お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣をめぐる「不祥事」とは、2010年に約1年間続いた芸能活動休止と、その背景にあった体調不良、女性トラブル、警察による事情聴取などを指す。活動休止当初、所属事務所は体調不良を理由として発表していたが、復帰後の柴田本人がテレビ番組で少しずつ事情を明かし、当初の説明だけでは分からなかった経緯が表面化した。
特に検索されるのが「柴田英嗣は本当に逮捕されたのか」「女性問題で示談金を支払ったのか」「相方の山崎弘也とは不仲だったのか」という疑問だ。2026年11月現在、アンタッチャブルはコンビとしての活動を続けており、柴田自身もテレビやラジオなどで活躍している。2010年の騒動から2019年のコンビ復活、そして現在までを時系列で整理する。
【騒動の発端】アンタッチャブル柴田はなぜ2010年に活動休止したのか

柴田英嗣は1975年7月15日生まれ、静岡県出身のお笑い芸人。プロダクション人力舎に所属し、山崎弘也とともにアンタッチャブルとして活動している。
アンタッチャブルは1994年に結成され、2004年には『M-1グランプリ』で優勝。山崎の独特なボケと柴田のテンポの速いツッコミを武器に、テレビ番組への出演を増やしていた。
ところが、人気が高まっていた2010年1月29日、柴田が芸能活動を無期限で休養することが報じられた。所属事務所は2月1日、体調不良を理由に休養することを発表。復帰時期は未定とされ、当面は山崎弘也が単独でアンタッチャブルの仕事を担うことになった。
当時の報道では、女性問題が原因ではないかという情報も取り上げられた。しかし、所属事務所は体調不良を理由として説明しており、騒動の詳細は明らかにされなかった。
そのため、ファンや芸能関係者の間では、突然の活動休止に対する疑問が広がった。M-1王者として人気を確立したコンビだっただけに、柴田の不在は大きな注目を集めた。
柴田は2011年1月11日放送のTBS系『炎の体育会TV2011』で約11か月ぶりに仕事復帰。翌13日には自身のブログも更新し、芸能活動を再開したことを報告している。
この段階では、女性問題についての説明は十分ではなかった。後年の本人の告白によって、休養の背景には病気だけでなく、女性との関係をめぐる問題も存在していたことが明らかになっていく。
日刊スポーツの2010年2月の報道と2011年1月の復帰報道を照らし合わせると、当初の公式説明と後年の本人の説明には、時間をかけて明らかになった部分がある。
【時系列で検証】柴田英嗣の女性トラブル・示談・事情聴取の経緯
柴田英嗣の不祥事を理解するうえで重要なのは、2010年の活動休止から2015年のテレビ告白までを一つの出来事として混同しないことだ。
特に、体調不良、女性問題、示談金、警察の事情聴取は、それぞれ異なる時期の本人の説明や報道に登場している。
以下に、主要な出来事を整理した。
| 時期 | 出来事 | 確認できる内容 |
|---|---|---|
| 1994年 | コンビ結成 | 山崎弘也とアンタッチャブルを結成。 |
| 2004年 | M-1グランプリ優勝 | 673点を獲得して優勝。 |
| 2010年1~2月 | 活動休止発表 | 所属事務所は体調不良を理由に無期限休養を発表。 |
| 2011年1月 | 芸能活動再開 | 約11か月ぶりにテレビ出演。 |
| 2012年5月 | 女性問題を告白 | 『サンデージャポン』で女性トラブルと金銭による和解について説明。 |
| 2014年1月 | 休養理由を再説明 | 最初は病気で休み、その後、休養中に浮気したと告白。 |
| 2014年8月 | 示談金について発言 | 『ウラマヨ!』で示談金の支払いを否定。 |
| 2015年10月 | 『ダウンタウンなう』出演 | 女性問題と警察の事情聴取について説明。 |
| 2019年11月 | コンビ復活 | 『全力!脱力タイムズ』で約10年ぶりに漫才を披露。 |
| 2026年 | 芸能活動継続 | 個人活動とコンビでのテレビ出演を継続。 |
この年表で注目したいのは、2012年から2015年にかけて本人の説明が段階的に具体化している点だ。
最初の活動休止発表では体調不良が理由とされ、2012年には女性問題を認めた。2014年には病気と浮気の順序を説明し、2015年には警察から事情聴取を受けた経緯まで語っている。
つまり、2010年の活動休止は単純に女性問題だけで説明できるものではない。本人の説明によれば、体調不良が先にあり、その後、休養期間中の女性関係をめぐる問題が重なったという流れになる。
なお、2015年の番組で語られた女性との具体的なやり取りは、柴田本人の説明として報じられた内容であり、第三者の証言や捜査記録によってすべてが独立して確認されたという意味ではない。
【逮捕説の真相】柴田英嗣は警察に逮捕されたのか?事情聴取との違い
柴田英嗣について検索される疑問の中でも、特に誤解が多いのが「逮捕されていた」という情報だ。
この話が大きく広まったきっかけは、2015年10月9日に放送されたフジテレビ系『ダウンタウンなうSP』だった。
番組には柴田のほか、ダウンタウンの浜田雅功、松本人志、坂上忍が出演。2010年の活動休止について質問された柴田は、女性問題が理由だったと説明したうえで、逮捕されたという趣旨の発言をした。
しかし、ここで重要なのが番組画面に表示された注釈だ。
実際には逮捕ではなく事情聴取でした。
デイリースポーツの2015年10月9日付記事も、この番組上の訂正を詳しく報じている。つまり、番組内で使われた「逮捕」という表現は、実際の法的な手続きとは異なっていた。
警察の事情聴取に至った経緯とは?スポニチの同日付報道によると、柴田は番組内で、当時問題となった女性について、自分ではなく後輩芸人と関係があった人物だったと説明した。
柴田の説明では、その後輩芸人と女性の関係が終わった後、柴田が女性との問題に関わったことでトラブルが発生したという。
さらに柴田は、女性が警察に対して自分から暴行や脅迫を受けたと訴えたという経緯を語った。これを受けて警察から事情を聴かれたものの、本人の説明では誤解が解けたとしている。
この一連の出来事について、柴田は番組で逮捕という言葉を使ったが、実際には警察による事情聴取だったと番組側が明示した。
ここで区別しておきたいのは、逮捕と事情聴取は同じではないということだ。
- 逮捕:犯罪の嫌疑を理由として、法律上の要件に基づき身柄を拘束する手続き。
- 事情聴取:事件やトラブルの経緯を確認するため、関係者から話を聞くこと。
事情聴取を受けたからといって、逮捕されたことや有罪になったことを意味するわけではない。
したがって、柴田の2010年の活動休止について「逮捕されて芸能界から消えた」と説明するのは正確ではない。報道と番組の訂正内容を踏まえれば、「女性問題に関連して警察の事情聴取を受けた」という説明が適切だ。
この違いを理解することが、柴田英嗣の逮捕説を正しく読み解く第一歩になる。
【示談金の矛盾】柴田英嗣は女性にお金を支払ったのか?
もう一つ、長く議論されてきたのが女性問題における示談金の有無だ。
この点については、柴田本人の過去の発言に食い違いがあるため、特に慎重に整理する必要がある。
2012年5月:『サンデージャポン』で金銭による和解を説明2012年5月6日、柴田はTBS系『サンデージャポン』に出演し、2010年の活動休止について女性問題が関係していたことを認めた。
この際、女性とのトラブルについて説明し、示談金を支払ったことにも言及した。柴田は、問題については完全に和解したという趣旨の説明をしている。
この発言によって、活動休止と女性問題の関係が初めて具体的に認識されるようになった。
当時のデイリースポーツも、女性との和解や金銭の支払いについて報じている。
2014年8月:『ウラマヨ!』では示談金の支払いを否定ところが、2014年8月2日放送の関西テレビ『ウラマヨ!』では、柴田は別の説明をしている。
この番組で柴田は、休養の原因を浮気と説明し、女性との問題は最終的に和解したと話した。その一方で、示談金を支払ったという情報については否定した。
デイリースポーツは、この発言を2012年の『サンデージャポン』での説明と比較し、本人の発言に食い違いが生じていると報じた。
示談金の金額や支払いの最終的な真相は?ここで整理すると、2012年には支払ったと説明し、2014年には支払いを否定している。両方の発言が報道記録に残っている以上、どちらか一方だけを採用して確定事項として扱うことはできない。
また、示談金の具体的な金額についても、信頼できる公的資料によって確定した情報は確認できない。
したがって、現時点で公に確認できるのは、柴田が2012年に金銭による和解を説明し、2014年には示談金の支払いを否定したという事実である。
女性トラブルがあったことと、示談金の金額や支払いの詳細が確定していることは別問題だ。この二つを混同しないことが大切になる。
【山崎弘也との不仲説】アンタッチャブルはなぜ約10年間コンビ活動を休止したのか
柴田の活動休止後、アンタッチャブルは事実上、山崎弘也の単独活動が中心となった。
山崎は『スクール革命!』や『クイズプレゼンバラエティーQさま!!』など、テレビのレギュラー番組を通じて独自のポジションを確立。一方、柴田も復帰後はピン芸人として活動を再開した。
しかし、M-1王者として知られたコンビがそろって漫才を披露しなくなったことで、インターネット上や芸能報道では「山崎が柴田を拒否しているのではないか」「二人は不仲なのではないか」といった見方が広がった。
2015年の『ダウンタウンなう』で語られた二人の距離感2015年10月の『ダウンタウンなう』で、柴田は山崎との関係についても説明している。
本人によれば、山崎からコンビ復帰を拒否されていたわけではなく、復帰のタイミングについて話し合っていたという。
また、山崎は柴田が突然戻ってきたことで、相方を助けるために自分が手を差し伸べたように見えることを避けたいという趣旨の考えを示していたと柴田は紹介した。
つまり、二人の間にあったのは、単純な絶縁というよりも、復帰のタイミングや仕事上の立ち位置をめぐる問題だったと考えられる。
2019年11月、ついにコンビ復活大きな転機となったのが、2019年11月29日放送のフジテレビ系『全力!脱力タイムズ』だった。
番組に出演していた柴田の前に山崎がサプライズで登場し、約10年ぶりに二人で漫才を披露した。
加えて、同年12月8日放送の『THE MANZAI』でも新作漫才を披露。長年待ち望まれていたアンタッチャブルの本格的なコンビ活動再開が実現した。
2019年12月の日刊スポーツのインタビューで、柴田は山崎と2か月に1回ほど会っていたことも明かしている。解散していたわけではなく、コンビとして再び活動するきっかけを探っていたという説明だった。
そして2026年9月には、テレビ朝日系『アメトーーク!』の「熟年コンビ芸人」に二人そろって出演。番組ではLINEで連絡を取り合い、誕生日を祝うメッセージも送り合っていることが紹介された。
2019年の復活以降も関係が続いていることを示すエピソードであり、現在まで不仲説を裏付ける状況とは異なる姿が見えている。
【2026年最新】柴田英嗣の現在は?テレビ出演・評判と芸能活動
2026年11月現在、柴田英嗣は芸能活動を継続している。2010年の騒動によって芸能界から姿を消したままという状況ではない。
所属事務所のプロダクション人力舎が公開しているアンタッチャブルの公式プロフィールでは、コンビとしての出演に加え、柴田個人の出演番組も紹介されている。
柴田英嗣の主な活動分野2026年の所属事務所公式情報では、柴田の出演番組として、次のような番組が掲載されている。
- 『ラヴィット!』:TBS系の朝の情報バラエティー番組。
- 『NHK俳句』:NHK Eテレの俳句番組。
- 『サッカーの園』:サッカーをテーマにしたNHKの番組。不定期出演。
- 『ええじゃないか!!』:TOKYO MXの番組。
- 『ええじゃない課Biz』:TOKYO MXのビジネス関連番組。
- 『おかしば』:文化放送のラジオ番組。
- 『ゴルフスイッチ!』:ゴルフネットワークの番組。
また、アンタッチャブルとしては、MBSの『サタデープラス』や関西テレビの『アンタッチャブルでやらせてもらってます』などに出演している。
関西テレビの公式番組情報でも、2026年10月31日の放送回に山崎弘也と柴田英嗣の二人が出演していることが確認できる。
2026年11月には柴田の冠番組もスタート加えて、2026年10月21日には、制作会社Creafidenceから新番組の放送開始が発表された。
番組名は『アンタッチャブル柴田の驚愕人生トレーダー』。千葉テレビで2026年11月4日から放送開始予定の新しいバラエティー番組で、柴田と松丸友紀が出演する。
人生の出来事を株価の値動きのようなチャートに見立て、ゲストの波瀾万丈な人生を読み解くという企画だ。
2010年の活動休止を経験した柴田が、2026年には自身の名前を冠した番組を持つことになった点は、現在の活動を象徴する動きの一つといえる。
現在の評判は?過去の騒動と芸人としての評価柴田の現在の評価を考える際には、過去の女性問題と、現在の芸能活動を分けて見る必要がある。
過去の騒動については、本人が女性問題を認めて謝罪した経緯がある。そのため、活動休止の原因となった出来事がなかったことになるわけではない。
一方、復帰後は動物に関する知識やスポーツへの関心、テンポのよいツッコミなど、個人としての持ち味を生かして活動してきた。
特に動物好きとして知られ、動物に関する著書も出版している。バラエティー番組では、知識を生かした解説役や進行役としても活動している。
2026年9月の日刊スポーツの報道では、山崎との誕生日メッセージのやり取りも紹介された。コンビとしての関係が現在も続いていることを示す具体的な話題だった。
こうした活動実績から、柴田は過去の騒動だけで語られる芸人ではなく、個人の仕事とコンビ活動の両方で存在感を維持していることが分かる。
【プロの結論】アンタッチャブル柴田の不祥事から読み取れる3つのポイント
柴田英嗣の2010年の活動休止は、約1年間という長さだけでなく、当初の発表と本人による後年の説明が異なる段階で公表されたことで、長く誤解や憶測を生んだ出来事だった。
今回の経緯から読み取れる要点は、大きく3つある。
1. 活動休止の理由は病気と女性問題の両方に関係していた2014年の柴田本人の説明では、最初に休養した理由は本当の体調不良だった。その後、休養中に浮気をしたことが問題を複雑にしたという。
したがって、女性問題だけを活動休止の唯一の原因とする説明も、病気だけが理由だったとする説明も、本人の後年の発言とは一致しない。
2. 「逮捕」と「事情聴取」は明確に区別する必要がある2015年の『ダウンタウンなう』では、柴田本人が逮捕という言葉を使ったものの、番組は実際には事情聴取だったと訂正している。
見出しだけを読んで逮捕歴があると判断すると、事実関係を誤って理解することになる。芸能ニュースでは、本人の発言だけでなく、番組内の補足説明や報道本文まで確認することが重要だ。
3. 過去の騒動と現在の芸能活動は分けて評価する女性問題について柴田が説明し、謝罪したことは過去の経緯として残っている。一方、2019年のコンビ復活や2026年の出演実績も、現在の活動を判断するための重要な事実だ。
過去の問題をなかったことにする必要はないが、古い報道だけで現在の活動状況や相方との関係まで決めつけることも適切ではない。
芸能人の評判を判断するときは、本人の説明、当時の報道、番組内の訂正、現在の公式活動という複数の情報を照らし合わせることが、誤解を避けるための判断基準になる。
【アンタッチャブル柴田の不祥事】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:アンタッチャブルの柴田英嗣は本当に逮捕されたのですか?
A1:2015年の『ダウンタウンなう』で本人が逮捕という表現を使いましたが、番組内では実際には逮捕ではなく警察の事情聴取だったと訂正されています。逮捕されたと断定するのは正確ではありません。
Q2:柴田英嗣は女性問題で示談金を支払ったのですか?
A2:2012年5月の『サンデージャポン』では金銭を支払って和解したと説明しました。一方、2014年8月の『ウラマヨ!』では示談金の支払いを否定しています。具体的な金額や最終的な支払い状況は、公表された情報だけでは確定できません。
Q3:アンタッチャブルの柴田と山崎は現在も不仲なのですか?
A3:2019年11月に約10年ぶりに漫才で共演し、コンビ活動を再開しています。2026年9月には『アメトーーク!』で二人のLINEのやり取りや誕生日メッセージも紹介されており、現在も交流が続いています。
まとめ:アンタッチャブル柴田の不祥事と2026年の現在
アンタッチャブル柴田英嗣の不祥事とされる2010年の活動休止は、実際の体調不良に加えて、休養中に起きた女性トラブルが重なった出来事だった。
2012年には女性問題と金銭による和解を説明し、2014年には病気と浮気の経緯を告白。2015年の『ダウンタウンなう』では警察の事情聴取についても語った。ただし、逮捕という表現は番組内で訂正されており、逮捕と事情聴取を混同してはいけない。
また、示談金については2012年と2014年の本人の発言に食い違いがあり、具体的な金額も確定していない。
その後、2019年には山崎弘也とのコンビ復活を果たし、2026年現在もテレビやラジオで活動を続けている。関西テレビのコンビ番組や新たな冠番組の発表など、仕事の幅も広がっている。
柴田英嗣の過去を正しく理解するには、2010年当時の公式発表だけでなく、2012年から2015年までの本人の説明と、2019年以降のコンビ活動を合わせて見る必要がある。過去の騒動は確かに存在したが、それだけで現在の柴田英嗣を語ることはできない。
2026年のアンタッチャブルは、かつてのM-1王者としての実績を持ちながら、コンビと個人の両面で活動を続けている。
主な事実確認に使用した報道・公式情報- オリコンニュース(2014年1月29日):本人による病気と浮気の説明。
- デイリースポーツ(2012年5月・2014年8月):女性問題、示談金に関する発言の変遷。
- スポニチ・デイリースポーツ(2015年10月9日):『ダウンタウンなう』での事情聴取の説明。
- 日刊スポーツ(2019年12月4日):コンビ復活と山崎との関係。
- プロダクション人力舎、関西テレビ(2026年):所属タレント情報と現在のコンビ出演。
- Creafidence(2026年10月21日):新冠番組の放送開始発表。
- 日刊スポーツ(2026年9月11日):『アメトーーク!』で紹介された二人の交流。