俳優・柄本明さんの妻は、女優として舞台や映画、テレビドラマで活躍した角替和枝(つのがえ・かずえ)さんです。2人は1976年に舞台を通じて出会い、1981年に結婚。劇団東京乾電池を中心に俳優として活動するなかで関係を深め、3人の子供に恵まれました。
しかし、角替さんは2018年10月27日、64歳で原発不明がんのため死去しています。2026年現在、柄本明さんは再婚を公表しておらず、俳優として映画・ドラマ・舞台への出演を続けています。妻との出会いから結婚、子供たちの現在、角替さんの女優人生、そして柄本さんの最新活動までを整理します。
【結婚相手は誰?】柄本明の妻は女優・角替和枝さん

柄本明さんの結婚相手は、静岡県出身の女優・角替和枝さんです。本名は柄本和枝(えもと・かずえ)。芸名の角替和枝として、舞台を中心に映画やテレビドラマにも出演していました。
2人が結婚したのは1981年。出会いから結婚までの間には、同じ演劇の世界で活動する俳優同士として過ごした時間がありました。
角替さんは単に有名俳優の妻だったわけではありません。つかこうへい事務所を経て劇団東京乾電池に所属し、独自の存在感を持つ女優としてキャリアを築いています。
柄本さんも1976年に劇団東京乾電池を結成し、座長として演劇活動を続けてきました。夫婦は家庭生活だけでなく、演劇という共通の仕事を持つ関係でもあったのです。
2019年1月に開かれた角替さんのお別れの会で、柄本さんは妻との結婚生活を振り返りました。
「一目ぼれでした。その人と一緒になれて、子供も3人できて。」
これはスポニチアネックスが報じたお別れの会での発言です。長年連れ添った妻への思いと、3人の子供に恵まれた人生を振り返る言葉として伝えられました。
【馴れ初めを解説】劇団東京乾電池で育まれた2人の関係
柄本明さんと角替和枝さんの出会いは、1976年の演劇活動にさかのぼります。
1976年、舞台をきっかけに出会う柄本さんは1976年、ベンガルさんや綾田俊樹さんらと劇団東京乾電池を結成しました。一方、角替さんは駒澤大学在学中から演劇に関わり、つかこうへい作品を上演する劇団暫(しばらく)などで舞台経験を積んでいました。
角替さんが東京乾電池から客演を依頼されたことが、2人の接点になります。その後、角替さんは東京乾電池に移籍し、同じ劇団で活動するようになりました。
柄本さんは後年のお別れの会で、角替さんに一目ぼれしたと語っています。舞台での出会いが、長い結婚生活につながる最初のきっかけでした。
角替さんのアパートで同棲生活を始める文春オンラインの2018年の追悼記事によると、2人はやがて角替さんのアパートで同棲を始めました。柄本さんが彼女の部屋に転がり込む形だったと伝えられています。
結婚前から、2人には日常的に通っていた喫茶店がありました。2019年のお別れの会で柄本さんが明かしたところでは、ほぼ毎日一緒に喫茶店へ行き、劇団や芝居について話していたそうです。
多いときには2時間ほど話し込んでいたというエピソードからも、演劇が2人の生活に深く根付いていたことがうかがえます。
1981年に結婚、俳優夫婦として歩む交際・同棲期間を経て、2人は1981年に結婚しました。当時の東京乾電池は知名度を高めており、柄本さんをはじめ劇団員のテレビ出演も増えていた時期です。
その後、長女、長男の佑さん、次男の時生さんが誕生。角替さんは子育てをしながら女優活動を続け、柄本さんも俳優として映画や舞台、テレビドラマに出演しました。
夫婦の関係を理解するうえで大切なのは、2人が同じ演劇の現場から出発したことです。家庭と仕事を切り離すのではなく、芝居を共通の話題として長年生活をともにしてきました。
【女優としての経歴】角替和枝さんはどんな人物だった?
角替和枝さんは1954年10月21日、静岡県に生まれました。舞台で経験を積み、テレビドラマや映画にも出演するようになった実力派女優です。
つかこうへい作品から東京乾電池へ角替さんは駒澤大学在学中に演劇活動を始め、つかこうへい作品を上演していた劇団暫などに参加しました。その後、劇団東京乾電池に所属。舞台で培った表現力を生かし、映像作品にも活躍の場を広げていきました。
映画・ドラマで幅広い役柄を演じる出演作品には、NHK連続テレビ小説『おひさま』や『花子とアン』、映画『居酒屋ゆうれい』『マリと子犬の物語』などがあります。
また、映画『0.5ミリ』では、義理の娘となる安藤サクラさんが主演を務め、柄本明さんと角替さんも出演しました。2011年にはNHK連続テレビ小説『おひさま』で、次男の柄本時生さんと親子役を演じています。
舞台でも『菊次郎とさき』『薔薇の花束の秘密』などに参加。2018年に亡くなる直前まで演劇の仕事に関わっており、出演だけでなく演出も手がけていました。
角替さんの経歴で注目したいのは、柄本さんの妻という立場とは別に、自身の演劇活動を長く継続していたことです。家族の中に複数の俳優がいることも、彼女の仕事や家庭を理解するうえで欠かせない背景です。
【家族構成を一覧で整理】柄本明と角替和枝の子供は3人
柄本明さんと角替和枝さんの間には、長女・長男・次男の3人の子供がいます。
長男は俳優の柄本佑さん、次男は俳優の柄本時生さんです。長女については映画製作関係の仕事に進んだと報じられていますが、息子2人のように芸能活動を広く公表しているわけではありません。
柄本家の家族・人物関係一覧| 人物 | 家族関係・職業 | 公表されている情報 |
|---|---|---|
| 柄本明 | 父・俳優 | 1976年に劇団東京乾電池を結成。1981年に角替和枝さんと結婚。 |
| 角替和枝 | 母・女優 | 2018年10月27日、原発不明がんにより64歳で死去。 |
| 長女 | 長女 | 映画製作関係の仕事に進んだと報道されている。 |
| 柄本佑 | 長男・俳優 | 1986年生まれ。女優の安藤サクラさんと結婚。 |
| 柄本時生 | 次男・俳優 | 1989年生まれ。映画・ドラマなどで俳優として活動。 |
長男の柄本佑さんは1986年生まれ。映画やテレビドラマで活躍する俳優です。
2012年には女優の安藤サクラさんと結婚しました。安藤さんの父は俳優の奥田瑛二さん、母はエッセイストの安藤和津さん、姉は映画監督の安藤桃子さんです。
そのため、柄本家と安藤家は、俳優や映画関係者が集まる芸能一家としても知られています。
次男・柄本時生も俳優の道へ次男の柄本時生さんは1989年生まれ。映画やテレビドラマなどに出演する俳優です。
2011年のNHK連続テレビ小説『おひさま』では、母の角替和枝さんと親子役で共演しました。実生活でも母と息子であり、同じ俳優として作品に参加したことは柄本家の芸能活動を象徴するエピソードです。
長女の名前や現在の活動は?長女については、文春オンラインの報道で映画製作関係の仕事に進んだことが紹介されています。一方、詳細なプロフィールや現在の活動については、息子2人ほど広く公表されていません。
家族全員が同じように芸能活動を公表しているわけではなく、それぞれの仕事や生活のあり方が異なっています。
【2018年10月27日に死去】角替和枝さんの死因は原発不明がん
角替和枝さんは、2018年10月27日午前6時27分、原発不明がんのため64歳で亡くなりました。
2018年10月28日、夫の柄本明さんが所属事務所を通じて報道各社に訃報を伝えています。発表では、角替さんの本名である柄本和枝の名前も記されました。
闘病が明らかになった経緯2019年1月のお別れの会を報じたスポニチアネックスによると、角替さんのがんは2017年8月、柄本さんと一緒に受けた人間ドックで発覚しました。その時点ですでにステージ4だったと報じられています。
家族全員で病気と闘ってきたことも、柄本さんがお別れの会で明かしています。
原発不明がんとは、がんが転移していることは確認されても、最初に発生した臓器や部位を特定できないがんを指します。角替さんの場合も、夫の公表文でこの病名が死因として伝えられました。
柄本明さんが発表した妻への報告訃報発表時、柄本さんはファンや関係者への感謝を述べるとともに、葬儀を近親者のみで執り行うことを伝えました。
また、周囲に対しては、次のように記しています。
「今はそっとしておいていただければ幸いです」
これは2018年10月28日に所属事務所を通じて公表されたコメントの一部です。長年連れ添った妻を亡くした直後であり、家族の時間を大切にしたいという意向が伝えられました。
2019年のお別れの会で語った妻への思い2019年1月30日、東京・北沢タウンホールで角替さんのお別れの会が開かれました。主催には柄本家、劇団東京乾電池、所属事務所などが関わりました。
柄本さんは、妻が亡くなってからの生活について、毎日が覚めない夢の中にいるようだったと振り返っています。また、2人が一緒に通っていた喫茶店にも、妻を思い出すため足を運びにくかったと語りました。
一方で、俳優として芝居を続けることについても触れ、悲しみや寂しさを糧に生きていくという思いを伝えています。
この発言からは、角替さんが家庭のパートナーであると同時に、演劇について語り合えるかけがえのない存在だったことが伝わります。
【2026年最新】柄本明の現在は?再婚したという情報はある?
2026年現在、柄本明さんは俳優として活動を続けています。所属事務所ノックアウトの公式プロフィールには、2026年の映画・テレビ・舞台の出演情報が掲載されています。
2026年も映画・ドラマに出演所属事務所の公式情報によると、2026年の映画出演作には『あなたの息子ひき出します!』『劇場版 旅人検視官 道場修作』『幕末ヒポクラテスたち』『キミノオト』などがあります。
テレビ・配信作品でも、NHKの『お別れホスピタル2』『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』などが掲載されています。
舞台では劇団東京乾電池の50周年記念公演にも関わっており、長年続けてきた演劇活動を現在も大切にしています。
劇団東京乾電池は2026年に結成50周年柄本さんが1976年に結成した劇団東京乾電池は、2026年に50周年を迎えます。
所属事務所の公演情報には、別役実作『受付』や北村想作『想稿 銀河鉄道の夜』などの記念公演が掲載されています。2026年12月にはザ・スズナリでの公演も予定されています。
劇団は、柄本さんと角替さんが出会った場所でもあります。妻との思い出につながる演劇の現場で、50年という節目を迎えることは、柄本さんの俳優人生を振り返るうえでも象徴的です。
柄本明は角替和枝さんの死後に再婚した?検索されることの多い疑問が、柄本明さんの再婚の有無です。
2026年11月時点で確認できる公表情報では、角替和枝さんの死去後に柄本さんが再婚を発表したという公式情報や、再婚を裏付ける信頼できる報道は確認できません。
したがって、現在の婚姻状況については、再婚を公表した事実はないという整理が適切です。
なお、妻を亡くした後の私生活について、柄本さんが詳細を継続的に発信しているわけではありません。再婚の噂や新しい交際相手に関する情報を、確定した事実として扱うことはできません。
一方、俳優としての活動は続いており、2026年も映画・テレビ・舞台に出演。仕事面では精力的な姿を見せています。
【柄本明の嫁に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:柄本明の嫁は誰ですか?
A1:女優の角替和枝さんです。1981年に結婚し、2018年10月27日に原発不明がんのため64歳で亡くなりました。
Q2:柄本明と角替和枝の馴れ初めは?
A2:1976年、舞台をきっかけに出会いました。角替さんが劇団東京乾電池に客演したことが接点となり、その後同じ劇団で活動。柄本さんは後年、一目ぼれだったと振り返っています。
Q3:柄本明と角替和枝の子供は何人ですか?
A3:3人です。長女、長男の柄本佑さん、次男の柄本時生さんがいます。長女は映画製作関係の仕事に進んだと報じられています。
Q4:角替和枝の死因は何ですか?
A4:原発不明がんです。2018年10月27日午前6時27分に亡くなりました。享年64歳でした。
Q5:柄本明は現在、再婚していますか?
A5:2026年11月時点で、再婚を公表した公式発表や信頼できる報道は確認されていません。
Q6:柄本明は2026年現在も俳優を続けていますか?
A6:はい。映画、テレビドラマ、舞台などで活動しています。所属事務所の公式プロフィールにも2026年の出演作品や劇団東京乾電池の50周年記念公演が掲載されています。
まとめ:柄本明と角替和枝が歩んだ夫婦の歴史と2026年の現在
柄本明さんの妻は、女優の角替和枝さんです。2人は1976年に舞台を通じて出会い、1981年に結婚しました。劇団東京乾電池での活動を通じて関係を深め、長女、長男の柄本佑さん、次男の柄本時生さんという3人の子供に恵まれています。
角替さんは2018年10月27日に原発不明がんで64歳で亡くなりました。お別れの会で柄本さんが語った一目ぼれの思い出や、毎日のように一緒に通った喫茶店のエピソードからは、長年にわたる夫婦の深い結びつきが伝わります。
2026年現在、柄本さんに再婚の公表はなく、俳優としての活動を継続しています。映画やドラマへの出演に加え、劇団東京乾電池の結成50周年という節目も迎えています。
柄本明さんの家族について調べる際には、次の3点を押さえておくと情報を整理しやすくなります。
- 妻の情報:角替和枝さんは2018年に亡くなっており、現在の妻と混同しないこと。
- 家族構成:子供は3人で、柄本佑さんと柄本時生さんは長男・次男にあたること。
- 現在の活動:柄本さん自身は2026年も俳優・演劇人として現役で活動していること。
夫婦として過ごした時間は37年に及びました。角替和枝さんの女優としての歩みと、柄本明さんが現在も続ける演劇活動。その両方を知ることで、柄本家が築いてきた芸能一家としての歴史も、より立体的に見えてきます。
主な確認資料: 文春オンライン、スポニチアネックス、日刊スポーツ、所属事務所ノックアウト公式プロフィール、WEBザテレビジョン。