鎮西寿々歌(ちんぜい・すずか)は、NHK Eテレの人気番組『ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!』で、12代目のおねえさん「タラスズ」を務めた元出演者です。2018年4月8日から2023年3月26日まで約5年間出演し、歴代おねえさんのなかで最長の担当期間を記録しました。
2026年10月現在は、アイドルグループFRUITS ZIPPERのメンバーとして活動する一方、ファッション誌『ViVi』の専属モデルや映画主演、テレビ番組への出演など、活躍の場を広げています。気になるタラスズの卒業理由、最後の出演日、歴代おねえさんとの比較、天才てれびくん時代から現在までの経歴を、本人の過去のコメントや所属事務所、番組関係者の公開情報をもとに整理します。
【結論】鎮西寿々歌はニャンちゅうの12代目おねえさん「タラスズ」だった

鎮西寿々歌は、2018年4月8日から2023年3月26日まで、NHK Eテレ『ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!』でタラスズを演じました。
タラスズは、ニャンちゅうと一緒に番組を盛り上げる宇宙人のおねえさん。地球の文化や世界各地の出来事を紹介する番組のなかで、明るく親しみやすいキャラクターとして登場していました。
鎮西寿々歌の魅力は、子ども向け番組に自然になじむ親しみやすさと、表情豊かなリアクションです。子役時代からテレビ出演を経験していたこともあり、ニャンちゅうとの掛け合いや番組進行でも存在感を発揮しました。
タラスズの担当期間は約5年間タラスズの出演期間は、2018年4月8日から2023年3月26日までです。日付で計算すると4年11か月18日となり、ほぼ5年間にわたって番組を支えたことになります。
マイナビニュースがまとめた歴代おねえさんの情報でも、鎮西寿々歌は歴代最長の在任期間を記録した出演者として紹介されています。
歴代のおねえさんには2年前後で交代した出演者もいるため、5年近い担当期間は特筆すべき長さです。番組30周年を迎えた2022年には、歴代のおねえさんが集まる記念企画にも参加しました。
鎮西寿々歌のプロフィール鎮西寿々歌は1998年11月24日生まれ、兵庫県出身です。2026年10月30日現在は27歳で、11月24日に28歳の誕生日を迎えます。
所属するアソビシステムのプロフィールでは、ダンスやウクレレなどの特技が紹介されています。芸能界での活動は子どもの頃から続いており、現在のアイドル活動だけでは語りきれないキャリアを持つ人物です。
【卒業理由と真相】タラスズはなぜ2023年3月26日に卒業した?
タラスズの卒業を理解するうえで重要なのが、2023年3月に本人が発信したコメントです。
2023年3月18日、鎮西寿々歌は自身の公式Xで『ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!』のタラスズを卒業することを報告しました。当時のニャンちゅう役の声優・津久井教生も、公式ブログで5年間番組を支えてくれたタラスズの卒業を伝えています。
本人が語った卒業への思い2023年3月31日掲載のB.L.T.webの連載では、鎮西寿々歌自身が卒業について振り返っています。
「ニャンちゅうチームはとても宇宙的な感覚を持ってる人が集まっていて、私にとっては癒やしの場所でした。」
このコメントから伝わってくるのは、番組への愛着と、長く一緒に仕事をしてきたスタッフや共演者への感謝です。
本人は、自分がこれほど長く番組を続けられるとは思っていなかったとも振り返っています。うれしさと同時に、別れの寂しさも感じていたことが分かります。
タラスズは「さきゅう」へ旅立つ設定だった番組内での卒業は、タラスズが地球と反対の「さきゅう」という場所へ向かうという物語として描かれました。
これはキャラクターとしての別れを表現した演出です。番組の世界観を大切にしながら、長く親しまれたタラスズを送り出す形になりました。
そのため、タラスズの卒業は番組内でも一つの節目として扱われています。
FRUITS ZIPPERへの加入が卒業理由だったのか?検索されることが多いのが、FRUITS ZIPPERへの加入とニャンちゅう卒業の関係です。
鎮西寿々歌は2022年2月にアソビシステムへの所属と、7人組アイドルグループFRUITS ZIPPERへの参加を発表しました。一方、タラスズとしての出演は2023年3月まで続いています。
つまり、アイドル活動を始めた直後にニャンちゅうを卒業したわけではありません。約1年以上にわたり、両方の活動を並行していたことになります。
本人の卒業コメントでは、FRUITS ZIPPERの活動を始めた際にも、ニャンちゅうのスタッフが変わらず支えてくれたことへの感謝が語られています。
したがって、アイドル活動とのスケジュールの衝突や事務所とのトラブルが卒業の原因だったとする確かな根拠はありません。本人が公表した具体的な退任理由と、卒業前後のキャリアの変化は分けて考える必要があります。
【歴代おねえさん一覧】タラスズは何代目?最長記録を比較
ニャンちゅうシリーズは1992年に放送を開始しました。番組名や設定を変えながら長く続いており、歴代のおねえさんも世代ごとに交代しています。
2026年現在までに、鎮西寿々歌を含む14人の女性おねえさんが登場しました。さらに2025年からは、番組史上初のお兄さんが登場しています。
ニャンちゅう歴代おねえさん・出演者一覧| 代 | 出演者 | 役名・愛称 | 出演時期 |
|---|---|---|---|
| 初代 | 白石まるみ | まるみちゃん | 1992~1995年 |
| 2代目 | 古村比呂 | ひろちゃん | 1995~1997年 |
| 3代目 | 石川ひとみ | ひとみちゃん | 1997~1999年 |
| 4代目 | 笹峯愛 | あいちゃん | 1999~2002年 |
| 5代目 | 伊藤かずえ | かずちゃん | 2002~2004年 |
| 6代目 | 清水ゆみ | ゆみちゃん | 2004~2005年 |
| 7代目 | 菊地美香 | みかちゃん | 2005~2007年 |
| 8代目 | 鴻上久美子 | くみちゃん | 2007~2009年 |
| 9代目 | 柊瑠美 | ミルちゃん | 2009~2013年 |
| 10代目 | 河西里音 | りおんちゃん | 2013~2015年 |
| 11代目 | 横田美紀 | みきちゃん | 2015~2018年 |
| 12代目 | 鎮西寿々歌 | タラスズ | 2018~2023年 |
| 13代目 | 舞良(新井舞良) | マイラ | 2023~2024年 |
| 14代目 | 日向未来 | ミライ | 2024~2025年 |
| 15代目 | 川野快晴 | カイセイ | 2025年~ |
※出演時期は年度・年単位で整理しています。15代目の川野快晴は女性のおねえさんではなく、番組初のお兄さんです。
歴代最長といわれる理由歴代のおねえさんのなかでも、鎮西寿々歌の担当期間は約5年間と長く、最長記録として紹介されています。
特に比較対象となる9代目の柊瑠美も2009年から2013年まで約4年間出演していましたが、タラスズはそれを上回る期間を担当しました。
この長期出演は、タラスズというキャラクターが長く番組に登場し、視聴者に親しまれてきたことを示す実績です。
2025年から番組は新しい時代へ歴代おねえさんの流れを語るうえで見逃せないのが、2025年の変化です。
2025年4月からは俳優の川野快晴が宇宙人カイセイ役として登場しました。これはニャンちゅうシリーズの長い歴史のなかで初めてのお兄さんの起用です。
2026年2月に発売が発表された津久井教生の著書『ALSと笑顔で生きる。』でも、14人のおねえさんに続く15代目として川野快晴が紹介されています。
つまり、タラスズは女性のおねえさんが長く番組を支えてきた時代の重要な出演者であり、番組の新しい体制へ移る前の世代を代表する存在でもあります。
【経歴まとめ】天才てれびくんからニャンちゅう、FRUITS ZIPPERへ
鎮西寿々歌の芸能活動は、ニャンちゅうへの出演よりも前に始まっています。子役・タレントとしての経験を積み、教育番組、ドラマ、アイドル、モデルへと活動領域を広げてきました。
2009~2012年:天才てれびくんのてれび戦士鎮西寿々歌は2009年、NHKの『天才てれびくんMAX』で芸能界デビューしました。
その後、『大!天才てれびくん』などを含め、2009年から2012年まで4年間てれび戦士として出演しています。
子ども向け番組で培った表現力や、視聴者との距離を縮めるコミュニケーション能力は、後のニャンちゅう出演にもつながる経験となりました。
また、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』や関西テレビのドラマ『大阪環状線』などにも出演し、俳優としての経験も積んでいます。
2018年:12代目タラスズに就任2018年4月8日、鎮西寿々歌は12代目のおねえさんとして『ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!』に登場しました。
約5年間にわたり、ニャンちゅうと一緒に地球の文化やさまざまな話題を紹介。子ども向け番組の出演者として幅広い世代に知られるようになります。
2021年:ドイツ語番組にも出演2021年にはNHK Eテレの『旅するためのドイツ語』にも出演しました。
ニャンちゅうでの活動に加え、語学番組にも参加したことで、鎮西寿々歌の活動は教育番組やバラエティーなど、さらに多様な分野へ広がっていきました。
2022年:FRUITS ZIPPERに加入2022年2月、鎮西寿々歌はアソビシステムへの所属と、FRUITS ZIPPERへの加入を発表しました。
FRUITS ZIPPERは、アソビシステムが展開するアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」から誕生した7人組グループです。「NEW KAWAII」を掲げ、原宿のカルチャーを国内外へ発信することを目指しています。
鎮西寿々歌の担当カラーはオレンジです。グループでは、愛称「おすず」でも親しまれています。
2022年にはグループの活動をスタートさせ、翌2023年には第65回日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞しました。
2023年以降:卒業後も芸能活動を拡大2023年3月26日にタラスズを卒業した後も、鎮西寿々歌の活動は続きました。
NHK Eテレ『沼にハマってきいてみた』ではリポーターとして出演。FRUITS ZIPPERの活動と並行しながら、テレビタレントとしての経験も重ねています。
2025年にはファッション誌『ViVi』の専属モデルに就任。7月発売の9月号では単独表紙も務めました。
加えて、2025年12月31日放送の第76回NHK紅白歌合戦では、FRUITS ZIPPERとしてグループ初出場を果たしています。かつててれび戦士やタラスズとして出演したNHKの舞台に、今度はアイドルとして戻ったことも印象的な節目です。
【2026年最新】鎮西寿々歌の現在は?FRUITS ZIPPERと映画・モデル活動
2026年10月現在、鎮西寿々歌はFRUITS ZIPPERのメンバーとして活動を続けながら、個人での出演やモデル、俳優の仕事にも取り組んでいます。
FRUITS ZIPPERとして東京ドーム公演を経験2026年2月1日には、FRUITS ZIPPERが東京ドームでスペシャルライブを開催しました。
2022年にグループへ加入した鎮西寿々歌にとっても、大きな節目となるステージです。
加えて、グループは2026年に4周年を迎え、アリーナツアー「DREAM WITH IN」を開催。その後も秋の全国ツアーを展開しています。
10月30日時点の公式サイトでは、秋ツアーの公演情報やメンバーの活動が更新されており、鎮西寿々歌もグループの現役メンバーとして活動中です。
映画『だぁれかさんとアソぼ?』で単独初主演2026年の個人活動で特に大きなニュースとなったのが、映画への単独初主演です。
鎮西寿々歌は、清水崇監督の学園ホラー映画『だぁれかさんとアソぼ?』で主演の平瀬小春役を務めました。映画は2026年7月24日に全国公開されています。
本作は、学校で広まる「絶対にやってはいけない遊び」をきっかけに、登場人物たちが恐怖に巻き込まれていく物語です。
アイドルとしての明るいイメージとは異なるホラー作品への挑戦は、俳優としての新しい一面を見せる機会となりました。
映画公開に合わせた映画.comのインタビューでは、かつて演技に苦手意識を持っていたことや、アイドル活動を通じて前に進む勇気を得たことについても語っています。
ViVi専属モデルとしてファッション分野にも進出鎮西寿々歌は2025年7月、ファッション誌『ViVi』の専属モデルに就任しました。
専属モデルへの加入は本人にとっても念願だった仕事です。就任時には単独表紙を飾り、100の質問に答える特集も掲載されました。
子ども向け番組で親しまれた表情豊かなキャラクターに加え、ファッションモデルとしての表現力も活動の柱になっています。
テレビ東京『たべるししゃべるし』にも出演2026年9月には、テレビ東京の料理トークバラエティー『たべるししゃべるし』に出演しました。
共演者は料理家の長谷川あかりです。2人は『天才てれびくん』でてれび戦士として出演して以来の20年来の親友で、料理を作って食べながら日常や価値観について語る番組となっています。
放送は9月19日から全4回。かつて同じ子ども向け番組で活動していた2人が、大人になって再びテレビで共演するという点も見どころでした。
2026年11月24日には本人の生誕祭も開催予定FRUITS ZIPPERの公式サイトでは、2026年11月24日に「FRUITS ZIPPER 鎮西寿々歌 生誕祭 2026」を開催することが発表されています。
会場は東京のSGCホール有明で、開場17時30分、開演19時の予定です。鎮西寿々歌本人が出演するソロイベントとして告知されています。
グループでの活動だけでなく、個人名義のイベントも開催されることから、2026年は個人としての認知度や表現の幅をさらに広げている時期といえます。
【プロの結論】タラスズ時代が鎮西寿々歌の現在につながっている理由
鎮西寿々歌の経歴を振り返ると、単純に子役からアイドルへ転身した人物というより、複数のジャンルを経験しながら活動の幅を広げてきたタレントであることが分かります。
教育番組で培った親しみやすさが強み『天才てれびくん』での4年間と『ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!』での約5年間は、鎮西寿々歌のキャリアを考えるうえで重要な経験です。
どちらも子どもや家族を主な視聴者とする番組であり、自然なリアクション、分かりやすい話し方、共演者との掛け合いが大切です。
こうした経験は、現在のバラエティー番組やインタビュー、グループでのトークにも生かせる基礎となっています。
ニャンちゅう卒業は芸能界引退ではないインターネット上では、タラスズの卒業を芸能活動の大きな転換や引退と結び付けて考える人もいます。しかし、実際には卒業後もFRUITS ZIPPERの活動を続け、テレビ、雑誌、映画へと出演領域を広げています。
また、FRUITS ZIPPERへの加入はタラスズの卒業より前です。両方の仕事を並行していた時期があるため、「アイドルになったからニャンちゅうを辞めた」という単純な説明では、当時の経緯を正確に捉えられません。
現在の評価は複数の活動を見て判断したい2026年の鎮西寿々歌を評価するなら、アイドルとしてのライブ活動だけでなく、映画主演、モデル、テレビ出演という複数の実績を合わせて見ることが大切です。
特に映画単独初主演は、過去に演技への苦手意識があった本人が新しい挑戦に踏み出したという意味でも注目できます。
タラスズ時代に築いた親しみやすさを持ちながら、現在はホラー映画の主演も務める。こうした表現の幅こそが、鎮西寿々歌のキャリアにおける大きな特徴です。
【鎮西寿々歌とニャンちゅう】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:鎮西寿々歌はニャンちゅうの何代目のおねえさんですか?
A1:12代目です。「タラスズ」という名前で2018年4月8日から2023年3月26日まで出演しました。
Q2:タラスズの卒業理由は何ですか?
A2:本人は卒業を報告し、5年間の番組出演への感謝や別れの寂しさを語っています。ただし、具体的な退任理由は公表されていません。FRUITS ZIPPERへの加入は2022年で、卒業まで両方の活動を並行していました。
Q3:タラスズの出演期間は歴代最長ですか?
A3:はい。2018年4月8日から2023年3月26日までの約4年11か月で、歴代おねえさんの最長担当期間として紹介されています。
Q4:鎮西寿々歌は2026年現在何をしていますか?
A4:FRUITS ZIPPERのメンバーとして活動中です。ViVi専属モデル、映画『だぁれかさんとアソぼ?』の主演、テレビ東京『たべるししゃべるし』への出演など、個人活動も展開しています。
Q5:鎮西寿々歌は天才てれびくんにも出演していましたか?
A5:はい。2009年から2012年まで4年間、てれび戦士として出演していました。2026年に共演した料理家の長谷川あかりとも、当時からの親友です。
Q6:現在のニャンちゅうのおねえさんは誰ですか?
A6:2025年4月からは、番組初のお兄さんである川野快晴がカイセイ役で出演しています。鎮西寿々歌はすでに卒業しており、現在の番組出演者ではありません。
まとめ:タラスズ卒業後も鎮西寿々歌の活躍は続いている
鎮西寿々歌は、NHK Eテレ『ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!』の12代目おねえさん・タラスズとして、2018年から2023年まで約5年間出演しました。この期間は歴代最長であり、番組の30年以上にわたる歴史のなかでも印象的な記録です。
2023年3月26日の卒業は、本人にとっても寂しさの残る節目でした。本人のコメントからは、番組スタッフや共演者への深い感謝と、タラスズとして過ごした時間への愛着が伝わってきます。
その後はFRUITS ZIPPERのメンバーとして活動を続け、レコード大賞最優秀新人賞、紅白歌合戦初出場、ViVi専属モデル就任、東京ドーム公演と着実に実績を重ねてきました。
2026年には映画単独初主演やテレビ東京の番組出演も実現。かつて子どもたちに親しまれたタラスズから、アイドル・モデル・俳優として新しい表現に挑む鎮西寿々歌へと、活動のステージは大きく広がっています。
タラスズ時代は過去の出演歴になりましたが、約5年間にわたって築いた経験は、現在の活動にもつながる大切なキャリアです。今後、アイドル活動と俳優業の両方でどのような新しい姿を見せてくれるのか、引き続き注目されます。
主な参照資料・ファクト確認先
- NHKエデュケーショナル「すくコム」歴代おねえさん・番組30周年企画
- B.L.T.web「週刊ふるっぱー」鎮西寿々歌編(2023年3月31日)
- 鎮西寿々歌公式プロフィール
- 津久井教生公式ブログ(2023年3月)
- 講談社『ALSと笑顔で生きる。』関連発表(2026年)
- FRUITS ZIPPER・アソビシステム公式発表
- テレビ東京「たべるししゃべるし」番組発表
- 松竹映画『だぁれかさんとアソぼ?』公式情報