作品2019年公開の『ONE PIECE STAMPEDE』は、興行収入55.5億円を記録しました。
本作はテレビアニメ放送20周年記念作品として制作され、数多くのキャラクターが登場するオールスター的な構成が大きな特徴です。
東映アニメーションの発表では、全世界興行収入も100億円を突破しています。国内だけでなく海外でも一定の集客力を示した作品です。
REDとSTAMPEDEを比較すると、両作品の方向性の違いが見えてきます。STAMPEDEはシリーズのキャラクターや冒険の魅力を集約した作品である一方、REDは音楽と新キャラクターを中心に据え、従来のファン以外にも訴求する展開を実現しました。
【世界興収319億円】ワンピース映画の国内・海外成績を比較!REDが世界でヒットした理由
『ONE PIECE FILM RED』の評価を考えるうえで、国内興行収入203.3億円だけを見るのでは十分ではありません。
本作は海外でも大きな反響を呼び、2023年1月30日の公式発表では、全世界興行収入319億円に到達したことが明らかになりました。
世界興行収入319億円の内訳2023年1月30日のONE PIECE公式発表によると、世界興行収入の内訳は次のとおりです。
- 国内興行収入:約197億円
- 海外興行収入:約122億円
- 全世界興行収入:約319億円
海外興行収入122億円は、2023年1月27日時点の数字で、当時の為替レートである1ドル129.48円を基準に換算されています。
ここで重要なのは、世界興収319億円が2023年1月時点の発表数字であることです。国内の最終興行収入203.3億円は、同年10月から11月に実施されたアンコール上映を含んでいます。そのため、319億円に国内最終成績203.3億円を足し合わせることはできません。
国内最終成績と世界興収は、それぞれ集計時点の異なる数字として理解する必要があります。
なぜ『FILM RED』は国内外で人気を集めたのかREDの大ヒットを支えた要素として、特に注目したいのが音楽とキャラクターの組み合わせです。
本作の中心人物は、世界の歌姫ウタ。ボイスキャストを名塚佳織、歌唱キャストをAdoが担当するというダブルキャスト方式が採用されました。
加えて、中田ヤスタカ、Mrs. GREEN APPLE、Vaundy、FAKE TYPE.、澤野弘之、折坂悠太、秦基博という7組のアーティストが楽曲制作に参加しています。
劇中で使用される楽曲は全7曲。主題歌「新時代」をはじめ、映画のストーリーと連動する音楽が作品の大きな魅力になりました。
この構成には、従来のアニメ映画とは異なる強みがあります。ワンピースのファンはもちろん、Adoの音楽を普段から聴いている人や、劇中歌をきっかけに作品に興味を持った人にも鑑賞の動機が生まれます。
また、ウタとシャンクスの関係性は、長年シリーズを追い続けてきたファンにとっても興味深い題材でした。既存ファンの期待と、新しい観客層への訴求が重なったことが、REDの大ヒットを支えた要因の一つと考えられます。
【興収の推移】ワンピース映画はなぜREDで203億円を突破できたのか
ワンピース映画の興行収入を時系列で見ると、REDの記録は突然生まれたものではありません。
2009年の『FILM STRONG WORLD』から2019年の『STAMPEDE』まで、シリーズは大型劇場作品としてのブランドを着実に築いてきました。
2009年から2022年までの興行収入の変化特に注目したいのは、2009年以降の興行成績です。
- 2009年:『FILM STRONG WORLD』が48億円を記録。
- 2012年:『FILM Z』が68.7億円を記録し、シリーズ最高記録を更新。
- 2016年:『FILM GOLD』が約52億円を記録。
- 2019年:『STAMPEDE』が55.5億円を記録。世界興収も100億円を突破。
- 2022年:『FILM RED』が国内203.3億円に到達。
この推移から分かるのは、シリーズが長年にわたって一定の興行規模を維持しながら、作品ごとに新しい観客層を取り込んできたことです。
REDの興行収入を押し上げた3つの要素1つ目は、連載25周年という記念性です。
2022年は『ONE PIECE』の連載25周年にあたる年でした。作品そのものへの注目度が高まっていたタイミングで劇場版が公開されたことは、集客面で追い風になったと考えられます。
2つ目は、音楽を中心にした新しい映画体験です。
ウタの歌唱をAdoが担当し、7組のアーティストによる楽曲が作品を彩りました。映画鑑賞だけでなく、楽曲を聴くことやライブ的な演出を楽しむことも作品の魅力になっています。
3つ目は、原作ファンの関心を集める人物設定です。
シャンクスとウタの関係を物語の重要な要素に据えたことで、原作の長年の読者にも強い関心を持たせました。シリーズの世界観を生かしながら、劇場版独自の物語を展開したことも評価できるポイントです。
公開初日の勢いも際立っていました。ONE PIECE公式発表によると、公開初日と翌日の2日間で157万人を動員し、興行収入22.5億円を突破。公開20日目には100億円を超えています。
公開初動、音楽展開、キャラクターの話題性、長期上映とアンコール上映。複数の要素が重なった結果が、203億円という記録につながりました。
【2027年最新映画】ONE PIECE FILM GOD VALLEYの公開はいつ?2029年の新作情報も
2026年のワンピース映画関連ニュースで大きな話題となったのが、次回作『ONE PIECE FILM GOD VALLEY』の発表です。
2026年8月23日、東映アニメーションとONE PIECE公式から、2027年夏に新作映画を全国公開することが正式発表されました。
『ONE PIECE FILM GOD VALLEY』は2027年夏公開公式発表によると、映画のタイトルは『ONE PIECE FILM GOD VALLEY』。公開時期は2027年夏です。
2027年7月22日は『ONE PIECE』の連載開始30周年にあたります。記念すべきアニバーサリーイヤーに合わせた劇場版という位置付けです。
ただし、2026年11月現在、具体的な公開日や詳しいストーリー、主要キャスト、興行収入の目標などは正式発表されていません。
タイトルに含まれる「GOD VALLEY」は、原作ファンにとっても関心の高いワードですが、映画の物語の詳細については今後の公式情報が待たれます。
2029年には『ONE PIECE FILM BAAD』も公開予定さらに注目すべきなのが、2029年公開予定の『ONE PIECE FILM BAAD』です。
こちらも東映アニメーションから正式に発表されており、2029年にはテレビアニメ『ONE PIECE』も放送30周年を迎えます。
つまり、2027年の連載30周年と2029年のアニメ30周年という2つの節目に合わせて、劇場版の公開が予定されているのです。
現段階で両作品の興行収入は当然ながら未確定です。REDの203億円を超えるかどうかは、公開後の動員や作品内容、海外展開などによって決まります。
2027年作と2029年作の連続発表は、シリーズの劇場展開が今後も継続することを示す大きなニュースです。
【プロの結論】ワンピース映画の興行収入を正しく比較するための判断基準
ワンピース映画の興行収入を調べると、203.3億円、203.4億円、197億円、319億円など、複数の数字が出てきます。
これらは必ずしも間違った数字ではありません。重要なのは、どの作品の数字なのか、国内と世界のどちらなのか、いつ時点の集計なのかを区別することです。
興行収入を比較するときに確認したい4つのポイント- 国内と世界を区別する:203.3億円はREDの国内最終興収、319億円は2023年1月発表時点の世界興収です。
- 集計時点を確認する:197億円は2023年1月の通常上映終了時点、203.3億円はアンコール上映終了後の国内累計です。
- ランキングの基準を確認する:興行通信社の歴代興収ベスト100では、2026年11月1日現在のREDの掲載額は203.4億円で9位です。
- 動員数も見る:興行収入だけでなく、観客動員数1,474万人という実績も作品の人気を判断する材料になります。
映画の興行収入は、作品の人気を測る重要な指標ですが、作品の完成度やファンの満足度をそのまま表すものではありません。
例えば、『FILM Z』にはゼファーを中心としたドラマ性、『STAMPEDE』にはシリーズのキャラクターが集結するお祭り的な魅力があります。一方、『FILM RED』は音楽とウタという新しいキャラクターを軸にした独自性が際立ちました。
どの作品を高く評価するかは、ストーリーを重視するのか、キャラクターを重視するのか、音楽や演出を楽しみたいのかによっても変わります。
興行成績を参考にするなら、数字だけで作品の優劣を決めず、公開時期や宣伝展開、記念作品としての位置付け、国内外の観客層なども合わせて考えることが大切です。
【ワンピースの興行収入現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ワンピース映画で最も興行収入が高い作品は何ですか?
A1:2026年11月現在、シリーズ最高記録を持つのは2022年公開の『ONE PIECE FILM RED』です。国内最終興行収入は公式発表で203.3億円、国内累計動員数は1,474万人です。
Q2:ONE PIECE FILM REDの歴代興行収入ランキングは何位ですか?
A2:興行通信社の歴代興収ベスト100では、2026年11月1日現在、203.4億円で国内歴代9位です。なお、ONE PIECE公式サイトが発表した国内最終興収は203.3億円です。
Q3:ワンピース映画の世界興行収入は319億円ですか?
A3:『ONE PIECE FILM RED』は2023年1月30日の公式発表で世界興行収入319億円に到達しました。内訳は当時の国内興収197億円、海外興収122億円です。国内最終興収203.3億円とは集計時点が異なります。
Q4:ワンピースの次の映画はいつ公開されますか?
A4:次回作『ONE PIECE FILM GOD VALLEY』は2027年夏に全国公開予定です。さらに2029年には『ONE PIECE FILM BAAD』の公開も発表されています。
Q5:ワンピース映画でREDに次いで興行収入が高い作品は何ですか?
A5:代表的なシリーズ作品では、2012年公開の『ONE PIECE FILM Z』が68.7億円で2位です。続いて2019年公開の『ONE PIECE STAMPEDE』が55.5億円、2016年公開の『ONE PIECE FILM GOLD』が約52億円となっています。
まとめ:ワンピース映画の興行収入はREDが圧倒的!2027年の新作にも期待
2026年11月現在、ワンピース映画の歴代最高興行収入を記録しているのは『ONE PIECE FILM RED』です。
国内最終興行収入は公式発表で203.3億円、観客動員数は1,474万人。興行通信社の歴代興収ベスト100では203.4億円で9位にランクインしています。加えて、2023年1月時点で世界興行収入319億円という記録も達成しました。
従来のシリーズ最高記録だった『FILM Z』の68.7億円と比較しても、REDの数字は際立っています。Adoによるウタの歌唱、7組のアーティストによる楽曲、シャンクスとの関係を軸にした物語など、従来の劇場版とは異なる魅力が幅広い観客に届いた結果です。
そして2027年夏には『ONE PIECE FILM GOD VALLEY』、2029年には『ONE PIECE FILM BAAD』が公開予定です。連載30周年とアニメ放送30周年という節目を迎えるなか、次の劇場版がREDの記録にどこまで迫るのかも大きな注目ポイントになります。
ワンピース映画の興行収入を比較するときは、国内・海外の区別、集計時点、公式発表とランキング掲載値の違いを押さえることが重要です。そのうえで歴代作品の数字を振り返ると、シリーズが積み重ねてきた人気と、REDが達成した記録の特別さがより鮮明に見えてきます。
主な事実確認資料
- 興行通信社「歴代興収ベスト100」(2026年11月1日現在)
- ONE PIECE公式「国内興行収入203.3億円・動員1,474万人」
- ONE PIECE公式「全世界興行収入319億円」
- 東映アニメーション「2027年・2029年の映画公開発表」
- ONE PIECE公式「FILM RED作品情報・音楽制作情報」