2026年11月の東京で注目したいのは、お台場・浅草・押上・水道橋の4エリアだ。それぞれ体験形式が異なり、昔ながらのお化け屋敷を楽しみたい人と、参加型のホラーイベントを求める人では選ぶべき施設が変わる。
1.台場怪奇学校|年間営業の本格派お化け屋敷は、東京で常設のお化け屋敷を探している人におすすめしたい代表的な施設だ。
舞台は廃校となった呪われた小学校。来場者は生徒として校内に入り、ライトの明かりを頼りに暗い校舎を進んでいく。ホラープランナーの「幽霊ゾンビ」が手掛ける独特の演出が特徴で、施設を運営するデックス東京ビーチの紹介によると、2023年10月時点で世界累計140万人以上が体験している。
料金は1人900円(税込)。大人・子ども共通料金で、平日は11時~20時、土日祝日は11時~21時まで営業する。最終受付は平日19時45分、土日祝日20時45分だ。
予約は受け付けていないが、アソビュー!で事前購入できる。ただし、事前購入しても入場確約や待ち時間短縮にはならない。店頭払いは現金のみとなっている。
所在地は東京都港区台場1-6-1、デックス東京ビーチのシーサイドモール4階。ゆりかもめのお台場海浜公園駅や、りんかい線の東京テレポート駅からアクセスできる。
年齢制限自体は設けられていないものの、自力歩行が必要で、未就学児だけの入場は不可。妊娠中の人、医療機器や補助器具を使用している人、過呼吸の経験がある人などにも利用制限がある。入場前に同意書の確認が必要だ。
なお、平日はメンテナンスのため受付を一時休止する場合がある。訪問前に公式営業スケジュールを確認しておきたい。
2.浅草怪宴夜行|夜の遊園地を舞台にした没入型ホラーは、通常のお化け屋敷とは異なる体験を求める人に向いている。
会場は日本最古の遊園地として知られる。閉園後の園内を舞台に、参加者は「怪宴札」を受け取り、園内に散らばる6つの印を集める。サイレンが鳴ると死霊役のキャストが徘徊し、参加者の魂札を狙うという仕組みだ。
体験内容は大きく3つ。死霊から逃げるエスケープ、6つの謎を解く探索ミッション、そしてキャストと盛り上がる怪宴フェスで構成されている。お化けに驚かされるだけでなく、参加者自身が物語の中に入る演出が特徴だ。
2026年10月4日から30日までの開催に続き、好評を受けて11月3日~30日の全14日間に追加開催される。公演時間は18時30分~21時で、1日1公演限定。公式チケット案内では、11月3日、5日、8日~11日、15日~18日、24日、26日、29日、30日が公演日として掲載されている。
前売り料金は大人4,800円、学生4,000円。当日券は大人5,300円、学生4,500円だ。通常入園券付きの前売りセットは大人5,800円、学生4,800円となっている。前売り券は参加日前日の23時59分まで購入可能だが、定員に達すると販売終了となる。
対象年齢は小学生以上。小学生は中学生以上の付き添いが必要で、未就学児は参加できない。暗闇、大音量、点滅する照明、突然の演出に加え、死霊役のキャストが追跡したり、衣服などに接触したりする演出もある。
アクセスは、つくばエクスプレス浅草駅から徒歩5分、東京メトロ銀座線・都営浅草線・東武スカイツリーラインの浅草駅から徒歩10分。夜間イベントのため、帰りの交通手段も考えておきたい。
3.事故物件不動産|怖さよりも不気味な物語を楽しむ展示は、東京ソラマチ5階のスペース634で開催されるホラー体験展示だ。
会期は2026年11月3日~22日。事故物件をテーマに、部屋に残された痕跡をたどりながら、そこで暮らしていた人物の人生を読み解く構成になっている。
特徴的なのは、突然大きな音を鳴らしたり、何かを飛び出させたりするジャンプスケアがないこと。恐怖を直接的に与えるというより、室内の雰囲気や残された物から不穏な物語を想像させるタイプの展示だ。
公式発表では、展示に登場する物件・人物・出来事はすべてフィクションとされている。制作は松竹お化け屋本舗、監修は松原タニシが担当する。
料金は平日2,200円、土日祝日2,500円。開催時間は11時~21時で、最終入場は20時30分。所要時間の目安は30分~60分以上と案内されている。
小学生以下は20歳以上の保護者同伴が必要で、保護者にもチケットが必要。中学生だけでの来場は可能だが、保護者同伴のない16歳未満は18時以降の入場・滞在ができない。
会場は東京都墨田区押上1-1-2の東京ソラマチ5階。とうきょうスカイツリー駅からすぐで、押上駅からもアクセスしやすい。
4.Re:ホラーにふれる展|映画の恐怖を作る美術の世界東京ドームシティのGallery AaMoでは、松竹お化け屋本舗が企画・制作するが開催されている。
会期は2026年9月19日~11月8日。ホラー映画の美術セットや制作技術に焦点を当てた体験型展示で、昭和50~60年代をイメージしたセットやフォトスポットを楽しめる。
料金は大人2,400円、高校生以下1,900円、3歳以下無料。営業時間は13時~21時で、最終入場は20時30分。展示物の撮影や接触が可能な点も特徴だ。
ただし、一般的なお化け屋敷のように暗闇を進んだり、キャストに追いかけられたりする施設ではない。恐怖演出そのものより、ホラー映画の世界観や美術制作に関心がある人におすすめしたい。
会場は東京都文京区後楽1-3-61。JR水道橋駅東口、都営地下鉄三田線水道橋駅A3出口、東京メトロ後楽園駅2番出口などからアクセスできる。
【東京のお化け屋敷ランキング】怖さ・料金・アクセスを徹底比較

東京のお化け屋敷を選ぶときは、単純な知名度や料金だけでなく、どのような恐怖を体験できるかを比較したい。
以下は2026年11月時点の開催状況と演出内容をもとにした、おすすめ順の比較だ。恐怖度は公式の数値評価ではなく、演出の特徴から整理した編集上の目安となる。
※浅草怪宴夜行の料金は前売り大人料金。学生料金や当日券、入園券付きセットは異なる。Re:ホラーにふれる展は高校生以下の料金を記載している。
怖さ重視ならどこがおすすめ?強い恐怖演出を求めるなら、第一候補は浅草怪宴夜行だ。キャストが参加者を追跡し、至近距離まで接近するため、受け身で見るだけのホラーとは違う緊張感がある。
一方、短時間で本格的なお化け屋敷を楽しみたいなら台場怪奇学校が有力。900円という料金も魅力で、東京で気軽に怖い体験をしたい人に適している。
心理的な怖さや不気味な世界観を重視するなら事故物件不動産、映画や美術が好きならRe:ホラーにふれる展が候補になる。
【失敗しない選び方】チケット予約・料金・年齢制限・所要時間の注意点
東京のお化け屋敷を訪れる際、見落としやすいのがチケットの種類と入場条件だ。特に期間限定イベントは、通常の遊園地入園券だけでは参加できないケースがある。
料金・費用はどれくらい必要?今回紹介した4施設の基本料金を見ると、最も安いのは台場怪奇学校の900円。期間限定イベントは2,000~5,000円程度が中心となっている。
ただし、浅草怪宴夜行のように通常入園券付きのセット販売があるイベントでは、単体チケットとセットチケットの違いを確認したい。飲食費や交通費を含めた予算も考えておくと安心だ。
チケット予約は必要?施設ごとの購入方法は次のとおり。
- 台場怪奇学校:事前予約は不可。店頭購入またはアソビュー!で事前チケットを購入できる。
- 浅草怪宴夜行:日時・公演日指定のチケット制。前売り販売があり、売り切れの場合は当日券が販売されない。
- 事故物件不動産:チケットぴあ、アソビュー!などで販売。当日券も用意されている。
- Re:ホラーにふれる展:ローソンチケットで販売。会期終了が近いため、販売・入場条件を確認したい。
特に浅草怪宴夜行は1日1公演限定で、開催日も限られている。希望日に参加できるかを先に調べ、チケットの残数を確認してから予定を組むのがよい。
所要時間はどれくらい?お化け屋敷の所要時間は、施設の規模や演出形式によって大きく変わる。
- 台場怪奇学校:公式サイトに標準所要時間の明記はない。口コミでは約5分程度とする体験談もある。
- 浅草怪宴夜行:18時30分~21時の夜間イベント。開場・開演時刻と終了予定時刻を確認しておきたい。
- 事故物件不動産:公式案内で30~60分以上が目安。
- Re:ホラーにふれる展:展示鑑賞型のため、写真撮影や展示の見方によって滞在時間が変わる。
短時間で楽しみたい人には台場怪奇学校、夜の予定を丸ごと使って参加したい人には浅草怪宴夜行が向いている。
年齢制限・利用条件で気をつけたいこと小さな子どもと一緒に出かける場合は、年齢制限だけでなく、保護者の同伴条件や演出内容も確認したい。
台場怪奇学校は年齢制限を設けていないが、未就学児だけでの利用はできず、自力歩行が必要。浅草怪宴夜行は小学生以上が対象で、小学生には中学生以上の付き添いが必要だ。
事故物件不動産は小学生以下に20歳以上の保護者同伴を求めており、保護者も有料チケットが必要になる。Re:ホラーにふれる展は3歳以下が無料で、高校生以下の料金設定がある。
また、暗闇や大音量が苦手な人、妊娠中の人、体調に不安がある人は、参加条件と注意事項を事前に確認してほしい。
【口コミ・評判を検証】東京の怖いお化け屋敷は何が評価されている?
お化け屋敷の口コミを見るときに注目したいのは、単純な星の数よりも、どのような恐怖演出が評価されているかという点だ。
台場怪奇学校の口コミは?アソビュー!に掲載された2025年10月の体験談では、警戒しながら進んでいたにもかかわらず、不意を突く演出に驚いたという感想が寄せられている。2026年8月の口コミにも、短い体験ながら恐怖を強く感じたという投稿がある。
一方、Yahoo!マップでは総合評価3.66、57件の評価が掲載されていた時点もある。こうした評価は更新されるため、訪問前に最新の投稿を確認するのがおすすめだ。
口コミから読み取れるのは、台場怪奇学校が長時間歩き続ける大型施設というより、限られた空間で恐怖を凝縮して体験するタイプだということ。長さよりも演出のタイミングや驚きを重視する人に合っている。
浅草怪宴夜行の評判は?2026年10月の参加者によるアソビュー!の口コミでは、死霊役のキャストに追いかけられる演出や、夜の遊園地を舞台にした没入感が好意的に評価されている。
10月30日付の投稿では、死霊が執拗に追いかけてくる演出が印象的だったという感想も見られた。謎解きやダンスを組み合わせた構成も特徴で、単純に怖がるだけではないエンターテインメント性が支持されている。
ただし、こうした感想は10月開催分の個人の体験談であり、11月公演の演出や満足度を保証するものではない。11月の公演は公式スケジュールを基準に確認したい。
「東京のお化け屋敷は全部同じ」という誤解実際には、東京のお化け屋敷は大きく分けて4つのタイプに分類できる。
- ウォークスルー型:暗い通路や建物を自分で歩いて進む。
- 追跡・参加型:キャストや仕掛けから逃げながらミッションを進める。
- 心理ホラー型:不気味な空間や物語から恐怖を感じる。
- ホラー展示型:映画美術やセット、特殊演出の世界観を体験する。
また、検索結果に表示されるイベントが必ずしも現在営業中とは限らない。例えば、2026年7月18日~9月27日に東京タワーで開催された「戦慄迷宮:迷 怪異覚醒 貞子特別調査」は、11月2日時点ですでに終了している。夏のイベント情報を見て訪問を計画しないよう注意したい。
【お化け屋敷東京】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月現在、東京で営業中のお化け屋敷はどこ?
A1:常設施設なら台場怪奇学校がおすすめ。期間限定イベントでは11月3日から浅草怪宴夜行と事故物件不動産が始まり、Re:ホラーにふれる展は11月8日まで開催される。
Q2:東京で一番怖いお化け屋敷はどこ?
A2:強い恐怖演出を求めるなら、死霊役のキャストが追跡する浅草怪宴夜行が有力候補。常設施設で本格的な恐怖を味わいたいなら台場怪奇学校がおすすめだ。怖さの感じ方には個人差がある。
Q3:東京のお化け屋敷で料金が安い施設は?
A3:今回紹介した施設では台場怪奇学校が1人900円(税込)で最も安い。期間限定イベントと比較しても利用しやすい価格帯だ。
Q4:東京のお化け屋敷は子どもでも入れる?
A4:施設によって異なる。台場怪奇学校は年齢制限がないものの未就学児だけの入場は不可。浅草怪宴夜行は小学生以上、事故物件不動産は小学生以下に保護者同伴が必要だ。
Q5:予約なしで入れるお化け屋敷はある?
A5:台場怪奇学校は予約を受け付けておらず、店頭でチケットを購入できる。事故物件不動産も当日券を販売する予定。ただし混雑時には待ち時間が発生する場合がある。
Q6:東京のお化け屋敷の所要時間はどのくらい?
A6:施設によって異なる。事故物件不動産は30~60分以上が公式目安。台場怪奇学校は短時間型で、浅草怪宴夜行は18時30分~21時のイベントとして予定されている。
Q7:東京のお化け屋敷はいつまで開催している?
A7:常設の台場怪奇学校は年間を通して営業している。期間限定イベントは、浅草怪宴夜行が11月30日、事故物件不動産が11月22日、Re:ホラーにふれる展が11月8日まで。開催日や休止日は公式情報を確認したい。
まとめ:東京のお化け屋敷は怖さの種類と開催期間で選ぶ
2026年の東京には、昔ながらの本格派お化け屋敷から、夜の遊園地を舞台にした没入型イベント、事故物件をテーマにした心理ホラー展示まで、幅広い選択肢がある。
常設施設を探すなら、年間営業の台場怪奇学校が第一候補。強烈な恐怖と非日常感を求めるなら浅草怪宴夜行、物語性や不気味な空間を楽しみたいなら事故物件不動産が向いている。
料金の安さだけで選ぶのではなく、演出の種類、所要時間、アクセス、年齢制限、チケットの販売状況まで比較することが満足度を高めるポイントだ。
特に2026年11月は、浅草怪宴夜行が11月3日から追加開催されるなど、期間限定イベントを楽しめるタイミング。開催終了日が近い展示もあるため、訪問日が決まったら主催者の公式発表とチケット情報を確認しておきたい。
本格的な恐怖を味わいたいなら台場、非日常の夜を体験したいなら浅草。自分に合った怖さを選ぶことが、東京のお化け屋敷を満喫する一番の近道だ。