伊藤裕季也は「いとう・ゆきや」と読みます。1996年8月30日生まれ、三重県出身。2026年11月現在は30歳です。
日本野球機構(NPB)と楽天球団の2026年選手名鑑に掲載されている基本プロフィールは次のとおりです。
- 氏名: 伊藤裕季也(いとう ゆきや)
- 生年月日: 1996年8月30日
- 年齢: 30歳
- 出身地: 三重県
- 身長: 181cm
- 体重: 95kg
- 投打: 右投右打
- ポジション: 内野手
- 所属球団: 東北楽天ゴールデンイーグルス
- 背番号: 39
- ドラフト: 2018年ドラフト2位
- 出身高校: 日本大学第三高等学校(日大三高)
- 出身大学: 立正大学
特に注目したいのは、181cm、95kgという恵まれた体格と右打者としての長打力です。楽天が期待する長打を打てる右打ちの内野手という特徴は、伊藤の選手像を理解するうえで欠かせません。
なお、2026年の背番号は39です。DeNA時代とは異なる環境で、楽天の一員としてプレーを続けています。
(出典:NPB公式選手名鑑、東北楽天ゴールデンイーグルス2026年選手名鑑)
【日大三高から立正大学、DeNAへ】伊藤裕季也の経歴と転機

伊藤の野球人生は三重県で始まりました。日本代表の侍ジャパン公式プロフィールによると、浜田野球少年団、四日市トップエースボーイズを経て、日本大学第三高校に進学。その後、立正大学へ進んでいます。
日大三高時代日大三高は、東京都を代表する高校野球の強豪校です。
伊藤は同校で野球経験を積み、大学野球、そしてプロ野球へと進む基礎を築きました。
立正大学で大学日本代表に選出立正大学への進学後、伊藤は内野手として力を伸ばします。
特筆すべき実績が、2018年の大学日本代表への選出です。
侍ジャパン公式プロフィールには、次の大会への出場が記録されています。
- 2018年第42回日米大学野球選手権大会
- 2018年第29回ハーレムベースボールウィーク
大学代表での登録ポジションは内野手。日本を代表する大学野球選手たちとともに国際大会を経験しました。
当時の本人プロフィールでは、内野・外野の複数ポジションを守れることや、状況に応じた打撃をアピールポイントとして挙げています。
大学時代から長打だけに頼らないプレーを意識していたことがうかがえます。
2018年ドラフト2位で横浜DeNAに入団2018年のドラフト会議で横浜DeNAベイスターズから2位指名を受け、プロ入りしました。
2019年にプロデビューすると、21試合に出場して打率.288、4本塁打、7打点を記録。
出場機会は限られていたものの、長打率.596という数字は印象的です。
一方、2020年は5試合、2021年は3試合と一軍出場が減少。2022年もDeNAでは7試合の出場にとどまり、打率.077でした。
プロとしての可能性を示しながらも、一軍で安定した出場機会を確保できない時期が続いていたのです。
(出典:侍ジャパン公式選手プロフィール、NPB個人年度別成績)
【2022年7月のトレード】森原康平との交換で楽天へ移籍した経緯
伊藤裕季也のキャリアを語るうえで大きな転換点となったのが、2022年7月28日に発表された交換トレードです。
横浜DeNAベイスターズと東北楽天ゴールデンイーグルスの間で、伊藤と投手の森原康平を交換することが発表されました。
つまり、伊藤が楽天へ移籍し、森原がDeNAへ移籍する1対1のトレードです。
移籍発表時の伊藤のコメントDeNA公式発表に掲載された伊藤のコメントには、当時の率直な心境が表れています。
「思うような結果が出せず、悔しい気持ちがありますが、野球人として自分らしい結果を残せるように、また新たな地で頑張りたいと思います。」
DeNAでの3年半を振り返り、支えてくれた関係者への感謝も伝えていました。
このトレードの発表日は2022年7月28日。NPBの登録公示では、翌29日に伊藤が楽天へ移り、森原がDeNAへ移っています。
トレードに関係した選手と球団| 関係者 | 移籍前 | 移籍後 |
|---|---|---|
| 伊藤裕季也 | 横浜DeNA | 楽天 |
| 森原康平 | 楽天 | 横浜DeNA |
| 発表日 | 2022年7月28日 | 交換トレード成立 |
| 登録上の移籍 | 7月29日 | 7月29日 |
この移籍によって、伊藤は新しいチームで一軍定着を目指すことになりました。
楽天移籍後に迎えた飛躍のシーズン移籍直後の2022年は楽天で3試合に出場。打席数も8にとどまり、成績を残すまでには至りませんでした。
しかし、2023年には状況が変わります。
楽天で87試合に出場し、打率.245、5本塁打、16打点を記録。プロ入り後、出場機会を大きく伸ばしたシーズンとなりました。
DeNA時代には十分に発揮できなかった打撃力を、楽天で徐々に示し始めたのです。
(出典:横浜DeNAベイスターズ公式発表、東北楽天ゴールデンイーグルス公式発表、NPB公示)
【2026年最新成績】打率.188・3本塁打・8打点を過去シーズンと比較
2026年の伊藤裕季也を評価する際、まず確認したいのが一軍公式戦の最終成績です。
NPBの2026年シーズン終了時点の個人年度別成績によると、次の数字になっています。
2026年一軍打撃成績
- 試合数:19試合
- 打席数:53打席
- 打数:48打数
- 安打:9本
- 打率:.188
- 二塁打:3本
- 本塁打:3本
- 打点:8
- 出塁率:.245
- 長打率:.438
- OPS:.683
- 三振:17
打率.188は決して満足できる数字ではありません。一方、本塁打3本、二塁打3本という長打の記録も見逃せません。
伊藤裕季也の年度別成績一覧NPB公式記録をもとに、プロ入りから2026年までの一軍成績をまとめました。
| 年度 | 所属球団 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019 | DeNA | 21 | .288 | 4 | 7 |
| 2020 | DeNA | 5 | .286 | 0 | 1 |
| 2021 | DeNA | 3 | .000 | 0 | 0 |
| 2022 | DeNA | 7 | .077 | 0 | 0 |
| 2022 | 楽天 | 3 | .000 | 0 | 0 |
| 2023 | 楽天 | 87 | .245 | 5 | 16 |
| 2024 | 楽天 | 44 | .261 | 2 | 10 |
| 2025 | 楽天 | 51 | .214 | 1 | 7 |
| 2026 | 楽天 | 19 | .188 | 3 | 8 |
※一軍公式戦の成績。2022年は球団別に分けて掲載。
2023年は楽天移籍後のキャリアハイとなる出場数2023年は87試合に出場し、5本塁打、16打点を記録しました。
試合数は2026年の19試合と比べて大きく、楽天移籍後に一定の出場機会を獲得できたシーズンです。
2024年は44試合で打率.261を記録。楽天在籍期間では、この年が最も高い打率となっています。
ただし、本塁打は2本に減少しており、打率と長打力の両立が課題として残りました。
2025年は一軍で苦戦2025年は51試合に出場したものの、打率.214、1本塁打、7打点。
2023年の5本塁打から徐々に数字が落ち、2025年は一軍で思うような結果を残せませんでした。
当時の契約更改報道でも、本人は調子が上向いた際に十分に結果へつなげられなかったと振り返っています。
2026年は打率低下の一方で長打力に変化2026年は打率.188と、2025年の.214からさらに低下しました。
しかし、本塁打は3本。2025年の1本を上回り、打点も8と前年の7を上回っています。
さらに注目したいのが長打率です。
- 2024年:.383
- 2025年:.325
- 2026年:.438
2026年は打率が低いにもかかわらず、長打率は過去2シーズンを上回りました。
OPSも.683で、2024年の.681をわずかに超えています。
つまり、2026年の成績は単純に打撃全体が悪化したという見方だけでは説明できません。安打数は少ないものの、安打が出た際の長打による貢献は残っています。
ただし、48打数という少ないサンプルであることには注意が必要です。19試合の数字だけで、長打力がシーズンを通して安定したと判断することはできません。
(出典:NPB公式個人年度別成績)
【背番号39とプレースタイル】伊藤裕季也の持ち味と現在の役割
楽天で背番号39を着ける伊藤の最大の特徴は、右打者としてのパンチ力です。
恵まれた体格を生かした力強い打撃は、長打を期待される理由の一つになっています。
内野手を基本に複数ポジションへ対応登録上のポジションは内野手です。
ただし、2025年の契約更改報道では、本職の内野だけでなく外野でもプレーしたことが伝えられています。
同報道によると、伊藤本人は守備位置へのこだわりよりも打撃に集中する考えを示していました。
これは一軍での出場機会を増やすうえで重要な要素です。
内野だけでなく外野にも対応できれば、チーム事情に応じて起用される可能性が広がります。
一方、複数ポジションを守れることだけでは、安定した出場機会を保証できません。最終的には打撃で結果を残すことが大切です。
長打力をどう生かすかが最大のテーマ伊藤の2026年の数字で注目したいのは、48打数で3本塁打を放っている点です。
本塁打だけでなく二塁打も3本あり、9安打中6本が長打でした。
この結果は、少ない安打数でも試合の流れを変えられる可能性を示しています。
ただし、三振も17個記録しています。打席数53に対して17三振という割合は約32.1%です。
長打を狙う打撃と、確実にコンタクトする技術のバランスが今後の課題になります。
【伊藤裕季也の2026年年俸】1900万円の背景と今後の評価
伊藤裕季也の2026年の推定年俸は1,900万円です。
日刊スポーツの2025年11月20日の契約更改報道によると、前年から50万円減となる1,900万円で契約を更改しました。
年俸の推移を整理すると、次のようになります。
- 2023年:850万円
- 2024年:1,850万円
- 2025年:1,950万円
- 2026年:1,900万円
※報道に基づく推定額。
2024年には前年から1,000万円増となり、評価が大きく上がりました。2023年に87試合へ出場したことなどが背景にあります。
一方、2025年は一軍で51試合、打率.214、1本塁打という成績にとどまり、50万円減となりました。
契約更改時、伊藤は打撃に集中する姿勢を示し、チームからも長打を打てる右打者として期待されていることが報じられています。
2026年は本塁打数こそ増えましたが、出場試合数と打率には課題が残りました。
今後、年俸や球団内での評価を上げるためには、長打を打つ能力に加えて、一軍で継続的に起用されるだけの打撃の安定感が必要です。
【プロの結論】伊藤裕季也を評価する3つのポイント伊藤の現在地を正しく理解するには、次の3点を分けて見ることが重要です。
1. 長打力は依然として魅力
2026年は打率.188ながら3本塁打。長打率.438という数字は、打撃面での持ち味が失われていないことを示しています。
2. 一軍での出場機会を増やせるか
2023年の87試合に対し、2026年は19試合でした。打撃結果だけでなく、継続して一軍で起用されることが大きな課題です。
3. 打率と三振の改善
長打を狙う打撃を維持しながら、三振を減らして出塁機会を増やせるかがポイントです。
伊藤を評価するときは、打率だけで判断するのではなく、本塁打、長打率、OPS、出場試合数を組み合わせて見ると、より実態に近づけます。
【伊藤裕季也に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:伊藤裕季也は何と読みますか?
A1:伊藤裕季也は「いとう・ゆきや」と読みます。東北楽天ゴールデンイーグルス所属の右投右打の内野手です。
Q2:伊藤裕季也の2026年の成績は?
A2:2026年の一軍公式戦成績は19試合、打率.188、9安打、3本塁打、8打点です。長打率は.438、OPSは.683でした。
Q3:伊藤裕季也はなぜ楽天に移籍したのですか?
A3:2022年7月28日に横浜DeNAベイスターズと楽天の交換トレードが発表され、森原康平との1対1のトレードで楽天へ移籍しました。球団の公式発表では交換トレードの成立が説明されています。
Q4:伊藤裕季也の出身高校と大学は?
A4:日大三高(日本大学第三高等学校)から立正大学へ進学しています。大学時代には2018年の大学日本代表にも選出されました。
Q5:伊藤裕季也の背番号は何番ですか?
A5:楽天での背番号は39です。
Q6:伊藤裕季也の2026年の年俸はいくらですか?
A6:2026年の推定年俸は1,900万円です。2025年11月の契約更改で、前年から50万円減となったことが報じられています。
まとめ:伊藤裕季也の2026年と今後の注目点
伊藤裕季也は、日大三高、立正大学、横浜DeNAベイスターズを経て楽天へ移籍した右打ちの内野手です。
2026年は打率.188と苦しい数字になりましたが、3本塁打、8打点、長打率.438という結果も残しています。
特に注目したいのは、2023年に87試合へ出場した実績があることです。再び一軍で継続的に起用される選手へ成長できるかが、今後のキャリアを左右します。
2027年以降を見据えるなら、打率の改善、三振の減少、長打力の維持、複数ポジションへの対応力が重要な評価ポイントです。
伊藤裕季也の魅力は、打率だけでは測れない一発の可能性にあります。 背番号39の右打者が、楽天でどこまで存在感を高められるか。次のシーズンも注目したい選手の一人です。
主な情報源: 日本野球機構(NPB)個人年度別成績、東北楽天ゴールデンイーグルス公式選手名鑑・トレード発表、横浜DeNAベイスターズ公式発表、侍ジャパン公式プロフィール、日刊スポーツ契約更改報道。