『キン肉マン』に登場するペンタゴンは、白い身体と大きな翼、顔面に描かれた五芒星が特徴的な正義超人だ。最大の特徴は、通常の超人にはない時空操作能力。自分と相手の位置を入れ替える「クロノス・チェンジ」や、時間そのものを一時停止させる「ストップ・ザ・タイム」など、常識を超えた能力を持っている。
公式プロフィールによると、身長208cm、体重115kg、超人強度70万パワー。悪魔超人ブラックホールとは従兄弟同士であり、宇宙超人タッグトーナメントでは「四次元殺法コンビ」を結成した。加えて、2025年放送の新アニメ『キン肉マン 完璧超人始祖編』では島﨑信長が声を担当している。2026年現在も原作シリーズは連載中だ。今回は初登場からウォーズマン戦、必殺技の仕組み、ブラックホールとの関係まで、公式キャラクター情報を軸に整理する。
【正体は何者?】ペンタゴンの公式プロフィールと基本設定

ペンタゴンの正体は、アメリカ合衆国出身の正義超人である。
全身が純白で、背中には大きな翼を持つ。顔面中央の五芒星が外見上の大きな特徴であり、この星が時間や空間を操作する能力の発動にも関係している。
単なる空中戦が得意な超人ではなく、特殊能力と高度なテクニックを組み合わせて戦う技巧派だ。
公式プロフィール一覧| 項目 | 公式プロフィール |
|---|---|
| 名前 | ペンタゴン |
| 登場作品 | キン肉マン |
| 所属 | 正義超人 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 |
| 身長 | 208cm |
| 体重 | 115kg |
| 超人強度 | 70万パワー |
| 外見 | 純白の身体・背中の翼・顔面の五芒星 |
| 特徴 | 時空操作能力 |
| 親族 | ブラックホール(従兄弟) |
| 新アニメ声優 | 島﨑信長 |
| 初登場 | 原作第8巻「ゴール前の死闘の巻」 |
出典:集英社『キン肉マン』公式サイトの超人プロフィール。
特に注目したいのは、超人強度が70万パワーという点だ。
キン肉マンの世界では、超人強度はキャラクターの基本的なパワーを示す指標として扱われる。しかし、ペンタゴンの戦闘能力は単純な数値だけでは測れない。
時空を操る能力は、相手の攻撃力や体格とは異なる次元で試合展開を変えてしまうからだ。
ペンタゴンの正体に隠された重要な関係ペンタゴンを語るうえで欠かせないのが、悪魔超人ブラックホールとの血縁関係である。
実は2人は従兄弟同士。所属は異なり、ペンタゴンは正義超人、ブラックホールは悪魔超人という対照的な立場にいる。
それにもかかわらず、互いの能力を理解し、タッグを組めるほどの信頼関係を築いている。
この設定が後の「四次元殺法コンビ」につながっていく。
【初登場は第8巻】ペンタゴンとウォーズマンの対戦を解説
ペンタゴンの初登場は、原作コミックス第8巻「ゴール前の死闘の巻」。
登場時から、背中の翼を利用した空中殺法と独特の戦闘スタイルで存在感を示した。
第21回超人オリンピックでウォーズマンと激突ペンタゴンの代表的な初期戦績として知られるのが、第21回超人オリンピック「ザ・ビッグファイト」でのウォーズマン戦だ。
決勝トーナメントで対戦した2人の戦闘スタイルは、非常に対照的だった。
ペンタゴンは翼を利用した空中殺法でウォーズマンを翻弄。一方のウォーズマンは、機械超人ならではの攻撃力とベアークローを武器に戦った。
試合の結果は、ウォーズマンの勝利。
最後はウォーズマンのベアークローによって、ペンタゴンは顔面から腹部にかけて大きなダメージを受けて敗北した。
この試合は、ペンタゴンの空中戦能力を示す一方で、特殊な能力だけでは強敵を必ずしも攻略できないことも印象づけた。
なぜウォーズマン戦でクロノス・チェンジを使わなかったのか?ペンタゴンについて調べると、よく疑問になるのが「時空を操れるのに、なぜウォーズマン戦で能力を使わなかったのか」という点だ。
ここで重要なのが、技の初登場時期である。
集英社の公式技データでは、クロノス・チェンジとストップ・ザ・タイムの初登場巻はともに第18巻とされている。
つまり、ウォーズマンとの初期の対戦時点では、これらの技はまだ作中に登場していなかった。
後のタッグ戦で明らかになる能力を、初期の試合にそのまま当てはめて考えると、時系列を取り違えることになる。
この点を理解すると、ウォーズマン戦の展開も整理しやすい。
【時空操作能力の秘密】クロノス・チェンジとストップ・ザ・タイム
ペンタゴン最大の特徴は、顔面の五芒星を利用した時間・空間への干渉能力だ。
特に有名なのが、クロノス・チェンジとストップ・ザ・タイムの2つ。
名前は似ているものの、戦闘で果たす役割は異なる。
1. クロノス・チェンジクロノス・チェンジは、ペンタゴンの代表的な必殺技である。
顔面の五芒星を引き抜いて回転させることで、自分と相手の位置を瞬時に入れ替える。
この技の恐ろしさは、相手の攻撃そのものを利用できる点にある。
例えば、敵が強烈な攻撃を仕掛けてきた場合、位置を入れ替えることで攻撃の方向や状況を一変させられる。
相手が攻撃を当てたと思った瞬間に立場が逆転するため、通常のプロレス技とはまったく異なる駆け引きが生まれる。
ただし、集英社の公式技解説には重要な弱点も記載されている。
- 効果範囲は手が届く範囲と非常に狭い。
- 相手に五芒星を回転させられても技が発動してしまう。
つまり、無制限に遠距離の相手を入れ替えられる能力ではない。
強力な反面、接近戦での位置取りや五芒星への対策が重要になる技だ。
2. ストップ・ザ・タイムストップ・ザ・タイムは、文字どおり時間の流れに干渉する技。
顔面の五芒星を回転させることで、時間を一時停止させることができる。
さらに興味深いのは、回転方向によって時間の操作方法が異なることだ。
- 時計回り:時間を進める。
- 反時計回り:時間を逆行させる。
- 時間停止:時間の流れを一時的に止める。
これは単純に相手の動きを封じるだけの能力ではない。
時間そのものに働きかけるという、ペンタゴンの特殊性を象徴する技である。
なお、公式技解説で明示されているのは時間停止と回転方向による時間の進行・逆行だ。時間を無制限に支配できるという意味ではない。
クロノス・チェンジとストップ・ザ・タイムの違い| 比較項目 | クロノス・チェンジ | ストップ・ザ・タイム |
|---|---|---|
| 主な能力 | 位置の入れ替え | 時間の操作 |
| 発動方法 | 五芒星を引き抜いて回転 | 五芒星を回転 |
| 主な効果 | 自分と相手の位置を交換 | 時間停止・進行・逆行 |
| 初登場 | 第18巻 | 第18巻 |
| 特徴 | 接近戦での位置関係を逆転 | 時間の流れそのものに干渉 |
| 注意点 | 効果範囲が手の届く範囲 | 時間操作の万能性までは示されていない |
2つの技を比較すると、ペンタゴンの強さがよく分かる。
クロノス・チェンジは空間的な位置関係を操作する技であり、ストップ・ザ・タイムは時間軸に干渉する技だ。
両方を使い分けられることが、ペンタゴンをほかの正義超人とは異なる存在にしている。
【必殺技一覧】ペンタゴンが使用する8種類の技
集英社の公式技検索では、ペンタゴンに関係する技として8種類が掲載されている。
個人技だけでなく、ブラックホールとのタッグ技も含まれている点が特徴だ。
ペンタゴンの必殺技一覧1. クロノス・チェンジ
自分と相手の位置を入れ替える超人技。顔面の五芒星を利用した代表技で、第18巻に初登場。
2. ストップ・ザ・タイム
五芒星を回転させて時間を停止させる技。時間の進行や逆行にも干渉できる。第18巻に初登場。
3. エンジェルウイングクローズ
翼を利用した超人技。公式技データでは技封じ技に分類されている。第43巻に初登場。
4. スペースシャトル
ペンタゴンが使用する打撃技。第43巻に初登場。
5. スペースファルコン
こちらも打撃技に分類されるペンタゴンの技。第43巻に初登場。
6. 四次元エレメント交差
ブラックホールとの連携技。第43巻に初登場し、ジャック・チーとの試合に関係する。
7. 四次元交差
ブラックホールとペンタゴンによるタッグ技。1人がブリッジをしながら顔面に四次元空間の穴を開き、もう1人が相手をパイルドライバーで穴に送り込む。第18巻に初登場。
8. 四次元ワープ
ブラックホールの顔面にある穴を利用するタッグ技。飛ばされたペンタゴンがその穴に入り、四次元空間を使ってワープする。相手の攻撃による衝撃を無効化できる。第17巻に初登場。
特に注目したいのは、四次元ワープと四次元交差だ。
ペンタゴン単独ではなく、ブラックホールの能力と組み合わせることで成立する技であり、2人の相性の良さを象徴している。
【ブラックホールとの関係】四次元殺法コンビの強さと作中での活躍
ペンタゴンを語るうえで、ブラックホールとの関係は外せない。
2人は従兄弟同士でありながら、所属する陣営が異なる。
ペンタゴンは正義超人、ブラックホールは悪魔超人。
それぞれの戦闘能力を組み合わせることで、独自の戦術を生み出した。
四次元殺法コンビの結成宇宙超人タッグトーナメントでは、ペンタゴンとブラックホールが「四次元殺法コンビ」を結成する。
ブラックホールは顔面にある穴を使って四次元空間を利用する能力を持つ。
一方のペンタゴンは、時間や位置関係を操作する能力を持っている。
この2つが組み合わさることで、通常のタッグチームでは実現できない変則的な戦闘が可能になる。
相手の攻撃を回避したり、位置を入れ替えたり、四次元空間を経由して移動したりするなど、相手にとって予測しにくい戦い方が持ち味だ。
マッスル・ブラザーズとの対戦四次元殺法コンビの代表的な対戦相手は、キン肉マンとキン肉マングレートによるマッスル・ブラザーズだ。
1回戦で激突した両チームの戦いでは、ペンタゴンがクロノス・チェンジや空中殺法を駆使してキン肉マンを追い詰める。
しかし、最後はマッスル・ブラザーズの合体技「マッスル・ドッキング」を受けて敗退した。
特殊能力を持つ2人でも、強力な連携技を持つ相手には苦戦するという展開だった。
ジャック・チー戦で見せたペンタゴンの再登場ペンタゴンの作中での活躍を語るうえで、完璧・無量大数軍との対抗戦も重要だ。
ブラックホールはジャック・チーとの試合で、得意とする四次元レスリングを封じられて苦戦する。
その危機を知ったペンタゴンは、ブラックホールとの連携による四次元エレメント交差を提案する。
この技によってブラックホールと入れ替わり、ジャック・チーとの戦闘に参加した。
公式プロフィールでは、ペンタゴンは相性の良さを生かして優勢に試合を進め、最後はブラックホールに花を持たせる形で勝利したと紹介されている。
ここで興味深いのは、公式技解説における四次元エレメント交差の説明だ。
ブラックホールが身体を裏返して変身を装い、試合権のないパートナーをリングに参加させるという、ルールの隙を突いた仕組みとして説明されている。
つまり、この技の面白さは単純な時空操作だけではない。プロレスの試合形式そのものを逆手に取る発想にもある。
ペンタゴンと関係者の相関関係| キャラクター・チーム | 関係 | 作中での主な出来事 |
|---|---|---|
| ブラックホール | 従兄弟・タッグパートナー | 四次元殺法コンビを結成 |
| ウォーズマン | 対戦相手 | 超人オリンピックで対戦し敗北 |
| キン肉マン | 対戦相手 | タッグ戦でクロノス・チェンジを使用 |
| キン肉マングレート | 対戦相手 | 四次元殺法コンビと対戦 |
| マッスル・ブラザーズ | タッグ戦の相手 | マッスル・ドッキングで敗退 |
| ジャック・チー | 対戦相手 | 四次元エレメント交差を通じて戦闘に参加 |
| 島﨑信長 | 新アニメの声優 | 完璧超人始祖編でペンタゴンを担当 |
この関係性を見ると、ペンタゴンの活躍は単独の試合だけでなく、ブラックホールとの連携によって大きく広がっていることが分かる。
【声優は島﨑信長】2026年最新のアニメ情報とペンタゴンの現在
新アニメ『キン肉マン 完璧超人始祖編』でペンタゴンを演じているのは、声優の島﨑信長だ。
2025年1月31日に新キャストとして発表され、Season 2の第15話「四次元からの声!!」で登場した。
島﨑信長が担当するペンタゴンの魅力島﨑信長は、ペンタゴン役への起用について、幼い頃から親しんできた『キン肉マン』で四次元殺法コンビの一員を演じることになった喜びを公式コメントで語っている。
このキャスティングで注目したいのは、ブラックホール役の宮田俊哉との掛け合いだ。
ペンタゴンとブラックホールは原作でも関係性が深いキャラクターであり、2人の声のやり取りは四次元殺法コンビの魅力を表現する重要な要素になっている。
新アニメでは、ペンタゴンの登場によって原作の人気エピソードが映像化された。
2026年11月現在の『キン肉マン』最新状況2026年11月3日時点で、原作『キン肉マン』は連載を継続している。
集英社の公式サイトで確認できる最新情報は次のとおり。
- 最新コミックス:第94巻
- 第94巻発売日:2026年10月2日
- 最新更新エピソード:第548話「小兵の戦略!!の巻」
- 第548話更新日:2026年10月26日
- 公式サイト更新:2026年11月2日
作品全体では新たな敵勢力や時間超人をめぐる展開が進んでいる。
ペンタゴンについては、集英社公式のキャラクター情報と技検索に、身長・超人強度・必殺技・ブラックホールとの関係が掲載されている。
2026年の作品状況を追う場合も、原作の最新展開と過去のペンタゴンの活躍を区別して把握することが大切だ。
【プロの結論】ペンタゴンの本当の強さは70万パワーでは測れない
ペンタゴンは、超人強度70万パワーという数値だけを見ると、突出したパワー型の超人ではない。
しかし、彼の本質はパワーではなく、戦況そのものを変える特殊能力にある。
クロノス・チェンジは相手との位置関係を逆転させ、ストップ・ザ・タイムは時間の流れに干渉する。
加えて、ブラックホールと組めば四次元空間を利用した連携攻撃も可能になる。
こうした特徴から、ペンタゴンの強さを評価する際には、次の3つの視点が重要だ。
第一に、特殊能力の応用力。
単に強い攻撃を繰り出すのではなく、相手の攻撃を利用して有利な状況を作ることができる。これはパワー型の超人にはない強みだ。
第二に、タッグ戦での相性。
ブラックホールとの組み合わせによって、個人戦とは異なる戦術を展開できる。四次元殺法コンビは、2人の能力が互いを補完する好例である。
第三に、能力の弱点を理解すること。
クロノス・チェンジには手が届く範囲という制限があり、五芒星を相手に操作される可能性もある。特殊能力だからといって無条件に勝利できるわけではない。
ペンタゴンは、単純な戦闘力の比較では見落とされやすいキャラクターだ。
特に、時空操作という設定をどのように試合展開へ結び付けるかに注目すると、ウォーズマン戦から四次元殺法コンビ、ジャック・チー戦までの活躍がより立体的に見えてくる。
【キン肉マンのペンタゴン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ペンタゴンの正体は何者ですか?
A1:アメリカ合衆国出身の正義超人です。全身純白で背中に翼を持ち、顔面の五芒星を使って時空を操作します。悪魔超人ブラックホールとは従兄弟同士です。
Q2:ペンタゴンの身長と超人強度はいくつですか?
A2:公式プロフィールでは身長208cm、体重115kg、超人強度70万パワーです。
Q3:ペンタゴンの最強技はクロノス・チェンジですか?
A3:代表的な技としてクロノス・チェンジが知られています。ただし、時間を停止・進行・逆行させるストップ・ザ・タイムも重要な能力です。どちらが最強かという公式ランキングはありません。
Q4:ペンタゴンとブラックホールは兄弟ですか?
A4:兄弟ではなく従兄弟同士です。2人は宇宙超人タッグトーナメントで四次元殺法コンビを結成しました。
Q5:ペンタゴンの声優は誰ですか?
A5:新アニメ『キン肉マン 完璧超人始祖編』では島﨑信長が担当しています。ブラックホール役は宮田俊哉です。
Q6:ペンタゴンはウォーズマンに勝ちましたか?
A6:いいえ。第21回超人オリンピックの決勝トーナメントで対戦し、ウォーズマンのベアークローによって敗れています。
Q7:ペンタゴンの初登場は何巻ですか?
A7:原作コミックス第8巻「ゴール前の死闘の巻」です。クロノス・チェンジとストップ・ザ・タイムは第18巻に初登場します。
まとめ:ペンタゴンは時空操作と四次元殺法を象徴する正義超人
ペンタゴンは、身長208cm、超人強度70万パワーのアメリカ出身の正義超人だ。
第8巻で初登場し、ウォーズマンとの対戦、ブラックホールとの四次元殺法コンビ、ジャック・チー戦での活躍など、シリーズの中で印象的な役割を果たしてきた。
特にクロノス・チェンジとストップ・ザ・タイムは、顔面の五芒星を利用した独自の時空操作能力を象徴する技である。
新アニメでは島﨑信長が声を担当し、2025年の『完璧超人始祖編』Season 2でも存在感を示した。
2026年現在も『キン肉マン』は連載中であり、原作の最新刊は第94巻。今後シリーズを読み返す際には、ペンタゴン単独の能力だけでなく、ブラックホールとの血縁関係や連携技にも注目したい。
単純なパワーではなく、時間・空間・戦術を組み合わせて勝負する。それこそがペンタゴンという超人の最大の魅力である。
主な事実確認資料
- 集英社『キン肉マン』公式サイト:ペンタゴンのプロフィール・必殺技一覧・技の解説。
- 集英社『キン肉マン』公式アニメキャスト・エピソード情報。
- 集英社コミック公式 S-MANGA:第94巻の書誌情報。
- ポニーキャニオン:2025年のペンタゴン役キャスト発表。