2026年11月現在、佐田の海貴士は引退しておらず、境川部屋所属の現役力士として活動しています。
日本相撲協会が公表する2026年11月場所の番付では、西十両11枚目に位置しています。最高位の前頭筆頭からは番付を下げていますが、十両の土俵で現役を続けています。
2026年の場所別成績2026年の成績を見ると、年初には十両で勝ち越したものの、その後は苦戦が続いています。
| 場所 | 番付 | 成績 |
|---|---|---|
| 2026年1月 | 東十両4枚目 | 9勝6敗 |
| 2026年3月 | 西十両筆頭 | 7勝8敗 |
| 2026年5月 | 東十両2枚目 | 7勝8敗 |
| 2026年7月 | 西十両2枚目 | 5勝10敗 |
| 2026年9月 | 東十両5枚目 | 3勝12敗 |
| 2026年11月 | 西十両11枚目 | 開催前 |
出典:日本相撲協会公式力士プロフィール。11月場所の成績は11月2日時点で未確定です。
特に注目したいのは、2026年1月場所の9勝6敗から、9月場所の3勝12敗まで成績が変化している点です。7月場所も5勝10敗と負け越しており、11月場所では西十両11枚目まで番付を下げています。
ただし、番付が下がったことだけで引退が近いと判断することはできません。現役を続ける意思や今後の取組結果を含めて見ていく必要があります。
通算成績と獲得したタイトル2026年11月場所時点の日本相撲協会公式データでは、貴士の生涯戦歴は794勝829敗22休(141場所)です。
幕内での成績は415勝480敗5休(60場所)。幕内優勝こそありませんが、十両・幕下・三段目でそれぞれ1回の優勝を経験しています。
また、敢闘賞3回、金星1個という実績も残しています。金星は2015年5月場所に横綱・日馬富士を破って獲得したものです。
現役生活が長くなるほど、番付の上下だけでなく、幕内在位数や通算勝利数も力士のキャリアを評価する重要な材料になります。貴士は23年以上にわたって土俵に立ち続けてきた力士です。
【誤解を解消】親子二代の佐田の海を調べるときの注意点

佐田の海について検索すると、父と息子の記録が混在することがあります。とくに最高位や生涯成績を調べる場合、名前だけで判断すると別人の実績を取り違える可能性があります。
「佐田の海=小結」という情報は誰のこと?佐田の海の最高位を小結と紹介する情報は、基本的に父の佐田の海鴻嗣を指しています。
息子の貴士は前頭筆頭が自己最高位です。同じ四股名でも、父が小結まで昇進した実績と、息子が前頭筆頭まで上がった実績は分けて考える必要があります。
出羽海部屋と境川部屋は同じなのか?父は出羽海部屋、息子は境川部屋です。両者は別の相撲部屋ですが、師匠同士のつながりがあります。
貴士が入門した当時の中立部屋は、その後の師匠の名跡交換などを経て境川部屋となりました。父の元同門だった境川親方との縁が、息子の入門先につながっています。
親子二代で同じ四股名を名乗る意味四股名は力士を識別するための名前であり、同じ四股名を別の力士が名乗ることもあります。親子で受け継ぐ場合には、先代の実績と新しい力士の歩みが同じ名前に重なります。
貴士の場合、父が築いた小結という実績があるため、四股名そのものに相撲ファンの記憶が結び付いています。しかし、貴士の評価は父の番付だけで決まるものではありません。幕下から幕内へ昇進し、金星を獲得し、長く現役を続けてきた本人の成績にも目を向けることが大切です。
【よくある質問】佐田の海に関するFAQ
Q1:佐田の海は父親と同じ力士ですか?
A:別人です。佐田の海鴻嗣は1956年生まれの元小結で、佐田の海貴士は1987年生まれの現役力士です。貴士は鴻嗣の息子で、親子二代にわたって同じ四股名を名乗っています。
Q2:佐田の海貴士の最高位は小結ですか?
A:いいえ。貴士の最高位は前頭筆頭です。小結まで昇進したのは父の佐田の海鴻嗣です。父と息子の最高位を混同しないように注意しましょう。
Q3:佐田の海貴士は2026年現在も現役ですか?
A:はい。2026年11月場所の番付は西十両11枚目です。9月場所は3勝12敗でしたが、11月場所の番付にも名前が掲載されています。
Q4:佐田の海貴士はどこの相撲部屋に所属していますか?
A:境川部屋です。父の佐田の海鴻嗣は出羽海部屋に所属していました。貴士は父と縁のある境川親方のもとで力士として成長しました。
Q5:佐田の海貴士の通算成績はどれくらいですか?
A:2026年11月場所時点で794勝829敗22休です。幕内成績は415勝480敗5休で、敢闘賞3回、金星1個を記録しています。
まとめ:佐田の海は親子二代!父の小結と息子の現役生活を区別しよう
佐田の海という四股名には、昭和と平成・令和の大相撲をつなぐ親子二代の歴史があります。
父の佐田の海鴻嗣は出羽海部屋で活躍し、1982年1月場所に小結へ昇進。横綱・千代の富士を破るなど、幕内上位で実績を残した力士です。
一方、息子の佐田の海貴士は境川部屋に所属し、2003年に初土俵を踏みました。2014年に新入幕を果たし、最高位は前頭筆頭。2015年には横綱・日馬富士から金星を獲得しています。
2026年11月現在は西十両11枚目で現役を続けています。父の小結という最高位には届いていませんが、通算794勝という長いキャリアを積み重ねてきました。
佐田の海を調べる際に押さえておきたいのは、次の3点です。
- 父・佐田の海鴻嗣:出羽海部屋出身、最高位は小結、1988年7月場所に引退。
- 息子・佐田の海貴士:境川部屋所属、最高位は前頭筆頭、2026年も現役。
- 親子二代の共通点:同じ四股名を受け継ぎ、2人とも幕内力士として活躍した。
親子で同じ名前を名乗ることは、先代の実績を受け継ぐと同時に、自分自身の相撲で新しい歴史をつくることでもあります。今後の佐田の海貴士の取組と番付の推移にも注目したいところです。
主な参考資料:日本相撲協会公式力士プロフィール(佐田の海貴士・佐田の海鴻嗣)、日刊スポーツ「佐田の海が史上8組目の親子幕内」(2014年4月24日)、日刊スポーツ・プレミアム「38歳の最古参関取・佐田の海」(2025年7月2日)、大相撲のはてなに効く!観戦ガイド。