- 現在の活動: 櫛田育良とのアイスダンスカップル「いくこう」として活動中。
- 主な実績: 2025年全日本選手権2位、2026年CS木下グループ杯でISU公認自己ベスト161.76点を記録。
- 最新情報: 2026年東日本選手権でも2位。四大陸選手権のミニマムスコアを獲得し、11月のNHK杯にも出場する。
【プロフィール】島田高志郎の年齢・身長・出身地と現在の所属

島田高志郎は、2001年9月11日生まれのフィギュアスケート選手です。2026年11月現在、25歳。愛媛県松山市出身で、長身と豊かな表現力を持ち味としています。
基本プロフィールを整理すると、次のとおりです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 島田高志郎(しまだ・こうしろう) |
| 生年月日 | 2001年9月11日 |
| 年齢 | 25歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 愛媛県松山市 |
| 身長 | 176cm |
| 所属 | 木下グループ |
| 現在の競技 | アイスダンス |
| パートナー | 櫛田育良 |
| アイスダンスのコーチ | キャシー・リード |
| シングル時代のコーチ | ステファン・ランビエール |
現在のペアのプロフィールはフジテレビのスケート情報サイトにも掲載されており、キャシー・リードがコーチとして紹介されています。
特に注目したいのは、島田選手の身長176cmという恵まれた体格です。身長167cmの櫛田選手と組むことで、長い手足を生かしたダイナミックな動きや、リンク上での美しいシルエットを表現できます。
また、島田選手はシングル時代から海外での生活経験が豊富です。15歳だった2017年夏にスイスへ渡り、ステファン・ランビエールの指導を受けながら競技に取り組んできました。
その経験は、現在の表現力や海外選手と競い合うための国際感覚にもつながっています。
【シングル時代の戦績】全日本2位・GPシリーズ表彰台までの歩み
島田高志郎のアイスダンス転向を理解するには、男子シングル時代の実績を知っておく必要があります。
島田選手はジュニア時代から国内外で活躍し、シニアに上がってからも日本男子の上位を争ってきました。
特に大きな転機となったのが、2022年の全日本選手権です。
主な戦績とキャリアの転換点| 年 | 大会・出来事 | 主な結果 |
|---|---|---|
| 2013年 | 全日本ノービス選手権 | 優勝 |
| 2016年 | ユースオリンピック | 6位 |
| 2018年 | ジュニアGPファイナル | 3位 |
| 2018年 | 全日本ジュニア選手権 | 3位 |
| 2022年 | 全日本選手権 | 2位 |
| 2023年 | CSネーベルホルン杯 | 3位 |
| 2024年 | GPシリーズ・フランス大会 | 2位 |
| 2025年5月 | 櫛田育良とのカップル結成発表 | アイスダンスへ転向 |
| 2025年12月 | 全日本選手権 | アイスダンス2位 |
| 2026年9月 | CS木下グループ杯 | 161.76点・7位 |
| 2026年11月 | 東日本選手権 | 165.53点・2位 |
特筆すべきは、2022年12月の全日本選手権です。
この大会で島田選手は252.56点を獲得し、宇野昌磨に次ぐ2位に入りました。男子シングルで国内トップクラスの実力を示した大会です。
さらに2024年のグランプリシリーズ・フランス大会では2位となり、GPシリーズで初めて表彰台に上がりました。
シングル選手として実績を積み重ねていた島田選手にとって、アイスダンスへの転向は決して競技力が足りなかったからではありません。
むしろ、十分な実績を持つ選手が、自分のスケート人生を見つめ直した末に選んだ新しい挑戦でした。
【転向の真相】島田高志郎がシングルを離れた理由と櫛田育良との出会い
2025年5月9日、木下グループは櫛田育良と島田高志郎がアイスダンスの新カップルを結成すると発表しました。
この発表はフィギュアスケート界でも大きな話題になりました。
櫛田選手は女子シングルとアイスダンスを並行して続ける一方、島田選手はアイスダンスに専念する方針が示されました。
① 以前からアイスダンスに興味があった2025年6月の日刊スポーツのインタビューで、島田選手は転向の経緯を明かしています。
実は、アイスダンスへの誘いは何年も前から周囲にあったそうです。
しかし当初は、自分には難しいと感じていました。
アイスダンスはジャンプを中心とする男子シングルとは異なり、男女の選手が一体となって滑る競技です。
スケーティング技術やエッジワーク、パートナーとの距離感など、求められる能力も違います。
島田選手自身もスケーティング技術に自信が持てず、挑戦をためらっていたことを語っています。
② 2022年全日本選手権2位の後に訪れた心境の変化意外なのは、男子シングルで大きな成功を収めた2022年が、競技人生を考え直すきっかけになったことです。
日刊スポーツのインタビューでは、全日本選手権2位という結果に対し、さらに上を目指す気持ちが生まれると期待していたものの、実際には一つの満足感があったと振り返っています。
また、股関節の痛みに悩まされていたことも明かしました。
シングルで競技を続けることだけが、自分の望む未来ではないのではないか。
そうした思いが、アイスダンスへの挑戦を後押ししたのです。
③ ランビエールの後押しと新しい環境島田選手にとって、ステファン・ランビエールは競技人生を支えてきた重要な存在です。
2017年からスイスのシャンペリーを拠点に指導を受け、約7年半にわたって同地で生活しました。
島田選手はインタビューで、ランビエールについて、自分が決めたことを徹底的にサポートしてくれるコーチだと語っています。
今回のアイスダンス転向についても、ランビエールは背中を押してくれたそうです。
その後、活動拠点をスイスから京都へ移し、新しい競技生活をスタートさせました。
ここで重要なのは、島田選手が単にシングルを辞めたのではなく、長年培ってきた表現力を別の競技で発揮しようとしていることです。
【いくこうの現在】2025年全日本2位から2026年最新戦績まで
櫛田育良と島田高志郎のカップルは、ファンや報道で「いくこう」と呼ばれています。
「いくこう」は、櫛田選手の育良(いくら)と島田選手の高志郎(こうしろう)を組み合わせた愛称です。
2025年に結成された2人は、初年度から国内大会や国際大会で経験を積み、着実に得点を伸ばしてきました。
① 2025年全日本選手権で2位2025年12月18日から21日に開催された全日本選手権で、いくこうはアイスダンス総合2位に入りました。
| 種目 | 得点 | 順位 |
|---|---|---|
| リズムダンス | 64.99点 | 2位 |
| フリーダンス | 100.76点 | 2位 |
| 総合 | 165.75点 | 2位 |
優勝した吉田唄菜・森田真沙也組に次ぐ成績でした。
結成1年目のカップルとして、全日本選手権でこれだけの結果を残したことは大きな成果です。
② 2026年CS木下グループ杯で自己ベスト161.76点2026年9月4日から6日に開催されたチャレンジャーシリーズ(CS)木下グループ杯は、いくこうにとって2026-27シーズンの初戦でした。
ここで2人は自己ベストを更新します。
ISU公認・自己ベスト総合得点161.76点
CS木下グループ杯 2026年9月6日
リズムダンス
64.86
技術点36.93+構成点27.93
フリーダンス
96.90
技術点53.00+構成点44.90-減点1.00
最終順位
7位
特に注目されたのはリズムダンスです。
64.86点は、それまでの自己ベスト59.19点を大幅に上回る記録でした。
息の合ったツイズルや、タンゴのリズムに合わせた表現が評価され、演技終盤のリフトでも観客から歓声が上がりました。
この大会では四大陸選手権に必要なミニマムスコアもクリアしています。
③ 2026年東日本選手権で2位!165.53点を獲得2026年10月31日から11月1日にかけて開催された東日本選手権でも、いくこうは好成績を残しました。
11月1日のフリーダンス終了後の最終順位は2位です。
| 種目 | 得点 | 順位 |
|---|---|---|
| リズムダンス | 65.68点 | 3位 |
| フリーダンス | 99.85点 | 2位 |
| 総合 | 165.53点 | 2位 |
特に注目したいのが、フリーダンスの技術点です。
島田・櫛田組は57.85点を獲得し、出場カップル全体でトップとなりました。
リズムダンスでは3位でしたが、フリーダンスで順位を上げ、総合2位に食い込んでいます。
日刊スポーツによると、演技中には2人のエッジが接触する場面もありました。島田選手は距離の近さによるミスを振り返りながら、前向きに捉えていました。
細かな技術面に課題を残しながらも、フリーダンスで全体トップの技術点を獲得したことは、2人の成長を示す材料です。
なお、161.76点と165.53点の違いには注意が必要です。
161.76点はISU公認大会で記録した公式の自己ベスト。一方、東日本選手権の165.53点は国内大会での得点です。国内大会の高得点が、そのままISU公認の自己ベストに置き換わるわけではありません。
同じく2025年全日本選手権の165.75点も国内大会の記録です。
【四大陸選手権への道】ミニマムスコア獲得と2026-27シーズンの展望
いくこうの今後を考えるうえで、見逃せないのが四大陸選手権のミニマムスコアです。
2026年9月のCS木下グループ杯で、2人は四大陸選手権に出場するための最低技術点をクリアしました。
ミニマムスコアはどうやって獲得した?四大陸選手権のアイスダンスでは、リズムダンスとフリーダンスの技術点の合計85点が基準となっています。
いくこうの場合、次の2大会の技術点を組み合わせて条件を満たしました。
| 大会 | 種目 | 技術点 |
|---|---|---|
| 2025年ゴールデンスピン | フリーダンス | 49.93点 |
| 2026年CS木下グループ杯 | リズムダンス | 36.93点 |
| 合計 | 86.86点 | |
| 必要基準 | 85.00点 |
つまり、基準を1.86点上回ったことになります。
ここで押さえたいのは、ミニマムスコアが必ずしも同一大会で獲得した点数だけで計算されるわけではないことです。
ISUのルールでは、対象となる今季または前季のISU公認国際大会で獲得したリズムダンスとフリーダンスの最高技術点を、それぞれ別の大会から採用して合算できます。
そのため、2025年12月のゴールデンスピンのフリーダンスと、2026年9月の木下グループ杯のリズムダンスを組み合わせることができました。
ただし、ミニマムスコアの取得は出場資格に関する条件を満たしたという意味であり、日本代表への自動選出を意味するものではありません。日本スケート連盟による選考が別途あります。
2026年NHK杯への出場も決定さらに大きなニュースが、2026年9月9日に発表されたNHK杯への追加選出です。
日本スケート連盟は、グランプリシリーズ第6戦NHK杯のアイスダンス追加出場組として、いくこうを選びました。
- 大会:2026年NHK杯
- 開催日:2026年11月27日~29日
- 会場:京王アリーナTOKYO
- 出場:櫛田育良・島田高志郎組
- 注目点:2人にとってグランプリシリーズ初出場
結成2季目でのGPシリーズ初参戦は、2人にとって大きなステップです。
国内大会で積み重ねてきた経験を、国際大会でどこまで発揮できるかが注目されます。
【コーチとペアの強み】キャシー・リードとランビエールから受け継ぐ表現力
島田高志郎の現在を語るうえで、2人の重要な指導者を理解しておくことも大切です。
キャシー・リードは現在のアイスダンスのコーチ現在、櫛田・島田組のコーチとして紹介されているのがキャシー・リードです。
2025-26シーズンのプログラムでは、次の振付も担当していました。
- リズムダンス:Got The Grooveなど
- フリーダンス:Moonlight Serenadeなど
アイスダンスでは、2人の動きを音楽に合わせて一つの作品として完成させる能力が大切です。
キャシー・リードの指導のもと、島田選手はシングル時代とは異なる身体の使い方や、パートナーとの連動を磨いてきました。
ステファン・ランビエールはシングル時代からの恩師一方、ステファン・ランビエールは島田選手のシングル時代を長く支えたコーチです。
2017年からスイスで指導を受け、表現者としての基礎を培いました。
今回の転向に際しても、島田選手の決断を後押しした存在です。
つまり、キャシー・リードとランビエールは、現在の競技活動において同じ役割を担っているわけではありません。
前者はアイスダンスの指導者、後者は島田選手のシングル時代からの恩師として位置づけると理解しやすいでしょう。
いくこうの強みは長身と表現力の組み合わせ2人の魅力は、体格のバランスだけではありません。
| 強み | 内容 |
|---|---|
| 長身の組み合わせ | 櫛田167cm、島田176cm |
| 表現力 | シングル経験を生かした豊かな演技 |
| リフト | 長い手足を生かしたダイナミックな動き |
| ツイズル | 2人のタイミングと回転の一致 |
| 音楽性 | タンゴなど曲調に合わせた表情と動き |
| 技術力 | 東日本選手権のFD技術点で全体トップ |
アイスダンスはジャンプの高さや回転数だけで勝負する競技ではありません。
エッジの使い方、ステップ、ツイズル、リフト、2人の距離感、音楽表現など、複数の要素を総合的に評価されます。
島田選手がシングル時代から磨いてきた表現力は、こうした競技特性との相性が良い部分です。
ただし、2人で滑る以上、個人の技術が高いだけでは十分ではありません。東日本選手権で見られたエッジの接触のように、近い距離で動きを合わせる精度も今後の課題です。
【島田高志郎の現在に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:島田高志郎は現在、何をしている?
A1:2026年11月現在、櫛田育良とのアイスダンスカップル「いくこう」として競技活動を続けています。2026年東日本選手権では総合2位となり、11月のNHK杯にも出場予定です。
Q2:島田高志郎はなぜアイスダンスに転向した?
A2:以前からアイスダンスに興味があり、股関節の痛みやシングル競技への心境の変化などを経て決断しました。五輪や世界選手権という舞台で新たな達成感を得たいという思いも背景にあります。
Q3:島田高志郎と櫛田育良の「いくこう」とは?
A3:2025年5月に結成されたアイスダンスカップルの愛称です。2人の名前を組み合わせた呼び方で、競技上のパートナーとして活動しています。
Q4:島田高志郎のシングル時代の最高成績は?
A4:2022年全日本選手権2位、2024年GPシリーズ・フランス大会2位などです。ジュニア時代には2018年ジュニアGPファイナルでも3位に入りました。
Q5:島田高志郎は2026年の四大陸選手権に出場できる?
A5:2026年9月の木下グループ杯で、櫛田・島田組は四大陸選手権のミニマムスコアを取得しました。ただし、ミニマム取得と代表選出は別であり、日本スケート連盟の選考が必要です。
Q6:島田高志郎のコーチは誰?
A6:現在のアイスダンスカップルのコーチはキャシー・リードです。シングル時代にはステファン・ランビエールの指導を受けていました。
Q7:島田高志郎の身長と年齢は?
A7:身長176cm、生年月日は2001年9月11日です。2026年11月2日時点で25歳です。
まとめ:島田高志郎は新たな競技人生で世界の舞台を目指す
島田高志郎は、男子シングルで全日本選手権2位、グランプリシリーズ・フランス大会2位という実績を残した後、2025年に櫛田育良とのアイスダンスカップル「いくこう」を結成しました。
2026年11月現在の歩みを整理すると、次の3点が重要です。
1. 新しい競技への挑戦: シングル時代の経験と表現力を生かし、アイスダンスに専念している。
2. 着実な得点の向上: 2025年全日本選手権2位、2026年CS木下グループ杯161.76点、東日本選手権165.53点と成果を積み重ねている。
3. 国際舞台への前進: 四大陸選手権のミニマムスコアを取得し、NHK杯への初出場も決定した。
特に注目したいのは、シングル時代の実績に安住せず、別の競技で一から技術を磨いている姿勢です。
今後の評価要点は、ツイズルやリフトなどの技術精度、2人のスケーティングの一体感、そして国際大会での得点力です。
2026年11月27日からのNHK杯は、その成長を世界の強豪と比較できる重要な機会になります。
島田高志郎の新しい挑戦は、まだ始まったばかりです。「いくこう」が国内の上位争いから国際舞台での表彰台へと進んでいけるのか。今季の最大の注目ポイントといえるでしょう。
主な参考資料:日本スケート連盟公式競技結果、ISU公式選手プロフィール、木下グループ公式発表、フジテレビ「スケート∞リンク」、日刊スポーツ、共同通信 Deep Edge Plus、TBS NEWS DIG。