箱根駅伝ファンが気になるのが、東洋大学の2027年大会に誰が登録され、どの選手が何区を走るのかという点だ。
ここで注意したいのは、予選会のエントリーと箱根駅伝本戦のエントリーは別物だということだ。
2026年11月2日時点の本戦エントリー状況2026年11月2日時点で、第103回箱根駅伝の東洋大学本戦用チームエントリーと区間エントリーは、まだ正式発表されていない。
一方、予選会に向けた16人の登録メンバーは10月5日に公表されていた。
その内訳は以下の通り。
- 4年生:薄根大河、倉本晃羽、馬場大翔、濱中尊
- 3年生:内堀勇、陳内紫音、松井海斗、宮崎優、迎暖人
- 2年生:小野真和、木村隆晴、小名祐志、生天目温
- 1年生:加藤悠凌、世利雄太、氷見練之介
この16人はあくまで予選会の登録メンバーであり、2027年1月の本戦出走者を確定するものではない。
チームエントリーと区間エントリーの違い箱根駅伝では、選手登録から実際の出走までに段階がある。
| 種類 | 内容 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| チームエントリー | 本戦に向けた選手登録 | 登録選手の層を確認 |
| 区間エントリー | 10人の正競技者と補欠6人の登録 | 各区間の配置が分かる |
| 当日変更 | 補欠選手との交代 | 最終的な出走者が決まる |
過去2大会では、チームエントリーが12月10日、区間エントリーが12月29日に発表されている。第103回大会については、正式な開催要項で確認する必要があるが、例年の発表時期はチェックしておきたい。
2027年の区間配置で注目したい選手現段階で区間を断定することはできないが、予選会と全日本大学駅伝の実績から、次の選手は特に注目したい。
宮崎優
予選会の日本人トップという実績があり、全日本大学駅伝でも4区区間3位。チームの得点源として期待される存在だ。
松井海斗
第102回大会で1区区間3位を記録。全日本大学駅伝でも3区区間9位となっており、序盤の流れをつくる役割に注目が集まる。
薄根大河
主将としてチームをまとめる存在。全日本大学駅伝では8区を担当した。箱根本戦でもチームの精神的支柱としての役割が期待される。
馬場大翔・内堀勇
予選会で個人29位、30位に入った2人。総合力を重視する東洋大学にとって、こうした安定した選手の存在は欠かせない。
ただし、箱根駅伝の区間配置は距離適性、起伏への対応、直前のコンディションなどによって変わる。予選会の順位だけで予想するのではなく、12月の正式発表と当日の変更まで追うことが大切だ。
【プロの結論】東洋大学の2027年箱根駅伝はシード奪還が最大の焦点

2027年の東洋大学を評価するうえで、押さえておきたい要点は3つある。
第一に、予選会の総合1位は確かな成果である。
21年ぶりの予選会で10時間31分30秒を記録し、2位に2分01秒差をつけた。宮崎優の個人4位だけでなく、上位10人をそろえたチーム力が光った。
第二に、全日本大学駅伝の15位は本戦に向けた課題を示している。
予選会の強さが、そのまま箱根駅伝での順位を保証するわけではない。長い区間を担当する選手の安定性、往路から復路までの選手配置、終盤の粘りが必要になる。
第三に、20年続いたシード権の伝統を取り戻せるかが問われる。
東洋大学には過去4度の総合優勝という実績がある。だからこそ、単に本大会へ出場するだけでなく、上位進出を目指す姿勢が期待される。
2027年の東洋大学を応援する読者は、次の3点を判断基準にするとよい。
- 予選会の好走を支えた上位10人のうち、本戦で何人が登録されるか。
- 宮崎優、松井海斗、薄根大河ら主力選手がどの区間に配置されるか。
- 全日本大学駅伝で見えた課題を、箱根本戦までにどこまで改善できるか。
予選会の1位通過は復活への第一歩だが、シード権奪還には10区間を通した総合力が欠かせない。
東洋大学の箱根駅伝に関するよくある質問(FAQ)
Q1:東洋大学は2027年の箱根駅伝に出場できますか?
A1:出場できます。2026年10月17日の第103回箱根駅伝予選会で総合1位となり、2027年1月2日・3日の本大会出場権を獲得しました。25年連続85回目の出場です。
Q2:東洋大学は2026年の箱根駅伝で何位でしたか?
A2:第102回箱根駅伝で総合14位でした。総合タイムは10時間56分27秒で、20年連続のシード権獲得が途切れました。
Q3:2027年の東洋大学の注目選手は誰ですか?
A3:宮崎優、松井海斗、薄根大河、馬場大翔、内堀勇らです。特に宮崎は2026年の予選会で日本人トップ・個人総合4位という成績を残しています。
Q4:東洋大学の箱根駅伝の歴代優勝回数は何回ですか?
A4:総合優勝は4回です。2009年、2010年、2012年、2014年に優勝しています。
Q5:東洋大学の2027年箱根駅伝の区間エントリーは発表されていますか?
A5:2026年11月2日時点では未発表です。予選会の登録メンバーや全日本大学駅伝の出走者と、本戦の区間エントリーは異なるため、正式発表を待つ必要があります。
まとめ:東洋大学は2027年にシード権を取り戻せるか
東洋大学は2026年1月の第102回箱根駅伝で総合14位となり、20年連続のシード権獲得を逃した。しかし、21年ぶりに出場した10月17日の第103回予選会では、10時間31分30秒で総合1位を獲得。宮崎優の日本人トップという快走もあり、25年連続85回目の箱根路への切符を手にした。
一方、11月1日の全日本大学駅伝では総合15位という結果も残している。予選会の勢いをそのまま本戦に持ち込めるかは、今後の選手の状態や区間配置にかかっている。
歴代4度の総合優勝を誇る東洋大学にとって、2027年は単なる出場ではなく、強豪校としての存在感を取り戻すための大会となる。宮崎優、松井海斗、薄根大河らを中心とする鉄紺の襷が、箱根路でどのような走りを見せるのか。最大の注目は、シード権奪還と上位進出への挑戦だ。