平野紫耀の現在の活動の中心は、Number_iでの音楽活動と国内外でのライブパフォーマンスだ。
Number_iは平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3人で構成されるダンス&ボーカルグループ。TOBEに所属し、ワーナーミュージック・ジャパンを通じて音楽作品を発表している。
2026年に入ってからの主な活動は次のとおりだ。
1. 音楽制作・プロデュース2026年1月29日には、平野紫耀がプロデュースを担当したデジタルシングル「3XL」をリリース。
従来のNumber_iのイメージに新しい表情を加える恋愛ソングで、グループの表題曲として初めて本格的な恋愛をテーマにした作品となった。
平野は楽曲の制作だけでなく、ミュージックビデオの映像イメージを先に構想し、その後に楽曲制作へ進む手法についても語っている。
単に歌やダンスを披露する立場から、作品全体の世界観を組み立てるクリエイティブ面にも活動領域を広げている。
2. 2026年9月には4thシングルを発表9月23日には、Number_iの4thシングル「REBON / BUGS LIFE / DIGITAL GIRL」が発売された。
この作品は、Atlantic Recordsとのレーベル契約後、最初に発表されたトリプルAサイドシングルだ。
平野がプロデュースした「NUMBERS PT.2」も収録されており、3人それぞれの制作参加が作品の特徴になっている。
3. 初のワールドツアーがスタート2026年8月3日、ワーナーミュージック・ジャパンはNumber_i初のワールドツアー開催を発表した。
日本公演は「Number_i LIVE TOUR No.III」として、札幌・東京・名古屋・大阪・福岡の5大ドームで実施する計画だ。
10月24日には札幌公演が予定され、国内ツアーがスタート。さらに2027年には「Chapter 2:Asia & North America」として海外公演を予定している。
これは海外進出を目標としていた平野にとって、King & Prince時代から続く夢に具体的な形が与えられた大きな節目だ。
4. ファッション分野でも活動音楽以外では、2025年1月にルイ・ヴィトンのメンズアンバサダーに就任したことも大きな話題となった。
2026年2月のGQ JAPANの特集でも、音楽とファッションの両方を通じて海外のクリエイターや文化に接する平野の姿が紹介されている。
Number_iとしての音楽活動と、平野紫耀個人のファッション分野での活動が並行している点も、現在のキャリアを理解するうえで見逃せない。
【脱退理由】平野紫耀がキンプリを辞めた本当の理由とは?

King & Princeの5人体制終了について、最も重要な資料は2022年11月4日に公表された事務所の公式発表と、メンバーそれぞれがファンに伝えたコメントだ。
ここには、グループ全体の決断と平野紫耀個人の思いが記されている。
5人の方向性が異なっていった2022年11月4日、当時の所属事務所はKing & Princeの5人での活動を2023年5月22日で終了すると発表した。
公式発表では、前年からメンバー5人とスタッフが今後のグループ活動や個人の人生について何度も話し合ってきたことが説明されている。
特に問題となったのは、海外活動を含めた将来の目標の違いだった。
事務所の発表には、次のような趣旨が記されていた。
海外での活動をはじめとして、それぞれに目指す方向が異なってきていることもわかってまいりました。
そして、話し合いを重ねた結果、全員が互いの人生を尊重するという考えに至り、5人での活動終了を決めた。
つまり、公式に説明された理由は、単純なメンバー間の不仲ではなく、将来の活動方針や人生設計の違いだった。
平野紫耀本人が明かした脱退理由さらに注目したいのが、平野本人が発表時に伝えたコメントだ。
日刊スポーツが2022年11月5日に報じたコメントによると、平野はデビュー当初から海外で活躍できるグループになることを目指していた。
しかし、活動を続ける中でメンバーそれぞれの方針に違いが生じ、自分自身の年齢や将来についても考えるようになったという。
そのうえで、海外進出という目標について次のように説明した。
「目標を失い、今回の決断に至りました」
この言葉は、脱退の背景を理解するうえで非常に重要だ。
平野にとって海外進出は、単なる新しい挑戦ではなかった。King & Princeのデビュー当初から掲げてきた夢の一つだったのである。
しかし、5人それぞれが経験を積むにつれ、目指す方向が変わっていった。
ここに、グループとして活動を続ける難しさがあった。
岸優太と神宮寺勇太の考えも異なっていた同じ脱退・退所でも、3人の事情は完全に同じではない。
岸優太も海外で活躍できるグループを目指していたが、個人の仕事と海外進出に必要なスキルを同時に追求する難しさを語っていた。
一方、神宮寺勇太は、メンバーの誰かが退所する話になった場合、自分も退所するという考えを以前から持っていたと説明している。
つまり、3人が同じ理由だけで脱退したわけではない。
それぞれの考えがあり、話し合いを重ねた末に別々の道を選択したということだ。
「事務所との対立が原因」という噂は本当?インターネット上では、当時の事務所との関係や運営方針をめぐるさまざまな説が語られてきた。
しかし、少なくとも公表された公式資料から確認できるのは、海外活動を含む将来の方向性の違いと、メンバー間の話し合いによる決断だ。
特定の人物との対立や、特定のトラブルが脱退の直接原因だったと断定できる公的な説明はない。
平野本人のコメントとグループ全体の発表を合わせて読むことが、当時の経緯を理解するうえで最も確かな手掛かりとなる。
【年表】キンプリ脱退からNumber_i結成までの経緯を整理
平野紫耀のキャリアを理解するには、2022年の発表から2026年の海外展開までを時系列で見ると分かりやすい。
特に重要なのは、King & Princeを脱退した日、事務所を退所した日、Number_iを結成した日が、それぞれ異なる意味を持つことだ。
平野紫耀・岸優太・神宮寺勇太の主要年表Number_iが正式に発表されたのは2023年10月15日。
平野紫耀と神宮寺勇太がTOBEに合流した後、岸優太も合流し、3人で活動することになった。
グループ名の「Number_i」には、オンリーワンを目指すことや、愛、ファンと一緒に歩んでいきたいという思いが込められている。
グループ名を提案したのは岸優太で、3人で話し合って決定したと報じられている。
この結成によって、King & Prince時代の3人が再び同じグループで活動することになった。
ただし、以前のグループに戻ったわけではない。新しいグループ名、新しい所属環境、新しい音楽スタイルでの再出発だった。
【音楽実績】GOATから3XLへ!2026年のチャート成績を検証
Number_iの音楽活動を語るうえで欠かせないのが、デビュー曲「GOAT」と平野紫耀プロデュースの「3XL」だ。
2曲は方向性が異なるが、いずれもグループの音楽的な幅を示す代表的な作品となっている。
GOAT:2024年1月1日のデビュー曲
2024年1月1日配信開始
Number_iの最初のデジタルシングル。全編ラップを取り入れた攻めた音楽性が特徴。
「GOAT」は2024年1月1日に配信され、Billboard JAPANの総合ソングチャート「JAPAN Hot 100」で初登場1位を獲得した。
同週のダウンロード数は64,321DL、動画再生数は7,243,154回。ストリーミングも初週4,801,615回を記録した。
加えて、2024年10月にはBillboard JAPANのストリーミング累計再生回数が1億回を突破している。
デビュー段階から、単なる話題性だけではなく、ダウンロードや動画再生など複数の指標で存在感を示した。
3XL:平野紫耀のプロデュース能力が表れた楽曲
2026年1月29日配信
平野紫耀がプロデュースを担当。ピュアな恋心を描いたグループ初の表題曲による恋愛ソング。
「3XL」は2026年1月29日に配信された。
Billboard JAPANが2月4日に発表したチャートでは、初週75,075DLを記録してダウンロード・ソング1位を獲得。総合ソングチャートでも首位となった。
さらに4月27日にCDシングルとして発売されると、5月6日公開のJAPAN Hot 100でも再び1位を獲得している。
特に注目したいのが、2026年上半期のBillboard JAPANダウンロード・ソング・チャートだ。
「3XL」は124,085DLで年間上半期ランキングの2位に入った。短期間の初動だけではなく、その後も継続的に支持されたことが分かる。
2026年の主要音楽チャート実績| 作品 | 主な実績 |
|---|---|
| GOAT | 2024年1月のJAPAN Hot 100初登場1位 |
| 3XL | 2026年2月のJAPAN Hot 100初週1位 |
| 3XL | 2026年上半期Download Songs 2位 |
| 3XL | 2026年5月のJAPAN Hot 100で再び1位 |
| BUGS LIFE | 2026年7月、Billboard JAPANの主要3部門で初週1位 |
| REBON / BUGS LIFE / DIGITAL GIRL | 2026年9月、Billboard JAPAN週間シングルセールス1位 |
「BUGS LIFE」は2026年7月13日に配信された神宮寺勇太プロデュース曲で、Billboard JAPANのJAPAN Hot 100、Download Songs、Hot Shot Songsの3部門で初週1位を獲得。オリコン週間デジタルシングルランキングでも1位となった。
9月発売の4thシングルも好調2026年9月23日発売の「REBON / BUGS LIFE / DIGITAL GIRL」は、Atlantic Recordsとの契約後初の作品だ。
Billboard JAPANの週間シングル・セールス・チャートでは、初週304,863枚を売り上げて1位を獲得した。
また、9月30日公開のJAPAN Hot 100では「REBON」が1位、「DIGITAL GIRL」が2位に入り、Number_iがトップ2を独占した。
オリコンでも初週約30万枚で週間シングルランキング1位となり、グループとして初の同ランキング首位を獲得している。
こうした数字から見えるのは、平野のプロデュース参加による表現の広がりと、グループ全体の作品を継続的に届ける力だ。
【海外進出】WMEとAtlantic Records契約の意味は?世界での評判も解説
2026年のNumber_iを語るうえで、海外進出は最も大きなテーマの一つだ。
特に注目されるのが、WMEとAtlantic Recordsという2つの米国企業との契約である。
2026年2月:WMEとエージェント契約2026年2月5日、TOBEはNumber_iが米国を拠点とするWME(William Morris Endeavor)とエージェント契約を締結したと発表した。
WMEは音楽だけでなく、映画、テレビ、スポーツなど幅広いエンターテインメント分野で活動する大手エージェンシーだ。
この契約はNumber_iの海外活動を見据えたもの。
重要なのは、WMEとの契約後も、TOBEが引き続きマネジメントを担当すると公式発表されている点だ。
WMEが海外活動に関するエージェント業務を担い、TOBEがアーティストのマネジメントを続ける体制となる。
2026年5月:Atlantic Recordsとのレーベル契約Warner Music Group傘下の音楽レーベル
Number_iのグローバルな音楽展開を後押しする契約先。
2026年5月18日、Number_iはAtlantic Recordsとのレーベル契約を発表した。
同レーベルは、アレサ・フランクリンやレッド・ツェッペリン、エド・シーラン、ブルーノ・マーズ、ロゼなど、幅広いアーティストの作品を扱ってきた歴史あるレーベルだ。
報道によると、Number_iのメンバーは同年春にロサンゼルスの本社を訪問し、米国での楽曲制作にも着手していた。
WMEとの契約が海外活動の代理業務に関するものだとすれば、Atlantic Recordsとの契約は音楽作品のグローバル展開に関わるものだ。
この2つの契約によって、Number_iは海外での活動と音源展開の両面で新しい体制を整えた。
海外での評判はどうなのか?海外進出を評価する際には、実際の海外公演と世界的な音楽チャートの実績を分けて考える必要がある。
Number_iは2024年に米国の大型音楽フェスティバル「Coachella Valley Music and Arts Festival」に出演。2025年には米国で開催された「Head In The Clouds」にも出演した。
こうした海外フェスへの出演は、日本国外の観客にパフォーマンスを届ける機会となっている。
2026年2月のGQ JAPANのインタビューで、平野は海外のステージで感じたことについて、音楽は言語を越えて伝わるという趣旨の話をしている。
「音楽に言語は関係ない」
加えて、海外の観客が楽曲のどの部分で乗りやすいかをステージ上から感じ取っているとも語った。
この発言から読み取れるのは、海外進出を単に日本語の歌を海外で披露する活動として捉えていないことだ。
リズム、ビート、パフォーマンス、視覚的な演出など、言葉以外の表現を含めて作品を届けようとしている。
ただし、海外フェスへの出演や海外企業との契約が、そのまま世界的な知名度や海外チャートでの成功を意味するわけではない。
現段階では、海外公演の拡大や現地制作への参加が進んでいることが、最も明確な成果だ。
2027年はアジア・北米公演へ2026年8月3日の公式発表では、初のワールドツアーについて次の2段階が示された。
- Chapter 1:Japan(2026年)
- Chapter 2:Asia & North America(2027年)
国内公演は5大ドームで展開され、2027年には海外公演を予定している。
海外公演の詳細な開催都市や日程については、今後の公式発表が待たれる。
【比較】King & PrinceとNumber_iは何が違う?現在の活動を整理
平野紫耀を検索する人の中には、現在のNumber_iと、かつて所属していたKing & Princeを比較したい人も多い。
まず理解しておきたいのは、King & Princeは解散したわけではないということだ。
2023年5月23日から永瀬廉と髙橋海人の2人体制で活動を続けている。
2つのグループの現在King & Prince
メンバー:永瀬廉・髙橋海人
所属:STARTO ENTERTAINMENT
2人体制で楽曲制作、ライブ、個人活動を継続。2026年10月29日には2027年のライブツアー開催も発表された。
Number_i
メンバー:平野紫耀・神宮寺勇太・岸優太
所属:TOBE
音楽制作、プロデュース、海外フェス、5大ドーム公演、ワールドツアーなどを展開。
King & Princeの公式ファンクラブやSTARTO ENTERTAINMENTの情報でも、2人体制での活動継続が確認できる。
活動の方向性を比較| 比較項目 | King & Prince | Number_i |
|---|---|---|
| メンバー | 永瀬廉・髙橋海人 | 平野紫耀・神宮寺勇太・岸優太 |
| 所属 | STARTO | TOBE |
| 音楽活動 | 2人体制のグループ活動 | 3人での音楽活動 |
| 制作面 | グループの新体制で作品を展開 | メンバーの個別プロデュースにも注力 |
| 海外展開 | 国内活動を中心に展開 | 海外フェス・海外レーベル契約・海外公演を計画 |
| 2026年の活動 | ライブ・EP・個人活動 | 4thシングル・5大ドーム・ワールドツアー |
両グループの違いは、優劣ではなく、選択した活動環境と表現の方向にある。
King & Princeは2人でグループを継続し、現在の体制で新しい作品やライブを作り上げている。
一方のNumber_iは、3人が再び集まり、海外市場を視野に入れた音楽制作とパフォーマンスを追求している。
同じKing & Princeから生まれた2つのグループが、それぞれ別の道で活動を続けていること自体が、2026年の大きな特徴だ。
【よくある質問】キンプリ平野紫耀に関するFAQ
Q1:平野紫耀がKing & Princeを脱退した理由は何ですか?
A1:平野本人は、デビュー当初から目指していた海外で活躍するグループという目標について、メンバー間の活動方針の違いや自身の年齢などを考え、目標を失ったことが決断につながったと説明しています。グループ全体の公式発表では、海外活動を含む将来の方向性の違いが理由として挙げられました。
Q2:平野紫耀は2026年現在、何をしていますか?
A2:Number_iのメンバーとして音楽活動を続けています。2026年には自身がプロデュースした「3XL」を発表し、9月には4thシングルを発売。初のワールドツアーも始まり、2027年にはアジア・北米公演が予定されています。
Q3:平野紫耀のNumber_iはWMEやAtlantic Recordsと契約したのですか?
A3:正確には、契約主体は平野個人ではなくNumber_iです。2026年2月にWMEとエージェント契約、5月にAtlantic Recordsとレーベル契約を発表しました。TOBEは引き続きグループのマネジメントを担当しています。
まとめ:【プロの結論】平野紫耀の現在は新しいキャリアの確立段階
2026年10月30日現在、平野紫耀はNumber_iの中心メンバーとして、音楽制作、パフォーマンス、海外展開という複数の分野で活動している。
King & Princeを脱退した2023年から現在までの歩みを振り返ると、次の3つの転換点が見えてくる。
1. 2023年: King & Princeを離れ、TOBEで新しい活動環境を選んだ。
2. 2024~2025年: Number_iとしてデビューし、海外フェスや音楽作品を通じて活動の幅を広げた。
3. 2026年: WME・Atlantic Recordsとの契約、3XLのヒット、初のワールドツアーによって海外展開を具体化した。
特に注目したいのは、平野紫耀が単に所属グループを変えただけではないという点だ。
「GOAT」で新しい音楽性を打ち出し、「3XL」ではプロデュースを担当。さらに海外のクリエイターとの制作環境にも積極的に関わっている。
これは、アーティストとしての表現領域を広げていることを示している。
一方、海外進出については、WMEとの契約やAtlantic Recordsとの提携だけで世界的な成功が確定したわけではない。2027年のアジア・北米公演や、今後の海外チャート実績が次の評価材料になる。
平野紫耀の歩みを追うなら、脱退当時の噂だけでなく、本人の発言、公式発表、作品の実績、実際の海外活動を合わせて見ることが大切だ。
King & Princeで培った経験を持ちながら、Number_iとして新しい挑戦を続ける平野紫耀。そのキャリアが次にどのような成果を生み出すのか、2027年の海外公演は大きな注目ポイントとなりそうだ。