楽天二子玉川の中心となるのは、楽天グループ株式会社が本社を置く楽天クリムゾンハウスです。
楽天市場や楽天トラベルなどのインターネットサービスを展開する楽天グループの中枢拠点であり、グループ各社のオフィス機能も集まっています。
楽天クリムゾンハウスの住所・電話番号楽天グループの公式会社地図に掲載されている所在地は、次のとおりです。
楽天クリムゾンハウス(本社)

住所
〒158-0094
東京都世田谷区玉川1-14-1
最寄り駅
東急田園都市線・東急大井町線「二子玉川駅」
駅からの所要時間
徒歩約4分
代表電話
050-5581-6910
情報提供:楽天グループ株式会社 公式会社地図・会社概要
住所を調べる際に注意したいのは、楽天クリムゾンハウスという名称が、一般的な商業施設の名称ではなく、企業の本社オフィスを指している点です。
そのため、楽天市場の買い物や楽天モバイルの契約に関する問い合わせで、直接本社を訪問する必要があるわけではありません。サービスの問い合わせ窓口と本社所在地は区別して考える必要があります。
楽天クリムゾンハウスはどのような建物なのか2015年6月22日に公表された楽天の移転資料によると、楽天クリムゾンハウスは地上30階・地下2階建てのオフィス・ホテル棟に設けられた大規模オフィスです。
移転当時の公表内容では、楽天が本社オフィスとして使用するのは地上2階から27階まで。加えて、隣接する楽天クリムゾンハウスアネックスの3階・4階も使用する計画でした。
本体の延床面積は約6万3,449平方メートル。移転時の想定入居人数は約1万人とされていました。
単なる本社機能だけでなく、社員の働く環境や生活面まで考慮した大型オフィスとして計画されたことが分かります。
【駅から徒歩4分】二子玉川ライズと楽天クリムゾンハウスの位置関係
楽天クリムゾンハウスの場所を理解するうえで重要なのが、二子玉川ライズとの関係です。
両者はまったく別のエリアにある施設ではありません。楽天クリムゾンハウスは、二子玉川ライズの再開発エリアにあるタワーオフィス棟を本社として利用しています。
2014年8月21日の楽天の本社移転発表でも、移転先は「二子玉川ライズ」内に建設されていた二子玉川ライズ・タワーオフィスと説明されていました。
二子玉川駅からのアクセス方法楽天グループの公式アクセス情報では、二子玉川駅から徒歩約4分です。
駅から向かう場合は、次の流れを目印にすると分かりやすくなります。
1. 東急田園都市線・大井町線の二子玉川駅で下車する。
2. 改札を出て東口側へ進む。
3. 二子玉川ライズのショッピングセンター方面へ向かう。
4. タワーオフィスのある方向へ進み、楽天クリムゾンハウスを目指す。
東急バスの公式案内では、駅東口から二子玉川ライズのタウンフロント、駅バスターミナルを経由し、P4駐車場付近から楽天クリムゾンハウスのバス乗り場へ向かう導線も紹介されています。
ただし、これは主にバス乗り場への案内です。オフィスへの訪問時は、建物の入口と訪問先の案内を確認してください。
二子玉川ライズの商業エリアとは別の機能を持つ二子玉川ライズには、ショッピングセンター、オフィス、ホテルなど複数の機能があります。
楽天クリムゾンハウスはそのうちのオフィス機能を担う施設です。
ここで混同されやすいのが、楽天グループの公式会社地図に掲載されている「二子玉川ライズ・オフィス」です。
こちらは別住所で、所在地は東京都世田谷区玉川2-21-1、13階です。
つまり、楽天グループには二子玉川エリアに複数のオフィス所在地が掲載されていますが、楽天グループ株式会社の本社住所は玉川1-14-1の楽天クリムゾンハウスです。
また、二子玉川ライズに隣接するショッピングエリアは一般の来訪者が利用できます。オフィス棟の業務エリアまで自由に入れるわけではありません。
【移転経緯を時系列で検証】楽天はなぜ二子玉川に本社を移したのか
楽天が二子玉川に本社を移した背景には、事業の拡大とグループ各社の集約という経営上の狙いがありました。
2014年に発表された本社移転計画2014年8月21日、楽天株式会社は本社を東京都品川区東品川から世田谷区玉川へ移転する方針を発表しました。
当時の公式発表では、主な理由として次の2点が挙げられています。
- 事業拡大に伴う従業員の増加への対応
- グループ企業を集約することによる業務効率化
当時の楽天は、EC事業だけでなく、金融、旅行、通信などへ事業領域を広げていました。事業の成長に伴って組織が大きくなるなか、各拠点に分散していた社員や部門の連携を強化する必要があったのです。
二子玉川への移転は、単に新しい建物に移るという話ではありませんでした。
異なる事業を展開する社員が同じ場所で働き、情報交換や意思決定を迅速化するためのオフィス戦略だったのです。
2015年の移転開始から現在まで移転に関する主な出来事を整理すると、次のようになります。
2014年8月21日:本社移転を正式発表
品川から二子玉川への移転計画を発表。グループ企業の集約と業務効率化が目的でした。
2015年6月22日:順次移転を開始
新本社の楽天クリムゾンハウスへの移転作業が始まりました。
2015年8月24日:登記上の本社移転
楽天の公式発表で、正式な本社移転日として記録されています。
2015年9月下旬:移転の概ね完了予定
当初のプレスリリースでは、この時期までに移転を概ね完了する見込みとされていました。
2026年11月:本社所在地として継続掲載
楽天グループの会社概要・会社地図では、楽天クリムゾンハウスが現在も本社として掲載されています。
この経緯から分かるのは、二子玉川への移転が一時的なオフィス利用ではなく、グループの成長を見据えた長期的な拠点整備だったということです。
【入居企業と本社機能】楽天モバイル・楽天インサイトも同じ住所?
楽天クリムゾンハウスを調べると、楽天グループ株式会社だけでなく、楽天モバイルや楽天インサイトの名称も見つかります。
それぞれの公式会社情報を照合すると、同じ住所が本社・東京本社として掲載されていることが分かります。
楽天二子玉川に関係する企業・施設一覧| 企業・施設 | 公式情報で確認できる関係 | 所在地・補足 |
|---|---|---|
| 楽天グループ株式会社 | グループ本社 | 玉川1-14-1 |
| 楽天モバイル株式会社 | 本社 | 玉川1-14-1 |
| 楽天インサイト株式会社 | 東京本社 | 玉川1-14-1 |
| 楽天クリムゾンハウスアネックス | 本社に隣接する関連オフィス | 玉川1-14-1 |
| 二子玉川ライズ・オフィス | 楽天グループの別オフィス所在地 | 玉川2-21-1・13階 |
楽天グループ株式会社は、1997年2月7日に設立された企業です。
楽天市場をはじめとするインターネットサービス、フィンテック、モバイルなど、複数の事業を展開しています。
2025年12月31日時点の公式会社概要では、従業員数は単体9,989人、連結29,419人と公表されています。
これはグループ全体の人員規模であり、全員が楽天クリムゾンハウスで勤務しているという意味ではありません。国内外に拠点を持つ企業グループの規模を示す数字です。
楽天モバイル株式会社:通信事業の本社楽天モバイル株式会社の公式会社概要にも、本社所在地として楽天クリムゾンハウスが掲載されています。
同社は2018年1月10日設立。楽天グループ株式会社が100%出資する企業です。
特に注目したいのは、2026年1月1日時点の従業員数です。
公式情報によると、正社員・契約社員を合わせて992人となっています。
通信事業の運営、ネットワーク関連の業務などを担う企業の本社が、グループ本社と同じ住所に置かれているわけです。
楽天インサイト株式会社:マーケティングリサーチの東京本社楽天インサイト株式会社は、マーケティングリサーチ事業を手掛ける楽天グループの企業です。
公式会社概要には、会社名、事業内容、所在地が掲載されています。
東京本社の住所は、楽天クリムゾンハウスと同じ東京都世田谷区玉川1丁目14番1号です。
インターネットリサーチを中心に、消費者の意識や行動に関するデータを扱う事業を展開しています。
楽天グループのEC・通信などの事業と、マーケティングリサーチが同じ拠点に集まっていることは、事業間の情報連携という観点でも興味深い点です。
なお、グループ各社の本社所在地や実際の勤務拠点は必ずしも一致しません。企業名に「楽天」が付いているからといって、すべての会社がクリムゾンハウスに本社を置いているわけではありません。
【社員食堂・社内施設の実態】楽天クリムゾンハウスの内部はどうなっている?
楽天クリムゾンハウスが注目される理由の一つが、社員向けの福利厚生施設です。
楽天グループの公式オフィス紹介では、一般的な企業の執務スペースにとどまらず、食事、運動、育児、健康管理などを支える設備が紹介されています。
1. 楽天クリムゾンハウスの社員食堂特に知られているのが、社員向けのカフェテリアです。
楽天の公式紹介によると、社員の健康維持と社内コミュニケーションの活性化を目的として、朝食・昼食・夕食を無料で提供しています。
食堂にはカフェも併設されており、従業員が仕事の合間に休憩できる場所として整備されています。
また、楽天グループの福利厚生ページでは、カフェテリアのあるオフィスで朝・昼・晩の食事を基本無料で提供していると説明されています。
食事面で特徴的なのは、多様な食文化への対応です。公式の施設紹介では、ハラルやインドベジなどのメニューにも触れられています。
ただし、ここで押さえておきたいのは、無料の社員食堂は一般客向けのレストランではないという点です。
二子玉川を訪れた人が、通常の飲食店と同じように入店して食事を購入できる施設ではありません。
2. 楽天クリムゾンストア社内には楽天クリムゾンストアというコンビニエンスストアも設置されています。
公式紹介では、日常的な商品に加えて、店内で焼く手作りパンも提供すると説明されています。
社員が外へ出なくても、仕事中に必要なものを購入しやすい環境が整えられている点が特徴です。
3. 楽天フィットネスクラブ&スパ健康面を支える施設として、フィットネスジムとスパも紹介されています。
運動設備だけでなく、マッサージや鍼灸などのリラクゼーションサービスも用意されています。
オフィス内で仕事と健康管理の両方をサポートするという設計思想が表れています。
4. 楽天ゴールデンキッズ子育て中の社員を支える社内託児所が「楽天ゴールデンキッズ」です。
公式紹介によると、英語教育や科学実験、屋外での遊びなどを取り入れた幼児向けプログラムを実施しています。
仕事と育児を両立するための環境づくりを、オフィスの設備面から支えていることが分かります。
5. そのほかの福利厚生施設楽天グループの公式福利厚生ページでは、次のような施設も紹介されています。
- ヘアサロン
- ネイルサロン
- フィットネスジム
- 鍼灸・マッサージ
- クリーニング
- 社内託児所
- カフェテリア
これらは従業員の生活を支える福利厚生の一環です。施設やサービスによって利用条件・料金は異なり、すべてが無料というわけではありません。
楽天がここまで社内環境を整備する理由注目したいのは、こうした設備が単なる豪華な福利厚生として導入されているわけではないことです。
2015年の移転発表で楽天は、従業員同士の緊密なコミュニケーションと迅速な意思決定を実現するため、オープンなオフィス環境を整備すると説明していました。
仕切りの少ないデスク、ビデオ会議システム、昇降式デスク、カフェテリアなどは、それぞれ異なる目的を持っています。
仕事の効率を高める設備と、社員の生活を支える設備を同じ建物に集約することで、働く環境そのものを企業活動の基盤にしようとする考え方です。
この点に、楽天クリムゾンハウスの特徴があります。
【2026年最新】楽天クリムゾンハウスは一般公開されている?見学できる?
楽天クリムゾンハウスについて、検索する人が特に気にするのが「一般の人でも中に入れるのか」という疑問です。
結論からいうと、一般向けの自由見学施設として公開されている建物ではありません。
楽天クリムゾンハウスの一般見学は可能?楽天グループの公式オフィス紹介では、エントランス、ラウンジ、来客用会議室、カフェテリア、託児所などが紹介されています。
ただし、これらは企業活動や従業員のために整備された施設です。
一般観光客向けの常設見学コースや、社員食堂の一般利用を案内する施設として紹介されているわけではありません。
そのため、建物の外観を見たり、周辺を散策したりすることはできても、オフィスフロアや社員食堂へ自由に入ることはできません。
採用面接、商談、業務上の訪問などで入館する場合は、訪問先の担当者から案内を受ける必要があります。
一般の人が利用できる場所もある一方で、楽天クリムゾンハウスには一般利用者にも関係する機能があります。
それが1階に設けられている空港連絡バス・高速バスの乗り場です。
東急バスの公式案内では、「二子玉川ライズ・楽天クリムゾンハウス」という名称で乗り場が案内されています。
羽田空港・成田空港方面のほか、軽井沢、草津温泉、御殿場、河口湖方面などへのバス路線が掲載されています。
加えて、バス待合室は5時30分から21時まで利用でき、充電スポットや多機能化粧室も設置されています。
ここで重要なのは、一般利用できるのはバス乗り場や待合室などの案内対象エリアであって、楽天のオフィス全体ではないということです。
同じ建物の名称がバス停にも使われているため、一般公開されている施設だと誤解される場合があります。
2026年現在の状況を整理2026年11月時点で、楽天グループ株式会社の公式会社概要には楽天クリムゾンハウスが本社として掲載されています。
楽天モバイル株式会社と楽天インサイト株式会社についても、各社の公式会社情報で同じ住所が確認できます。
一方、社員食堂やジムなどは福利厚生施設として紹介されており、一般利用施設としての案内はありません。
つまり、現在の楽天二子玉川は、企業の本社機能を維持しながら、従業員の働く環境を支えるオフィスとして位置づけられています。
【楽天二子玉川に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:楽天二子玉川の本社住所はどこですか?
楽天グループ株式会社の本社である楽天クリムゾンハウスの住所は、東京都世田谷区玉川1-14-1です。郵便番号は158-0094。東急田園都市線・大井町線の二子玉川駅から徒歩約4分です。
Q2:楽天クリムゾンハウスの社員食堂は一般人でも利用できますか?
一般向けの飲食店として営業している施設ではありません。社員向けのカフェテリアで、朝食・昼食・夕食を無料提供する施設として楽天の公式サイトで紹介されています。一般客が自由に利用できる食堂ではありません。
Q3:楽天クリムゾンハウスは見学できますか?
一般向けの常設見学施設ではなく、自由に入館して内部を見学することはできません。仕事上の訪問や採用面接などで入館する場合は、訪問先の担当者や案内窓口に確認してください。建物周辺や二子玉川ライズの一般利用エリアは散策できます。
【プロの結論】楽天二子玉川を訪れる前に知っておきたいこと
楽天二子玉川について調べる際、最も大切なのは、楽天クリムゾンハウスと二子玉川ライズの商業施設を区別することです。
楽天クリムゾンハウスは、楽天グループ株式会社の本社であり、楽天モバイルや楽天インサイトなどの企業機能も確認できるオフィス拠点です。
一方、二子玉川ライズのショッピングセンターや一般利用可能なバス待合室は、通常の来訪者も利用できる施設です。
目的によって訪れる場所を選ぶことが、無駄足を防ぐ一番の方法になります。
目的別の判断基準は次のとおりです。
- 楽天グループの本社所在地を確認したい人: 玉川1-14-1の楽天クリムゾンハウスを目指す。
- 楽天モバイルの本社を調べたい人: 同じ楽天クリムゾンハウスが公式所在地として掲載されている。
- 楽天インサイトの東京本社を探している人: 同じく玉川1-14-1を確認する。
- 楽天の社員食堂を利用したい人: 一般利用施設ではないため、通常の飲食店を探す。
- 二子玉川で買い物や食事を楽しみたい人: 二子玉川ライズのショッピングセンターを利用する。
- 空港や観光地へバスで移動したい人: 楽天クリムゾンハウス1階のバス乗り場を確認する。
2015年の本社移転から約11年。楽天クリムゾンハウスは、グループ企業の集約と働く環境の整備を目的に生まれたオフィスであり、2026年現在も楽天グループの本社として公式情報に掲載されています。
二子玉川の街を歩くときには、ショッピングやレジャーを楽しめる二子玉川ライズと、企業活動を支える楽天クリムゾンハウスという2つの機能が共存していることを知っておくと、街の成り立ちもより理解しやすくなります。
楽天二子玉川を訪れるなら、本社への業務訪問なのか、商業施設の利用なのか、バス乗り場の利用なのか。この3つを区別することが、2026年現在の現地情報を正しく理解するポイントです。