ダスティン・ヘンダーソン
演:ゲイテン・マタラッツォ
- 所属:ホーキンスの仲間たち(The Party)
- 得意分野:科学、数学、無線通信、推理
- 趣味:ダンジョンズ&ドラゴンズ
- 日本語吹き替え:林卓
ダスティンは、マイク、ルーカス、ウィルとともに行動する少年グループの中心メンバーだ。明るくおしゃべりで、冗談を交えながら仲間の緊張を和らげる一方、科学的な知識や論理的な思考力で危機を打開する。
特に注目したいのは、彼が単なるムードメーカーではないことだ。
シーズン1では、ダンジョンズ&ドラゴンズの知識を使って未知の世界を理解しようとする。シーズン2では未知の生物ダートを研究し、シーズン3では無線通信によってロシア人の秘密作戦に迫る。シーズン4ではヴェクナの正体に関わる推理を進め、最終シーズンでも重要な科学的仮説を提示する。
つまり、ダスティンはシリーズ全体を通して、知識を実際の行動に変える能力を磨いてきた人物なのだ。
演じるゲイテン・マタラッツォとは?Gaten Matarazzo
- 生年月日:2002年9月8日
- 出身:アメリカ・ニュージャージー州
- 主な活動:俳優、ミュージカル俳優
- 代表作:『ストレンジャー・シングス』
ゲイテン・マタラッツォは、テレビドラマで有名になる以前から舞台経験を積んできた俳優だ。
ブロードウェイでは『レ・ミゼラブル』のガヴローシュ役、『ディア・エヴァン・ハンセン』のジャレッド役、『スウィーニー・トッド』のトバイアス役などを務めている。舞台で培った表現力や歌唱力は、ダスティンというキャラクターの魅力にもつながっている。
ブロードウェイの出演記録を掲載するIBDBでも、これらの出演歴が確認できる。
日本語吹き替え声優は林卓日本語版でダスティンを担当するのは、林卓(はやし・たく)だ。
ゲイテン・マタラッツォの表情豊かな演技に、日本語吹き替えでは軽快な話し方と親しみやすい声の表現が重なる。
吹き替え版で視聴する場合は、ダスティンの冗談やスティーブとの掛け合いにも注目したい。日本語版のキャスト情報はアニメイトタイムズの作品紹介にも掲載されている。
【シーズン別活躍】ダスティンは何をしてきた?シーズン1から5までの変化

ダスティンの魅力を理解するには、5シーズンを通した変化を見る必要がある。
シーズン1:科学好きの少年として冒険に参加1983年、ウィル・バイヤーズが突然姿を消したことから物語が始まる。
ダスティンはマイクやルーカスとともにウィルを捜索し、その過程でイレブンと出会う。
未知の怪物や異世界という常識外れの出来事に直面しても、ダスティンは知識を使って状況を整理する。ダンジョンズ&ドラゴンズの設定を現実の怪物に当てはめる発想は、彼らしい特徴だ。
この段階ではまだ幼い少年だが、仲間を信じ、危険な状況でも逃げずに行動する姿勢がすでに描かれている。
シーズン2:ダートとの出会いとスティーブとの友情シーズン2でダスティンは、謎の生物を発見し、ダートと名付けて飼い始める。
最初は新種の生物だと考えていたが、やがてダートが裏側の世界に由来する危険な生物だと判明する。
友人たちに隠れて世話を続けた結果、事態は悪化。ダスティンは自分の好奇心が危険を招いたことを知る。
このシーズンで大きな転機となるのが、スティーブとの出会いだ。
ダートの問題を解決するために助けを求めたダスティンと、面倒見のよい一面を見せるスティーブ。ここから年齢も性格も異なる2人の関係が始まる。
シーズン3:スージーとの恋愛と無線通信の活躍シーズン3では、キャンプで出会った恋人スージーの存在が明らかになる。
ダスティンはユタ州に住むスージーと連絡を取るため、遠距離通信が可能な無線設備「セレブロ」を自作する。
ところが、その無線機を通じてロシア人の秘密通信を傍受してしまう。
この偶然が、スターコート・モール地下に隠されたロシアの秘密施設を発見するきっかけになる。
最終話では、暗号解読に必要な情報をスージーに尋ねるものの、彼女はすぐには答えず、2人は映画『ネバーエンディング・ストーリー』の主題歌をデュエットする。
シリーズ屈指の印象的な場面であり、ダスティンの恋愛面と音楽的なユーモアが同時に表現されている。
シーズン4:ヘルファイア・クラブとエディとの友情高校生になったダスティンは、エディ・マンソンが率いるヘルファイア・クラブに参加する。
ヘルファイア・クラブは、ダンジョンズ&ドラゴンズを楽しむ生徒たちの集まりだ。
エディは派手な外見と奔放な性格から学校で異端視されていたが、ダスティンは彼の本質を理解し、友情を築いていく。
加えて、クリッシーの死亡事件をきっかけに発生した連続怪死事件について、ダスティンは仲間たちと調査を進める。事件の背後にいるのがエディではなくヴェクナだと理解するうえでも、彼の推理力が重要になる。
シーズン5:悲しみを乗り越え、仲間を支える存在へ最終シーズンでは、エディを失った悲しみがダスティンの行動に大きく影響する。
以前のような明るさを失い、学校の不良グループと衝突するなど、危うい行動も目立つ。
しかし、彼の科学的な能力は衰えていない。ホーキンスを襲う異変の原因を調べ、裏側の世界の構造について重要な仮説を示す。
シーズン5の物語は1987年秋から始まり、ダスティンは仲間たちとともにヴェクナとの最終決戦に向かう。
ダスティンのシーズン別活躍・比較表各シーズンでの役割と人間関係の変化を整理すると、次のようになる。
【人間関係】ダスティンとスティーブの関係はなぜ人気なのか
ダスティンとスティーブの友情は、『ストレンジャー・シングス』を代表する人間関係のひとつだ。
2人の魅力は、最初から親友だったわけではない点にある。
スティーブは高校で人気のある年上の青年。一方、ダスティンは科学やゲームが好きな少年で、学校で目立つタイプではない。普通なら接点が少ない2人だが、共通の危機を乗り越えることで信頼関係が生まれていく。
シーズン2:兄弟のような関係が始まるダートの問題に悩むダスティンを助けたことが、2人の関係の出発点となる。
スティーブはダスティンに髪型の整え方や恋愛のアドバイスを教え、ダスティンはスティーブを尊敬するようになる。
特に印象的なのが、ファラ・フォーセットのヘアスプレーを使った髪型の場面だ。
スティーブは単に年上の友人というだけでなく、ダスティンが自分に自信を持つための相談相手になっていく。
シーズン3:対等なパートナーとして活躍シーズン3では、スティーブとロビンが働くアイスクリーム店を拠点に、ダスティンたちがロシア人の秘密作戦を追う。
ダスティンの無線技術と、スティーブの行動力が組み合わさることで、2人は重要な役割を果たす。
単なる保護者と子どもという関係から、互いの能力を認める仲間へと変わったのだ。
シーズン5:衝突を経て親友として再出発最終シーズンでは、2人の関係に大きな危機が訪れる。
ダスティンはエディの死を受け入れられず、スティーブの言葉にも敏感に反応する。スティーブもダスティンを心配しているが、その気持ちをうまく伝えられない。
シーズン5の第5話では、盾の仕組みに関するダスティンの仮説をスティーブが十分に理解できず、2人は激しい口論から殴り合いに発展する。
スティーブがエディの死を厳しい言葉で語ったことが、ダスティンの怒りを爆発させた。
しかし、第7話では関係が修復される。
ダスティンはエディが使っていた球体と盾をスティーブに渡し、スティーブはエディの死がダスティンにとってどれほど大きな出来事だったかを理解する。そして、自分が怒っていたのは親友が遠ざかってしまったからだと謝罪する。
2人は互いに会いたかったことを認め、再び友情を確かめ合う。
この展開はNetflixの公式解説でも取り上げられ、最終章における重要な人間ドラマとして紹介されている。
【エディとの友情】エディ・マンソンとの別れがダスティンを変えた理由
ダスティンの人物像を語るうえで、エディ・マンソンとの友情は欠かせない。
エディはヘルファイア・クラブのリーダーであり、ダスティンにとって自分の趣味や個性を堂々と認めてくれる年上の友人だった。
ヘルファイア・クラブで生まれた特別な絆エディは周囲から変わり者として扱われていたが、ダンジョンズ&ドラゴンズに対して強い情熱を持っていた。
ダスティンも同じ趣味を持つため、2人は自然に意気投合する。
エディはダスティンにとって、スティーブとは異なる意味での憧れの存在だった。
スティーブが兄のような安心感を与える人物なら、エディは自分らしさを肯定してくれる仲間だったと考えられる。
エディの死:シーズン4最大の悲劇シーズン4の最終局面で、エディとダスティンは裏側の世界に入り、デモバットを引きつける作戦に参加する。
エディは仲間を守るために危険な役割を引き受け、デモバットの群れに襲われて命を落とす。
ダスティンは最期までエディのそばにおり、彼の死を深く悲しむ。
この出来事は、シーズン5におけるダスティンの行動を理解する重要な背景となる。
エディの死後、ダスティンはどう変わった?ダスティンは、エディが町の人々から殺人犯のように扱われていることにも苦しむ。
彼にとってエディは、世界を救うために命を懸けた英雄だったからだ。
シーズン5ではヘルファイア・クラブのシャツを着続け、エディとの友情を示している。
また、スティーブと衝突した際にもエディの死が大きな争点となる。エディのことを理解してほしいというダスティンの願いと、親友を失うことを恐れるスティーブの気持ちがぶつかるのだ。
最終回の卒業式はエディへの最高の追悼最終回で特に印象的なのが、ダスティンの高校卒業式だ。
ダスティンは卒業生総代として演説を行い、型にはまった学校の価値観や同調圧力に反発する姿勢を示す。
その後、卒業証書を破り捨て、校長に向かって中指を立てる。加えて、ガウンの下から「Hellfire Lives」と書かれたヘルファイア・クラブのシャツを見せる。
この行動は、単なる反抗ではない。
エディが生前に語っていた卒業式での反抗的な振る舞いを、ダスティンが代わりに実現したものなのだ。
ダファー兄弟はNetflixの公式インタビューで、この演説がエディへの敬意を込めた演出であり、ヘルファイア・クラブが象徴していた「周囲から異質と見なされる人々が団結すること」という作品のテーマにもつながると説明している。
エディは物語から退場しても、ダスティンの生き方の中に残り続けている。
【最終章の真相】ダスティンの最終回と結末は?死亡説や大学進学も解説
2026年現在、ダスティンの物語上の結末は公式に描かれている。
最終シーズンでは、彼はヴェクナとの戦いに参加し、仲間たちとともにホーキンスを襲う脅威に立ち向かう。
ダスティンは最終回で死亡する?答えは、死亡しない。
ダスティンは最終決戦を生き延び、仲間たちとともに新しい人生へ進む。
シリーズ終盤ではヴェクナと裏側の世界をめぐる戦いが決着し、ホーキンスの仲間たちは子ども時代に別れを告げる。
ダスティンもエディの死を乗り越え、自分の将来を考えられるようになる。
最終回で明らかになった進路物語のエピローグでは、ダスティンは1989年の高校卒業式に登場する。
彼は卒業生総代という立場にまで成長し、大学で学び続ける道を選ぶ。
ただし、勉強だけに集中する生活ではない。卒業後もスティーブとの冒険を続けることが示されている。
Netflixの公式最終回解説では、ダスティンが大学に進学しながらスティーブとの交流も続ける結末が明らかにされている。
最後のダンジョンズ&ドラゴンズが象徴するものシリーズの最後を飾るのは、ウィーラー家の地下室で行われる最後のダンジョンズ&ドラゴンズだ。
マイク、ダスティン、ルーカス、ウィル、マックスが集まり、最後の冒険を終える。
その後、彼らは地下室の階段を上り、それぞれの未来へ向かう。
彼らが階段を上った後には、ホリーと新しい子どもたちが地下室に入り、次のダンジョンズ&ドラゴンズを始める。
この演出は、子ども時代の冒険が終わり、次の世代へバトンが渡されたことを象徴している。
ダファー兄弟は、最終回について子どもから大人へと成長する仲間たちの別れを描いたと説明している。
最終章で明かされた裏側の世界の正体最終シーズンでは、ダスティンの科学的な推理力が再び大きな意味を持つ。
彼は裏側の世界を単純な別世界として捉えるのではなく、2つの世界をつなぐワームホール、つまり時空を結ぶ橋として説明する。
加えて、ダンジョンズ&ドラゴンズの世界観を参考にしながら、別の次元であるアビスについても理解を深めていく。
これはダスティンがシーズン1から続けてきた、未知の現象を知識で解明する役割の集大成だ。
最終章では、科学好きの少年という初期設定が、世界の謎を解く重要な能力へと発展している。
【2026年最新情報】ダスティンの現在とゲイテン・マタラッツォの活動
2026年11月現在、ダスティンとゲイテン・マタラッツォの状況は区別して理解する必要がある。
ダスティンはドラマの中で大学へ進学した青年。一方、ゲイテン・マタラッツォはシリーズ完結後、新しい舞台作品に挑戦している。
ダスティンの現在:大学生として新しい人生へ物語上のダスティンは、ホーキンスでの壮絶な戦いを終え、大学で学び続けている。
彼の将来について重要なのは、知識への探究心が最後まで失われていないことだ。
エディとの別れやスティーブとの衝突を経験しても、科学や学びへの関心は変わらない。
また、スティーブとの友情も続いている。シリーズの結末は、2人の関係が一時的な冒険仲間ではなく、人生の次の段階にも持ち越される友情であることを示している。
ゲイテン・マタラッツォの2026年最新活動
ミュージカル『RENT』
- 役名:マーク
- 公演開始:2026年9月26日
- 劇場:デューク・オブ・ヨーク劇場
- 公演地:ロンドン・ウエストエンド
ゲイテン・マタラッツォは2026年、ミュージカル『RENT』のウエストエンド公演に出演している。
演じるのは、映像作家を目指す青年マークだ。
同作品は2026年9月26日にロンドンで開幕した30周年記念公演で、公式キャスト情報にもゲイテンの名前が掲載されている。
公式公演情報では、ゲイテンの出演予定は2027年1月10日までとされている。
これは、彼がもともとブロードウェイで舞台経験を積んできた俳優であることを考えると、自然なキャリアの展開でもある。
『ストレンジャー・シングス』で世界的な知名度を獲得した後も、舞台という原点に戻り、俳優として新しい表現に挑戦している。
ダスティンが人気の理由と視聴者から評価されるポイントダスティンが長年にわたって愛されてきた理由は、大きく4つある。
1. 頭のよさと親しみやすさ
科学や数学に強い一方、決して冷たい天才ではない。冗談を言い、失敗もする人間らしさが魅力だ。
2. 年齢や立場を超える友情
スティーブやエディとの友情は、外見や学校での立場だけでは人間の価値を判断できないことを示している。
3. 弱さを隠さない成長
エディの死を受け入れられず、スティーブと衝突する姿には、従来の明るいダスティンとは違う一面がある。
4. 最後まで自分らしさを失わない
卒業式での行動は、周囲に合わせるのではなく、自分の信念や仲間との絆を大切にする姿勢を象徴している。
ダスティンは、単純に強いキャラクターでも、常に正しいキャラクターでもない。失敗し、傷つき、それでも仲間を大切にするからこそ、多くの視聴者が共感できる存在になっている。
【よくある質問】ダスティンと『ストレンジャー・シングス』に関するFAQ
Q1:ダスティンを演じている俳優は誰?
A1:アメリカの俳優ゲイテン・マタラッツォ。2002年9月8日生まれで、ブロードウェイの舞台でも活動してきた俳優だ。
Q2:ダスティンの日本語吹き替え声優は誰?
A2:林卓が担当している。
Q3:ダスティンは最終回で死亡する?
A3:死亡しない。ヴェクナとの最終決戦を生き延び、1989年の高校卒業式では卒業生総代を務める。
Q4:ダスティンとスティーブは最後に仲直りする?
A4:する。シーズン5で激しく衝突するが、エディの遺品をきっかけに互いの気持ちを伝え合い、友情を取り戻す。
Q5:エディ・マンソンはダスティンの恋人?
A5:恋人ではない。エディはヘルファイア・クラブのリーダーであり、ダスティンにとって大切な年上の友人だ。
Q6:ダスティンとスージーはどうなった?
A6:シーズン3で恋人として登場し、無線通信を通じて協力する。最終回ではスージーとのその後の関係は明確に描かれていない。
Q7:ダスティンは最終回後に何をしている?
A7:大学で勉強を続けながら、スティーブとの冒険も楽しんでいる。
Q8:2026年現在、ゲイテン・マタラッツォは何をしている?
A8:ロンドンのウエストエンドで上演されているミュージカル『RENT』にマーク役で出演している。
まとめ:ダスティンの魅力は知性と友情、そして自分らしさにある
『ストレンジャー・シングス』のダスティン・ヘンダーソンは、シーズン1の科学好きな少年から、最終章では自分の信念を持って未来へ進む青年へと成長した。
彼の物語を振り返ると、特に重要なのは3つの人間関係と経験だ。
- スティーブとの友情: 年齢も性格も違う2人が、衝突を乗り越えて親友であり続ける。
- エディとの友情: 仲間を失う悲しみを経験し、その思いを卒業式での行動につなげる。
- 科学と知識への探究心: どのシーズンでも仲間を救うために知識を活用し、最終章でも重要な役割を果たす。
2026年現在、物語は完結し、ダスティンは大学へ進学した。演じたゲイテン・マタラッツォも、舞台『RENT』への出演など、新たな活動を続けている。
ダスティンの最大の魅力は、どれだけ成長しても、仲間を大切にする気持ちと自分らしさを失わなかったことだ。
エディが残した思いを受け継ぎ、スティーブとの友情を未来へつなぎ、自分の道を歩き始めたダスティン。彼の結末は、怪物との戦いに勝つことだけが『ストレンジャー・シングス』のゴールではなかったことを教えてくれる。