大阪土産の定番として知られる「りくろーおじさんの店」の焼きたてチーズケーキ。ふんわりとしたスフレ生地、底に敷かれたレーズン、表面に押された特徴的なおじさんの焼印を見て、「ほかのお店のチーズケーキに似ている」「アミーゴやてつおじさんの店と何が違うの?」と疑問を持った人もいるのと考えられます。
実際、りくろーおじさん、Japanese Cheese Cake アミーゴ、てつおじさんの店、ワンダおばさんのチーズケーキには、商品ジャンルや見た目に共通する部分があります。しかし、ブランドの誕生時期や商品開発の背景を比べると、単純に盗作や模倣と判断できる話ではありません。特に重要なのは、りくろーおじさんの焼きたてチーズケーキとブランドの焼印が1984年に誕生しているという公式沿革です。
【疑惑の発端】りくろーおじさんのパクリ騒動はいつから始まった?

りくろーおじさんのパクリ疑惑が広く話題になったきっかけの一つが、Japanese Cheese Cake アミーゴの東京築地店の出店です。
アミーゴ自体は2021年4月29日に三重県津市で1号店をオープンしたブランドです。その後、2023年12月に東京築地店がオープンすると、りくろーおじさんのチーズケーキと似ているという声がネット上で目立つようになりました。
比較されたのは、単にチーズケーキという商品ジャンルだけではありません。
- 丸く焼き上げたスフレタイプのチーズケーキ
- 表面に押されたおじさんをモチーフにした焼印
- ケーキの底に配置されたレーズン
- デンマーク産クリームチーズの使用
- 焼き上がった商品を店頭で販売するスタイル
- 焼き上がりを知らせるベルを使った演出
複数の特徴が重なっていたため、両ブランドを知る人ほど類似性を感じやすかったと考えられます。
2024年2月、デイリー新潮が運営会社を取材2024年2月26日、デイリー新潮は、りくろーおじさんとアミーゴの類似性について報じました。
記事では、アミーゴを運営する株式会社コイサンズへの取材も行われています。特に注目したいのは、両社の事業上の関係についての説明です。
「のれん分けをしたり、レシピの提供を受けたりしたわけではない」
これはデイリー新潮が伝えたコイサンズ側の説明です。同社は、りくろーおじさんとの直接的なブランド継承やレシピ提供の関係を否定しています。
また、店舗スタッフがお客さんから類似性について質問されたことも把握していたと報じられています。広報担当者は、世の中にはさまざまなチーズケーキがあるとして、アミーゴの商品も味わってほしいという趣旨の回答をしています。
2024年3月、実食比較で味の違いも明らかに2024年3月19日には、キャリコネニュースに掲載された記者の実食レポートがライブドアニュースでも紹介されました。
記事では、りくろーおじさんとアミーゴのチーズケーキを実際に食べ比べています。
その結果、筆者は、りくろーおじさんにはチーズの風味を強く感じ、アミーゴにはクリーム感が強いという違いを指摘しました。アミーゴも十分おいしいと評価しながら、味の方向性は異なるとしています。
つまり、外観や販売方法に似た部分がある一方、食べたときの印象まで完全に同じというわけではありません。
【誕生順を徹底検証】りくろーおじさん・てつおじさん・アミーゴの関係
パクリ疑惑を検証するうえで、まず整理したいのが各ブランドの誕生時期です。先に登場したブランドと後から登場したブランドを区別すると、ネット上で混同されやすい情報も整理できます。
りくろーおじさんは1984年に焼きたてチーズケーキを発売リクロー株式会社の公式沿革によると、同社は1956年に菓子卸業として創業しました。
創業者は西村陸郎氏。1984年6月、北加賀屋店のオープンと同時に焼きたてチーズケーキを発売し、商品の焼印として「りくろーマーク」が誕生しました。
その後、1989年に難波へ出店。店名を「りくろーおじさんの店」に統一していきます。
公式会社概要では、西村氏の似顔絵をもとにしたマークがブランドの象徴として紹介されています。単なる一般的なおじさんのイラストではなく、創業者と商品を結び付けるブランドのシンボルです。
てつおじさんは1990年に商品を開発、1991年に誕生てつおじさんの店の公式沿革では、1984年に洋菓子店「HANA JAM」を開店したことが紹介されています。
その後、1990年に名物チーズケーキを開発し、「てつおじさんのチーズケーキ」と命名。1991年には福岡市の天神親不孝通りにあったハナジャム公園通り店から誕生しました。
1995年までには北海道から宮崎まで全国45店舗に展開するほどのブームになったと、公式サイトは説明しています。
その後、店舗数の縮小や運営体制の変化を経験しましたが、現在も福岡を拠点に販売を続けています。
アミーゴは2021年に三重県津市でスタートアミーゴは株式会社コイサンズが運営するスフレチーズケーキ専門店です。
公式サイトによると、2021年4月29日に三重県津市で1号店がオープンしました。2023年12月の東京築地店はブランドの誕生ではなく、県外進出の節目に当たります。
2026年には鈴鹿店の出店も告知され、三重県を中心に東京、横浜、北海道などへ展開しています。
このように、3ブランドにはそれぞれ独立した誕生の経緯があります。少なくとも公開されている沿革からは、りくろーおじさんがてつおじさんやアミーゴからブランドや商品を引き継いだという説明は見当たりません。
【4ブランド徹底比較】アミーゴ・てつおじさん・ワンダおばさんは何が違う?
見た目が似ているといわれる4ブランドですが、原材料、レーズンの有無、味わい、販売地域には違いがあります。
| 比較項目 | りくろーおじさん | アミーゴ | てつおじさん | ワンダおばさん |
|---|---|---|---|---|
| 発祥・発売時期 | 大阪・1984年 | 三重・2021年 | 福岡・1990~1991年 | 沖縄発祥。詳細な創業年は非公表 |
| 運営会社 | リクロー株式会社 | 株式会社コイサンズ | 有限会社バランス | 株式会社ジェイシーシー |
| 商品タイプ | スフレチーズケーキ | スフレチーズケーキ | チーズケーキ | スフレチーズケーキ |
| クリームチーズ | デンマーク産 | デンマーク産 | 厳選したチーズ。店舗案内ではオーストラリア産を紹介 | 商品表示による |
| レーズン | あり | あり | なし | 商品による個別確認が必要 |
| 焼印 | 創業者をモチーフにしたマーク | アミーゴのロゴ | ブランドの人物モチーフ | ワンダおばさんのロゴ |
| 主な販売地域 | 大阪・関西 | 三重・東京・横浜・北海道など | 福岡を中心に全国通販・催事 | 沖縄のスーパー・取扱店など |
| 価格の参考 | 1,095円 | 現行価格は公式サイト非掲載。2024年報道では1,080円 | 店頭約960円(2026年4月時点の参考値) | 756円(通販掲載価格) |
※価格は税込みの参考値です。各商品の販売時期、販売場所、送料、価格改定によって変動します。アミーゴとてつおじさんの価格は、現在の公式価格として確認できるものではありません。
アミーゴとりくろーおじさんの比較4ブランドの中でも、特に比較されることが多いのがアミーゴです。
両者には、デンマーク産クリームチーズ、北海道産牛乳、底面のレーズン、18cmの6号サイズという共通点があります。
アミーゴの公式商品説明によると、レーズンは自家製シロップに漬けたもので、ケーキの底に円周状に配置されています。商品をきれいな形に保つ役割もあると説明されています。
一方、りくろーおじさんもデンマークから直輸入したクリームチーズを使用し、自家製シロップ漬けのレーズンを底に配置しています。
ただし、両社の公式説明から同じチーズ製品や同一レシピを使っていると判断することはできません。原材料の産地が一致することと、製造工程や配合が同じであることは別の問題です。
てつおじさんの店との比較てつおじさんの店は、りくろーおじさんと同じく人物をブランドの象徴にしたチーズケーキを販売しています。
しかし、商品設計には違いがあります。
公式サイトによると、てつおじさんのチーズケーキは、厳選したクリームチーズ、九州産の新鮮な卵、余計な添加物を加えない製法を特徴としています。
また、りくろーおじさんと異なり、看板商品の底にレーズンを使用していません。
味わいは濃厚でクリーミー、甘さ控えめの素朴な仕上がりを重視しています。レーズンのアクセントが苦手な人にとっては、比較対象として面白いブランドです。
ワンダおばさんのチーズケーキとの比較ワンダおばさんのチーズケーキは、沖縄で親しまれているスフレタイプの商品です。
製造元は株式会社ジェイシーシー。公式サイトでは、創業当時のレシピを復活させ、当時の味を焼きたてで提供したいという商品開発の思いが紹介されています。
特徴は、おばさんのイラストを使った焼印と、ふわっと口の中でとろけるような食感です。
2025年に公開されたチーズケーキ専門ブログの実食レポートでは、りくろーおじさんのような強いぷるぷる感よりも、しっとりしたチーズ蒸しケーキに近い食感と評価されました。
また、沖縄県内のスーパーやドン・キホーテ、取扱飲食店などで販売されており、関西のりくろーおじさんとは異なる地域密着型の商品として定着しています。
【焼印とレーズンの謎】なぜこんなに似ているのか?
焼印が似ているのは人物をブランドの象徴にしているため4ブランドを並べたとき、最初に目を引くのが表面の焼印です。
おじさんやおばさんをモチーフにしたイラストが、焼き上がったチーズケーキの中央に押されています。
ただし、各ブランドの人物は同一人物ではありません。
りくろーおじさんのマークは、創業者の西村陸郎氏をモデルにしたものです。1984年の商品発売とともに誕生した、長い歴史を持つブランドマークです。
対して、アミーゴやてつおじさん、ワンダおばさんは、それぞれのブランド名に結び付いた独自のキャラクターを使用しています。
焼印を使えば、ケーキを箱から取り出したときにもブランドを認識できます。商品そのものを広告媒体として活用できる点も、焼印を採用するメリットです。
つまり、人物の焼印という表現方法が共通していても、個々のイラストの権利や制作経緯まで同じとは限りません。
スフレチーズケーキという共通ジャンルもう一つの共通点が、ふんわりとしたスフレタイプの生地です。
スフレチーズケーキは、卵などを使った生地をふっくら焼き上げる洋菓子の一種です。軽い食感を特徴とするため、商品として似た外観になりやすい側面があります。
丸いホール型で焼き上げ、表面にロゴを押すという組み合わせも、スフレチーズケーキの販売方法として採用しやすいものです。
加えて、店舗内のオーブンで少量ずつ焼き、焼きたてを提供する方式を採用すれば、焼き上がりの実演や販売演出も似たものになります。
こうした共通点が重なることで、ブランド同士の印象が近づいていると考えられます。
レーズンが共通している理由レーズンも、りくろーおじさんとアミーゴを比較するときに注目される部分です。
りくろーおじさんの公式サイトでは、レーズンについてチーズケーキの味を引き立てるアクセントと説明しています。甘酸っぱい味わいが、まろやかなチーズ生地に変化を加えます。
アミーゴも自家製シロップ漬けのレーズンを採用しており、味のアクセントだけでなく、ケーキの形を保つ役割にも触れています。
レーズン入りのスフレチーズケーキ自体は、特定ブランドだけにしか成立しない商品構造ではありません。
したがって、レーズンが入っているという一点だけで盗作と判断するのは難しいでしょう。
【盗作・著作権問題を検証】似ているだけでパクリになる?
ここは、今回の疑惑を判断するうえで特に重要な部分です。
日常会話で使われる「パクリ」と、法律上の著作権侵害や不正競争行為は同じ意味ではありません。
料理のレシピや製法は著作権で守られるのか文化庁の著作権に関する解説では、著作権法上の著作物は、思想や感情を創作的に表現したものとされています。
そのため、単なるアイデアや着想は、原則として著作権の保護対象になりません。
料理についても、一般的にレシピや調理方法そのものはアイデアや技術に当たるため、著作物性が認められにくいとされています。
一方、レシピ本の文章や写真、独創的なイラスト、広告デザインなどは、創作性があれば著作権で保護される可能性があります。
つまり、スフレチーズケーキの作り方やレーズンを入れる方法が似ているという理由だけで、著作権侵害が成立するわけではありません。
不正競争防止法では何が問題になる?もう一つ関係するのが、不正競争防止法です。
経済産業省と特許庁の説明では、他社の商品と実質的に同一の形態を模倣した商品を販売する行為や、著名な商品表示を不正に使用する行為などが規制対象として整理されています。
ただし、商品形態の模倣については重要な条件があります。
- 他社の商品形態に依拠していること
- 実質的に同一といえるほど形態が近いこと
- 一般的な商品形態や機能上避けられない形ではないこと
- 原則として国内で最初に販売されてから3年以内の商品形態であること
特許庁のQ&Aでも、同じ種類の商品が通常持つ形態や、機能・効用のために避けられない形態は、商品形態の模倣には当たらない場合があると説明されています。
また、ブランド名やロゴについては、商標権や周知・著名な商品表示の保護など、別の法律上の観点から検討する必要があります。
今回のケースで盗作と断定できるのか現時点で確認できる情報を整理すると、次のようになります。
- りくろーおじさんのチーズケーキは1984年に発売された。
- アミーゴは2021年に三重県津市で誕生した。
- 両ブランドには原材料や商品構造、焼印など複数の共通点がある。
- コイサンズ側は、のれん分けやレシピ提供を受けた関係ではないと説明している。
- 公開情報上、今回の類似性について盗作を認定した裁判結果は確認できない。
したがって、消費者が見た目の類似性を指摘することと、法律上の盗作・権利侵害が成立することは分けて考える必要があります。
一方、運営会社が関係を否定したからといって、あらゆる模倣の可能性が法律上否定されたわけでもありません。実際の判断には、商品形態、ブランド表示、開発経緯、権利関係などの個別検証が必要です。
【2026年最新情報】価格・口コミ・正規店舗での購入方法
りくろーおじさんの2026年最新価格りくろーおじさんの公式商品ページでは、看板商品の焼きたてチーズケーキは6号サイズで税込1,095円です。
2026年6月1日には価格改定が実施され、従来の1,065円から30円値上がりしました。公式発表で理由として挙げられたのは、原材料、包装資材、諸経費の高騰です。
それでも直径18cmのホールケーキを1,000円台前半で購入できる価格設定は、手土産として選びやすいポイントです。
アミーゴの評判と口コミアミーゴの公式サイトでは、デンマーク産クリームチーズ、北海道産牛乳、自家製シロップ漬けレーズンを使用した商品として紹介されています。
2024年の実食レポートでは、りくろーおじさんよりもクリーム感が強いという感想が紹介されました。味については好意的な評価もあり、見た目が似ていることと、食べたときの印象は必ずしも一致しないことが分かります。
ただし、個別の実食レポートは購入者全体の評価を示す統計ではありません。口コミを見る場合は、味、焼きたての状態、冷蔵後の食感、購入店舗などを分けて比較するのがおすすめです。
てつおじさんの店は2026年も福岡で営業てつおじさんの店は、福岡の次郎丸本店やウエストコート姪浜店を中心に販売を続けています。
2026年3月にはイオン乙金店が閉店しましたが、公式サイトでは店舗販売のほか、楽天市場のオンラインショップ、福岡市のふるさと納税返礼品、期間限定の催事販売が案内されています。
店頭価格は2026年4月時点で約960円という情報がありますが、公式サイトに価格の常時掲載はないため、購入前の確認が確実です。
ワンダおばさんは沖縄のスーパーなどで購入可能ワンダおばさんのチーズケーキは、沖縄県内のサンエー、タウンプラザかねひで、リウボウストア、ドン・キホーテなどで販売されています。
公式サイトには、沖縄県内の取扱店や購入できる飲食店が掲載されています。
通販では沖縄六角堂のオンラインショップに税込756円の商品掲載があります。スーパーでの店頭価格とは異なる場合があるため、購入場所ごとに確認してください。
りくろーおじさんの正規店舗・販売店に注意りくろーおじさんの商品を購入するときは、販売元の確認も欠かせません。
リクロー株式会社の公式案内では、ネット購入の正規販売先として公式オンラインショップとLINEギフトを案内しています。
また、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの公式店舗は、それぞれ2024年に営業を終了したと告知されています。現在、公式販売店以外で販売されている商品は転売品として扱われ、品質や保存状態の保証ができないと注意喚起されています。
2026年の店舗情報は公式店舗一覧で確認できます。新しい店舗の出店や既存店舗の閉店もあるため、古い口コミや地図情報だけで判断しないことが大切です。
【プロの結論】4ブランドはどんな人におすすめ?
今回比較した4ブランドは、いずれもふんわりとしたチーズケーキを楽しめますが、味や購入環境には違いがあります。
りくろーおじさんがおすすめの人大阪土産としての知名度、焼きたてのライブ感、レーズンのアクセントを重視する人に向いています。
創業から40年以上にわたって看板商品を磨いてきたブランドであり、店頭で焼き上がる様子を楽しめることも魅力です。
アミーゴがおすすめの人クリーム感のあるふんわりしたチーズケーキを試したい人や、りくろーおじさんとの食べ比べを楽しみたい人に向いています。
三重県以外にも店舗が広がっているため、関東や北海道でも購入機会があります。
てつおじさんがおすすめの人レーズンなしのチーズケーキが好きな人、クリームチーズのコクや素朴な味わいを重視する人におすすめです。
福岡の歴史あるブランドであり、店頭の焼きたてだけでなく通販で購入できる点も魅力です。
ワンダおばさんがおすすめの人しっとりしたスフレ系の食感が好きな人や、沖縄ならではのスイーツを楽しみたい人に向いています。
地域のスーパーなどで購入できるため、旅行中のお土産や自宅用のおやつとしても選びやすい商品です。
【よくある質問】りくろーおじさんのパクリ疑惑に関するFAQ
Q1:りくろーおじさんはアミーゴのパクリなのですか?
A1:時系列上、りくろーおじさんのチーズケーキと焼印は1984年に誕生しており、アミーゴの1号店は2021年にオープンしています。りくろーおじさんがアミーゴを模倣したという見方は、誕生時期と整合しません。一方、アミーゴについても運営会社は、りくろーおじさんからのれん分けやレシピ提供を受けた関係ではないと説明しています。
Q2:アミーゴとりくろーおじさんは同じ会社ですか?
A2:違います。りくろーおじさんはリクロー株式会社、アミーゴは株式会社コイサンズが運営しています。公開されている会社情報では、別々の事業者です。
Q3:てつおじさんの店はりくろーおじさんより古いですか?
A3:いいえ。りくろーおじさんの焼きたてチーズケーキは1984年発売、てつおじさんのチーズケーキは1990年に開発され、1991年に誕生しています。
Q4:レーズンが入っているのは、りくろーおじさんだけですか?
A4:いいえ。アミーゴにも自家製シロップ漬けのレーズンが入っています。一方、てつおじさんの看板商品はレーズンなしです。ワンダおばさんの商品については、購入する商品ごとの原材料表示を確認してください。
Q5:焼印が似ていると著作権侵害になりますか?
A5:必ずしもそうではありません。イラストの具体的な表現、商標権、商品表示の混同、不正競争防止法など、複数の観点から判断する必要があります。人物の焼印を使用しているという共通点だけでは侵害の成立は判断できません。
Q6:2026年現在、りくろーおじさんのチーズケーキはいくらですか?
A6:公式商品ページでは、6号サイズが税込1,095円です。2026年6月1日の価格改定によって1,065円から30円値上がりしました。
Q7:りくろーおじさんの公式通販はどこですか?
A7:リクロー株式会社の公式オンラインショップとLINEギフトが案内されています。公式以外の販売サイトには転売品が含まれる場合があるため、販売元を確認してください。
まとめ:りくろーおじさんのパクリ疑惑は事実と印象を分けて考える
りくろーおじさんのパクリ疑惑は、アミーゴとの外観や販売スタイルの類似性をきっかけに注目されました。
しかし、各ブランドの誕生時期を比較すると、りくろーおじさんは1984年、てつおじさんは1990~1991年、アミーゴは2021年という歴史があります。
また、アミーゴの運営会社コイサンズは、りくろーおじさんからのれん分けやレシピ提供を受けた関係ではないと説明しています。
焼印、レーズン、スフレ生地という共通点は確かにありますが、使用する原材料の詳細、味わい、製造工程、ブランドの成り立ちには違いがあります。
加えて、似た商品を販売することと、法律上の盗作や権利侵害が成立することも別問題です。公開されている情報から、今回の類似性について盗作が法的に認定されたと判断できる根拠はありません。
大切なのは、見た目の印象だけでブランドの評価を決めないことです。歴史、運営会社、原材料、味、販売方法を比較すれば、それぞれのチーズケーキが持つ個性が見えてきます。
2026年も大阪のりくろーおじさん、三重発のアミーゴ、福岡のてつおじさん、沖縄のワンダおばさんは、それぞれ異なる地域や販売スタイルで親しまれています。パクリという一言で片付けるよりも、実際に食べ比べて違いを楽しむことが、4ブランドを理解する一番の近道です。
主な事実確認資料