2026年11月2日現在、ローマ対フェイエノールトは、欧州サッカーを語るうえで見逃せない因縁のカードだ。両チームは過去にUEFAヨーロッパリーグやUEFAヨーロッパカンファレンスリーグで激突し、接戦や延長戦、PK戦を繰り広げてきた。特に2023-24シーズンの決勝トーナメント・プレーオフでは、2試合とも1-1となり、最後はローマがPK戦を制している。
一方、2026-27シーズンは両クラブともUEFAチャンピオンズリーグに参加しており、現時点で新たなローマ対フェイエノールトの対戦日は発表されていない。また、日本代表FW上田綺世は2026年8月31日にフェイエノールトからフランスのLOSCリールへ移籍した。歴代対戦成績、得点・失点、クリーンシート、勝敗予想、過去のスタメン、WOWOWの試合ハイライト、最新チケット事情を整理する。
【2026年最新】ローマ対フェイエノールトの試合予定と現在の大会状況

まず押さえておきたいのは、2026-27シーズンの両クラブの所属大会だ。
ASローマはイタリアを代表するクラブで、ホームスタジアムはローマ市内のスタディオ・オリンピコ。フェイエノールトはオランダの名門で、ロッテルダムのデ・カイプを本拠地としている。
両者はこれまで欧州大会で何度も対戦してきたが、2026年の大会日程には重要な変化がある。
2026-27シーズンは両クラブともチャンピオンズリーグに参戦ASローマの公式発表によると、2026-27シーズンのチャンピオンズリーグでは、フェネルバフチェ、レアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマンなどとの対戦が予定されている。
一方、フェイエノールトも2026-27シーズンのチャンピオンズリーグに参加している。UEFAが掲載するリーグフェーズの日程には、コモ、レアル・ベティス、インテル、ポルトなどとの試合が並ぶ。
つまり、両チームは同じ大会に参加しているものの、リーグフェーズでの直接対決は現在の公開日程に含まれていない。
今後、決勝トーナメントで組み合わせが決まれば再戦する可能性はあるが、現段階では具体的な試合日やキックオフ時刻を確定情報として扱うことはできない。
2026年に注目すべき両クラブの状況| 項目 | ASローマ | フェイエノールト |
|---|---|---|
| 所属国 | イタリア | オランダ |
| 本拠地 | スタディオ・オリンピコ | デ・カイプ |
| 2026-27欧州大会 | チャンピオンズリーグ | チャンピオンズリーグ |
| 2026年の直接対決 | 現時点で未発表 | 現時点で未発表 |
| 過去の主な実績 | 2022年カンファレンスリーグ優勝 | 2001-02年UEFAカップ優勝 |
ローマとフェイエノールトは、いずれも国内リーグだけでなく欧州大会での実績を持つクラブだ。過去の対戦で培われた相互の警戒感が、今後の再戦でも大きな見どころになる。
【歴代対戦成績】ローマ3勝・フェイエノールト1勝の内訳
ローマ対フェイエノールトの歴代対戦を調べる際には、UEFAヨーロッパリーグだけの成績と、カンファレンスリーグを含む欧州大会全体の成績を区別する必要がある。
UEFAの公式対戦データでは、ヨーロッパリーグでの対戦は6試合。ローマが2勝、フェイエノールトが1勝、引き分けが3試合となっている。
さらに2022年のカンファレンスリーグ決勝を加えると、通算7試合でローマ3勝、フェイエノールト1勝、引き分け3試合という成績になる。
年代別の主な対戦結果2014-15シーズン:ヨーロッパリーグ
最初の注目すべき対戦は、2015年のヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦だ。
第1戦は2015年2月19日にローマのホームで行われ、1-1の引き分け。ローマのジェルビーニョが先制したものの、フェイエノールトのコリン・カジム=リチャーズが同点ゴールを決めた。
第2戦は2月26日。ロッテルダムで行われた試合はローマが2-1で勝利し、2試合合計3-2で次のラウンドへ進出した。
2021-22シーズン:カンファレンスリーグ決勝
2022年5月25日、アルバニアのティラナで両チームが決勝を戦った。
試合を決めたのは、ローマのニコロ・ザニオーロ。前半32分のゴールを最後まで守り切り、ローマが1-0で勝利した。
この勝利はローマにとってクラブ初のUEFA主要大会タイトルだった。フェイエノールトにとっては、惜しくも初の欧州決勝敗退となった。
2022-23シーズン:ヨーロッパリーグ準々決勝
2023年4月の準々決勝では、フェイエノールトが第1戦を1-0で制した。
しかし、第2戦はローマがホームで4-1と勝利。2試合合計4-2で逆転し、準決勝進出を決めた。
特に印象的だったのは、後半89分のパウロ・ディバラの同点ゴールだ。延長戦ではステファン・エル・シャーラウィとロレンツォ・ペッレグリーニが追加点を挙げ、ローマが試合を決定づけた。
対戦結果から見える両チームの力関係単純な勝利数ではローマが優勢だ。しかし、フェイエノールトもローマ相手に複数回引き分けており、簡単に勝ち切れる相手ではない。
特に2023年の準々決勝では、第1戦でフェイエノールトが勝利しながら、第2戦でローマに逆転された。
この経緯から読み取れるのは、ローマが劣勢から試合を立て直す力を示してきた一方、フェイエノールトにも試合の主導権を握る攻撃力があるということだ。
【得点・失点データ】クリーンシートと両チーム得点を徹底検証
ローマ対フェイエノールトの勝敗を考えるうえで、勝利数だけでなく得点と失点のバランスも見逃せない。
過去7試合の公式スコアを集計すると、両チームの得点差にはローマの優位性が表れている。
通算得点とクリーンシート数欧州大会全体の7試合を対象にすると、次のようになる。
- ローマの総得点:10点
- フェイエノールトの総得点:6点
- 1試合平均総得点:約2.29点
- ローマのクリーンシート:1試合
- フェイエノールトのクリーンシート:1試合
- 両チーム得点:7試合中5試合
ここでいうクリーンシートとは、相手に1点も許さず試合を終えることを指す。
ローマは2022年のカンファレンスリーグ決勝で1-0と勝利し、無失点を達成した。一方、フェイエノールトは2023年のヨーロッパリーグ準々決勝第1戦で1-0と勝利し、ローマを無得点に抑えている。
つまり、両クラブとも相手の攻撃を封じた経験がある。
両チーム得点が発生しやすい対戦7試合中5試合で両チームが得点している点も興味深い。
ただし、これは両チームが常に攻撃的な試合をするという意味ではない。
2022年の決勝はローマの1-0、2023年の準々決勝第1戦はフェイエノールトの1-0だった。試合の展開や大会の重要度によって、守備を優先する時間帯も存在する。
一方、2023年の準々決勝第2戦は4-1、2024年のプレーオフ2試合はいずれも1-1だった。
こうした結果からは、両チームが互いの攻撃を警戒しながらも、試合の局面によって得点機会を作り出していることが分かる。
勝敗予想にデータをどう活用するべきか過去の数字だけを基準にするなら、ローマが優位だ。
理由は主に3つある。
1. 欧州大会通算の勝利数でローマが上回っている。
2. 総得点でもローマが10対6でリードしている。
3. 2022年の決勝、2023年の準々決勝、2024年のプレーオフと、重要な勝負でローマが結果を残している。
ただし、これらは過去の対戦結果に基づく評価である。2026年の現在の選手構成や監督、負傷者、直近のコンディションを反映した勝率ではない。
過去の数字をそのまま2026年の勝敗確率に置き換えるのは適切ではない。
【2023-24年プレーオフ第2戦】ローマがPK戦4-2で勝利した激闘
ローマ対フェイエノールトの試合を振り返るうえで、特に注目したいのが2024年2月22日のUEFAヨーロッパリーグ決勝トーナメント・プレーオフ第2戦だ。
第1戦を1-1で終えた両チームは、ローマの本拠地スタディオ・オリンピコで最終的な勝ち抜けを争った。
第2戦の試合経過試合開始からわずか5分、フェイエノールトが先制する。
ゴールを決めたのはサンティアゴ・ヒメネス。ローマにとっては早い時間帯での失点となり、追いかける展開を強いられた。
しかし15分、ローマの主将ロレンツォ・ペッレグリーニが同点ゴールを決める。
その後は両チームとも追加点を奪えず、90分を1-1で終了。第1戦と同じスコアになったため、試合は延長戦に突入した。
延長戦でも決着はつかず、勝敗はPK戦に持ち込まれた。
PK戦を決めたGKミレ・スヴィラルこの試合で大きな存在感を示したのが、ローマのGKミレ・スヴィラルだ。
フェイエノールトのダヴィド・ハンツコとアリレザ・ジャハンバフシュのPKを止め、ローマの勝利に貢献した。
ローマは4人がPKを成功させ、最終的に4-2で勝利。2試合合計2-2から勝ち上がりを決めた。
この結果、ローマはヨーロッパリーグのラウンド16へ進出した。
上田綺世の出場時間とPK戦での役割日本のサッカーファンにとって見逃せないのが、上田綺世の出場情報だ。
上田はこの試合で、サンティアゴ・ヒメネスに代わって78分に途中出場した。
延長戦でもプレーを続け、PK戦ではフェイエノールトの最初のキッカーとして登場。自身のキックを成功させている。
ただし、チームはその後のPKで失敗が重なり、ローマに敗れた。
この試合での上田は、単に途中出場しただけではない。延長戦を含む厳しい試合を戦い抜き、PK戦でも役割を果たした選手だった。
WOWOWの1分ハイライトで試合を振り返るこの試合は、WOWOWサッカー公式YouTubeチャンネルでも紹介されている。
動画タイトルは次のとおり。
「【ローマ vs フェイエノールト】UEFAヨーロッパリーグ 2023-24 決勝トーナメント プレーオフ 2nd leg/1分ハイライト【WOWOW】」
2024年2月22日に公開された公式ハイライトで、試合の主要場面を短時間で振り返ることができる。
検索する際は「WOWOW ローマ フェイエノールト 2024 1分ハイライト」と入力すると見つけやすい。
【スタメン予想と勝敗予想】2026年の再戦で注目すべきポイント
ローマ対フェイエノールトのスタメン予想を考える場合、過去の試合で起用された選手と2026年現在の所属選手を混同しないことが大切だ。
2024年の第2戦では、ローマはミレ・スヴィラル、ジャンルカ・マンチーニ、レアンドロ・パレデス、ペッレグリーニ、パウロ・ディバラ、ロメル・ルカクらを先発起用した。
フェイエノールトはティモン・ヴェレンロイター、ルトシャレル・ヘールトライダ、ダヴィド・ハンツコ、クインテン・ティンバー、カルヴィン・ステングス、ヒメネスらが先発した。
これはあくまで2024年の実際の先発メンバーであり、2026年の予想スタメンではない。
上田綺世の2026年現在の所属先に注意上田綺世については、2026年に大きな動きがあった。
フェイエノールトは2026年8月31日、上田がフランスのLOSCリールへ移籍することを公式発表した。
クラブの発表によれば、上田は2023年夏にフェイエノールトへ加入。最終的には公式戦112試合に出場し、43ゴール、7アシストを記録した。
さらに2025-26シーズンには25ゴールを挙げ、フェイエノールトの得点王となった。
したがって、2026年11月時点で上田をフェイエノールトのスタメン候補として扱うのは誤りだ。過去の対戦における活躍と、現在の所属先は分けて理解したい。
再戦が実現した場合の勝敗予想現時点で正式な対戦日がないため、2026年の試合に対する確定的なスタメンや勝率は出せない。
それでも、過去の対戦から注目すべき要点は整理できる。
ローマの注目ポイント
- 欧州大会の重要な試合で結果を残してきた勝負強さ。
- 2023年の準々決勝で見せた逆転力。
- 2024年のプレーオフ第2戦で証明したPK戦への対応力。
フェイエノールトの注目ポイント
- ローマの守備を崩した過去の攻撃力。
- 2023年の準々決勝第1戦で勝利した実績。
- 試合の序盤から主導権を握る展開を作れるか。
過去の直接対決を基準にした仮の評価では、ローマにやや分がある。ただし、現在の両チームの戦力差を判断するには、再戦が決まった時点で最新の所属選手、負傷者、直近の試合内容を確認する必要がある。
【2026年最新チケット販売情報】価格・購入先・観戦時の注意点
フェイエノールト対ローマのチケットを探している人にとって、2026年の販売状況も気になるところだろう。
ただし、2026年11月2日時点では、両クラブの直接対決について公式の試合日程やチケット販売開始日は発表されていない。
そのため、現時点で特定の試合のチケット価格を提示することはできない。
フェイエノールトのチケット購入方法フェイエノールトのホームゲームは、ロッテルダムのデ・カイプで開催される。
クラブ公式サイトにはオンラインチケットショップが設けられており、対象試合の座席や販売状況を確認できる。
チケットの販売条件は試合ごとに異なるため、一般販売の開始日や会員向け先行販売の有無を確認することが重要だ。
ASローマのチケット購入方法ローマのホームゲームはスタディオ・オリンピコで開催される。
ASローマ公式のチケット案内では、公式販売経路を利用することが推奨されている。チケットはデジタル形式で発行され、試合によって販売対象や購入条件が設定される。
公式案内では、通常の1回の取引で購入できるチケットは最大4枚とされている。
チケット価格を比較するときの注意点海外のチケットマーケットプレイスでは、2026年のフェイエノールト関連チケットが掲載されている場合がある。
しかし、一般的なチケット販売ページに掲載されている価格が、そのままローマ対フェイエノールトの公式販売価格を意味するわけではない。
オランダのエールディヴィジ公式案内も、外部マーケットプレイスでは価格が高く設定される場合があり、入場できる保証もないとして、各クラブの公式販売経路を利用するよう呼びかけている。
観戦を予定している場合は、次の順番で確認したい。
1. UEFAの公式日程で対戦カードと開催日を確認する。
2. ホームクラブの公式チケットショップで販売開始日を確認する。
3. 会員限定販売と一般販売の条件を確認する。
4. 座席、手数料、本人確認、入場条件を確認して購入する。
価格だけで購入先を決めず、正規チケットであることを優先するのが安全だ。
【ローマ対フェイエノールト】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ローマ対フェイエノールトの歴代対戦成績は?
A1:UEFA主催大会全体では、過去7試合でローマが3勝、引き分け3試合、フェイエノールトが1勝。総得点はローマ10点、フェイエノールト6点となっている。ヨーロッパリーグだけに限定すると6試合でローマ2勝、引き分け3試合、フェイエノールト1勝だ。
Q2:2023-24シーズンの第2戦はどちらが勝った?
A2:2024年2月22日の第2戦は1-1で終了。延長戦でも決着がつかず、PK戦を4-2で制したローマが勝ち上がった。
Q3:上田綺世は2024年のローマ戦に出場した?
A3:出場した。78分に途中出場し、延長戦までプレーした。PK戦ではフェイエノールトの最初のキッカーを務め、成功させている。
Q4:上田綺世は2026年もフェイエノールトに所属している?
A4:所属していない。2026年8月31日にフェイエノールトからフランスのLOSCリールへ移籍したことがクラブから発表されている。
Q5:2026年にローマ対フェイエノールトの試合は開催される?
A5:2026年11月2日時点では、直接対決の開催日は発表されていない。両クラブは2026-27シーズンのチャンピオンズリーグに参加しており、今後の決勝トーナメントの組み合わせ次第では対戦する可能性がある。
Q6:2023-24年の第2戦のハイライトはどこで見られる?
A6:WOWOWサッカー公式YouTubeチャンネルで公開された1分ハイライトがある。「ローマ vs フェイエノールト 2024 WOWOW 1分ハイライト」で検索すると見つけやすい。
Q7:フェイエノールト対ローマの2026年チケット価格はいくら?
A7:2026年11月2日時点で、両クラブの直接対決に関する公式販売価格は発表されていない。試合日程が決まった後、フェイエノールトまたはASローマの公式チケットショップで確認する必要がある。
まとめ:ローマ対フェイエノールトは歴史的にローマ優勢、次回対戦にも注目
ローマ対フェイエノールトは、単なる欧州大会の対戦カードではない。2015年のヨーロッパリーグ、2022年のカンファレンスリーグ決勝、2023年のヨーロッパリーグ準々決勝、そして2024年の決勝トーナメント・プレーオフと、両チームは重要な局面で何度も顔を合わせてきた。
通算7試合ではローマが3勝、フェイエノールトが1勝、引き分けが3試合。総得点でもローマが10対6で上回っている。特に2024年の第2戦は、上田綺世の途中出場やスヴィラルのPKストップなど、日本のファンにとっても印象深い一戦だった。
2026年の最新情報で忘れてはいけないのが、上田綺世のリール移籍だ。また、両クラブは現在チャンピオンズリーグに参戦しており、次の直接対決は今後の大会日程と組み合わせに左右される。
【プロの結論】
歴代対戦成績だけで勝敗を予想するなら、ローマを優位に評価するのが自然だ。しかし、フェイエノールトも過去にローマを破っており、決して一方的なカードではない。
次回の対戦を予想する際は、過去の勝敗だけでなく、直近の得点力、守備の安定性、先発メンバー、ホーム・アウェーの違いを合わせて判断したい。
そして観戦を予定している人は、試合日程と公式チケット販売情報を優先して確認すること。歴史に残る接戦を繰り広げてきた両クラブだけに、再び欧州の舞台で激突する日が訪れるかどうかにも注目したい。